今月の東京都八王子市議選で、市選挙管理委員会が作った啓発ポスターは、今月施行の市男女共同参画推進条例の趣旨に反するとして、元市議4人が3日、市に同条例に基づき苦情を申し立てた。4人は撤去も求めている。市側は条例の仕組みに沿って、苦情処理委員会に意見を求めるとしている。 市選管が作ったのは八王子のご当地アイドルで、2人組の「8(エイト)princess」が印刷されたポスター。大写しにされた2人がガッツポーズをし、「てか、選挙行くっしょ?」と投票を呼びかけている。市選管は約4千枚を作成、自治会などに配ったほか、公用車や駅の連絡通路に張るなどしている。2人は2020年の前回市長選でも、イメージキャラクターを務めた。 苦情を申し立てたのは、井上睦子さん、陣内泰子さんらいずれも元市議の女性4人。03年に内閣府男女共同参画局が作成した「男女共同参画の視点からの公的広報の手引」のチェック項目と照らし、問題点が多いとした。 具体的には、男女双方が想定… この記事は有料記事です。残り426文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
JR北海道、自己都合の退職者が初の200人超 転勤や夜勤が不人気
経営再建中のJR北海道は3日、2022年度に自己都合による退職者が過去最高の232人に達したと明らかにした。線路の維持や補修にあたる保線部門の退職者が多く、都市部以外での勤務や転勤が多いことなどが大量の退職者が続く理由となっている。JR北は退職者を再雇用するカムバック制度などに力を入れるが、思うような効果はまだ出ていない。 JR北が3日に発表した23年度の事業計画のなかで退職者数を明らかにした。JR北の自己都合による退職者は年々増える傾向にあり、11年度は19人だったのが、16年度以降は100人を突破。22年度の232人は前年度より34人増え、初めて200人台にのった。 部門別の退職者は、保線を含む工務・電気部門が94人と最も多く、車掌などの運輸部門66人、営業部門58人が続く。広大な北海道内で転勤が数年に1回と多いことに加えて、保線業務が「不人気」なのは夜間の勤務や冬季の除雪作業などが原因だという。10年代前半に事故や不祥事が相次ぎ、国の支援が必要な経営難に陥ったことも背景にある。 退職者の増加に危機感を抱く… この記事は有料記事です。残り584文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ついのすみかの重要な候補地」 坂本龍一さん、岐阜の森林への思い
保坂知晃2023年4月3日 19時00分 「ついのすみかを日本でどこかで選ぶ時期が来たら、この地域は重要な候補地として考えています。そのくらい感動しました」――。亡くなった音楽家の坂本龍一さんは2012年3月、岐阜県東部の森林を訪れた際、こんな言葉を残していた。古田肇知事が3日の定例会見で、生前のやりとりを紹介した。 坂本さんは自ら代表を務める森林保全団体「モア・トゥリーズ」を設立。12年3月に岐阜県の中津川市加子母と、隣の東白川村の森林2組合や県と、森林づくりを進める協定を結んだ。 古田知事は締結に際し、坂本さんと加子母地区の森林を視察した。「思慮深い方で、森林への関心の深さを感じた」という。 その際、印象に残ったエピソードとして冒頭のやりとりを紹介。「(坂本さんは)この森のすばらしさ、環境の良さに感激したと言っていた」と話した。(保坂知晃) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
佐賀競馬の18歳騎手、デビュー初日にいきなり初勝利
2023年4月3日 19時15分 佐賀競馬場(佐賀県鳥栖市)所属の合林(ごうばやし)海斗(かいと)騎手(18)が1日、デビュー初日で初勝利を挙げた。新社会人として、騎手免許を取得した当日だった。 大分県中津市出身。中津競馬(2001年廃止)の騎手だった祖父の話を聞いて育ち、小学6年の時に中央競馬・小倉競馬場で見た騎手の姿に憧れた。 佐賀では5年前から8人の騎手がデビューし、若手の台頭が続く。馬券のオンライン販売も好調で、今や九州唯一となった地方競馬が熱気を見せる。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
バックするごみ収集車とぶつかり転倒、80歳女性が死亡 大阪
2023年4月3日 19時33分 3日午前10時40分ごろ、大阪府高槻市宮田町3丁目の市道交差点付近で、ごみ収集車が近くに住む中川加代子さん(80)と接触した。大阪府警によると、中川さんは転倒し、搬送先の病院で死亡が確認された。府警は収集車を運転していた会社員、黒木峰生容疑者(56)=同府吹田市千里丘下=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。 高槻署によると、収集車は交差点そばのごみ集積所付近からバックした際、中川さんと接触したとみられる。作業員がもう1人いたが、別のごみ集積所に向かっていて近くにいなかったという。高槻市によると、収集車は市の委託を受けてごみを収集していた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マンホール内に人骨か 空き家のガレージ床下から業者が発見 大阪
2023年4月3日 13時48分 3日午前8時45分ごろ、大阪府門真市上島町の民家で「浄化槽のくみ取り作業中、頭蓋骨(ずがいこつ)や布のようなものがあった」と業者の男性から110番通報があった。大阪府警によると、3階建ての民家の1階ガレージのマンホール内から、人骨とみられるものが見つかった。府警が、人骨の身元などを捜査している。 門真署によると、この民家は空き家。次の入居者のために点検をしていた業者がマンホールのふたを開けたところ、人骨とみられるものを発見したという。頭蓋骨や他の体の部分とみられる骨などもあったという。マンホールは直径約45センチ。業者は、マンホールには外から鍵がかかっていたと説明したといい、署は何者かが人骨を遺棄した可能性があるとみて調べている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
IR予定地の市有地賃料「安すぎて違法」 差し止め求め大阪市を提訴
松浦祥子2023年4月3日 15時52分 大阪府、市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)を巡り、市民ら10人が3日、事業予定者に貸し出す市有地の賃料が「安すぎて違法」として、市を相手取り、賃貸借契約の差し止めを求める訴訟を大阪地裁に起こした。 訴状によると、IRの予定地は大阪湾の人工島「夢洲」の市有地約49ヘクタールで、35年間の賃貸借契約。賃料は年約25億円で、1平方メートルあたり月額428円となる。市は賃料算定のための不動産鑑定で、業者に対しIR事業について考慮しないよう依頼していた。 原告側は「(IRの利益が考慮されておらず)賃料は著しく廉価で、適正な貸し付けを義務づけた地方自治法違反だ」と主張。原告の荒田功さん(66)は会見で「市民の財産が不当に安く、35年も貸し出されるのは大問題だ」と述べた。 市側は「訴状が届いていないのでコメントを控える」としている。(松浦祥子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ANA、国内線の予約・発券システムで障害 遅れや欠航の恐れも
2023年4月3日 15時57分 全日本空輸(ANA)によると、3日午後2時10分ごろから「予約・販売・搭乗手続き」の国内線システムに不具合が発生し、チケットの発券や予約ができない状態になった。午後3時10分ごろからシステムは徐々に回復してきているが、既に運航便の遅れが発生している可能性があるほか、今後は欠航便が出たりする恐れもあるとしている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Ryuichi Sakamoto était l’une des rares célébrités japonaises engagées politiquement
Ryuichi Sakamoto lors de la 68ᵉ Berlinale, le 15 février 2018, à Berlin. STEFANIE LOOS / AFP Pionnier des musiques électroniques, acteur et producteur, le compositeur Ryuichi Sakamoto, mort mardi 28 mars à l’âge de 71 ans, était l’une des rares célébrités japonaises engagées politiquement. Après les attentats du 11 septembre 2001, il déplorait une situation « créée par […]
少子化対策に「マッチングアプリ」 きっかけは市長と若手との飲み会
人口減少対策としてマッチングアプリに期待する自治体がある。三重県桑名市は昨年11月、国内大手アプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する事業者と連携協定を結んだ。恋愛・結婚を希望する市民に、アプリの利用方法を教えるイベントを開いたり、アプリを試せる機会を提供したりする。 自治体も期待する「マッチングアプリ」 協定を主導した伊藤徳宇市長(46)は語る。 「日本全国の課題と同じで、桑名市も人口減少のフェーズに入った。本腰を入れて対策をしていかないといけない。一番重要なのは子育て支援策を拡充していくことだが、それだけでは足りない」 桑名市は名古屋市のベッドタウンとして住民を増やしてきた。しかし、2015年に14万3千人だった人口が、昨年2月には14万人を下回った。特に19年以降、減少傾向が顕著になっている。 市が注目したデータが、未婚率の上昇だ。30歳代前半で、1990年の男性の未婚率は26・1%だったが、2020年には44・5%に。女性は9・1%から30・7%となった。「結婚や交際を希望しながら出会うチャンスがなく、結婚が遅れていく人もいる。ここにも行政として手を尽くしていく必要があるのではないかと考えた」 伊藤市長がアプリの利用を思… この記事は有料記事です。残り648文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル