東郷隆2023年5月5日 16時00分 震度6強の揺れがあった石川県珠洲市の女性(85)は「今までにない強い横揺れで、とっさに目の前のテレビを押さえて倒れないようにしていた」と話す。 揺れが収まった後に自宅内を見て回ると、棚からいくつもの食器が床に落ちていたり、リビングや寝室などの閉めていた引き戸が10センチほど開いていたりしていたという。 庭先の高さ約2メートルの灯籠(とうろう)が崩れたという。昨年6月に石川県能登地方で起きた地震(最大震度6弱)よりも揺れは大きいと感じたといい、「家にひとりだったので恐ろしかった。外出中の夫と電話がつながらず不安だ」と話した。(東郷隆) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
松野官房長官「珠洲市で建物倒壊の情報」 石川・能登で震度6強
2023年5月5日 16時09分 石川県能登地方を震源とする地震の発生を受け、松野博一官房長官は5日午後3時半前、首相官邸で緊急の記者会見を開いた。石川県珠洲市で最大震度6強の強い揺れが発生したとしたうえで、「珠洲市で建物倒壊の情報が入っているが、詳細は確認中」と述べた。津波による被害の心配はなく、人的、物的被害について確認中という。 原子力施設については、「現時点で異常なしとの報告を受けている」と説明した。政府は、官邸危機管理センターに官邸対策室を設置。松野氏は「関係省庁の局長級による緊急参集チームを招集し、総理の指示を踏まえ、人命第一の方針のもと、被害状況把握と救命救助等の災害応急対策に総力を挙げて取り組んでいる」と語った。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「昨年より激しい揺れ」 震度6強の珠洲市、「2棟が倒壊」情報も
5日午後2時42分ごろ、石川県能登地方を震源とする地震があり、震度6強を観測した同県珠洲市では大きな揺れを感じたとの声が相次いだ。 珠洲市正院町正院で「村元酒店」を営む村元優文さん(85)は、居間でテレビを見ているときに揺れ始めた。「ひどい横揺れや、下からどんと突き上げるような揺れが続き、とても長く感じ、人生で一番大きい地震だった」と振り返る。昨年6月の地震よりも大きく、長い揺れを感じたという。 店舗の方からガチャガチャと大きな音がしたので見に行くと、棚の日本酒のビンが10本近く割れていた。自宅の食器棚も倒れ、「近くにいたら危なかった」と話した。 珠洲市で民宿を経営している女性(68)は自宅でテレビを見ていたところ地震が起こった。「最初は小さな揺れだったが、ドスンと大きな揺れに変わった。家が古いので、壊れてしまうのではないかと怖かった」と話した。 珠洲市観光交流課の男性職員(51)は「(震度6弱を観測した)昨年6月の前回地震より揺れが激しく長かった。立っていられないほどで、物が落ちてきた。観光施設などに被害がないか情報を収集している」と話した。 珠洲消防署によると、珠洲市内で2棟の建物が倒壊したとの情報が入っているといい、被害の状況について調査を進めている。人的被害についても「調査中」としている。 珠洲市総務課の男性職員は「5秒から7秒程度の大きな地鳴りの後、30秒程度の横揺れがあった。被害状況はわかっていない」と話した。珠洲署の当直担当者も「長い横揺れがあった。被害状況は現在調査中」と話した。 近隣の自治体でも大きな揺れを感じたとの声が相次いだ。能登町役場総務課の男性職員(32)は「休日で自宅にいたらいきなり強い横揺れが襲ってきた。緊急地震速報とほぼ同時に感じられた。役場に向かう途中では大きな被害は見受けられなかった」と話した。(井石栄司、丘文奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Fighters flirt with combined no-hitter in win over Lions
Newly minted starter Koki Kitayama and four relievers came within one out of a combined no-hitter as the hokkaido Nippon Ham Fighters blanked the Seibu Lions 1-0 in the Pacific League on Thursday. Chusei Mannami put the Fighters ahead with his fifth home run of the year in the top […]
Masataka Yoshida takes hitting streak to 14 with home run in Red Sox win
Boston – Masataka Yoshida extended his hitting streak to 14 games with a home run as the Boston Red Sox beat the Toronto Blue Jays 11-5 on Thursday to sweep their four-game series. The first-year MLB player’s red-hot hitting coincides with a strong run of results by Boston, which has […]
「吉原」の風俗店で殺人未遂事件 男に刺された女性が意識不明
2023年5月5日 12時57分 5日午前11時20分ごろ、東京都台東区千束4丁目の風俗店の店員から「女性が男に刺された」と119番通報があった。警視庁によると、女性は男に首をナイフで刺され、意識不明の重体。男も自らの腹を刺したとみられるという。警視庁が殺人未遂事件として捜査している。 捜査関係者によると、女性は店の従業員で、男は30代くらいの客とみられる。来店した男が個室でバタフライナイフのようなもので女性を刺したという。 現場は東京メトロ日比谷線三ノ輪駅から南へ500メートルほど離れた「吉原」と呼ばれるソープランドが集まるエリア。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子どもの「かわいさ」は、はかないから 未来の私に残すため撮る写真
有料記事 聞き手・高重治香2023年5月5日 13時00分 わが子のかわいい瞬間は、とりあえずスマホで撮影。見返して、誰かに見せて。でも、子どものかわいさを「消費」しているようで、後ろめたく感じることもあります。子どもの「かわいい」と写真の関係について、ストックフォトサービス「PIXTA(ピクスタ)」の事業本部長、加藤あす香さんに聞きました。 私たちのサービス「ピクスタ」は、人物、動植物、風景などの写真を撮った人がサイトに投稿し、企業や個人が有料でイメージ画像として利用するものです。人物写真のうち子どもの写真が多く使われる場面がいくつかあります。 まず、未来の象徴として、というケースです。たとえば住宅や、貯蓄など金融商品の広告で、今後のライフプランを思い浮かべやすくするために使われます。記事やブログで、親しみやすさをアピールするため載せることもあります。他に使用が多いのは、英語教育や食品など、子ども向けの教材や商品の広告です。 インターネットが普及し始めた頃は、動物か赤ちゃんの写真があれば広告がクリックされやすいと言われましたが、今はそれほど単純ではありません。人々の感性はより多様になり、商品のターゲットも細分化され、求められる写真もさまざまです。 加藤さんが子どもの写真を撮る時に考えていることや、いま住んでいるシンガポールで経験する子連れに対する「びっくりするぐらいのおせっかい」について語ります。 子どもの写真と一口に言って… この記事は有料記事です。残り783文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
彼氏のDV「ヤバい」、捕まろうと人を刺した 少女が見つけた居場所
「とにかく捕まりたかった。このままだとヤバいと自分でも思っていた」 3月17日、広島県東広島市の女子少年院「貴船原少女苑」の教室。サチ(仮名、18)は面会した記者に、こう明かした。 サチは昨夏の早朝、友人らと自宅近くの高架下トンネルに少女を呼び出し、殴ったり蹴ったりした。たばこの火を少女の体に押しつけ、ナイフで太ももを刺した。全治2週間のけがを負わせた。 傷害容疑などで逮捕され、家庭裁判所の少年審判で女子少年院に送られた。 4人きょうだいの末っ子。家族から愛されて育った自覚はあった。中学卒業後は身体障害者のグループホームに勤め、仕事にやりがいも感じていた。 事件とは縁遠い人生のはずだった。サチを変えたのは彼氏のDVだった。 知人をナイフで刺して逮捕された18歳の少女、サチ。民法上は成人ですが、送られたのは女子少年院でした。そこで受けたのは「大人の自覚と責任」を学ぶ新しい矯正教育。サチは変われるのか、それとも――。記事の後半でお伝えします。 殴られ、蹴られた。体中にあ… この記事は有料記事です。残り1728文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「意見の尊重」は「子どもの権利」、高1も6割知らず 具現化の道は
5日は「こどもの日」。「子どもの権利条約」に定められている「子どもの意見の尊重」について、国立成育医療研究センターが小中高生の認知度を調べたところ、高校1年生でも約6割が知らなかった。同センターは、「子どもの意見を聴くという国の目標と現状のギャップを埋める必要がある」と分析している。 調査は昨年10月、全国50自治体の小学5年生から高校1年生3161人を対象に郵送で実施し、1918人が回答した(回答率約60・7%)。 調査では、「子どもの権利」を守るための国際条約として「子どもの権利条約」があり、「子どもの最善の利益」や「差別の禁止」など四つの柱があることを知らせたうえで、「子どもの意見の尊重」が含まれていることを知っていたかどうかを尋ねた。 回答は、①「子どもの権利」に「子どもの意見の尊重」が含まれていることを知っていた、②「子どもの権利」は知っていたが「子どもの意見の尊重」が含まれていることは知らなかった、③「子どもの権利」自体を知らなかった――の三つの選択肢から選ぶ形式だった。 ①は小学5年生が約16%と最も低く、中学3年生が約44%と最多だった。高校1年生は約40%だった。 「子どもの権利」自体を知らないという③は、小学5年生で約65%。中学2年生でも約58%にのぼった。 子どもの意見表明権を守るために、子ども、家庭、学校の先生、市民団体、政治家などがするといいと思うことについて自由記述を求めたところ、回答者のおよそ3人に1人が記入した。 「子どもだからという理由で… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新人隊員、1300CCの白バイと格闘中 断念した駅伝の夢つなぎ
山あいにある警察の自動車運転訓練場。 白バイが走り回る中、1人の女性隊員が、隅っこに並べられたコーンの間をくねくねと歩いていた。 両手でハンドルを握るような姿勢をしながら、体を傾ける。 「そんな急に回るかぁ」 「バイクがどう動くか、考えろ」 声が飛ぶたび、両腕をぐっと持ち上げる。緊張の時間が続く。 福岡県警交通機動隊の坂井希美巡査(24)は、警察官になって3年目。3月から訓練を始めたばかりの新米白バイ隊員だ。 県警が使う白バイは、排気量1300ccの大型二輪車。総重量は300キロ近くあり、操るのは容易ではない。倒れたバイクを起こす作業だけでも、全身がこわばるほどの筋肉痛になる。 一度ついえた夢 それでも、坂井巡査は白バイ… この記事は有料記事です。残り948文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル