大阪府枚方市の市立中学校に通う女子生徒が校内でいじめを受け、市教育委員会がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定した問題で、市教委は20日、調査結果をまとめた報告書を公表した。市教委は複数のいじめがあったと認定。尾川正洋教育長は報告書公表前の17日、被害生徒に直接謝罪したという。 報告書によると、女子生徒は2020年6月ごろから、所属する運動部で同じ部の生徒らから日常的に無視されたり、ペアになってもらえなかったり、部のミーティングで責められるなどのいじめ行為を受けていたと認定した。女子生徒は心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断を受け、21年6月に転校した。 女子生徒の保護者は、20年8月に部の顧問に相談した。これに対し、顧問は女子生徒と話す中でいじめに関わった生徒と和解したと認識し、校長らと共有する記録に「いやがらせ」「謝罪済」と記載。保護者が担任に相談する21年3月まで、学校側は関係生徒への聞き取りをしていなかった。また校長はこの記録の存在自体を知らなかった。 こうした対応について、尾川… この記事は有料記事です。残り171文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警視庁、統一地方選挙の取締本部設置 警告が前回同時期比16件増
2023年3月20日 18時28分 統一地方選を前に、警視庁は20日、「統一地方選挙違反取締本部」(本部長・重松弘教刑事部長)を設置した。各警察署に取締本部を設置し、捜査員約2千人態勢で取り締まりに当たる。 捜査2課によると、19日現在、違反での検挙はなく、警告が37件(前回統一選の同時期比16件増)。警告はすべて、立候補予定者の名前が書かれた「のぼり旗」を掲げるなどの文書掲示違反だった。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
強制わいせつ容疑で逮捕・起訴の市議に辞職勧告決議 大阪狭山市議会
森嶋俊晴2023年3月20日 18時51分 大阪府大阪狭山市議会は20日、強制わいせつ容疑で逮捕・起訴された市議の井上健太郎被告(54)に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はない。 決議文は「議員には、裁判の決着とは別に、政治的、道義的な責任が厳しく求められている」と指摘し、自らの意思で辞職するよう求めている。山本尚生(ひさお)議長は取材に対し「議会に対する市民の信頼を失墜させることとなった。井上議員には決議を真摯(しんし)に受け止め、適切な判断をしてほしい」と話した。 井上被告は15日に起訴された。起訴状などによると、2020年9月と2021年8月、大阪府や福井県でキャンプイベントを主催。参加した当時10~11歳の小学生女児計5人に対し、体を触るなどわいせつな行為をしたとされる。大阪地検堺支部は認否を明らかにしていない。(森嶋俊晴) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Roki Sasaki set to be center of attention in WBC semifinal against Mexico
Miami – With Roki Sasaki’s 17 straight perfect innings a year ago in mind, Mexico manager Benji Gil said Sunday he is excited to see the Japanese youngster pitch in their World Baseball Classic semifinal, but suggested he would prefer it to be against someone else. Japan manager Hideki Kuriyama […]
道端ジェシカ容疑者、MDMA密輸容疑で現行犯逮捕 容疑を否認
2023年3月20日 15時47分 合成麻薬MDMAの密輸に関わったとして、警視庁が今月中旬にファッションモデルの道端ジェシカ容疑者(38)を麻薬特例法違反容疑で現行犯逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、今月中旬、国際貨物で国外から届けられた荷物の中にMDMAが隠されているのを成田空港の税関職員が発見。荷物を追跡したところ東京都内のホテル一室にたどり着いたため、警視庁の捜査員が踏み込み、その場にいた道端容疑者と知人の男を逮捕した。2人とも容疑を否認しているという。 所属事務所のホームページなどによると、道端容疑者は福井県出身。13歳からファッションモデルとして活動を始め、テレビ番組やCMなどにも出演している。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オウム後継「アレフ」に再発防止処分 一部拠点施設の使用を禁止
地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の後継団体「アレフ」について、公安審査委員会は20日、団体規制法に基づく再発防止処分の決定を官報に公示した。公示翌日の21日から処分の効力が発生し、6カ月間、一部拠点施設の使用や、金品などの贈与を受けることを禁じる。 公安調査庁によると、アレフは同法の観察処分の対象とされているが、資産や構成員の一部について必要な報告をしなかった。このため、同庁は危険性を把握することが困難として再発防止処分を請求。公安審が13日に初の処分を決めた。 アレフが同庁に報告した資産は2019年11月に12億8千万円あったが、22年11月には2千万円まで減少。「オウム真理教犯罪被害者支援機構」が起こした訴訟で、アレフに10億円超の支払いを命じる判決が20年11月に確定しており、この支払いから逃れるための「資産隠し」の可能性があると同庁はみている。 事件現場で黙禱 「憤りは収まらない」遺族 20日は、14人が死亡し6… この記事は有料記事です。残り192文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
弱まる自治会の力、小泉改革との関連も 「共助の仕組み再構築を」
自治会・町内会が岐路に立っています。加入率は下がり、担い手は不足。価値観や生活様式が多様化する中で、世代間のギャップも生まれています。 これからの自治会は、どうあるべきなのか。実情に詳しい地域活性化コンサルタントの水津陽子さんに聞きました。 ――自治会の加入率は下がる一方です。何が起きているのでしょうか。 各種調査で加入したくない理由を聞くと、「役につきたくない」が回答の上位にきます。 東京都内では会費は月数百円程度のところが多いですが、コロナ禍で活動が停滞する中、「入らなくても特に困らない」「嫌な役が回ってこなくて良い」などの理由で退会が増えています。 最近では高齢者の退会が深刻… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Trea Turner hits two home runs as U.S. beats Cuba to reach WBC final
Miami – Trea Turner smashed two home runs and the defending champion United States routed Cuba 14-2 on Sunday to reach the World Baseball Classic final. The Americans will play in the championship game on Tuesday. Turner and Paul Goldschmidt each drove in four runs as the Americans pounded out […]
石器も遺跡もデータで解析 「感性の学問」考古学に数学で新風
経験知や感性が重視されてきた考古学に数理モデルや統計解析で挑む「数理考古学」が再び脚光を浴びている。主観的要素を減らし、客観性をより高めることができ、比較や検証も容易だ。大量のデータ解析を得意とする手法から新しい知見も生まれている。 数理考古学は欧米で1960年代ごろ提唱された、考古学で得られたデータを数値化して解析に使う手法だ。例えば、石器を分類するのに、「割る」「磨く」などの技術が使われていれば「1」、いなければ「0」などと表してデータベースを作成。統計的な解析で石器の特徴を見つけたり、ほかの遺跡と比較したりできるようになる。 ケンブリッジ大のエンリコ・R・クレーマ准教授(数理考古学)と奈良文化財研究所の庄田慎矢室長(東アジア考古学)は、弥生時代のイネが日本でどう広がったかを数理考古学の手法で解析し、昨年論文を発表した。 日本全国の132の弥生時代の遺跡から出土したコメのデータベースを作成。放射性炭素年代を統計的に処理して比較できるようにし、遺跡間の距離などとともに数理モデルを構築して、伝播(でんぱ)速度を割り出した。その結果、大陸から紀元前1千年ごろに北九州に伝来したとされる稲作が、加速や減速を繰り返しながら、東北へ広まっていった様子が分かった。 クレーマさんは「日本は埋蔵文化財調査のデータがそろっている。地質や地形の情報、文化圏など、色々な条件と組み合わせて解析できる」という。 明治大学総合数理学部の若野友一郎専任教授(現象数理学)と名古屋大学博物館などのチームは2020年、人類の進化を理論的に説明する数理モデルを発表した。 旧石器時代、私たちの祖先で… この記事は有料記事です。残り1039文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
食べさせられ放題に魅せられて 南インドの流儀伝える料理ユニット
南インドで出会ったのは、食べ放題ではなく、「食べさせられ放題」だった。 2人組料理ユニット「マサラワーラー」(マサラは香辛料を混ぜたものの意味)の鹿島信治さん(45)は、茨城県古河市の実家から、軽乗用車に調理器具を積み込み、全国どこへでも出かける。 食通のパーティーや寺の広間を借りたイベントに呼ばれては、20~100人分ほどの南インド料理を作りまくる。東京・新宿にあるライブハウスのステージで作ったこともある。 中学時代は「プロレスラーになりたかった」。栃木県内にあるレスリングの名門高校に進み、インターハイや国体にも出場した。 次に夢中になったのは音楽だった。演奏の場を求めて東京に移り住み、インドの弦楽器シタールに魅せられてバンドを組んだ。 画家の武田尋善(ひろよし)… この記事は有料記事です。残り1021文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル