2023年5月17日 20時00分 日本郵便近畿支社は17日、東大阪長堂郵便局(大阪府東大阪市長堂3丁目)で、払込用紙の控えなど個人情報が記載された書類を紛失していたと発表した。取り扱い計約3200件分になるという。局舎移転時に誤って廃棄した可能性が高いといい、外部への漏洩(ろうえい)は確認されていないとしている。 同支社によると、紛失が判明したのは、ゆうちょ銀行口座への払込用紙(696件、2022年10~11月)や窓口で支払った公金の原符(580件、同)、窓口で支払った公金に関する納付依頼書(推計約1800件、22年4~11月)などの郵便局控え。氏名や住所、電話番号や口座名義などが記載されていた。 今年1月に局舎を約100メートル南に移した際、書類を保管していたキャビネットを廃棄したが、その中に書類が残されていた可能性が高いと同支社はみている。5月7日、書類保存の作業時に紛失に気づいたという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
パスポート申請に長蛇の列 海外旅行「解禁」で4~5時間待ちも
東京都内のパスポートセンターに連日、長蛇の列ができている。新型コロナウイルスの水際対策緩和や「5類移行」で海外渡航の機運が高まる中、4~5時間待ちの日も。都は比較的空いている平日午前中の申請を呼びかけている。 16日夕、都庁内にある新宿パスポートセンター前。約20人が並んでいた列は30分ほどの間に2列に増えた。「最大2時間待ちです」。職員が呼びかける。窓口がある室内でも100人ほどが待っていた。 「覚悟していたがこんなに混むとは」。7月に台湾旅行を予定する50代夫婦はため息をつく。すでに1時間待っているといい、建物の外で空気を吸っていた。 都庁のセンターでは大型連休明けの5月2週目、1日に1千人~1400人が申請。昨年同期比の約3倍の数だ。都旅券課は「コロナ禍前の水準に戻り、日によってはそれ以上。若い人が多い」と話す。 大手旅行会社によると、水際対策が緩和され、今年に入ってから海外旅行の申し込みが急増。今月8日には、コロナが感染症法の5類へ移行した。広報担当者は「各国の出入国条件が整っただけでなく、国内でも生活が元に戻ってきたという実感もあり、海外旅行への心理的ハードルが下がったのでは」とみる。 オンライン申請はじまったが、都は「更新」のみ 海外の大学へ出願準備中とい… この記事は有料記事です。残り268文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
虐待調べる監査拒んだ容疑、保育所側を書類送検へ 子育て支援法適用
園児への虐待について調べようとした東京都日野市の立ち入り監査を拒んだとして、警視庁は近く、同市にある認可保育所「吹上多摩平保育園」の運営法人と職員の男(36)を、子ども・子育て支援法違反の疑いで書類送検する方針を固めた。同法違反での摘発は全国初とみられる。 同庁は、虐待を隠蔽(いんぺい)する意図があった疑いがあり、悪質性が高いと判断して同法を適用するという。 捜査関係者によると、市が昨年11月10日に監査を実施した際、男は園を訪れた市職員の前に約17分間にわたって立ちふさがり、「弁護士を呼ぶのは午後になるかも知れない」などと告げて立ち入りを忌避した疑いがある。市には園での虐待の情報が寄せられていた。 市職員はこの妨害行為で園の敷地に入れず、この日は監査できなかった。男は任意聴取に「(自分の行為は)忌避には当たらない」と話しているという。 同法では、保育施設などへの給付金が適切に使われて運営されているかの判断をするため、自治体は書類検査や職員ヒアリングなどの監査ができると規定。拒んだ場合は30万円以下の罰金を科すと定めている。 園児虐待で保育士が傷害容疑で逮捕・起訴 同園では今年、園児を激しく… この記事は有料記事です。残り234文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
カメルーン人男性は「難民に該当」 国の不認定処分を取り消す判決
金子和史2023年5月17日 20時22分 カメルーン人の男性(60)が、難民と認めなかった国の処分の取り消しを求めた訴訟で、東京地裁(市原義孝裁判長)は17日、「迫害の恐怖を抱くような客観的事情に該当する」として、処分を取り消す判決を言い渡した。 判決によると、男性は本国の労働組合で反政府活動をしたとして、政府から逮捕状を出された。2012年に来日して難民申請したが、認められなかった。 訴訟で国側は、労働組合への参加を裏付ける証拠がなく、男性が提出した逮捕状は本物とは言えないなどと主張。だが判決は、逮捕状には具体的な事実関係の記載がないものの「真正さに疑義があるとまではいえない」と指摘。現地の新聞に逮捕状が出ていることを伝える記事もあり、「難民に該当していた」と結論づけた。 男性の代理人を務めた吉田幸一郎弁護士は「入管が労力を惜しまずにきちんと審査をすればもっと早く認められたと思う。難民認定に後ろ向きな国の姿勢が、審査結果に反映されているのではないか」と話した。(金子和史) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女性切りつけ、殺人未遂容疑で男を逮捕 熊本県八代市
吉田啓2023年5月17日 22時32分 熊本県八代市で10日夕、女性が刃物のようなもので切りつけられた事件で、熊本県警八代署は17日、女性の知人で鹿児島県鹿屋市永小原町の自称無職、上国料(かみこくりょう)学容疑者(49)を殺人未遂容疑で逮捕し、発表した。「切りつけたことは間違いない」と容疑を認めているという。 発表によると、上国料容疑者は10日午後5時15分ごろ、八代市植柳元町の球磨川遊歩道で、鹿児島県屋久島町の知人で舞踏家の女性(45)を殺害しようと、頭部など数カ所を刃物のようなもので切りつけた疑いがある。女性は頭部など数カ所にけがを負い重傷。上国料容疑者は「なたで切りつけた。なたは捨てた」と話しているという。 14日午後には、現場から約11キロ南東の同市坂本町深水の空き家に不審な男がいるのを家主の男性が発見し、通報した。男は逃げていた。その後、付近の沢で軽ワゴン車が転落しているのが見つかり、上国料容疑者名義の車と確認されていた。 署員らが捜索を続けていたところ、17日午前6時ごろ、容疑者を容疑者宅付近で見かけたとの通報を受けた。捜査員が鹿屋市に向かい、午後5時15分ごろ、自宅で逮捕したという。 上国料容疑者は「山から徒歩でおり、バスや電車で自宅付近に帰った」と話しているという。(吉田啓) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
逮捕の少年3人、実際には顔見知りか 4人を再逮捕へ 銀座強盗事件
東京・銀座の時計店で8日に起きた強盗事件で、逃走後にマンションに侵入した容疑で逮捕された少年4人のうち3人は、事件前から面識があったとみられることが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は近く4人を強盗と建造物侵入の両容疑で再逮捕する。 捜査関係者によると再逮捕されるのは、いずれも横浜市に住む飲食店アルバイトの19歳▽職業不詳の19歳▽私立高校3年生の18歳▽無職の16歳。4人は共謀して8日午後6時18分ごろ、東京都中央区銀座8丁目の高級時計店「クォーク銀座888店」に侵入し、店員にナイフを向けるなどしてショーケースからロレックスの腕時計などを奪い取った疑いがある。精査の結果、被害品の販売総額は3億円以上という。 警視庁によると、4人は逮捕後に「お互いのことは知らない」と供述。同庁が4人の交友関係を調べたところ、アルバイトの19歳少年が主導的な立場で、別の19歳と16歳の少年とは事件前から面識があったという。同庁は、お互いの関係性に関する供述は虚偽で、口裏合わせとみている。面識があったとみられる3人と18歳少年の関係性は引き続き調べる。 レンタカー手配は4人以外が関与か 事件では逃走に白いワンボッ… この記事は有料記事です。残り299文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Cannes 2023 : voyage dans le Japon populaire de Kore-eda
Dix ans après le Prix du Jury attribué à Tel père, tel fils, cinq ans après la Palme d’or décernée à Une affaire de famille et seulement un an après sa venue pour présenter Les Bonnes Étoiles, déjà en compétition, le réalisateur japonais de 62 ans, Hirokazu Kore-eda, est de retour […]
Une agence japonaise de boys bands rattrapée par le passé de prédateur sexuel de son fondateur
Une image de Johnny Kitagawa, fondateur de l’agence japonaise de boys bands, Johnny & Associates, dite Johnny’s, à l’annonce de sa mort, à Tokyo, le 10 juillet 2019. KYODO NEWS VIA AP « Un acte désespéré pour assurer sa survie. » C’est peu dire que Ryu Takahashi, ancienne star de la J-pop passée par la puissante […]
原爆死没者名簿197冊に風通し 「おばあちゃんに会えた」職員も
長崎原爆で犠牲になった人たちの名簿を外気に当てる「風通し」が17日、長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館であった。梅雨入りを前に、市職員らが湿気を取り除き、傷みがないか確認した。 原爆死没者名簿には、亡くなった被爆者らの名前と享年、死亡年月日が載っている。昨年8月9日、その年の7月末までの1年間で亡くなった3167人が加わり計19万2399人。名簿は計197冊となった。2018年からは、国が定める被爆地域の外にいたため被爆者健康手帳の交付が認められていない「被爆体験者」も記されている。 この日作業した市職員10人は、原爆投下時刻の午前11時2分に黙禱(もくとう)。1枚ずつページをめくって風に当てた。中には、名前が分からない犠牲者のために白紙のものもある。 参加した中田晃さん(32)は「名簿にある以上に多くの方が無念の中で亡くなっていることを実感した。一人ひとりの名前が風に当たるように丁寧に見た」と話した。自身も被爆者の祖母を持つ被爆3世という。偶然めくったページに祖母の名前を見つけたといい、「毎年お参りしているが、ここでもおばあちゃんに会えるんだなと感慨深かった」と話した。 もう一つの被爆地広島でも、原爆死没者名簿の風通しが24日に行われる。(寺島笑花) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本PTA全国大会の登壇者巡り波紋 有志らが経緯の説明求める
高嶋将之2023年5月17日 21時57分 日本PTA全国協議会(日P)が今夏に広島県内で開く全国研究大会の記念講演の登壇者をめぐり、PTA会員と元会員の有志が17日、登壇者が決まった経緯や理由などについて問う公開質問状を主催者側に送った。来月17日までの回答を求めている。 質問状では、登壇予定となっている人工知能研究者の黒川伊保子さんについて「『男性脳・女性脳』といった言葉を強調した言論活動をしてきた」と指摘、「男女の性差を殊更に強調する論法であり、ジェンダー平等や男女共同参画社会、性の多様性を認める社会の推進に反するものではないかという疑問がある」などとした。その上で、黒川さんの講演が決まった経緯や理由について回答を求め、「再検討の必要がある」としている。 男女の行動や思考の違いは脳の性差によるとする考えは「ニューロセクシズム」と呼ばれ、批判がある。黒川さんの講演を知った、PTA会員で教育学者の西郷南海子さんらが他の会員と連携し、質問状を提出することになったという。 17日にオンラインで記者会見した、PTA会員の太田啓子弁護士は「ジェンダーバイアスを崩していかなければならない時代に日Pがこういった講演をするのは許しがたい」と話した。 日Pは取材に、「今後、役員会で相談し対応してまいります」とコメントした。(高嶋将之) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル