The Yokohama DeNA BayStars have signed former Los Angeles Dodgers pitcher Trevor Bauer, who was suspended by Major League Baseball in 2022 following allegations of sexual assault, the team announced Tuesday. The BayStars made an official announcement around 9 a.m. News of the signing had been reported by various media […]
子育ては母親だけじゃない 京都府、「親子健康手帳」に手帳名を変更
妊娠から出産、育児を記録する「母子健康手帳」について、京都府は4月から、名称を「親子健康手帳」とすることに決めた。自治体独自の名称の併記が公式に認められたことも後押しし、交付主体の市町村に提案する。内容も保護者の家事育児分担表や育児休業の予定表といった府独自の項目を盛り込んだ。背景には、育児を巡る社会環境や価値観の変化がある。 母子健康手帳は、母子保健法で、妊娠を届けた人に市区町村が渡すことになっており、妊娠中の経過や赤ちゃんの成長、健診や予防接種の記録などを1冊にまとめたもの。厚生労働省が指定する全国共通のページと自治体ごとに変更できるページがあり、約10年ごとに見直している。来年度がその刷新の年だ。 母子健康手帳の名称変更の議論は10年以上前からされてきた。特に近年は共働き世帯が増えたことや、子育ては母親だけのものではないという意識が高まり、「母子」の名称変更への要望も高まっていた。 しかし昨年、厚労省の検討会が議論した結果、母親と赤ちゃんの健康管理が基本であるなどの理由から、名称を変えないことになった。ただ、父親らも利用しやすいように自治体が独自に異なる名称を併記することは認めた。 京都府も刷新時期に合わせて昨年、学識者や子育て支援団体などでつくる検討会で協議。「親子健康手帳」の名前を採用することに決まった。府の担当者は「父親と母親、また社会全体で子育てをする視点を重視した」と言う。 専門家「名称変更は意識改革につながる」 同志社女子大の中山まき子特… この記事は有料記事です。残り531文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「中華の鉄人」で活躍、四川飯店グループ会長陳建一さんが死去
2023年3月14日 11時13分 四川飯店グループ会長で、テレビ番組「料理の鉄人」の中華の鉄人として知られる陳建一(ちん・けんいち、本名東建一〈あずま・けんいち〉)さんが11日、間質性肺炎のため死去した。67歳だった。葬儀は近親者で執り行った。後日、お別れの会を開く予定。 日本に四川料理を広めた陳建民氏の長男。1990年に父の後を継いで赤坂四川飯店社長に就任。90年代に人気を博した「料理の鉄人」では中華の鉄人として出演したほか、NHKの「きょうの料理」など、テレビや雑誌で活躍。朗らかな人柄で親しまれた。15年から四川飯店グループ会長。日本中国料理協会会長も務めた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京・千鳥ケ淵の「さくらまつり」4年ぶりに開催へ 24日から
2023年3月14日 11時30分 桜の名所として知られる東京・千鳥ケ淵などの春の催し「千代田のさくらまつり」について、東京都千代田区と区観光協会は24日~4月4日に開催することを決めた。毎回100万人以上が訪れるが、コロナ禍で3年連続で中止となっていて、4年ぶりの開催だ。 さくらまつりは例年3月下旬~4月上旬に行われ、千鳥ケ淵緑道から九段坂公園を会場に、国内外から多くの花見客らが訪れる。 千鳥ケ淵緑道では全長約700メートルの桜並木が午後6時ごろから午後10時までライトアップされる。お濠(ほり)の水上から桜を堪能できる千鳥ケ淵ボート場は、午後8時半まで夜間営業する。 今回、混雑緩和や感染防止のため千鳥ケ淵緑道と九段坂公園にAIカメラを設置。公式サイトで混雑状況をリアルタイムで配信し、花見客の分散化を図る。 また、さくらまつりに合わせ、区内を巡りながら謎を解く体験型イベント「リアル謎解きゲーム」(17日~4月16日)を初開催。イベントで使う謎解きキットは、観光協会内の観光案内所などで購入できるという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
原発核燃料の搬出、米国が「待った」 焦る関電幹部 米公文書に記録
青森県の下北半島にある六ケ所村には、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場がある。貯蔵プールには全国の原発で出た約3千トンが集まり、ほぼ満杯だ。 1997年の完成予定が30回近く延期されている工場を昨年11月、経済産業相の西村康稔が訪ねた。「完成に向けて総力を挙げて取り組むよう要請した」 岸田政権は昨夏、ロシアのウクライナ侵攻などによる電力価格の高騰を受けて「原発回帰」を鮮明にしたが、国内原発の貯蔵容量は約8割が埋まる。原発を再稼働させても使った核燃料の搬出先がなければ、じきに運転できなくなる。 米国の許可なければ、「原発は停止に」 2011年の東京電力福島第一原発事故後、原発を再稼働させた関西電力も、地元が求める使用済み核燃料の搬出先が見つからず、社長の森望自ら「最重要課題」と位置づける。 政府は戦後、使った核燃料を再処理して再び使う「核燃料サイクル」を掲げ、電力会社は再処理先の確保を求められた。再処理工場では核燃料をバラバラにして化学処理し、プルトニウムなどを取り出す。 原発から出る核燃料をどこへ持っていくか。政府と電力業界の「頭痛の種」は、実はおよそ半世紀前から変わっていない。 1978年5月12日、ワシントンの米国務省の一室。東京、関西、中部各電力の幹部らが、核不拡散担当大使のジェラード・スミスと向き合っていた。 異例となる米高官と電力幹部… この記事は有料記事です。残り957文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「余力なし」牛の飼料代高騰 原発事故後に再開した福島の農家たち
東京電力福島第一原発事故後、避難指示が解除された地でゼロからスタートした福島県内の牛を飼う農家たち。全国的に飼料・光熱費の高騰や子牛の落札価格の下落など苦境が続く中、原発事故の影響も抱えながら耐え忍んでいる。 阿武隈山地に位置する葛尾村の佐久間牧場では、牛乳を搾れる母牛120頭に子牛、種付け前の育成牛を合わせ約220頭の牛を飼っている。 原発事故前は130頭以上を飼っていた。だが原発事故で全村避難になり、牛舎から牛の姿は消えた。 村の一部で避難指示が解除された後、8頭の牛を北海道から買い付けることから牧場の再建が始まった。放射性物質の検査で生乳の安全性が確認されると、2019年1月、震災当日の朝以来7年10カ月ぶりに、生乳の出荷を再開した。 いま、牧場の1日の生乳の生産量は約3トン。だが、飼料、光熱費の高騰で経営は赤字だ。牧場の佐久間哲次さん(47)は「月の経費は1年前と比べ200万円は増えた。酪農で一番大きな経費は飼料代。それがこの1年で牧草は1・5倍。もともと原発事故を受けて復旧したから、二重苦、三重苦。余力がない」と訴える。 乳牛の飼料は、主に牧草と… この記事は有料記事です。残り1873文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大江健三郎さん死去 沖縄、広島からも悼む声 「信念に支えられた」
3日に88歳で亡くなった作家の大江健三郎さんは、反戦や護憲を訴え続けた。交流があった人たちから悼む声があがった。 大江さんは1970年に著した「沖縄ノート」で、沖縄戦で旧日本軍による集団自決命令があったと記述。元戦隊長らから名誉毀損(きそん)訴訟を起こされたが、軍の関与を認めた大阪高裁判決が2011年に確定した。 那覇市の沖縄女性史研究家の宮城晴美さん(73)は、裁判で大江さん側の証人に立った一人。集団自決があった座間味村で生まれ、生き延びた母や村民の証言を集める調査を続けてきた。08年の高裁判決が出た後、弁護士を通じて大江さんから謝礼のファクスが届いたという。「律義な人でした。住民に悲惨な記憶を思い出させ、振り回してしまったという思いが私にもありましたが、住民証言を信じ守り抜いた大江さんの信念に、私も支えられました」と振り返る。 宮城さんは今、米軍人らによ… この記事は有料記事です。残り753文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
弟の無実を姉は信じ続けた 「巌に真の自由を与えて」90歳迎え願う
13日午後2時すぎ、袴田巌(いわお)さん(87)の姉秀子さん(90)は弁護団とともに、東京高裁で再審開始の決定文を受け取った。 「この日が来るのを57年間待っていた」。支援者の前に姿を見せると、涙ながらに語った。その後の会見では「ひたすら願ってきた再審開始が、ようやく現実になった。(検察側に)抗告されたとしても頑張りたい」と話した。 大きな節目の日となったが、秀子さんの隣に巌さんの姿はなかった。 長期の拘禁、弟は精神を病んだ 9年前に釈放された巌さんは、秀子さんと浜松市内で暮らすが、47年余りの拘禁生活の影響で精神を病んだ。「妄想の世界にいる」(秀子さん)といい、会話がかみ合わないことも多い。「自分は勝って無罪になった」と信じており、この日はいつも通り、市内を支援者と一緒にドライブして過ごした。 そんな弟の代弁者になってきたのが秀子さんだった。 1933年生まれの秀子さんは、6人きょうだいの下から2番目。おっとりした末っ子の巌さんを幼少期から引っ張ってきた。 幼少期は戦時中だった。砲撃の音が聞こえると、巌さんと布団をかぶって近くの山に逃げた。 12歳で終戦を迎えると、勉強に励み、授業では一番に手を挙げた。学校卒業後は、教師からの推薦を受けて税務署で事務の仕事をするようになった。 「仕事に役立てたい」とタイプライターやそろばんを習い、男性ばかりの職場でも周りを気にせず働いた。22歳の時に結婚したが1年で離婚した。「一人の方が気楽。自由にがむしゃらに生きていた」 実家を離れていたが、スポーツが得意な巌さんがボクシングを始めると、地元での試合を見に行った。 「そんなことするわけない」 家族は信じた 33歳だった66年、巌さん… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3Dプリンターもロボットも 公立小「STEAM教育」の最前線
昨今、注目されている「STEAM教育」。科学・技術・工学・芸術等・数学の各領域を横断的に学ぶことを通じて、様々な社会的課題の解決などにつなげる教育だ。 埼玉県戸田市立戸田東小学校では、校舎の建て替えに伴い、2021年度に3Dプリンターや高性能パソコンなどをそろえた「STEAM Lab」を新設した。以前から進めていた課題解決型学習(PBL)と、STEAM教育を融合した教育に取り組んでいる。教務主任の清水享先生は、高学年の国語と算数の授業も一部担当しつつ、STEAMやPBLを主導する。 自身は大学で中学の社会科と高校地歴公民の教員免許を取得。小学校の教員免許は卒業後に取り、ICTにも理数教育にも特に詳しいわけではないという。それでも周囲の詳しい教員と協力しながら教えている。「STEAMは理系のように思われがちですが、いろんな教科に結びつく学び。子どもたちの学びを広げるものだと思っています」と話す。 「STEAM Lab」での授業の様子を紹介します。子どもたちは様々なソフトを使って学んでいます。 2月中旬、6年1組のみんな… この記事は有料記事です。残り1516文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「両親に不満があった」逮捕の大学生が供述 佐賀で父母殺害の疑い
大村久2023年3月14日 5時30分 佐賀県鳥栖市の住宅で夫婦が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕・送検された九州大学に通う長男(19)=福岡市=が県警の調べに「両親に不満があった」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。 県警によると、長男は9日、鳥栖市江島町の実家で、50代の父親と40代の母親を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いがある。 両親は1階の居間で血を流して倒れているのが見つかり、上半身には多数の刺し傷や切り傷があった。死因はともに失血死だった。 県警は同日夜、長男を山口県長門市のコンビニエンスストア駐車場で発見し、緊急逮捕。乗っていた軽自動車内から複数の刃物を押収している。(大村久) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル