岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で3人が銃撃され死傷した事件は、自衛官候補生の男(18)=殺人未遂容疑で逮捕=が実弾訓練中に突然起こしたとされる。銃器を扱わせるべきではない「不適格者」は、どう見抜けばいいのか。 事件が起きたのは、容疑者の入隊から2カ月半が経った今月14日。空包射撃を含め4回の射撃訓練をしており、この日が正式に自衛官になるための射撃検定だった。 ■採用時と採用後のチェック態… この記事は有料記事です。残り1261文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
商業施設屋上駐車場で仰向け女性発見 2日前に死亡、死因は熱中症
2023年6月18日 3時01分 北九州市若松区二島1丁目にある商業施設の屋上駐車場で、17日午前9時45分ごろ、客から「女性が倒れている」と119番通報があった。 福岡県警若松署によると、近くに住む一人暮らしの無職女性(72)が駐車場の端で仰向けに倒れており、現場で死亡が確認された。医師の診断によると、死亡したのは15日ごろで、死因は熱中症とみられるという。 署によると、15日午前9時ごろ、施設の防犯カメラに女性が1人で映っていたという。倒れていた場所は死角となり、発見しづらいといい、駐車場の輪留めにつまずいて転倒し、起き上がれなくなった可能性があるとみている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
法事で集まった親戚と酒飲み…福岡県警巡査部長が酒気帯び運転容疑
福岡県警は東署留置管理課の巡査部長、本田勝也容疑者(57)=福岡市城南区=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、18日未明に発表した。「酒は抜けていると思った」と容疑を一部否認している。 県警監察官室によると、本田容疑者は、17日午後8時45分ごろ、同県柳川市三橋町棚町の国道443号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いがある。 本田容疑者はこの日、熊本市内で法事があり、午前11時~午後1時に市内の居酒屋で親戚と焼酎の水割りを数杯飲んだと説明しているという。 その後、市内の実家で休憩し… この記事は有料記事です。残り209文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナの象徴だったアクリル板、その後の姿は…アクセサリーにも変身
新型コロナウイルスの感染防止対策として飲食店などで使われてきたアクリル板のパーティションを、アクセサリーなど新たな製品に生まれ変わらせる取り組みが進んでいる。捨てる予定のものに手を加え、価値を高めた製品にする「アップサイクル」と呼ばれる手法だ。 独自の技術でアクセサリーに アクリル板の加工・デザインなどを手がけている「ツクリ」(東京都中央区)。アクリル板をアルコール消毒などで洗浄したあと、熱を加えて板状に加工していく。その板からレーザーカッターでデザインを切り出すと、ピアスやネックレスに生まれ変わった。 加工の際、百貨店のディスプレーなどで使われていたカラフルなアクリル板や、鏡や木材の端材なども入れ込むことで、複雑な色合いも表現できる。 もともと国内外の百貨店向けにアクリル板を使った装飾品や水族館の水槽デザインを手がけてきたが、コロナ禍で需要が激減した。一方で、アクリル板は飛沫(ひまつ)防止対策として多くの企業や飲食店で使われた。 いずれ、大量に廃棄される。透明度や軽さ、光を当てたときの輝きを生かし、アクセサリーに再生させられないか――。そんな構想を練ってブランドを立ち上げ、アクリル板が不要になるタイミングを探っていた。5月、新型コロナが感染症法上の「5類」に引き下げられたタイミングで、回収の依頼が届き始めるようになった。 仕上げの段階で繰り返し研磨することで「汚れなどの不安もなく使ってもらえる」と同社代表の井村文紀さん。「捨てるのではなく、商品として生かすことで、アクリル板の存在価値を高めたい」と話す。 ■アクリル板と「楽しい」思い… この記事は有料記事です。残り379文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
TBSのバスのガラス割った疑い 「TV局が気に入らなかった」
2023年6月17日 18時26分 神奈川県警青葉署は17日、住所調査中(県内在住)で無職の男(24)を器物損壊の疑いで逮捕したと発表した。容疑を認めているという。 逮捕容疑は、同日午前8時40分ごろ、横浜市青葉区青葉台2丁目の建物敷地内に停車中のTBSテレビのシャトルバスにブロック片を投げつけ、フロントガラスに多数のひびを入れ、右側サイドガラスを割ったというもの。バスに乗っていた人から110番通報があり、かけつけた青葉署員が男を追いかけ、取り押さえた。バスには運転手を含め、4人が乗車していたがけがはなかった。男は署の調べに「テレビ局が戦争をあおって、芸能人がちやほやされていることが気に入らなかった」と話しているという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
暗闇にぼんやり光る蛍光色 でもホタルではなく…?
金居達朗2023年6月17日 19時00分 光るキノコ「シイノトモシビタケ」が、神戸市北区の六甲山中に発生している。 六甲山に移植されたと言われるシマサルスベリの古木に育ち、湿度が高い梅雨時期になると発生する。日中は茶褐色だが、夜になると幻想的な蛍光色に光る。高さ数センチの小さなキノコで、ホタルと同じルシフェリンという発光物質が光を放つ。 神戸市立森林植物園によると、天候に応じて生えたり枯れたりを繰り返すという。(金居達朗) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ホームセンターで商品に勝手に値引きシール 消防士を詐欺容疑で逮捕
机美鈴2023年6月17日 20時03分 自分で持ち込んだ値引きシールを貼り付けてホームセンターから商品を安くだまし取ったとして、奈良県警桜井署は17日、大津市消防局消防士の男(30)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「転売目的だった」と供述しているという。 同署によると、男は14日、奈良県桜井市のホームセンターで、炊飯器(1万4800円)に7500円、布団乾燥機(9980円)に5千円の値下げシールを貼るなど、商品6点(5万2200円相当)を半額以下でだまし取った疑いがある。 男は数年前から滋賀・京都・三重・奈良各県で、この店の系列のホームセンターで同様の行為に及んだと話しているという。同署によると、男が自宅近くで借りている倉庫から大量の電化製品が見つかっており、今後関連を調べる。(机美鈴) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
同僚のペットボトルに漂白剤を入れた疑い スーパー勤務の男を逮捕
2023年6月17日 20時23分 ペットボトル飲料に漂白剤を入れ、飲んだ同僚にけがを負わせたとして徳島県警小松島署は17日、徳島県小松島市のパート従業員の男(41)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、男は11日、小松島市内の勤務先のスーパーマーケット作業場で、20代の男性社員が保管していたペットボトル飲料に漂白剤を入れ、飲んだこの社員の口に軽傷を負わせた疑いがある。署が動機などを調べている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新しい皇室のあり方を探る旅 両陛下の親善訪問、インドネシアに到着
有料記事 多田晃子 ジャカルタ=半田尚子2023年6月17日 21時29分 天皇、皇后両陛下は17日、即位後初めてとなる国際親善のための外国訪問で、インドネシアに到着した。戦争の歴史に改めて向き合うとともに、社会的な課題に目を向け、時代に応じた新しい皇室のあり方を探る旅となる。(多田晃子、ジャカルタ=半田尚子) 「歴史に対する理解を深め」 天皇陛下は15日の記者会見で、日本が終戦までの約3年5カ月、インドネシアを占領したことを踏まえ、「亡くなられた方々のことを忘れず、過去の歴史に対する理解を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないか」と歴史に向き合う決意を述べた。 戦後生まれの両陛下は、折に触れて上皇ご夫妻から戦時の話を聞いてきたといい、「両陛下の平和を大切に思われる気持ちをしっかりと受け継いで参りたい」と話した。 歴代の天皇はどのように戦争に向き合ってきたのか。 先の大戦時、昭和天皇は軍の… この記事は有料記事です。残り2460文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
嫌われない定年後を過ごすために 「定年がない」郷ひろみさんの直言
定年後の夫と「夫源病」で心身不調となる妻を描いたドラマ「定年オヤジ改造計画」。主人公の定年後男性を演じた歌手の郷ひろみさん(67)は、「男子が厨房(ちゅうぼう)に入ってもいい」「皿洗いが誰よりもうまい自信がある」と話します。その心は――。 ごう・ひろみ 1972年に「男の子女の子」でレコードデビューし、2022年にデビュー50周年を迎えた。23年6月7日にニューシングル「俺は最高!!!」をリリース。現在は大規模全国ツアー「Hiromi Go Concert Tour 2023 NEW INTENTIONS」を開催中。 ――出演依頼を受けた時のことを教えてください 僕の場合、「定年」というものがありません。体験したことのない役で、まさにチャレンジでした。 ――38年の会社員人生を勤め上げた主人公・常雄にはどんな思いがありますか 常雄は、妻や子どもには間違いを認めにくい人でした。妻も子も年下ですからね。でも、最後には、素直に自分の非を認める「気づき」がありました。 僕も、色んな人に耳を傾けるべきだと、常々思っています。 僕にしかないキャリアや経験はあります。でも、ひけらかすと周りの人はひいてしまう。いざというときに「こう思うよ」と、自分の中から引き出されることが大切だと思います。 ――「間違いを認めたくない」定年後の男性もいそうです 「このドラマを見て」というしかない(笑)。 ドラマを見ても、「俺はこんなんじゃない」という定年後の男性がいるかもしれない。でも、妻からそう思われているということは、どこかで常雄のような部分があると認識するしかない。 「気づき」は1回では起きません。小さなものから少しずつ大きくなっていきます。 ドラマ放映後、「すばらしかった」と、反響は大きかった。ただ、「身につまされたよな」という男性の声は聞かなかった。みんな素直には認められないんでしょうね。 僕は元々、「男子厨房に入るべからず」という考えに否定的だったんです。「男子が厨房に入ってもいいじゃない」と。 僕は昭和の生まれですが、母から教わったことが全て正しいのではなく、「正しいこともあるよな」と考えて、大事なことは自分で取捨選択してきました。 ドラマ「定年オヤジ改造計画」 庄司常雄は大手石油会社を定年退職し、幸せな定年後を夢見ていた。だが毎日家にいる夫の無理解な言動に、妻は「夫源病」を患い、娘にもキレられる。息子夫婦からは孫の保育園のお迎えを頼まれ、常雄は家族や家事と向きあうことになる。 原作は垣谷美雨さんの同名の小説。昨年NHKで放送された。 「ジャケットプレー」をやり続けて ――先日発表した新曲では「振り返るにゃ若い」という歌詞があります 人間は年齢に関係なく、何かをやるのに遅いということはない。時間はかかりますが。 こうなりたい、ああなりたいと思うとき、人間はものすごく強い。でも3カ月経つと、気持ちが薄れてくる。そんなときは、やるんだという意識をもって、やり続けるしかない。 そうした思いが信念に変わる瞬間がある。僕は経験上、それを知っています。 特別なことは何もしていなく… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル