衆院補選の応援演説に訪れた岸田文雄首相の近くに爆発物が投げ込まれた事件で、爆発した筒のような物が約40メートル離れた場所で見つかったことが、捜査関係者への取材でわかった。容疑者の自宅からは火薬の原料とみられる粉末を押収しており、和歌山県警は手製のパイプ爆弾の可能性もあるとみて関連を調べている。 県警は17日、兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)を威力業務妨害容疑で送検した。 県警によると、演説の聴衆の中にいた木村容疑者は15日午前11時25分ごろ、演説直前の岸田首相の方へ向かって銀色の筒のような物を投げ込んだ疑いがある。すぐに警察官らに取り押さえられ、筒のような物は約50秒後に爆発した。 捜査関係者によると、16日の現場検証で、爆発した筒とみられる物が爆発地点から約40メートル離れたいけすにかかった網の上で見つかった。県警が押収し、爆発の威力などを調べている。現場では、爆発しなかった別の筒のような物や、ライターも押収された。 いけすのそばの倉庫の壁にはへこんだ跡があり、現場検証に立ち会った地元漁協の組合長(76)によると、筒がぶつかって跳ね返った可能性があると警察官が話していたという。また、現場にナットのような物が数個と、砕けた筒の先端部分のような物が落ちているのを警察官と一緒に確認したという。 県警は16日、木村容疑者の… この記事は有料記事です。残り431文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台湾と日本の脱線事故の遺族が交流 追悼施設「祈りの杜」で献花
2021年4月に発生し49人が亡くなった台湾の脱線事故の遺族が、今年で発生から18年になるJR宝塚線(福知山線)脱線事故の追悼施設「祈りの杜(もり)」(兵庫県尼崎市)を16日に訪れた。献花をした後、宝塚線脱線事故の遺族と交流した。 台湾からは、早稲田大学に留学していて帰省中に事故に遭った陳品君(アニー・チェン)さん(当時22)の母親の陳秀玲さん(48)ら9人の遺族が訪問。宝塚線脱線事故で娘を亡くした藤崎光子さん(83)と奥村恒夫さん(75)が迎えた。 台湾の遺族は祈りの杜で、事故当時の状況の資料を見たり、事故現場のマンションに手を合わせたりした。藤崎さんたちと今後も情報交換をすることなどを話したという。 秀玲さんは「娘が留学した日… この記事は有料記事です。残り257文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Overlooked Takayuki Kato continues to make noise for Fighters
It was somewhat ironic that Takayuki Kato delivered his best performance of the young season on a busy Friday night in the Pacific League. The matchup everyone was talking about that night took place at Zozo Marine Stadium in Chiba, where the Chiba Lotte Marines’ Roki Sasaki locked horns with […]
Shohei Ohtani’s WBC locker room nameplate sells for $116,010 at auction
Boston – A locker room nameplate used by Japanese two-way superstar Shohei Ohtani at last month’s World Baseball Classic fetched $116,010 in an online auction that closed Sunday. The Samurai Japan clubhouse leader was named MVP of the tournament after leading the team to its third championship with standout performances […]
Brewers overcome Yu Darvish gem to edge Padres
San Diego – Yu Darvish threw seven innings of one-run ball with 12 strikeouts but his San Diego Padres lost to the Milwaukee Brewers 1-0 on Sunday. Darvish (0-2) allowed a sacrifice fly to Brian Anderson in the second inning after Garrett Mitchell had a one-out bunt single, moved to […]
「らしさ」って何? 悩んだ10代、「性」を学んで得た気づき
いま子どもたちは 「性」を学ぶ(1) 「男の子、女の子と聞くと、どんなことをイメージしますか?」 3月下旬。東京都渋谷区であった「ユネスコユースセミナー」で、東海大大学院2年の斉藤奈月さん(23)が、参加者に問いかけた。 セミナーは、多様な文化的背景を持つ若者が集うイベントとして、2015年から東海大の小貫大輔教授(ジェンダー・セクシュアリティー研究)らが企画してきた。8回目となる今年は「ジェンダーとセクシュアリティー」がテーマ。セクシュアリティーは「性のあり方」を意味する。1泊2日で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)などが推進する包括的性教育を学び、語り合う。 参加者の中心は、ユネスコから「ユネスコスクール」として認定された高校のほか、日本にあるブラジル学校、ドイツ学校などの生徒。約150人が参加し、日本語のほか、ポルトガル語やドイツ語、英語も飛び交った。 この日のため、高校生や大学生など約20人が準備をしてきた。斉藤さんも、その一人だ。 ■性別イメージと反すると、恥… この記事は有料記事です。残り2623文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新名神高速でバス1台と大型車両2台が絡む事故 乗客ら13人軽傷
2023年4月17日 10時24分 17日午前0時15分ごろ、三重県菰野町の新名神高速道路上り線で大型バス1台と大型車両2台が絡む事故があった。県警高速隊によると、バスの乗客ら計13人が病院に搬送されたが、いずれも軽傷という。 高速隊によると、走行車線を走っていたバスが前方のトレーラーに追突し、その後ろにトラックが追突した。バスは和歌山県から東京へ向かう夜行バスで、運転手と乗務員を含む計22人が乗っていたという。 事故の影響で菰野インターチェンジ―新四日市ジャンクション間の上り線が午前1時から約4時間にわたって通行止めとなった。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
父への傷害致死容疑で45歳女逮捕 母と口論中に「かっとなった」
比嘉展玖2023年4月17日 13時11分 同居する父親を包丁で刺して結果的に死亡させたとして、警視庁は17日、東京都八王子市椚田町の無職、根津かおり容疑者(45)を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。根津容疑者は「右足の付け根や肩のあたりを数回刺した」などと容疑を認めているという。 高尾署によると、根津容疑者は16日午後9時45分ごろ、自宅のリビングで、父親の嘉弘さん(76)の両足太ももと右腕を台所から持ち出した料理包丁で数回刺し、出血性ショックで死亡させた疑いがある。 根津容疑者は事件当時、母親(75)と口論になっていたといい、調べに「父が怒鳴って割って入ってきたことにかっとなった」と説明。殺意については否定したという。同日午後10時ごろに根津容疑者の母親が「娘が夫を刺した」と110番通報していた。(比嘉展玖) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
認知症介護の投稿が生んだ小さな奇跡 63歳「元園児」が先生に再会
普段は物忘ればかりの母が、百人一首で逆転勝利を収めた。そのギャップがおかしくて、家族一同、大笑い……。 今年の正月、千葉市に住む63歳の地方公務員、西織哲大(にしおり・てつひろ)さんの家は、カルタ遊びで大いに盛り上がった。 大変なことも多い認知症介護の日々に、一筋の光が差した瞬間を書き残したい――。 そんな気持ちですぐに500字ほどの文章にまとめた。タイトルは「93歳の母の底力」。新聞の投稿欄にメールで送った。 「元日の昼下がり、家で百人一首かるたの対抗戦を開いた。選手は2人。93歳の母と年女の妻。母は物忘れが激しいが、昔のことは覚えている。最初は妻がややリードしたが、残り札が少なくなった終盤は母の独壇場。次から次へと札を手にし、逆転で母の勝利。 いつも物忘ればかりの母なのに、百人一首はこんなに覚えている……。驚きの93歳の底力に久しぶりに愉快に大笑いした」 最後はこう締めくくった。 「実は、母には少々やっかい… この記事は有料記事です。残り2767文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マッチングアプリは「人間の本音を解放する」 経営学者は心が折れた
マッチングアプリを使った婚活で、「心が折れた」という経営学者がいます。 その東京都立大学大学院の高橋勅徳准教授(48)は、アプリの普及によって「欲望が暴走した」とする一方で、「人間の本音を解放するツール」とも語ります。 マッチングアプリは社会をどう変えていくのか。自身の経験を踏まえて、語ってもらいました。 「年収1千万円でも僕程度では勝ち目がない」 ――マッチングアプリはいつ使っていたのですか。 「43歳の頃、研究プロジェクトが終わったこともあり、婚活を始めてみたんです。結婚相談所のサービスで、会員同士のウェブマッチングシステムを利用しました」 「始める前は正直、僕は条件的にレアなキャラなんじゃないかと思ってたんです。公立大学の先生で年収1千万円、未婚で離婚歴もなし。でも、僕程度では勝ち目がない、と思い知らされました」 ――好条件ではないのでしょうか。 「婚活市場は今、巨大なデータベースとなっているのが特徴です。アプリに年齢、職業、年収、趣味、容姿などを入力し、結婚相手に望む条件を設定して、相手をピックアップする」 「そのシステムにおいてデータで比較されると、僕では勝負になりませんでした。例えば、女性側が年収1千万円の条件を入力すると、ずらりと候補者をそろえられ、次には容姿という条件を加えられる。その段階で僕なんかは切られてしまいます。これは市場ですから、1千万円という年収が女性側の条件であれば、婚活市場で収入だけで容姿の不利を克服するには、1億円くらい稼いでいないと価値は出てこないでしょうね」 ――それで、高橋さん自身はマッチに至らなかったのですか。 「片っ端から申し込むショットガン方式でアプローチしたら、月に1人か2人マッチしました。しかしその後、チャット機能で『お仕事は何をしているのですか』とか『休日は何をしていますか』というやりとりをしたら、だいたい3ターンくらいで終わりました」 「お見合いで15人くらいにお会いして分かりました。相手はたいてい、休日は『ネットフリックスで海外ドラマを見ています』『カフェ巡りしています』と言いますが、具体的なドラマやカフェに話を広げようとしても、答えてくれない。僕には情報を開示してくれないのです。必要な情報を取得して、条件に満たないと判断されたら、シャットダウンされてしまうのです」 ――そもそもマッチングアプリは、女性だけが選ぶシステムなのですか。 「現実を反映して、そういう傾向が生じているのかもしれません。そもそも恋愛結婚の時代では、男性の方が交際の申し込みやプロポーズをするというある種の社会規範が存在してきました。だからアプリも同じように、『男性が申し込んで、女性が選ぶ』システムになっているのでしょう」 「さらにアプリでは、女性が無料で、男性が課金するものが多い。女性は男性よりも交際人数が多い、という内閣府などのデータがあります。現実社会で女性の方が出会いのチャンスが多いのなら、市場原理で言えば、アプリでは男性がお金を払い、選択権は女性の方に多くあるのが自然です」 「欲望が際限なく増大すると、むしろ婚期が遅れるリスク」 ――データベース上で「選べ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル