2023年6月7日 20時46分 東京都は7日、日野市内の小学校でジャガイモに含まれる天然毒素「ソラニン類」による食中毒が発生したと発表した。5年生の児童20人が頭痛や吐き気などを訴えたが、全員軽症で回復済みだという。 都福祉保健局によると、20人は調理実習で5日にイモを塩ゆでして食べていた。残ったイモからソラニン類が検出され、患者の症状などと合致したことから食中毒と断定した。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
109、百軒店…道玄坂エリアを「街並み再生」 東京都が整備方針
土舘聡一2023年6月7日 20時47分 東京都は7日、渋谷区の道玄坂2丁目エリアを「街並み再生地区」に指定した。渋谷駅前で続く再開発の一環で、新たな歩行空間や文化施設・宿泊施設などの誘致を掲げる。 都都市整備局によると、指定されたのは、道玄坂と文化村通りの一帯の約8・5ヘクタール。スクランブル交差点やハチ公広場に面し、地区内にはファッションビル「109」など渋谷を代表する施設がある。飲食店やホテルが集まる「百軒店(ひゃっけんだな)エリア」もあり、にぎわいの拠点となっているが、建物の老朽化が課題となっている。 整備方針では、建物の建て替えにあわせ、回遊性向上のための貫通通路の整備▽最先端のエンターテインメントなど文化発信施設の誘致――などを掲げる。今後、渋谷区が地権者らと協議しながら詳細な地区計画をつくるという。 街並み再生地区は、2003年施行の都の「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」の「街区再編まちづくり制度」に基づくもので、土地の有効活用ができていない市街地などの再整備が対象。行政が整備方針を早期に示し、都市計画に基づく容積率などの規制緩和を行うことで再整備を促進する。(土舘聡一) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「送還ではなく、保護を」 入管難民法改正案の反対訴え 各地で集会
鶴信吾 浅倉拓也2023年6月7日 22時12分 難民認定の申請中でも送還できるようにする入管難民法改正案の参院での採決が迫り、改正案に反対する市民や弁護士、野党の国会議員らが7日夜、国会前で集会を開いた。「難民は、強制送還ではなく保護を」と書かれた旗を掲げ「全ての人の命を守れ」と訴えた。 立憲民主党が提出した斎藤健法相の問責決議案が同日、参院本会議で否決された。与党側は8日の参院法務委員会で改正案を可決し、9日の参院本会議で成立させる構え。国会前の集会には約4千人(主催者発表)が参加し「強行採決をやめろ」「全ての人の人権を守れ」と声を上げた。 参院法務委での審議の大詰め段階で、大阪出入国在留管理局の常勤医が酒に酔った状態で収容者を診察した疑いがあることが発覚した。全国難民弁護団連絡会議の渡辺彰悟弁護士はこの問題について「隠蔽(いんぺい)して審議を進めていた」と批判した。 大阪市北区のJR大阪駅前でもこの日夕、外国人支援に関わる市民や弁護士ら約200人が「廃案に」と声を上げた。中井雅人弁護士は「入管による人権侵害の根本は当局の権限や裁量が絶大なことにある。法案はこれを拡大する」と訴えた。(鶴信吾、浅倉拓也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
火災発生から5日後、現場で遺体発見 新宿のマンション、大量のゴミ
2023年6月7日 20時52分 警視庁は7日、東京都新宿区百人町2丁目の5階建てマンションの一室で、火災発生から5日後に、住人とみられる男性が死亡しているのが見つかったと発表した。同庁は詳しい経緯を調べている。 新宿署や東京消防庁によると、火災が発生したのは1日午前4時10分ごろ。マンション4階の部屋の壁約12平方メートルが焼け、同署や消防が消火活動などをした。 火災当時から部屋の住人と連絡がとれない状態が続いたため、同署が6日午前に改めて現場を確認したところ、居間でゴミの上でうつぶせの状態で倒れている男性を発見した。男性は70代ぐらいで、その場で死亡が確認された。室内には大量のゴミがあったという。 同署によると、火災発生前日の午後9時ごろに男性が部屋に入る様子が防犯カメラに映っていたが、それ以降の出入りは確認できていないという。同署は司法解剖で死因を特定するとともに、詳しい経緯を調べる。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
実は要注意 ジャガイモで食中毒、東京・日野の小学校で5年生20人
ジャガイモも食べ方に注意を――。 毎年のように発生しているというジャガイモの食中毒が今月、東京都日野市の小学校でも起きた。調理実習で塩ゆでして食べた5年生20人が頭痛や吐き気などを訴えた。 都福祉保健局によると、調理実習に使ったイモは、今春に山梨県の農家で収穫された。 先月31日に学校が購入し、今月5日の調理実習の朝まで教員の自宅ガレージでポリ袋に入れた状態で保管していた。直射日光が当たる時間帯もあったという。 実習ではイモを皮ごとゆでて、食べる前に皮をむいたが、むききらずに食べた児童もいた。計75人のうち、20人が食後約50分~約6時間のうちに体調不良を訴えた。 立ち入り調査に入った南多摩保健所は残ったイモの中に一部緑変したものを確認。ジャガイモに含まれる天然毒素「ソラニン類」が検出され、患者の症状などと合致したことからソラニン類による食中毒と断定した。 児童は全員軽症で回復済みだという。 農林水産省によると、ジャガイモにはもともとソラニン類が含まれており、特に芽や皮の部分に多い。小さくて未熟なものや、芽が出ていたり緑色に変化したりしたものは含有量が高いとされる。 注意しないといけないのが… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
急斜面も「うメェ~」 岐阜大から「派遣」の除草隊が活躍中
本井宏人2023年6月7日 21時30分 岐阜県美濃加茂市の中部国際医療センターで、敷地内の雑草をヤギに食べてもらう取り組みが始まっている。岐阜大学から「派遣」された3~10歳の16匹が、11月末まで半年間、「常駐」する。除草剤の使用を減らせ、費用も安く済むという。 ヤギが担当するのは約7500平方メートルで、サッカーコート1面分。急勾配のため作業員には転落の危険が伴い、病院側が手を焼いていた。農業生産法人フルージック(同市)と契約を結び、畜産研究用のヤギを大学から借りることでまとまった。 初日の5月31日、ヤギたちは早速、雑草をむさぼっていた。同センターの山田実紘(じつひろ)理事長(79)は「ヤギたちが、散歩する患者やスタッフの心のよりどころになってほしい」と話した。(本井宏人) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, les mères célibataires entre discriminations et grande précarité
Une mère promène son enfant dans un parc de Tokyo, au Japon, le 11 mai 2023. PHILIP FONG / AFP « Je me sens privée de ma dignité parce que je suis une mère célibataire, je bénéficie de l’aide publique, je n’ai pas assez d’argent pour l’alimentation quotidienne et l’école, et je n’ai […]
「男女で教科に向き、不向きある」児童の4割が回答 東京都の調査
太田原奈都乃2023年6月7日 18時01分 「性別で教科や仕事に得意・不得意や向き・不向きがある」と4割前後の子が思っている――。東京都のインターネット調査で、そんな結果が出た。教員や保護者でも同様の認識がみられた。こうした「無意識の思い込み」(アンコンシャス・バイアス)による周りの大人の言動が「子どもの性別に関する意識形成に影響している」と都の担当者は分析する。 性別を巡るアンコンシャス・バイアスの実態把握のため、都が昨年9~10月に初めて調査。都内の公立小5、6年生と保護者、教員計9695人から回答を得た。 「性別で教科の得意、不得意があると思う」という質問に、男子の40・2%、女子の35・0%が「そう思う」「どちらかというとそう思う」と答えた。「仕事」に関しては、男子の46・8%、女子の39・8%が同様の答えだった。 大人の側も、「教科」について保護者の30・7%と教員の24・0%が同様の回答をするなどした。 アンコンシャス・バイアスは、過去の経験や見聞きしてきた情報から形成され、意思決定に影響するとされる。(太田原奈都乃) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
梅雨の晴れ間 山肌ピンクに彩るミヤマキリシマ 大分のくじゅう連山
藤脇正真2023年6月7日 18時30分 梅雨の晴れ間が広がった7日、ミヤマキリシマが見頃を迎えた大分県のくじゅう連山には、多くの登山客が詰めかけていた。平治岳や北大船山などでは、辺り一面にピンク色の花が咲き誇り、山肌を鮮やかに彩っていた。 長者原ビジターセンター(同県九重町)によると、見頃は6月中旬まで。虫害の影響で開花は少なめという。(藤脇正真) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ガーシー容疑者、切り抜き動画投稿者から「対価」か 口座に数千万円
有料記事 山口啓太 福冨旅史2023年6月7日 18時47分 前参議院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)が暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などで逮捕された事件で、容疑者が発信した動画について、数十人が編集して再投稿していたことが捜査関係者への取材でわかった。この数十人から容疑者側に、「対価」として計数千万円が支払われていた。 こうした編集と再投稿が繰り返され、東谷容疑者が発信した脅迫行為を含む過激な動画がより拡散した恐れがある。拡散の中で多額の金が容疑者側に渡っていた。 動画投稿サイト「ユーチューブ」で一度発信された動画について、要点を短時間に編集し、投稿する動画は「切り抜き動画」と呼ばれる。再生回数などに応じて広告料などを得られる。元の発信者側の許可を得て、収益を分け合うこともある。 捜査関係者によると、東谷容… この記事は有料記事です。残り343文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル