修二会(しゅにえ、お水取り)が行われている奈良・東大寺の二月堂に12日夜、ひときわ大きな「籠松明(たいまつ)」が登場した。練行衆(れんぎょうしゅう、こもりの僧)を補佐する童子(どうじ)がこれを1本ずつ担いで舞台に上がり、欄干から外へ向かって揺さぶると、大量の火の粉が辺りを赤く照らした。 世の人々の罪を懺悔(さんげ)し、世界の平和や五穀豊穣(ほうじょう)を祈るお水取り。松明は1日から毎夜ともされている。 二月堂下の「閼伽井屋(あかいや)」の井戸で神聖な香水(こうずい)をくみ出す儀式を控え、12日夜は通常の松明(重さ約40キロ)よりも一回り大きい、約60キロの松明が使われた。 新型コロナウイルス対策のため、一般客の二月堂周辺への立ち入りは3年連続で規制された。(今井邦彦) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「マスクは精神安定剤」夢は美容整形の女子高生、おびえるマスク解禁
「マスクは精神安定剤のようなもの。マスクをせずに外に出るなんて絶対にありえない」 静岡県の高校2年の女性(17)は「マスク解禁」の13日が怖くて仕方がない。「なんで私だけこんなに醜い顔で生まれたんだろう」と悩み続けてきた。 きっかけは中学生の頃、新型コロナの感染拡大が始まる半年ほど前だった。友達とプリントシール機で撮影をしたら、自分の顔だけが不細工に見えた。それから気になりだした。 マスクが日常となってから入学した高校の友人たちに、マスクの下の顔を見せたことはほとんどない。 マスクの着用を基本的には個人の判断に委ねる運用が13日から始まります。ただ、これまでの生活が一変する動きを切実な思いで迎える人たちもいます。 昼食の時さえマスクを外さず… この記事は有料記事です。残り1181文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani homers to power Samurai Japan to victory over Australia
Shohei Ohtani helped Samurai Japan script a perfect ending to a perfect first round at the World Baseball Classic. Ohtani hit a three-run home run in the top of the first inning, Yoshinobu Yamamoto dominated on the mound and Japan defeated Australia 7-1 in front of a crowd of 41,664 […]
夫の転勤先で専業主婦から活動主婦に 女性議員増へ、つないだバトン
熊本は県議47人中女性は1人。市町村を含む県全体で見ても女性議員が1人以下の議会は58・7%で全国ワースト5位と、全国でも特に女性の政治参加が阻まれています。昨年4月、超党派の女性議員たちが「くまもと女性議員の会」をつくりました。会長に就任したのが合志市議の坂本早苗さん(72)。今年1月には、仲間を増やそうと「女性のための政治入門塾」を開催しました。約30年にわたって女性のエンパワーメントに取り組んできた坂本さんですが、いま希望を感じているといいます。 【連載】Think Gender 2023 インタビュー ジェンダー平等で、日本は世界水準から大きく遅れをとっています。それは、私たちの思考や日常にどのような影響をもたらしているのでしょうか。3月8日の国際女性デーに際し、記者が「いま、このテーマを、この人に」と思う相手に話を聞きました。 ――政治入門塾には30~70代の女性16人が参加しました。 政治入門塾は念願でした。兵庫県小野市など女性議員が着実に増えている他自治体を見ると、行政や議員有志が女性を対象にしたリーダー育成塾を開いている。当初は行政や政党にやってもらいたいと思っていましたが、いっこうに動かない。だったら、自分たちがやるしかないと決めました。 開催できたのは女性議員の会がこの1年で、どんどん力をつけてきたからだと自負しています。 私は十数年前から、近隣市町村の女性議員と情報交換する会を開いてきました。女性は数が少なく議会でも孤立しがち。どんな風に質問したら適切な答弁を引き出せるのか。政策実現につなげることができるのか。互いの経験を共有して「じゃあ次は私もこんな風に聞いてみよう」と、議員としての能力を高めたり、支援者には理解されづらい悩みを相談したり。 ただ県内は広いし、いまだに家事や育児を担うことが多い女性は忙しい。男性のように飲み会を開いて集まってなんてできません。当初、参加メンバーは地域も数も限られていました。ところがコロナ禍でオンライン会議が一般的になったことで一気に輪が広がった。グループラインも併用して、公務や家事の合間に話しあうことができるようになった。 昨年4月に26人の有志で正式に発足し、現在は27人が参加しています。 実現した「すべての県立学校のトイレに生理用品を」 ――どんな時に、女性議員の会が力をつけてきたと感じましたか 会でまず取り組んだのは、す… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内初実施の日米共同訓練が終了 沖縄本島で着上陸訓練実施
渡辺丘2023年3月12日 18時04分 離島奪還を想定した日米共同訓練「アイアン・フィスト」(鉄の拳)の終了式が12日、米海軍ホワイトビーチ(沖縄県うるま市)に停泊した海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」の艦上であった。訓練は敵に占拠された離島を奪還する想定で、九州や沖縄で2月中旬から約1カ月間行われ、沖縄本島でも日米共同の着上陸訓練などが実施された。 訓練は2005年度に始まり、今回で17回目。これまで米国内で行われ、日本国内での開催は初めてとなった。陸自と海自計約700人、米海兵隊と海軍約800人が参加したという。 終了式には自衛隊と米軍の計約90人が参加。陸自の梨木信吾・水陸機動団長(陸将補)は「互いの知見を共有し、切磋琢磨(せっさたくま)し、より運用に直結する実際的な日米共同での水陸両用作戦の実効性を向上させることができた。これまでにない生きた成果だ。日米水陸両用部隊の鉄の拳を磨き上げる決意を固くした」と訓示した。 第3海兵機動展開旅団のフレドリック・フリデリクソン司令官(准将)は「訓練は日米間の運用性を高める機会となった。危機や紛争が起きれば、陸自と海自が共に対処するのは第3海兵遠征軍と第7艦隊。今後、訓練の機会を広げ、侵略を抑止し、地域の危機に対応する能力や準備態勢を強化することを期待する」と述べた。(渡辺丘) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
近畿地方で「春一番」 2年ぶり観測 4月下旬~5月中旬の暖かさ
2023年3月12日 19時00分 大阪管区気象台は12日、近畿地方で「春一番」が吹いたと発表した。同気象台によると、各地で南よりの風が強まり、4月下旬~5月中旬並みの暖かさになった。昨年は吹かなかったため、2年ぶりの観測となる。 近畿地方における「春一番」は、立春から春分の間に吹く、最大風速8メートル以上などを目安とする南よりの風。 同日午後2時までに観測された最大瞬間風速は京都府舞鶴市で13・8メートル、和歌山市で13・9メートル、滋賀県彦根市で11・6メートルなど。気温も各地で上昇し、同日午後2時までの最高気温は京都市で23・2度、大阪市で22・3度、神戸市で20・3度を記録した。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
畑の一軒家が高層マンションに 台湾のTSMC工場周辺で地価高騰
TSMCが本社を構える「新竹サイエンスパーク(科学園区)」の最寄り駅、高速鉄道(高鉄)新竹駅に着いて驚いたのが、高層マンションの林立ぶりだった。駅前に広がる緑地を取り囲むように高層の建物がニョキニョキと伸びる。 建設中の建物も多い。周辺には「竹科(新竹科学園区)」、「新世代」などと書かれた不動産広告も目立った。新竹市内を車で走ると、川沿いにも競うように高層ビルが並んでいるのが見えた。 科学園区管理局のホームページによれば、中で働く人は約17万人。台湾の不動産事情に詳しいエイブル台湾店の担当者によると、新竹の不動産価格は近年高騰しているという。「2年前は2LDKで家賃3万5千台湾ドル(約15万4千円)だった物件が今は6万台湾ドル(約26万4千円)まで上がっている」 原因は科学園区に勤務するエンジニアの給与の高さだ。「最近は投資目的の購入も多い。台北並みの価格の物件もある」という。 科学園区内の半導体メーカーに勤務する男性によると「業界全体の給与もいいが、なかでもTSMCは別格。飛び抜けている」という。 台湾の総務省に相当する内政… この記事は有料記事です。残り968文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子育て支援は女性支援?格差施策にだまされるな 阿部彩教授に聞く
男女雇用機会均等法施行から37年。企業の総合職や一般職で男性と同様に働いてきた女性たち、民間や公務員の世界で非正規で働く女性たち、中小企業やスタートアップを率いる女性たち……。立場は違えど、あらゆる場で女性たちは理不尽な男女格差に直面しています。なぜ、いまだに、この差がなくならないのか。格差をなくすために何をすべきなのか。東京都立大学の阿部彩教授(貧困・格差論)に聞きました。 ――様々なデータにあらわれる根強い男女格差をどう見ていますか。 私が大学を卒業したのは男女雇用機会均等法が施行された1986年。当時は、「私たち均等法第一世代が管理職になるくらいの時には、男女格差の問題はなくなっているだろう」と思っていました。それから30~40年経ち、キャリア終盤となるのに、変わっていません。 一部の人はそれでも、「初の女性」というものを背負って上にのぼっていきましたが、ほんの一握り。その道すらなかった以前よりはいいとは思いますが、進むペースがあまりにも遅すぎる。子どものいない、シングルでバリバリのキャリアの人であっても格差がある。もっと画期的に動かしていかなければならないと思います。 男女間の賃金格差は正社員同士でもまだ大きく、日本は先進国の中でも差が開いています。そのうえ、女性は当初は正社員として就労しても非正規に移ってしまう。この両輪の問題があります。 このため、高齢期の貧困率は女性が高く、その男女格差はむしろ広がっています。厚生労働省の国民生活基礎調査をもとに年齢別・男女別で相対的貧困率をはじくと顕著です。 記事後半、阿部教授は若い世代の女性たちに向けて「だまされるな」と強いメッセージを送ります。格差が縮まらない現状を変えるため、思い切った施策が必要だと提言します。 ――なぜこうした状況が放置されているのでしょうか。 女性施策の多くが「子育て支… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
春の訪れ告げる「日本一早い」山開き 宮崎県諸塚村の諸塚山
森田博志2023年3月12日 15時49分 「日本一早い山開き」とうたう宮崎県諸塚村の諸塚山(1341・6メートル)の山開き(諸塚村など主催、朝日新聞社など共催)が12日にあり、約200人が早春の山歩きを楽しんだ。 村が朝日森林文化賞を受賞した翌年から始まり、今年は第38回。新型コロナウイルスの影響などで5年ぶりの通常開催となった。 飯干緑地広場での神事などの後、集まった登山愛好家らが西登山口から山頂をめざした。好天に恵まれ、山口市からグループで訪れた開地成久さん(79)は「今日は暑かった」と気持ち良さそうに汗をぬぐった。参加は6回目といい、仲間たちが祝賀飛行で訪れたヘリコプターに向かって、持参した日の丸の旗を振っていた。 全国的には元日から山開きをする山もあり、実際には日本一早くはない。九州中央部の豊かな自然を、春の訪れとともに感じてほしいと、長くキャッチコピーを使い続けている。(森田博志) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Samurai Japan books spot in World Baseball Classic quarterfinals
Samurai Japan advanced to the quarterfinals of the World Baseball Classic courtesy of South Korea’s 7-3 victory over the Czech Republic at Tokyo Dome on Sunday afternoon. Japan defeated Pool B rivals China, South Korea and the Czech Republic in its first three games and will earn one of the […]