Nishinomiya, Hyogo Pref. – Yamanashi Gakuin beat Hotoku Gakuen 7-3 in the final of the 95th high school invitational baseball tournament Saturday at Koshien Stadium behind a complete game from ace Kengo Hayashi, claiming a first-ever national championship for Yamanashi Prefecture. The right-hander started all six of his team’s games […]
「目からウロコ」「トリビア」も 演奏会をさらに楽しく 九響の模索
九州交響楽団をさらに楽しく、ちょっぴりツウな気分で――。定期演奏会の事前講座「目からウロコ!?のクラシック講座」がリニューアルした。 2016年にスタート。専門の講師がアクロス福岡(福岡市)の円形ホールで、プログラム解説やうんちく、聴きどころ、とっておきのエピソードを紹介する予習型講座で、8年目のこの春から「目からウロコ!?の九響おんがくアカデミー」と改名し、内容も一新。開催時間はこれまでのお昼から仕事帰りでも足を運べる夕方へ移し、曲目解説に加え、楽団員による生演奏や質問コーナーを設けた。 3月9日の初回をのぞいた。今月13日公演の目玉、ベートーベンの交響曲第3番「英雄」をテーマに西田紘子・九州大准教授が解説。「際限のない長さは疲れさせると賛否両論。でも、当時はこの難しさがベートーベンのトレードマークでした」。これを画期に交響曲が巨大化した歴史背景を紹介した。 続いて4人のメンバーがベートーベン弦楽四重奏曲の第1楽章を生演奏。質疑応答も「昔の劇場では今のS席が逆に安かった」とか、当時の演奏会は社交の場で「トランプやおしゃべりも普通だった」といったトリビアな話題で盛り上がった。 長引くコロナ禍で人数制限や… この記事は有料記事です。残り188文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
15分働くと賃金、自由に帰れる… ひきこもりから踏み出すカフェ
「採用面接がこわい」「人間関係が不安」「就労支援をうけるのも苦手」。でも本当は外に出て働いてみたい――。そう感じているひきこもりの人たちの壁をとりはらい最初のステップを踏めるよう、自由な勤務形態で働けるカフェが愛知県内にある。 同県春日井市にある「ワンぽてぃと」はサツマイモなどを使ったメニューが人気のカフェ。昨年5月にオープンした。元々飲食店のパート従業員だった小栗加奈さん(47)が個人で経営する。 現在、ひきこもりだった2人をアルバイトとして、不登校の中学生を職業体験の形でうけいれている。 15分働けば賃金が支払われる。ランチタイムでも気兼ねなく帰っていい。お皿を落とすミスがあっても「大丈夫?」と声をかけてくれる――。 そんなカフェに入りたいと全国から問い合わせが相次ぐ。 きっかけは、犬の散歩 アルバイトの男性(22)は昨年の開店当初から働く。高校2年の夏に自主退学をしてから、断続的にひきこもるようになった。 20歳のころにはチェーン店の飲食店でアルバイトをした。だが続かなかった。「キッチンに入ればお客さんの回転数に対応しなければいけない。重圧で壊れてしまった」と振り返る。 仕事を辞め1年ほど実家の自室にこもる日々。風呂やご飯、歯磨き以外は自室で動画をみたり、ゲームをしたりして過ごした。その「作業」に集中すれば何も考えなくてすむ。 でも作業が途切れると、「死にたい」「消えたい」という気持ちがわき上がった。生きているのか死んでいるのか分からない状態だった。 一方で、人とずっと関わらないと「人と関わりたい」と思う気持ちも生まれる。だが誰かとやりとりをしばらく続けるとストレスも感じる。 「LINEも既読がついているかとか、自分の素っ気ない返答で傷つかせてしまうのではとか、考えすぎちゃう」 人との関係が苦しく感じて… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
看護職から仏門へ 逝く人の枕元で「私が代わりに地獄へ行く」
僧侶 松山照紀さん 島根県の離島の施設「なごみの里」で7年ほど高齢者の看取(みと)りを支えた私は2009年、福岡へ戻りました。看護師として3交代勤務の病院で働きながら、太宰府市の戒壇院へ足しげく通うようになりました。 20歳で中退した大学で学び直していた37歳の時、偶然に立ち寄って、心ひかれる仏像に出会ったお寺です。早朝の読経や座禅会に熱心に参加していると、住職に「庵主(あんじゅ)さんになりなさい」と誘われるようになり、気づけば「はい」と答えていました。当時48歳。すでに娘2人も独立している。お坊さんになれば死はもちろん、死の先までかかわれるだろうな。亡くなった人にも、残された人にも。 機が熟していたんだろうと思います。私は迷わずに出家を決めて、11年に入ってすぐ頭髪をそりました。3月11日、東日本大震災が発生。未曽有の大災害によって多くの命が失われていた15日、後ろ髪を引かれる思いで女性専門道場がある岐阜県のお寺の門をたたき、修行生活に入りました。 私が所属する臨済宗は修行の… この記事は有料記事です。残り1249文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
副社長要求に反発「人事介入では」 国交省OB「避けて通れない」
独自 有料記事 畑宗太郎 柴田秀並 編集委員・伊藤嘉孝2023年4月2日 5時00分 2021年5月31日の夜。「空港施設」の役員8人は、東京都大田区にある本社の会議室に集まっていた。国土交通省OBである前社長の辞意を受け、役員人事を固めるためだった。 社外取締役らに人事案を諮る「指名委員会」を目前に控えた、ぎりぎりのタイミングだった。 「私からの自薦といいますか、意見であります」 朝日新聞が入手したその際の会社側の記録には、こんな発言があった。 発言の主は、国交省OBで当… この記事は有料記事です。残り1292文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国交省OBが副社長ポスト要求 国有地賃貸にふれ「協力の証し」
独自 有料記事 畑宗太郎 柴田秀並 編集委員・伊藤嘉孝2023年4月2日 5時00分 国土交通省の元事務次官が東証プライム上場の「空港施設」(東京都)に対し昨年12月、国交省OBの副社長を社長にするよう求めていた問題で、この副社長は前年の2021年、国交省側の意向だとして代表権のある現在のポストを自ら要求し、就任していたことがわかった。要求の際に、航空行政の許認可権を持つ出身官庁の権限を誇示するような発言をしており、他の役員から「(国交省による)人事権への介入ではないか」と反発も出ていた。 複数の関係者によると、21年5月31日、当時の社長退任に伴い、役員人事を話し合う会議が役員8人で持たれた。朝日新聞はこの際の会社側の記録を入手し、出席者の証言を得た。 それらによると、羽田など首都圏の空港を管轄する元国交省東京航空局長で、当時取締役だった山口勝弘氏(63)が、代表権のある副社長に自身が就くことを強く主張。出身官庁の国交省に言及しながら「バックにいる人たちがどう思っているかということ」と述べた上で「私自身の考えじゃない」「しかるべき所に聞かざるを得ない」などと発言したという。 同社が羽田空港で国有地を借りていることに触れ、「(国交省)航空局側から見れば、協力の証しだと思う」とも語っていた。国交省OBの自身を副社長にすることを「協力」と表現したとみられる。国交省は同社に対し、国有地の使用や、貨物施設の賃貸ビジネスに必要な事業者への指定など、多くの許認可権を持っている。 山口氏は、同社の主要株主で… この記事は有料記事です。残り661文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
三重県桑名市で住宅全焼、3人の遺体見つかる 住人と連絡取れず
松島研人2023年4月2日 5時34分 2日午前0時15分ごろ、三重県桑名市長島町で「民家の屋根から火が上がっている」と付近の住民から119番通報があった。桑名市消防本部や桑名署によると、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡の2階部分から3人の遺体が見つかった。この家には黒宮一馬さん(81)と妻(80)、息子(49)が暮らしており、3人と連絡が取れていないという。 現場は近鉄長島駅から南東に約1・3キロの住宅や田畑が広がる地域。(松島研人) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
飲酒運転で人はねる 部活動指導員を懲戒免職 福岡市教委
2023年4月1日 10時30分 福岡市教育委員会は3月31日、飲酒運転をして人をはねたとして、東区の中学校で部活動の指導員を務める会社員男性(30)を懲戒免職処分にし、発表した。このほか、部活動の補助経費を横領していた元事務職員の管理監督者5人の戒告処分も発表した。 市教委によると、男性は2月27日夜、志免町の飲食店で酒を飲んだ後に車を運転し、横断歩道を自転車で渡っていた男性をはね、左足打撲のけがをさせた。翌28日、県警に道路交通法違反(酒気帯び運転)などの疑いで現行犯逮捕された。市教委の聞き取りに対し、「少しの距離なら大丈夫だろうと思った」などと話しているという。 男性は昨年8月から、市教委の会計年度任用職員に採用され、部活動指導員として中学の陸上部で計12回、教えていた。 また市立福翔高校では2018年度から21年度にかけ、当時事務職員だった男性(61)が、部活動の補助経費計約364万円を横領していた。21年度末の定年退職後に被害が発覚し、今月6日に一括返納された。市教委は横領していた期間、校長や事務長だった5人を戒告処分にした。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子どもの歩行中の交通事故、7歳の死傷者数が突出 鳥取県警が分析
清野貴幸2023年4月1日 10時40分 新入学期を前に、鳥取県警は2022年まで10年間の子ども(中学生以下)の歩行中の交通事故を分析し、発表した。年齢別の死傷者数は7歳(小学1、2年)が35人で最多。小学低学年では5月と11月に死傷者数が増える傾向が分かった。 22年の歩行中の死傷者数は79人(死者2人、重傷者32人、軽傷者45人)で、前年より33人少なく、2年ぶりに2ケタ台となった。13年から10年間の推移をみると、歩行中の死者数が全死者数に占める割合は増減を繰り返し、歩行中の重傷者数が全重傷者数に占める割合は20~30%台にある。 歩行中の年齢別死傷者数(10年間合計)では7歳の35人が突出して高い。これは高齢世代である81歳の27人、65歳の26人を上回った。8歳は24人、6歳が20人。学齢別の死傷者数では、幼児から小学3年までで計115人で、歩行中の子どもの全死傷者数の7割を占めている。 月別の死傷者数をみると、小学1~3年では5月が13人、11月10人と、他の月より多いのが目立つ。県警交通企画課の担当者は、「5月は学校に慣れて交通ルールを忘れたり守らなくなったりすること、11月は日暮れが早まることが関係しているのではないか」とみている。 歩行中の子どもの死傷者数の4割に法令違反があり、どの学齢でも飛び出しの違反が最多だった。 内閣府や警察庁などが主催する春の全国交通安全運動は、統一地方選の影響で例年より約1カ月遅れ、5月11日から始まる。県警は4月6~15日、通学路のパトロールなど新入学児童の交通事故防止を目的とした事業に取り組む。(清野貴幸) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人生すべっても大丈夫 すべって日本遺産になった大先輩からの学び
有料記事 編集委員・中島隆2023年4月1日 15時00分 あたらしい年度が始まりました。 受験、仕事、暮らし……。2022年度にすべってしまった方々。もうすべりたくありませんね。 大丈夫です。すべることにかかっては“大先輩”が存在するのです。大阪府柏原市から奈良県三郷町にかけて広がる「龍田(たつた)古道・亀の瀬」と呼ばれる、文化庁認定の日本遺産の場所です。 【撮影ワンポイント】亀の瀬トンネル カメラが地面に接するほどの高さになる小さい三脚に、焦点距離14ミリの広角レンズで撮影。下からあおり、トンネル全体に広がる色彩をダイナミックに表現した。人物のシルエットがわかるように、トンネルの中間より手前に立ったところを狙った。10分1のシャッタースピードで映像が流れるように撮影した。(金居達朗) 科学の力で4万年前に地すべりがあったことが分かっています。地すべりの記録があるのは明治に1回、昭和に2回。歴史の史料にはないけれど、何度も何度も地面がすべってきたこと、それは確実です。 もうすべらせないと対策工事をしていく中で、08年に見つかったのが「亀の瀬トンネル」。明治に開通、かつては鉄道が通っていました。柏原市に位置します。 れんがづくりアーチが40メートルほどつづいた先で、トンネルが行き止まっているのに気づきます。地すべりの後が、そのまま残されているのです。 そして……。 静かな音楽とともに、トンネ… この記事は有料記事です。残り1533文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル