2023年5月16日 20時30分 旅行大手の日本旅行は16日、愛知県の全国旅行支援事業「いいじゃん、あいち旅キャンペーン」の業務で、人件費計約530万円を県に不正請求していたと発表した。勤務実態がないスタッフの出退勤記録簿などを作成し、虚偽報告をしていたという。 同社によると、愛知法人営業部長は2022年7月~23年4月、宿泊料金の割引に関連した書類などを審査する業務で、延べ163人分の出退勤記録簿や日報について部下に虚偽記載を指示し、人件費を不正請求した。病欠などで出勤できなかったスタッフの代わりに、補充要員として同営業部社員の名前を勤務表に記入させたが、実際は働かせていなかったという。 社内調査に対し愛知法人営業部長は「指定された人員を確保しなければいけないと考えた」と話しているという。5月10日、県から「不正の疑いがある」と連絡があり、社内の調査で発覚した。業務はJTBが県から受注し、日本旅行に再委託していた。同社はほかにも38都道府県で同様の業務を請け負っており、さらに調査を続ける。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「市民がするスポーツは削られた」 神宮外苑の再開発、識者に聞く
有料記事 聞き手・照屋健2023年5月16日 20時30分 長い歴史を持つ明治神宮外苑地区で再開発事業が始まった。 神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替えた上で建て直し、高さ200メートル近いビルを2棟建てる大規模な計画だ。事業者側はスポーツを生かしたにぎわいの拠点作りを目指しているが、再開発への反対意見も聞かれる。 スポーツ施設をいかした街づくりはどうあるべきなのか。一橋大大学院社会学研究科(スポーツ社会学)の鈴木直文教授に聞いた。 ――構想が明らかになった当初から「東京のど真ん中のオアシスは、高層ビルが立ち並ぶ巨大な商業地区に変わっていくだろう」と指摘していました。 「事業を進めるディベロッパーさんは『街づくり』というかもしれませんが、基本的には『お金もうけ』なのは明らかです。市民がお金を使わなくてもくつろげた空間を、どう変えるか。計画から読み解かなければなりません」 「例えば、神宮第2球場を取り壊す計画です。土地の収益構造を考えれば、野球場のように広いスペースを使うスポーツ施設はものすごく効率が悪い。収益性の高い高層ビルのような施設を建てることは、民間企業なら当然の発想でしょう」 ――どんな影響がありますか。 「神宮外苑地区は市民が気軽… この記事は有料記事です。残り1906文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
路肩に停車中のバスと大型トラックが衝突、3人死亡 宮城の東北道
2023年5月17日 4時15分(2023年5月17日 4時18分更新) 16日午後8時15分ごろ、宮城県栗原市若柳有賀の東北道の下り線で、バスと大型トラックが衝突する事故があった。県警によると、男性2人、女性1人がいずれも全身打撲などで死亡した。トラックを運転していた男性も頭に重傷を負った。 県警高速隊によると、路肩に停車していたバスの後方にいた3人にトラックが衝突した。バスには30人以上が乗っていたという。 消防によると、亡くなった女性は50代で、男性はいずれも20代。男性2人は外国籍とみられるという。 東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、この事故のため、若柳金成インターチェンジ(IC)と岩手県の一関IC間の下り線が16日午後11時半現在、通行止めになっている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ハリポタ」開業あと1カ月 「としまえん」の雰囲気残し、駅も新装
【動画】西武鉄道の豊島園駅がハリー・ポッターの世界観をイメージしてリニューアルした=中井なつみ撮影 東京都練馬区の遊園地「としまえん」跡地で建設が進む「ハリー・ポッター」をテーマにしたエンターテインメント施設は、16日で開業までちょうど1カ月。最寄り駅となる西武鉄道の豊島園駅ではこの日、駅舎リニューアル工事の完成記念イベントが開かれた。 西武鉄道は「駅周辺もハリー・ポッターの世界観が感じられる場所にしたい」と、1年前から工事を進めてきた。 装いを新たにした駅舎は、ハリポタの作中に登場する駅をイメージし、赤を基調とした色合いに統一。一方で、90年以上にわたって地域に親しまれた「としまえん」の歴史も感じられる場所にと、園内で使われていたベンチや電話ボックスなどをオブジェとして飾る工夫も凝らした。 記念イベントでは、施設の開… この記事は有料記事です。残り447文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国41地点で真夏日 17日は前橋で今年初の猛暑日予想も
強い日差しの中、信号を待つ人たち=2023年5月16日午後2時27分、東京都渋谷区、伊藤進之介撮影 [PR] 全国的に高気圧に覆われた16日、広い範囲で晴れて気温が上昇し、290以上の観測地点で今年の最高気温を更新した。気象庁によると、宮崎県美郷町で32・1度、三重県桑名市や高知県四万十市などで31・3度となるなど41地点で30度以上となる真夏日となった。 午後6時までに東京都心で27・5度、大阪府枚方市で28・2度、名古屋市千種区で29・2度、福岡市中央区で30・7度を観測。6月中旬から7月中旬の陽気だった。 17日も引き続き南から高気圧が広がり、北日本と東日本の太平洋側を中心に気温が上がる見込み。前橋市で36度と今年初の猛暑日(35度以上)の予想で、東京都心でも真夏日となりそうだ。岐阜市は34度、福島市や京都府舞鶴市で33度の予報だ。寒暖の差が激しくなっており、熱中症への注意も必要だ。(宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
30人以上乗ったバスと大型トラックが衝突 5人重傷、宮城の東北道
2023年5月16日 22時52分 16日午後8時15分ごろ、宮城県栗原市若柳有賀の東北道の下り線で、バスと大型トラックが衝突する事故があった。県警によると、複数の人がけがをしており、病院に搬送された。けが人のうち1人はバスの運転手で、大けがだという。消防によると、5人が重傷という。 県警高速隊によると、車両はいずれも横転していない。停車中のバスにトラックが追突したという。バスには30人以上が乗っていたという。 東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、この事故のため、若柳金成インターチェンジ(IC)と岩手県の一関IC間の下り線が16日午後11時半現在、通行止めになっている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「早く見つかって」小4だった吉川友梨さん不明20年 情報求め検問
2023年5月16日 21時00分 大阪府熊取町で当時小学4年生だった吉川友梨さん(29)が行方不明になった事件は、20日で発生から20年になる。府警は16日、友梨さんが登下校時に通っていた同町七山地区で検問を実施し、通行人らに情報提供を呼びかけた。 府警によると、友梨さんが行方不明になったのは、2003年5月20日午後3時ごろ。町立北小学校から歩いて下校中、自宅から約400メートル離れた路上で、同級生とすれ違ったのが最後の目撃情報だった。 検問は、事件当日と同じ第3火曜の午後2時半~3時半ごろに実施した。泉佐野署員や捜査1課員ら計35人が、車やバイクで通りかかった計約100人に友梨さんの当時の顔写真を見せ、心当たりを尋ねた。 検問を受けた町内の40代女性は「事件は知っていたが、もう20年も経つとは。早く手がかりが見つかってほしい」と話した。 情報提供は泉佐野署捜査本部(072・464・1234)か、専用メール(yuri@police.pref.osaka.jp)へ。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
路線バス車両「不正点検」 北海道の労組、運輸局に再監査要請
北海道千歳市で路線バスを運行する千歳相互観光バスが、車両の法定点検を不正に行っていたと労働組合が指摘している問題で、労組は16日、ほかにも不正があるとして、同社を再監査するよう北海道運輸局に申し入れた。労組は4月に路線バスの運行を終日とりやめるストライキを実施。6月の団体交渉が決裂すれば再びストを辞さない構えだ。 札幌地域労組千歳相互バス支部によると、同社は路線バスに使う車両の法定3カ月点検を法律で義務づけられている北広島市の認証工場では行わず、千歳市の本社にある整備場で実施していたとされる。労組の指摘を受ける形で、運輸局はスト前日の4月24日に同社に監査に入ったが、「大きな問題はない」との見解を示した。 労組は再監査が必要な理由として、①走行の安全にかかわる足回りの部品を認証工場以外の場所で交換していた②2級整備士が退職した直後に3カ月点検をしていたことを挙げている。運輸局の担当者は「再び監査に入るかどうか検討する」としている。 労組は会社側に厳正な調査を求め、6月5日に再び団交が設定された。会社側が調査に応じなければ、「第2波」の48時間ストに踏み切る方針だ。 労組の江崎毅支部長は「人の命を預かっている運転手の立場として絶対に認められない。これ以上お客さんに迷惑をかけたくないが、ストをやらざるをえなくなるかもしれない」と話した。 札幌地域労組の鈴木一副委員長は「安全を軽視していけば知床観光船のような大きな事故につながりかねない。運輸局が動かない場合は、国会議員に働きかけて国会で取り上げてもらうことも考えたい」としている。 この問題をめぐっては労使の対立が激化し、4月25日に労組が24時間ストに突入。千歳市内を走る5路線97便が終日運休となり、通勤や通学に利用する約1500人に影響が出た。(編集委員・堀篭俊材) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【そもそも解説】神宮外苑地区とは 敷地内には球場やラグビー場も
東京の真ん中、明治神宮外苑の再開発工事が3月に始まり、これからどうなるかが注目されています。いったい、どんな場所なのか。そもそもから解説します。 Q 再開発が始まった明治神宮外苑(がいえん)地区とは、そもそもどういう場所? A 歴史は1920(大正9)年にさかのぼる。その8年前に亡くなった明治天皇と妻の昭憲皇太后をまつる明治神宮がつくられた。東京・代々木の御料地(ごりょうち)に本殿(ほんでん)などが建てられ、全国から献木(けんぼく)された10万本の植樹もしてつくった人工の森もある内苑とは別に、外苑は神宮創建の記念として設けられた。国民がお金を寄付したり、ボランティアで働いたりして26年に完成した。土地の多くは今も明治神宮が持っている。 Q どんな施設(しせつ)が造られた? A 今もある聖徳記念絵画館… この記事は有料記事です。残り570文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
少女と性交容疑、「トー横四天王」の男を逮捕 ホテルに誘い出しか
18歳未満と知りながら少女と性行為をしたとして、警視庁は住所不定、職業不詳の八重樫海渡容疑者(22)を東京都青少年健全育成条例違反容疑で逮捕し、16日発表した。「女の子のことは知らない」と容疑を否認しているという。 少年育成課によると、八重樫容疑者は東京都新宿区歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角に出入りしており、周囲から「トー横四天王」と呼ばれていたという。 同課によると、八重樫容疑者は昨年7月下旬、自身が宿泊していた歌舞伎町のホテルで、当時高校3年生で17歳だった少女(18)と性交した疑いがある。 少女は同課に対し、トー横で八重樫容疑者に出会い、SNSでメッセージをやりとりしていたところ、「彼女と別れたから部屋に来ないか」と誘われたと説明しているという。少女は「トー横の有名人に会いたい」と考えてホテルを訪ねたとも話しているという。 同課は、八重樫容疑者が自身の知名度を利用して少女をホテルに誘い出していたとみている。(御船紗子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル