難民申請中でも外国人を母国に送り返せるようにする入管難民法の改正案が、今国会に提出されることになった。何度も繰り返される難民申請は、送還逃れの不当な乱用なのか、それとも不適切な認定審査の裏返しなのか。「難民鎖国」と批判されてきた日本のあり方が問われている。(田内康介、平山亜理) 「送還忌避者」――。出入国在留管理庁は、強制退去処分を受けても帰国しない外国人をそう呼ぶ。 在留期間を過ぎても日本に残る人は約5万8千人(2022年7月時点)に上る。こうした不法残留者や、不法就労者、重大犯罪で有罪になった人は、強制退去処分になれば多くは応じるが、「帰国したくない」と送還を拒む人が21年末時点で3224人いる。 「法律が改正されたら自分や家族はどうなるのか」――。「送還忌避者」と呼ばれる人たちの生の声も通して、改正案の是非を考えます。 ■ピーク時は年間2万件の申請… この記事は有料記事です。残り2247文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
諫早湾「開門調査を」 漁業者が農水省に申し入れ 最高裁決定受け
長崎県の国営諫早湾干拓事業をめぐり、開門を命じた確定判決の「無力化」を最高裁が認めたことを受け、漁業者側は7日、農林水産省を訪れ、改めて開門調査などを求める申入書を手渡した。 申入書ではほかに、赤潮によるノリ漁の被害を救済することや、赤潮の頻発は堤防の締め切りが原因だと認識することも要望した。 申入書を受け取った野中厚副大臣は、「裁判ではなく話し合いで有明海再生を図る。色々あるとは思うが、意見交換し、共に歩んでいきたい」と述べた。同省によると、最高裁決定が出た後に、農水相談話で呼びかけた「話し合いの場」の設定は、この日は具体的に決まらなかったという。 弁護団の堀良一事務局長は「話し合いを始める時は、なぜ開門が必要なのかを含め、お互いに利害状況を出し合うところから始めたい」と話した。 ノリ漁師の大鋸(おおが)武… この記事は有料記事です。残り179文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道大の日本史で出題ミス 渋沢栄一に関連する問題 全員正解に
2023年3月7日 18時30分 北海道大は7日、2次試験前期日程で出題ミスがあったと発表した。ミスがあったのは地理歴史の日本史。渋沢栄一らによって設立された紡績工場の会社名を問う問題で、設立年号が間違っていた。この問題については受験生全員を正解とする。2月25日の試験後、出題者が問題を見直して気づいたという。 日本史は総合入試文系と文学部に出願した計253人が受験した。配点は公表していない。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Tim Atherton still gets ‘chills’ pitching for Australia
Tim Atherton has been pitching for Australia for over a decade and is among the most respected figures in the nation’s tight-knit baseball community. In 2017 he pitched in the World Baseball Classic. Two years later, Atherton threw 5⅓ scoreless innings to help the Aussies topple the United States during […]
よそから来て被災地の市議 「復興支援」から「日本の未来」が理念に
現場へ! 飛びこんで12年⑦ 「ともに歩んだ12年 現職市長」/「さあ、『復興の先』にかじを切れ!」 東日本大震災から12年を前にした2月上旬。岩手県陸前高田市のあちこちに看板が立っていた。市長選の最終盤だった。 震災直前に初当選した「現職」は復興を率いた。「新顔」はUターンの元農林水産省職員で復興後を訴えた。投票で、新顔の「復興の先」が選ばれた。 「市議会の中と外で受け止め… この記事は有料記事です。残り1291文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
4800人で「1、2、3、ダーッ!」アントニオ猪木氏のお別れの会
伊藤恵里奈2023年3月7日 14時52分 元プロレスラーで参院議員も務め、昨年10月に79歳で亡くなったアントニオ猪木(本名・猪木寛至(いのきかんじ))さんのお別れの会が7日、東京都墨田区の両国国技館で開かれた。プロレス界から政界まで、猪木さんゆかりの著名人やファンら4800人が参列し、悼んだ。 トレードマークの赤いマフラーをイメージした式壇の上段に、猪木さんの写真が飾られた。その下には、金色の「闘魂」の文字が掲げられていた。 式典の開始前の会場には、ファンの「猪木~」などの叫び声が会場に響いた。映像で猪木さんの足跡を振り返った後、ゆかりの人たちがあいさつをした。 元首相の森喜朗さんは「あの世でも闘魂たくましく、国を見守ってください」と話し、藤波辰爾(たつみ)さんは、新日本プロレス旗揚げ時などを振り返り、「あなたは私の永遠の師匠であり、不滅のヒーローです」と語った。ほかにもレスラーの棚橋弘至さんや実況などを担った古舘伊知郎さんらがあいさつをした。 海外からは、猪木さんと対戦したレスラーのドリー・ファンク・ジュニアさんと、タイガー・ジェット・シンさんのビデオメッセージが送られた。 式典は、猪木さんの「1、2、3、ダーッ」というかけ声を会場全員で叫んで終了。その後、参列者たちは式壇のリングに献花をした。 プロレスファン仲間3人と参列した東京都港区の上原俊也さん(60)は「40年来のファン。猪木さんが数々の苦難を乗り越えていく様子に、いつも励ましてもらった。今はありがとう、としか言いようがない」と話した。(伊藤恵里奈) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あの日届かなかった感謝状 12年後、子どもたちが果たす「恩送り」
2月6日に起きたトルコ・シリア大地震では5万人以上が犠牲になり、いまも大勢の人が避難生活を強いられている。 仙台市立北仙台小(青葉区、菅沢美香子校長)で6年生を教える多田智恵子先生の頭には、12年前の出来事がよみがえっていた。 当時、同市若林区の海のそばにあった荒浜小で、やはり6年の担任だった。東日本大震災の津波に襲われ、水に囲まれた校舎で、児童と凍える一夜を過ごした。家族を亡くした教え子もいる中、避難生活を支え、卒業式で送り出した。 2カ月後、校舎が使えなくなった荒浜小が間借りしていた別の小学校に、1通の感謝状が届いた。 その前の年の2010年、中… この記事は有料記事です。残り997文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Former MLB star Park Chan-ho wants kids to learn from Shohei Ohtani
Osaka – Former pitching star Park Chan-ho, one of Japanese Baseball Hall of Famer Hideo Nomo’s first MLB teammates, wants youngsters, especially in his native South Korea, to learn from Los Angeles Angels superstar Shohei Ohtani and Japan’s approach to the sport. Park, in Osaka as an analyst for World […]
La fusée japonaise H3 s’autodétruit, nouvel échec pour l’agence spatiale Jaxa
La fusée H3 sur le point de décoller au centre spatial de Tanegashima dans le sud-ouest du Japon. Le 7 mars 2023. STR / AFP La fusée japonaise de nouvelle génération H3 a reçu, mardi 7 mars, l’ordre de s’autodétruire peu après son décollage en raison d’une défaillance d’origine encore inconnue qui rendait impossible […]
人事評価にひそむジェンダーバイアス 非効率な構造を打ち破るには
G7でも最も大きい日本の男女の賃金格差。なぜ格差が生まれるのか。改善に向けて何をすべきなのか。日米の働き方を見つめてきた経済産業研究所客員研究員で、シカゴ大学の山口一男教授(社会学)に聞きました。 ――男女の賃金格差が埋まりません。 女性が正規雇用の場合、まず昇進率が違います。また家庭との両立の負担をより強いられやすく、最初から一般職を選んだり、出産後に非正規になったりする人も一定数いるので、結果的に低賃金になりやすい。 本来、能力は同じなのに、女性のほうが能力が劣るように見える仕組みが作られています。職種の分け方や評価基準にジェンダーバイアス(性差による偏見)があると思います。 ――評価基準のジェンダーバイアスとはどういうことですか。 仕事の割り振りひとつとって… この記事は有料記事です。残り1892文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル