中学受験も終盤です。第1志望に不合格だった家庭の向き合い方や入学までの心得について、中学受験に詳しい教育ジャーナリスト、おおたとしまささんに聞きました。 ――今年の中学受験も終盤を迎えています。 まずは、まだ受験が残っている方。最後まで精いっぱい力を出し切って頑張ってください。これまでの努力が実ることを心から祈っています。 第1志望が残念ながら不合格だった方。思い通りの結果が得られなければ、傷つくのは当然。でも人生において、傷つくことは失敗ではありません。失恋と同じで、悔しさ、ほろ苦さを味わうことは、これからの人生に決してマイナスにはならない。 本人より親の方が引きずって… この記事は有料記事です。残り1969文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
開成、吉祥女子…入試会場で聞いた「私立選ぶ理由」「かかった費用」
首都圏の中学受験シーズンは終盤を迎えている。中学受験者は近年増え続け、今年も受験率が高まる予想だ。東京都の新年度予算案には、世帯年収910万円未満の私立中学生の家庭へ、子ども1人あたり年10万円を助成する事業が盛り込まれている。塾代などもかかる中学受験。なぜ私立中を選ぶのか――。入試会場で尋ねた。(本間ほのみ 横川結香 野田枝里子 伊藤繭莉 西田有里) 中高6年間で自分探しを 今回の受験生が高校に入る年から明治大付属世田谷中高に変わる、日本学園(東京都世田谷区)。1日は、昨年の数倍の受験生が入試に挑んだ。 東京都杉並区の父親(46)は「仕事をしていると、大学名より中高や大学で何をしてきたかが大切と感じる。中高6年間で好きなスポーツも続け、いろんな経験をし、自分探しをしてほしい」と話す。小3から塾に通わせ、数百万円使った。難関進学校をめざしておらず、比較的緩やかな受験生活だったという。 世田谷区の母親(47)は… この記事は有料記事です。残り1742文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真】人から人へ運ぶつながり フィルム、電報、ざるそば40枚
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「非日常」の災害、体験しながら学ぼうよ 大阪・堺に生まれた新拠点
おでかけ関西 ちょっとウラ話 1995年の阪神・淡路大震災から28年がたった。3月には東日本大震災から12年になる。 次の災害はいつ、どこで起きるかわからない。「だから備えを」とよく言われるが、何をしたらいいのか――。最新設備で体験しながら学べる施設が、大阪府堺市美原(みはら)区にできた。 昨年4月にオープンした堺市総合防災センターだ。約1・9ヘクタールの広い敷地で、さまざまな災害体験ができる。すべて無料だ。 「こわい!」。目玉の一つである大型起震装置の上で、堺市南区の幼稚園から来た園児たちが声を上げた。堺で想定される震度7までの揺れを再現できる。「地震の時は、頭をしっかり守ってしゃがむんだよ」。スタッフが呼びかけると、みんな大きくうなずいた。 ■目標を大きく上回る来館者数… この記事は有料記事です。残り1389文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
馳浩知事、石川テレビの謝罪「受け入れられない」 プロレス映像で
石川県の馳浩知事が石川テレビ(フジテレビ系列)に対し、プロレスイベントに参加した際の映像提供を拒否した問題で、馳知事は4日、報道陣の取材に応じ、同社が3日に拒否の理由を問うた質問状を撤回し、謝罪したことについて、「全く受け入れることはできない」と述べた。 この問題は、石川テレビが制作し、昨年10月に公開されたドキュメンタリー映画「裸のムラ」で、自身や県職員が映った映像について、馳知事が「無断で使われた」と指摘したことに端を発する。 馳知事はこの日、そうした映像が「演出」として使われたことを挙げ、「演出が入ることについて、『使います』『どうぞ』というやりとりは必要だと思う」と指摘。「マスコミ、報道の皆さんと肖像権の取り扱いについては、一定の配慮が必要だ」と述べ、肖像権を持つ当事者に許可をとる必要性を挙げた。 一方、日々のニュースや新聞… この記事は有料記事です。残り247文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
死亡女性は頭部を骨折、室内荒らされる 福島・いわきの強盗殺人事件
福島県いわき市勿来町窪田町通1丁目で3日午後7時ごろ、無職小松ヤス子さん(85)が自宅1階の廊下で倒れていると、訪ねてきた長男(58)から119番通報があった。小松さんは死亡が確認され、県警は4日、現場の状況などから強盗殺人事件とみていわき南署に捜査本部を設置した。 小松さんは木造2階建て住宅で一人暮らし。捜査本部によると、うつぶせに倒れていたという。死因は重症頭部外傷で、頭を骨折し、出血もあった。死亡したのは3日とみられるという。家は1、2階とも室内が荒らされていた。長男は、電話で連絡がつかず心配になって訪ねたという。 全国で相次ぐ「ルフィ」を名… この記事は有料記事です。残り179文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
バラバラだった周知方法を統一へ 被告らの不在者投票、法務省が通知
有料記事 浪間新太 中川壮2023年2月4日 19時00分 昨年11月の愛媛県知事選で、松山刑務所(愛媛県東温市)が収容者3人に投票の意向を確認せず、不在者投票できなかった。公職選挙法によれば、禁錮以上の受刑者に選挙権はないが、判決が確定していない未決勾留の被告らは不在者投票できる。ただ、施設側に意向確認を義務付ける規定はなく、確認の方法や選挙の種類は施設ごとにバラバラだった。春に統一地方選が控える中、法務省は3日、全国統一の周知方法を各地の施設に通知した。 愛媛県知事選の投開票日は昨年11月20日。松山刑務所では同月17日、不在者投票を行った。同刑務所を管轄する高松矯正管区によると、当時、選挙権があった収容者は23人。うち4人が投票し、16人は投票の意向を示さず、残り3人は確認しなかったという。高松矯正管区はこの問題を公表した昨年12月、「意向確認は収容者の便宜を図るために行っており、確認漏れは選挙権の侵害ではない」と説明した。 法務省が所管し、全国で不在者投票を行える刑務所、拘置所、少年院などは161カ所あり、施設ごとの収容人数は数人~約1700人(2021年末現在)。19年7月の参院選では、全国の刑事施設や少年院、警察の留置施設で約1800人が投票した。矯正局の担当者は「収容者数の規模など各刑事施設の実情に合わせて、対応を自主的に決めてきた」と話す。 「選挙があります。選挙権がある人は不在者投票ができます。希望者は担当職員に申し出て下さい」 大阪拘置所(大阪市都島区)では、公示・告示日から投票日までの間に2日間、館内放送で呼びかけている。未決勾留の収容者は約700人(昨年12月23日)。担当者は「伝達ミスがないよう一斉に放送し、希望者に名乗り出てもらっている」という。 東京や福岡の拘置所も同様だ… この記事は有料記事です。残り816文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
殉教者描く90年前の映画、教会で上映 活動弁士の語り・生伴奏も
寺崎大2023年2月4日 19時30分 無声映画「殉教血史 日本二十六聖人」が4日、東京・麴町の聖イグナチオ教会で上映された。バチカンにある日本関連の歴史資料を研究する「バチカンと日本 100年プロジェクト」(主催・角川文化振興財団、共催・朝日新聞社)の関連イベント。活動弁士の澤登(さわと)翠(みどり)さんの語り、楽団カラード・モノトーンの生伴奏とともに、約300人が鑑賞した。 映画は豊臣秀吉時代の1597年、長崎市・西坂の丘で殉教したカトリック信者を描いている。片岡千恵蔵や山田五十鈴らが出演し、現在の貨幣価値で約6億円の私財が投じられた。約90年前の公開当時、全米200カ所、約15万人が鑑賞したと言われる。 ローマ教皇庁駐日大使のレオ・ボッカルディ大司教はあいさつで、制作方法について「現代と比べると大変つつましい。何よりもカメラが常に固定されていることが特徴だ」と解説。映画の意義を「舞台は壮大で、西洋の視聴者にとって当時あまり知られていなかった異文化を知ることができるものになっている」と強調した。 会場を訪れた東京都稲城市の加藤磨珠枝さん(56)は「ストーリーと時代劇の両方の観点で興味深い映画。聖書に出てくる話がベースになっている箇所が随所にあった」と話した。(寺崎大) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福島・いわきで85歳女性が死亡、強盗殺人か 住宅内で親族が発見
2023年2月4日 21時33分 3日午後7時ごろ、福島県いわき市勿来町窪田町通1丁目の民家で、この家に住む無職小松ヤス子さん(85)が1階の廊下に倒れているのを、訪ねてきた親族が発見し、119番通報した。小松さんは死亡が確認され、県警は、現場の状況などから強盗殺人事件とみて捜査本部を設置した。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
勝共連合の県本部代表に自民市議、本部は議員宅 旧統一教会友好団体
「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の友好団体「国際勝共連合」について、直近3年分の政治資金収支報告書をもとに朝日新聞が調べたところ、県本部の代表を自民党の地方議員が務めたり、県本部の所在地が議員宅になっていたりした例があることがわかった。教団側が、自民党の地方議員と結びついている一端が明らかになった。 国際勝共連合は教団創始者の文鮮明氏が提唱し、1968年に創設された政治団体だ。「共産主義からの解放」を掲げ、憲法改正や防衛力の強化を主張。「行き過ぎたLGBT人権運動に歯止めをかけ、正しい結婚観・家族観を追求する」ことなどを運動方針とする。教団の歴代の日本教会長のうち、4人は勝共連合の会長を兼ねており、各都道府県に本部を置く。 旧統一教会の友好団体「国際勝共連合」の都道府県本部の代表を自民党の地方議員が務めたり、本部の所在地が議員宅になっていたりーー。その理由を探るため、記者が議員たちを訪ねました。 自民党は所属国会議員と同様に都道府県連に対しても、4月の統一地方選で公認や推薦を出す候補者に教団や関係団体との関係遮断の徹底を求めている。 勝共連合の47都道府県本部… この記事は有料記事です。残り2634文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 旧統一教会問題 2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル