名字研究家の高信(たかのぶ)幸男さん(66)は、全国の珍しい名字とそれにまつわるエピソードを探し続けている。高校生のころから、収集した全国の電話帳をめくって「珍名さん」を見つけてはアポなしで会いに行き、その由来を調べて歩く。一体どんな風に由来を探し当てるのか。高信さんの取材に、記者が同行した。 2月中旬、高信さんと記者は福島県三春町にやってきた。道路の端には雪が残り、寒風が吹いていた。 「今回追いかけるのは、『過足』さんです」 取材前の打ち合わせで、紙に書いた漢字を見せられたものの、読めない。 「かあし」 「すぎあし」 記者は言い当てようとした。 だが、高信さんは楽しそうに… この記事は有料記事です。残り1695文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
英国訪問の秋篠宮ご夫妻、国王の戴冠式に参列 王族らとの交流も
多田晃子2023年5月7日 9時06分 英国を訪問中の秋篠宮ご夫妻は6日午前(日本時間同日午後)からロンドン市内のウェストミンスター寺院で行われたチャールズ国王の戴冠(たいかん)式に参列した。ご夫妻が外国王室の戴冠式に参列するのは初めて。 午前11時から始まった戴冠式に、秋篠宮さまはモーニング、紀子さまは着物姿で参列。厳かな雰囲気の中、1千年以上続く歴史と伝統の儀式を見守った。 5日夕(6日未明)には、同市内のバッキンガム宮殿で国王主催のレセプションに出席。国王に祝意を伝えるとともに、天皇、皇后両陛下からの祝意も伝えた。欧州やアジア、中東などから出席した王族のほとんどと言葉を交わした。5日午前(5日午後)には、ブルガリア元国王夫妻とも面会し、2009年の訪問時以来の再会をした。(多田晃子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
博多駅「空中都市」建設の大工事 列車を7時間運休して線路付け替え
伊藤隆太郎2023年5月7日 9時13分 福岡市博多区のJR博多駅で5日深夜から6日早朝まで、7時間にわたり大がかりな線路の付け替え工事が行われた。線路をまたいで上空に浮くように12階建てビルを建てる難工事「博多駅空中都市プロジェクト」の一環。人海戦術をとり、限られた時間内にビル建設の支障となるレールやまくら木を一気に撤去し、信号系統も切り替えた。 JR九州は深夜や早朝の列車33本を運休し、作業員ら300人がかりで工事に臨んだ。「博多駅に新たなにぎわい空間を生み出すため、安全に工事を進める」と大倉一範・博多駅工事事務所長。ビルを支える柱を約8~18メートルの間隔で立てるため、これまでの線路や分岐器を移設するなどしてスペースを確保した。 空中都市プロジェクトの新ビルは、現在ある10階建ての駅ビル「JR博多シティ」より高く、駅周辺の新しいランドマークを目指す。延べ床面積は5万平方メートル。ホテルやオフィス、商業施設が入り、完成は2028年末の予定。駅の東西の「博多口」「筑紫口」を結ぶ新たな通路と広場にもなる。 この工事で撤去された設備のなかには「シングルスリップスイッチ」と呼ばれる珍しいタイプの分岐器もあった。JR九州で唯一だったこともあり、熱心な鉄道ファンも遠くから作業を見守った。(伊藤隆太郎) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「日本人のイスラム教徒」が増える理由 国内のモスクは20年で7倍
大滝哲彰 高井里佳子2023年5月6日 16時00分 日本に住むムスリム(イスラム教徒)が増えている。在日ムスリムを研究する早稲田大学の店田廣文名誉教授らの調査によると、推計で20万人を超えた。1999年に全国で15カ所だった礼拝所「モスク」も、2021年3月に113カ所に増えたという。 店田名誉教授らは、在留外国人統計や国ごとのムスリム人口比率、一般社団法人「日本イスラム協会」の会員数などから、日本で暮らすムスリムの人数を推計している。 調査によると、日本で暮らすムスリムは、2020年末で約23万人いた。このうち日本人や、結婚などで永住資格を持つ人は約4万7千人で、10年前の1万~2万人から倍増している。「目立つのは婚姻に伴うもの。自ら入信するケースも増えているようだ」と店田名誉教授は話す。 モスクの建設も進み、20年余りで7倍以上になった。 大阪市西成区では昨年、新しいモスク「マスジド・イスティクラル・大阪」が開設された。元は工場だったビルを改装し、費用は主にインドネシア人の寄付で賄った。日本人が礼拝に来る姿も目立つという。 運営する一般社団法人の会長でインドネシア人のヘリザル・アダルディさん(46)は「どんなムスリムも来やすい場所にしたい」と語る。 イスラム文化を研究する岡井宏文・京都産業大准教授は「日本ではなじみの薄かったムスリムだが、もはや私たちの隣人になりつつある。多様化が進む社会の中で、共生を考えていく必要がある」と話す。(大滝哲彰、高井里佳子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
着物姿で入信したイスラム教 「怖い」という偏見が消えた私の一人旅
自宅のマンションの一室。家族や友人ら約15人に囲まれながら、高校教員の高雄咲さん(26)が、スマートフォンに書いてあるアラビア語を読み上げた。 「アラーの他に神はなし、ムハンマドは神の使徒である」 読み上げた時間は、わずか十数秒。 昨年11月25日。26歳の誕生日にイスラム教徒になった。 この日は母に着付けてもらった桃色の着物を身にまとった。選んだ理由は「日本人としてのアイデンティティーを忘れたくなかったんですかね?」 大阪女学院大学に通い、3年生の時に交換留学で半年間、台湾に留学した。 現地では、留学生のパーティーで知り合ったトルクメニスタン出身の男性と友だちになった。 慣れない留学先で、気さくに話せた。英語でのコミュニケーションを重ね、2人で出かけるくらい仲良くなった。 1カ月も経たないある日、みんなですき焼きを食べようと提案すると、「これは食べられない」と言われた。割り下に酒を使っているからだ、という。 イスラム教ではアルコールが… この記事は有料記事です。残り1922文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
戦後の皇室の国際親善、始まりは英女王の戴冠式から 上皇さま19歳
英国で6日、70年ぶりに国王の戴冠(たいかん)式がある。前回の英エリザベス女王の戴冠式には、上皇さまが学習院大在学中の19歳の皇太子時代に、昭和天皇の名代として参列した。上皇さまにとって初の外国訪問となった戴冠式参列のための欧米歴訪は、戦後の皇室の国際親善の始まりでもあった。 外国王室などとの交流の場に 「日本を考えさせる契機となった」 1953年6月、ロンドン市内のウェストミンスター寺院。エリザベス女王の頭上に王冠が載せられる瞬間、外国元首らに交じって最前列にいた上皇さまは、伸び上がるようにしてその様子を見守った。 当時式部官として同行した吉川重国氏の家信を編集した「戴冠紀行」によると、上皇さまは戴冠式を最前列で見守り、さらにレセプションなどでは女王や英王室、さらには外国代表や王族の方々と交流した。 英国には約1カ月間滞在。戦争の記憶が残る時期に、かつての敵国からのプリンスに冷ややかな見方もあったが、英王室のサポートもあって次第に好意的な世論が広がっていった。 英国を含む計15カ国を巡って各国の王室などと交流した上皇さまは、在位中の93年の記者会見で、「私に世界の中における日本を考えさせる契機となりました」。そう当時を振り返った。 戦後、戴冠式や即位式への参列は過去6回 戦後、皇室の方々が参列した戴冠式や即位式は6回。エリザベス女王の戴冠式のほか、75年には皇太子時代の上皇さまと美智子さまがネパール国王の戴冠式に、80年には三笠宮ご夫妻がオランダ女王の即位式に、2008年には皇太子時代の天皇陛下がトンガ国王ツポウ5世の戴冠式に、皇太子時代の天皇陛下と雅子さまが13年にオランダ国王の即位式、15年にトンガ国王ツポウ6世の戴冠式にそれぞれ参列した。 戴冠式では参列した各国の元首や王族らと交流する場にもなる。 また、国際儀礼(プロトコル)に基づいて席次などが決まるのが一般的で、エリザベス女王の戴冠式に参列した上皇さまが皇太子にもかかわらず最前列だったのは、「昭和天皇の名代だったからでは」(宮内庁担当者)とみられている。 秋篠宮ご夫妻、国王と再会へ 英王室とより強い絆を 秋篠宮ご夫妻が外国の戴冠式に参列するのは初めてだが、皇室と英王室は明治から約150年の交流があり、秋篠宮さまはこれまでに皇太子時代のチャールズ国王と4回対面している。 戦後の皇室の国際親善が始まってから70年ぶりとなる戴冠式で、ご夫妻が紡ぐ新たな国際親善に、宮内庁幹部は「皇室と英王室の絆をより強くして頂ければ」と期待する。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナで苦境の性的マイノリティー 日本と海外の現状、G7前に注目
IDAHOBIT(アイダホビット)という言葉を知っていますか。LGBTQなど性的マイノリティーの人たちの権利を高める国際的な記念日のことで、毎年5月17日がその日に当たります。今年はその直後の19日から広島で主要7カ国首脳会議(G7)が開かれます。議長国を務める日本は、G7の中で唯一、同性カップルに対して国として法的な権利を与えず、LGBTQに関する差別禁止規定や法律がありません。日本は外からどう見えているのか。何から変えていくべきか。大阪にある常設のLGBTQセンター「プライドセンター大阪」を運営する村木真紀さんと、在京都フランス総領事のジュール・イルマンさんが対談しました。(聞き手、構成=編集委員・石合力) IDAHOBIT 同性愛者、トランスジェンダー、両性愛者など性的マイノリティーに対する差別や不寛容、否定的な態度、言動、嫌悪をなくすために定められた記念日。「国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日」の英語の文字を並べたもの(International Day Against Homophobia,Transphobia,and Biphobia)。1990年5月17日に世界保健機関(WHO)が同性愛を精神障害から除外したことから始まった。当初は「国際反ホモフォビアの日」(IDAHO)として始まった。このため、日本では「アイダホの日」とも呼ばれる。 ――「プライドセンター大阪」は、LGBTQの人たちが集まり、相談できる常設の場所として昨年4月に発足しました。なぜつくろうと思ったのですか。 村木 2019年にオーストリアに視察に行ったことがきっかけです。ウィーン市内には、LGBTQの若者、観光客向けの施設のほか、資料館や難民支援の施設もあった。ウィーン市(人口約190万人)は、大阪市(同約275万人)とほぼ同じ都市規模。だったら大阪にあってもいいんじゃないかと思ったのです。 ――ウィーンのセンターは公営ですか? 村木 運営形態はそれぞれ違いますが、難民支援以外の施設には政府の支援が入っていました。ウィーンは地価が高いのですが、政府が所有している建物を安い値段や無償で貸してくれる。何度か米国に視察に行ったときにも多くのセンターを見てきました。日本でもどこかにLGBTQの人たちが集まれる場所が必要だなと。ただ、そう言っている間に新型コロナウイルス感染が広がってしまった。 LGBTQ Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング。自らの性のあり方について、特定の枠に属さない人、わからない人などを表す)の頭文字をとった言葉。性的マイノリティーを表す総称としては、LGBT、LGBTQのほか、自分自身の性自認が無性、中性のXジェンダー、定期的に入れ替わったりする性自認や非性愛者(ノンセクシュアル)らを含めて、LGBT+(プラス)、LGBTQ+なども使われることがある。 ――コロナ禍は、LGBTQの人たちにとってどのような影響がありましたか。 村木 LGBTQの人たちに… この記事は有料記事です。残り3237文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
性的マイノリティーの権利、日本と海外の現状は G7の議論に注目
LGBTQなど性的マイノリティーの権利について5月に広島で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)での議論に注目が集まっている。議長国日本はG7の中で唯一、同性カップルに対して国として法的な権利を与えず、LGBTQに関する差別禁止規定を持たないからだ。常設のLGBTQセンター「プライドセンター大阪」を運営する村木真紀さんと在京都フランス総領事のジュール・イルマンさんに日本と海外の状況について聞いた。 村木 LGBTQの人たちは元々非正規雇用が多く、メンタルヘルスの問題を抱えている人も多い。コロナウイルスの感染拡大で女性の解雇が多かっただけでなくLGBTQの人も影響を受けた。日本には、性的マイノリティーに対する差別禁止などの基本法がないので担当省庁もない。プライドセンター大阪には、学校や職場、医療現場や就業支援の場で差別されたという相談もある。本来ならNPOではなく、国や都道府県が指導しなければいけないことではないか。 イルマン フランスには、LGBTQの担当大使がいる。同性愛や同性婚が禁じられ、犯罪になる国に外交的に立ち向かっていくことが役割です。各国にあるフランス大使館にもLGBTQの担当者がいます。 村木 岸田文雄首相は、同性婚について「社会が変わってしまう」と発言したが、この20~30年の歴史で見てきたことは、LGBTQの権利が認められれば、社会はいい方に変わるということです。同性婚について世論調査では約6~7割が賛成している。認められる前にこれだけ賛成が多かった国は実はありません。 イルマン フランスでは80年代にゲイとレズビアンの権利擁護運動があり、その後、法整備も進みました。同性愛者への差別や否定的な言動は04年に禁止された。13年には同性婚が認められた。いま結婚式の4%は同性婚です。 村木 国連加盟国の中には同性愛を犯罪とする国がある。ロシアのプーチン大統領は、国内でLGBTQの人たちを攻撃し続けてきた。これらの国が入る国連総会やG20では問題にしっかりと対応できない。昨年のG7サミットでLGBTQの人たちを支援する内容の文書が出た。日本政府も約束したが、法整備も当事者支援も放置された。日本が議長国としてこの問題で議論を主導できるのかと思う。 イルマン LGBTQに関するフランス政府の行動計画には、体外受精や精子ドナーを使った生殖補助医療もある。男女にも女性どうしのカップルにも補助が出る。フランスの学校では、親の欄について、父と母ではなく、親1、親2と書くことになっている。 村木 同性婚について日本の世論は6~7割が賛成で、賛成が4割の国会議員との間に隔たりがある。主要政党で差別禁止法に反対しているのは自民党だけだ。LGBTQの権利はグローバル企業にとっては当たり前。経済界もLGBTQへの権利を認めることは経済や社会にとっていいことだということに気づき始めている。 イルマン 同性婚を認めることは、だれかの権利を奪うことではない。一つのモデルをほかの人に押しつけるのはおかしいことかなと思います。(編集委員・石合力) LGBTQ LGBTQ Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング。自らの性のあり方について、特定の枠に属さない人、わからない人などを表す)の頭文字をとった言葉。性的マイノリティーを表す総称としては、LGBT、LGBTQのほか、自分自身の性自認が無性、中性のXジェンダー、定期的に入れ替わったりする性自認や非性愛者(ノンセクシュアル)らを含めて、LGBT+(プラス)、LGBTQ+なども使われることがある。 村木真紀さん 1974年茨城県生まれ。認定NPO法人虹色ダイバーシティ理事長(代表)。京都大学総合人間学部卒。サッポロビール、コンサル会社などを経て2013年にNPO法人を設立。性的マイノリティーが働きやすい職場づくりを企業に働きかける。同性のパートナー、7歳の子どもと暮らす。 ジュール・イルマンさん Jules Irrmann 1974年生まれ。トゥールーズ政治学院、国立東洋言語文化学院日本語科卒。在日フランス大使館参事官、在フィジー公使などを経て2019年から在京都フランス総領事。フランスの少子化対策やLGBTQに関する発言も多い。対談は日本語で行った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
GWの目白庭園、生まれたばかりの子ガモに会いに来て 東京・豊島
JR目白駅(東京都豊島区)に近い区立目白庭園で、生まれたばかりの愛くるしいカルガモのひなが来園者の人気を呼んでいる。 同園によると、先月26日にひな8羽を確認。その後も増え続け、今月6日時点で2家族計15羽が公園にある池の岩場をよじ登ったり、泳ぎまわったりする姿がみられる。 同園では例年、カルガモの子… この記事は有料記事です。残り211文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
道の真ん中にお年寄りの女性…なぜ倒れているの?小学生2人は動いた
山田みう2023年5月6日 18時30分 車道に倒れていたお年寄りを助けたとして、埼玉県警川越署は川越市立芳野小学校4年の北方雅人さん(9)と6年の藤井碧大さん(12)に感謝状を贈った。 2人は3月29日午後5時ごろ、遊びから帰る途中、同市鴨田の片側1車線の市道で、道路の真ん中に倒れているお年寄りの女性を見つけた。2人は「どうして倒れているんだろう」と疑問に思い、女性に近づいた。意識はあったが、疲れて動けなくなってしまっているようだったという。 北方さんは「早く知らせなくちゃ」と考え、近くの自宅の母親のもとに急いだ。藤井さんはその間、女性を見守った。数分後に北方さんの母親が駆けつけ、女性を歩道に避難させた。 母親の110番通報で、家族に引き渡された。女性は80代で、医療機関を受診し、股関節の骨が折れていたことがわかったという。 感謝状の贈呈式は2日、芳野小学校であった。女性の家族も同席し、2人に直接感謝を伝えた。北方さんは取材に「ものすごくうれしい」、藤井さんは「勇気を出して、人の命を救えて良かった」と話した。 生駒義郎校長(53)は「人の命の大切さは教えてきたが、それを実践することは大人でも難しい。校長として誇りに思う」、川越署の木村宏志署長は「小さい勇気と行動力が女性を救った」と称賛した。(山田みう) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル