「ありがとう灘手小、さようなら灘手小」――。鳥取県倉吉市立灘手小学校(同市尾原)で19日、閉校式があり、149年の歴史に幕を下ろした。在校生や卒業生、近隣住民ら100人以上が涙と笑顔で校舎に別れを告げた。少子化による学校再編の一環で成徳小と統合するが、4月開校の新校名問題に「決着」がつかないままの閉校となった。 式会場の体育館に、在籍児童33人のうち欠席を除く31人と、広田一恭市長や歴代校長、保護者らが参列。長田美穂教頭が小椋博幸教育長に校旗を返還した。 長田教頭は児童に「皆さん一人ひとりが私たちの誇りです」。松井理恵子・PTA会長(37)は時折涙声になりながら、「みなさんにはたくさん『最後の』がつきましたね。頑張ってくれてありがとうございました」と児童らをねぎらい、「いつの日かまた灘手地区に小学校が出来ることを夢見ております」とあいさつした。 児童を代表して長柄香凜(な… この記事は有料記事です。残り843文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani willing to relieve if Japan reaches WBC final
Miami – Shohei Ohtani indicated Sunday he may pitch again in the World Baseball Classic if Japan reaches Tuesday’s final. Ohtani started Japan’s opener on March 9 and in Thursday’s quarterfinal win that earned the team a trip to Miami. Ohtani’s Los Angeles Angels manager, Phil Nevin, said recently he […]
天皇陛下、水と災害の特別会合でビデオ講演へ 3月20日~26日
天皇、皇后両陛下や皇族方の予定を毎週更新します。皇室の方々は様々な行事や式典、宮中祭祀(さいし)などで多忙な日々を送っています。紙面では掲載しきれない公務も紹介します。 宮内庁は3月20~26日の予定を発表した。天皇陛下は22日(現地時間21日)、米ニューヨークの国連本部で開かれる「第6回国連水と災害に関する特別会合」で、ビデオで基調講演をする(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります)。 天皇、皇后両陛下、愛子さま 3/22(水) 天皇陛下(「第6回国連水と災害に関する特別会合」でビデオによる基調講演) 3/24(金) 天皇陛下 皇居・御所(厚生労働大臣表彰の医療功労賞受賞者のあいさつ) 皇嗣家(秋篠宮ご一家) 3/21(火) 秋篠宮ご夫妻 皇霊殿・神殿【殿上】(春季皇霊祭の儀及び春季神殿祭の儀) 佳子さま 皇霊殿・神殿【庭上】(春季皇霊祭の儀及び春季神殿祭の儀) 3/24(金) 佳子さま 秋篠宮邸(令和4年度「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」ブラジル議員グループ被招へい者と面会) 常陸宮家 3/23(木) 華子さま 科学技術館(「第81回全日本学生児童発明くふう展」表彰式) 三笠宮家 3/21(火) 彬子さま、瑤子さま 皇霊殿・神殿(春季皇霊祭の儀・春季神殿祭の儀) 高円宮家 3/20(月) 久子さま 東京国立博物館(第53回世界児童画展表彰式) 3/21(火) 久子さま、承子さま 皇霊殿・神殿(春季皇霊祭の儀・春季神殿祭の儀) 3/22(水) 久子さま 高円宮邸(国際連合日本政府代表部在勤特命全権大使夫妻と面会) 3/23(木) 久子さま 高円宮邸(日本サッカー協会前専務理事と面会) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大震災の教訓、地図に現れた「心の模様」 大学生にアンケート10年
東日本大震災が社会に与えた影響をどう評価するかについて、大学生に継続的に行ったアンケートで、震災から10年ほど経つと、被災地の出身者とそうでない人の意識の差が目立たなくなったことが、宮城学院女子大の研究でわかった。被災地でも震災の記憶がない世代が増えていくことから、専門家は、経験の伝承が課題になるとしている。 大橋智樹教授(行動心理学)らのグループは、2013年から年1~2回、全国の18~25歳の大学生を対象にアンケートを実施。13年は対面で1992人、14年以降はインターネットで600人に聞いた。分析は日本心理学会で発表した。 大学生の出身地を、①岩手と宮城、福島の被災3県、②被災3県に隣接する東北や北関東、③その周辺の北海道・首都圏・中部、④近畿、⑤中国・四国、⑥九州・沖縄の6エリアに分け、被災地からの距離と意識の変化を調べた。 「大震災と同じような自然災害が、自分が生きている間に必ずまた起こると思う」「日本は、大震災で学んだ教訓を決して忘れてはならない」といった、大震災が社会や生活に与えた影響について、5段階で評価を聞き、「震災観」という指標にまとめた。 その結果、東日本大震災から2年足らずの13年には大震災が社会や人々の生活に与えた影響は大きいと答えた大学生が全国的に多かったが、14~15年になると、被災地から遠いエリアほど評価が下がる傾向があった。 一方、16年7月の調査では、被災地と九州・沖縄エリアで評価が高まった。4月に発生した熊本地震の影響とみられる。大阪府北部地震や西日本豪雨、北海道胆振東部地震があった翌年の19年には、徐々に下がっていた被災地でも再び高くなっていた。 震災観の変化とは 記事後半で「震災感」の変化を解説します。2013~23年の1年ごとの移り変わりが見えるGIF動画も。 ただ、災害が人々の意識に与… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「民主主義がじり貧」 河井買収事件の舞台で政治学者が鳴らす警鐘
有料記事 聞き手・戸田和敬2023年3月20日 8時00分 河井克行元法相と妻・案里氏の大規模買収事件は過去のものではない。舞台となった広島では、現金を受け取ったとされる地方議員の裁判が続くなか、統一地方選が迫る。 いま、事件が問いかけるものは何か。広島大大学院の森辺成一教授(日本政治史)は「国民の目に触れない形で議員が頻繁にカネのやり取りをしている問題が明らかになった」と指摘し、「政治家は普通の人がやる仕事ではないと思われてしまう」と話した。 そして「民主主義がじり貧」と警鐘を鳴らした。求められる対応を聞いた。 河井事件とは 2019年7月の参院選広島選挙区をめぐり、河井克行元法相が妻の案里氏を当選させようと、地元議員ら計100人に計約2900万円を渡した事件。河井元法相は懲役3年、案里氏はこのうち5人に計170万円を渡したとして懲役1年4カ月執行猶予5年が確定している。 ――河井事件の影響は。 国民の目に触れない形で国会議員と地方議員の間で頻繁にカネをやり取りしている問題が明らかになった。そこに、後ろめたさ、やましさがあまり感じられない。国民にとって、政治家という存在の異質性が浮き彫りになったと思う。 政治にお金がかかるのはやむ… この記事は有料記事です。残り1133文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
法隆寺金堂壁画は「仏教絵画の至宝」 明治以降の保存の取り組み
法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂で1949年1月26日、火災が起きた。中国・敦煌(とんこう)の莫高窟(ばっこうくつ)やインドのアジャンター石窟群の壁画と並び、「世界美術の至宝」とたたえられ、仏の世界や菩薩(ぼさつ)が描かれた12面の壁画は焼け、色を失った。 寺は2015年に保存活用委員会(委員長=有賀祥隆・東京芸大客員教授)を設け、壁画の調査研究を進めてきたが、焼損前から日本を代表する専門家らが保存に取り組んできた。一般公開へ向けて18日にまとめられた提言などから、金堂壁画をめぐる明治以降の活動を振り返る。 廃仏毀釈(きしゃく)の嵐が吹き荒れ、日本人の価値観が揺らいだ明治初期を経て、社寺の文化財を保存する必要性が唱えられるようになった。桜井香雲が1880(明治13)年に9号壁、84(明治17)年には12面を模写した。 岡倉天心、フェノロサらは8… この記事は有料記事です。残り1881文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
塾帰りの女児にわいせつ容疑、55歳男を逮捕 自転車で後をつけたか
2023年3月19日 13時26分 自宅マンションでエレベーター待ちをしていた女児を駐輪場に連れ込んで体を触ったとして、大阪府警は、大阪府松原市天美北5丁目の職業不詳、西馬良彦容疑者(55)をわいせつ略取や強制わいせつなどの疑いで逮捕し、19日に発表した。「おおむね合っているが、女の子を強制的に違う場所に連れて行ったわけではない」と容疑を一部否認しているという。 捜査1課によると、西馬容疑者は3月上旬の午後、府内のマンションに侵入。エレベーターを待っていた10代の小学生女児に背後から両腕をつかんで抱きつき、マンションの駐輪場に連れて行って体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがある。女児は塾帰りで、周辺の防犯カメラには容疑者とみられる人物が自転車で女児の後をつける様子が映っていたという。 帰宅した女児から話を聞いた親族が110番通報した。男は立ち去る際、女児に「誰にも言ったらあかんで」と告げていたという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ぬるま湯」の日本は恵まれている? 国内より海外に希望はあるか
日本の将来を不安視し、沈みゆく経済のリスクを避けようと、外国への移住を考える人が増えているようです。その一方で、「海外脱出」には、言葉や就業の壁も厳然として存在しています。「ぬるま湯と批判されても、日本は相対的に恵まれている」と考える社会学者の鈴木謙介さんに話を聞きました。 ――「海外脱出」に希望を感じる人が増えているようです。 「その選択肢を現実的に考えられる人たちはごく一部でしょう。加えて、『海外』という言葉自体、日本以外の社会をひとまとめにする言い方ですが、アジア、北米、欧州などで条件はまったく異なります」 ――日本の将来に不安を抱く若者が多いのでしょうか。 「そうだとしても、国内よりも海外に希望があるとは必ずしも言えません。韓国は海外志向なのに日本は遅れていると言う人もいますが、これは意識の問題ではない。韓国は内需が小さく、就職も競争が激しいので、海外に出ざるを得ないのです」 「それに比べて日本は国内市場が大きく、必ずしも海外に出る必要はありません。人口が減少していると言っても、世界的に見れば巨大な国内市場を持つ分野も多い。ぬるま湯だと批判する人もいますが、日本は相対的に恵まれていると思います」 ――グローバル化が進む今、若者が海外に活躍の場を見いだすのは悪いことでしょうか。 「海外に行くこと自体は否定… この記事は有料記事です。残り1405文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マッサージ店に強盗、女性店員2人切られる 男は逃走 東京・湯島
比嘉展玖2023年3月19日 13時51分 19日午前8時40分ごろ、東京都文京区湯島3丁目で「女性が血まみれで立っている」と通行人から110番通報があった。警視庁によると、刃物を持った男がマッサージ店に押し入り40~50代の女性店員2人に切りつけ、店員のバッグなどを奪い逃走した。2人は病院に搬送され、意識はあり命に別条はないという。同庁が強盗致傷事件として男の行方を追っている。 本富士署によると、開店準備中の店内で、男が女性店員2人に包丁のようなものを突きつけて「金を出せ」などと脅迫。女性店員の一人は首、もう一人は手首付近を切られたという。客はいなかった。男は20~30歳代くらいの小太りで身長約170センチ。薄茶色の髪で、オレンジ色のコートを着ていたという。 現場は東京メトロ千代田線湯島駅の真上で、繁華街に建つ雑居ビルの4階。(比嘉展玖) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長野市で住宅全焼、3人死亡 自宅に放火容疑で32歳次男を逮捕
2023年3月19日 15時00分 長野市風間で18日未明、木造2階建て住宅が全焼する火災があり、焼け跡から3人の遺体が見つかった。長野県警は同日夜、自宅に火をつけたとして、この家に住む障害者就労施設作業員の男(32)を現住建造物等放火の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 県警によると、全焼した住宅は中村均さん(69)方で、家族5人が暮らしていた。男は中村さんの次男で、18日午前1時ごろから午前3時10分ごろの間、自宅に火をつけ、木造2階建て住宅約345平方メートルを全焼させた疑いがある。 家族5人のうち、中村さんと妻由利子さん(60)、母幸子さん(94)の3人と連絡が取れていない。県警は、遺体がこの3人の可能性があるとみて身元を確認している。火災時には、同居する30代の長男も在宅していたが、無事だった。 火災現場はJR長野駅から東に約3キロ離れた住宅街。付近の住宅2棟にも延焼し、窓ガラスなどが焼けた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル