本間久志2023年6月22日 13時30分 静岡県沼津市の海岸で体の一部が焼かれた生後まもない乳児の遺体が見つかった事件で、県警沼津署は22日、いずれも住所不定、無職の浅沼かんな(24)、高見直輝(20)の両容疑者を殺人の疑いで再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 県警によると、2人は5月25日から27日までの間に、浅沼容疑者が沼津市内で産んだ女児を殺害した疑いがある。 県警は、女児は2人の子どもとみている。遺体は5月27日朝に同市の千本浜海岸で見つかった。周辺で男女の目撃情報があったことから捜査を進め、2人を死体遺棄と死体損壊の容疑で逮捕、送検していた。(本間久志) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】民族衣装の天皇陛下、サンダル姿で世界遺産へ
2023年6月22日 14時00分 インドネシア訪問中の天皇、皇后両陛下。22日は天皇陛下が世界遺産の仏教遺跡「ボロブドゥール寺院」を視察しました。 陛下は民族衣装とサンダル姿で登場。遺跡では保護のため、特別なサンダルを着用することが求められています。 22日の様子を写真で振り返ります。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
1世紀前の惨状描いた絵巻、ネットで落札 作者は誰? 謎追う研究者
歴史研究者がオークションサイトで落札した絵巻「関東大震災絵巻 大正15年」。 生々しい筆致で、集団による虐殺場面の情景が描写されていました。何のために、だれが描いたのか。作者をめぐる謎解きが始まりました。 現場へ! 関東大震災と朝鮮人虐殺 2021年2月25日、元専修大教授の新井勝紘(かつひろ)(78)はパソコンでオークションサイトを開き、目を見張った。「関東大震災絵巻 大正15年」と題する資料が出品されていたからだ。 日本近代史研究者の新井は、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の助教授時代、関東大震災の常設展示にかかわり、震災、とくに朝鮮人虐殺を描いた絵を探した。童画家の河目悌二(かわめていじ)が描いたとみられる水彩画「関東大震災朝鮮人虐殺スケッチ」や、日本画家の萱原白洞(かやはらはくどう)による絵巻「東都大震災過眼録」を発見。企画展などで紹介した。 新井は歴史資料の入手手段として、最近はオークションサイトも使っている。今回、競売に参加してネット上で2人と競争した結果、3月2日に絵巻2巻を9万7千円で競り落とした。 数日後に届いた絵巻を広げて… この記事は有料記事です。残り1022文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani strikes out 12 in loss as Angels lose close game against Dodgers
ANAHEIM, California – Shohei Ohtani struck out 12 over seven skillful innings of one-run ball but was tagged with the loss as the Los Angeles Angels went down 2-0 to the Los Angeles Dodgers on Wednesday. With the Angels lineup managing just two hits, both from Luis Rengifo, Ohtani (6-3) […]
ウサギ駅長「もっちぃ」死ぬ 「毎日愛おしかった」駅員が感謝の投稿
坂田達郎2023年6月22日 10時45分 山形県南部を走る山形鉄道フラワー長井線の宮内駅(南陽市)のウサギ駅長「もっちぃ」が20日午後11時50分、担当する駅員の自宅で死んだ。13歳。人間にたとえると91歳に相当する年齢だった。 同鉄道によると、もっちぃは2010年5月27日、県立置賜農業高校(川西町)で生まれたメス。宮内駅の近くにウサギが隠し彫りされた熊野大社があり、「子どもがふれあえる場に」という当時の新入社員の発案で同8月に駅長デビューした。 翌11年の東日本大震災後はさわられるのを嫌がり、帽子をつけるのもやめた。それでも、愛くるしい姿に全国から数多くのファンが訪れ、様々な関連グッズの売れ行きも好調。赤字に苦しむローカル線の「顔」として貢献した。 もっちぃは21年12月から「休業中」で、公式ツイッターには時折、最近の様子とみられる写真が投稿されていた。死んだ翌21日には、「駅員からもっちぃへ 6年間もっちぃと一緒に過ごしてきて、巡回では後ろに付いてきていつもわざと隠れたりして困らせて、でもそれも毎日愛おしかったよ。もっちぃに出会えて本当に毎日楽しく笑って過ごせることができました。今までお仕事お疲れ様。大好きなもっちぃ」と投稿があった。(坂田達郎) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「女性のDNAに…」発言、横須賀市長がおわび 市民らは署名提出
具志堅直2023年6月22日 10時54分 神奈川県横須賀市の上地克明市長が男女共同参画をめぐって「女性が虐げられてきた歴史の怨念」などと発言したことに対し、市民ら3人が21日、市役所を訪れ、市長に撤回と謝罪などを求める約1400人分のオンライン署名を提出した。 上地市長は8日の市議会本会議で「女性のDNA、ミトコンドリアの中に常に虐げられた歴史があって。その怨念、無念さが今の社会を構成している」「反動形成で男女共同参画社会という話が出ている」などと述べた。これに対し、市民らが「女性蔑視だ」と署名活動を進めてきた。呼びかけ人の1人の会社員女性(27)は報道陣に「市にジェンダー意識の改革を求めていきたい」などと主張した。 この日記者会見した上地市長は「配慮を欠いた表現により不快な思いをされた方々がいることについて率直におわびしたい」と述べ、議会答弁の削除も含めて発言の撤回を検討していることを明らかにした。(具志堅直) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
34年の歴史を閉じた水族館、33年勤めた館長に任された最後の仕事
福岡県内陸部の川崎町。 石炭産業の輝きが薄らいでいく筑豊のまちで、1966年に生まれた。 炭鉱から出たボタ(捨てた石)の山を見てすごした10代。環境や生き物の関わり合いに興味がわいた。 生態学を学ぼうと長崎大教育学部に進んだ。入ったゼミで学んだのは魚類生態学。長崎大水産学部の大学院に進み、研究を続けた。 職に就くなら学んだことを生かしたい。 〈水産と教育を足して2で割ると……〉 水族館だと思った。 インターネットがまだ一般に普及していない時代。資料に当たり、人と会い、1館ずつ情報を集めた。 九州では勤め口が見つからなかった。東へ、東へ。 日本中がバブルに踊っているのに、水族館で働くのは狭き門だった。 中国地方もダメ。兵庫もダメ。次は京都。 見つかった。 丹後の海のほとり。1年ほど前にオープンした小さな水族館がスタッフを増やそうとしていた。 24歳の春。 京都府宮津市で電力会社が運営する水族館の飼育員になった。 ◇ 「当館は本日、皆さまのたくさんの笑顔と思い出を胸に閉館いたします。誠にありがとうございました」 マイクを握る女性スタッフの震える声を、来館者の拍手が包み込んだ。 あれから30年以上たった今年5月30日。 ロビーで客を見送っていると、一人の女性客がすっと近づいてきた。「小さいころからずっと来てて。すごく寂しくて」。指で涙を拭う女性の目を見つめ、マスク越しに笑顔を返した。 生き物の買いつけや運搬、餌やり、掃除、成長記録の管理……。みんなで力を合わせてやってきた。 「一番の思い出は」と新聞記者に聞かれた。「全部です」と本当は言いたい。 でも、あえて選ぶなら、2頭のゴマフアザラシを北海道から空路で連れてきたこと。94年12月、オープン以来初めてとなる哺乳類の飼育と展示を任された。不安と責任の重さに押しつぶされそうだった。無事に成功して本当によかった。 17年前、水族館長に就いた。3代目で初の女性。20歳ほど上の先代館長に「お前に任す」と言われた。 お客様がいつも新しい何かを発見できるように。そんな展示を心がけてきた。 〈それにしても、最後は急に来たなあ〉 5月30日を最後に閉館することを知ったのは3月下旬のことだ。 いま、57歳。 飼育員でいるのはおしまいだと思う。社内の別の部署で別の仕事をするのか。自分もまだ分からない。 後輩たちの今後も気になる。幼い子を育てる飼育員もいる。できることがあるなら力を貸したい。 「ラストがんばれ」「ラストしっかり」 単身赴任中の2歳上の夫や20代の3人の子どもたちから、そんなメールが届いていた。 〈いつも通りで〉 そう自分に言い聞かせてきた特別な一日がもうすぐ終わる。 横に並ぶスタッフたちは笑顔のまま泣いている。 寂しい。でも、自分の仕事はまだ終わっていない。 ここの生き物は他の水族館などに引き取ってもらう。いろんな調整を進めて、すべてを移し終えるには半年以上かかるだろう。 ◇ 「生き物たちの行き先を決めて、きちんと送り出さないと。全部終えたら、その時はこみ上げてくるものがあるかもしれません」 吉田史子さんは取材にやわらかな笑顔を見せた。 近畿地方の梅雨入りが発表された翌日。関西電力の火力発電所「宮津エネルギー研究所」のPR施設「丹後魚(うお)っ知館」は34年の歴史に幕を下ろした。 水族館の来館者は延べ約605万人。最後の来館者が帰った午後4時半ごろ、西の曇り空には光が差していた。(富田祥広) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Hiroto Takahashi leads Dragons to win over Eagles in NPB’s interleague finale
Sendai – Hiroto Takahashi allowed two runs, none earned, over 6⅔ innings to pick up the win as the Central League’s Chunichi Dragons completed this year’s interleague session with a 5-2 victory over the Pacific League’s Tohoku Rakuten Golden Eagles. At Sendai’s Rakuten Mobile Park Miyagi, the Eagles became the […]
Point culminant du Japon, le mont Fuji plus populaire que jamais
LETTRE DE TOKYO Une ascension du mont Fuji, au Japon, le 15 août 2022. PHILIP FONG / AFP L’été et ses fortes chaleurs s’installent au Japon. Pour beaucoup, la saison coïncide avec la très attendue ouverture des ascensions du mont Fuji. Dans un Japon qui renoue avec le tourisme de […]
世界遺産10年の富士山の悩み 入山規制には壁、噴火への備えも課題
有料記事 池田拓哉 床並浩一2023年6月22日 7時00分 富士山の世界文化遺産への登録が決まり、22日で10年となる。議論になった入山規制は方針を定められないまま、コロナ禍を経て、今夏はにぎわいが戻ると見込まれる。噴火への備えという課題にも直面している。 18日、山梨県の富士スバルライン五合目。バスが次々と駐車場に着いた。訪日外国人が目立つ。7月には登山の山開きを迎える。山小屋は国内外から予約が相次ぎ、軒並み満室という。感染防止策の継続もあり、小屋の収容人数を減らしているとはいえ、予約枠は異例のペースで埋まった。 だが、山小屋やふもとの自治体関係者の顔色はさえない。山小屋に泊まれないことで、十分な休息をとらずに徹夜で山頂をめざす「弾丸登山」が増える懸念があるからだ。多くの登山者が利用する吉田口登山道(山梨県)沿いの山小屋16軒などでつくる旅館組合の中村修組合長は「弾丸登山は高山病や低体温症などのリスクを招く。そもそも登山者が多過ぎる」と危機感をあらわにする。 10年前、富士山はユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録された。コロナ禍の時期を除き、近年は年間20万人以上が訪れ、観光客の集中によるゴミの増加などは課題となってきた。ユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)は、登山者数の抑制など「来訪者管理」を求めていた。 入山料は強制できるのか 入山規制の代わりに地元が導… この記事は有料記事です。残り2407文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル