2023年7月23日 12時09分 23日午前10時半ごろ、大阪府泉佐野市りんくう往来北のりんくうタウン駅で、「車掌が顔を刺された」と駅員から119番通報があった。泉州南広域消防本部によると、20代の男性車掌と、いずれも乗客の20代男性と70代男性の3人が軽傷を負った。大阪府警泉佐野署は現場で発見、取り押さえた住所・職業不詳の清水和也容疑者(37)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。 JR西日本によると、関西空港線日根野―関西空港駅間で一時、運転を見合わせた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州南部で梅雨明け 平年より8日遅く
2023年7月23日 12時44分 気象庁は23日、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より8日遅く、昨年より1日遅い。 同庁によると、今後1週間、湿った空気の影響でにわか雨が降る所もあるが、高気圧の影響で晴れる日が多くなる見通し。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
しんどかったら逃げたらええねん 「天国から一番遠い場所」描く映画
いちばん大切なんは、生きてるってことや――。様々な悩みを抱える若者たちが、共同生活を送るシェアハウスを舞台にした映画が完成した。絶望感や息苦しさに襲われる暮らしから、「自分らしさ」を取り戻す物語だ。29日から大阪市で公開される。 「死にたい」 他人同士のように見えた2人の若者が、同時につぶやいた。 人里離れた大自然の中にあるシェアハウス「みちくさ」。ここに暮らす若者たちが2人を見つけ、「みちくさ」へと導いた。 「ここはな、誰の目も気にせんでええ場所や」「しんどかったら逃げたらええねん」 そんな言葉をかけ、前向きに生きているように見えた「みちくさ」の若者たちもまた、心に傷を負った経験を持っていた――。 映画は29日から「シアターセブン」(大阪市淀川区十三本町)で公開される。詳細はホームページ(https://dtcinema.com/)。 映画「みちくさ―天国に一番遠い場所―」。共同で脚本を書いた監督の石井克典さん(55)=京都府=とプロデューサーの森中純子さん(56)=大阪府=は、ともに子どもが不登校になった経験がある。 森中さんの娘は、中学生の時… この記事は有料記事です。残り632文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Takayoshi Noma and Masato Morishita shine as Carp win sixth straight
Hiroshima – Takayoshi Noma delivered a tiebreaking single in the seventh inning among his three hits as the Hiroshima Carp extended their winning streak to six games with a 5-3 victory over the Chunichi Dragons on Saturday. Masato Morishita (6-2) held the Dragons to three runs, two earned, over eight […]
中づり広告でLGBTQをカミングアウト 高校生が電車を選んだ意図
関東私鉄の車内の中づり広告で、公募したLGBTQなどの性的少数者のカミングアウトを掲載するキャンペーンを実現させようと、高校生が準備を進めている。インターネットで誰もが発信できる時代にあえて中づり広告を選ぶのには、周囲の偏見に悩んできた自らの経験に理由がある。 発案したのは千葉県内に住む高校2年、たかなさん(仮名、17)。広告には「読書が好きだけどアウトドアな私」といった自己紹介の後に、「ちなみに○○です」などと記す。○○にはその人の性的指向や性自認をめぐる言葉が入る。「ちなみに」と添えてさりげなく語ることで、数あるアイデンティティーの一つに過ぎないことを伝える意図がある。題して「ちなみに○○キャンペーン」。 「センシティブ」と断った会社も 電車内の中づり広告を選んだのは、LGBTQへの関心が薄い人たちの目にも、自然と入る機会をつくれるのではと考えたからだ。すでに関東の私鉄2社から内諾を得ており、10月にも2、3日間、1車両に1枚ずつ広告を掲出する計画だ。 アイデアは、自身の経験から生まれた。 小学6年の時、相手の性のあ… この記事は有料記事です。残り893文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ヘイトは悪」、その先は 弁護士らがシンポ「人権法制度の構築を」
人種などによる差別の撤廃を求める弁護士や研究者らでつくる「外国人人権法連絡会」が主催するシンポジウムが22日、大阪市生野区であり、約100人が参加した。 この日のテーマは「外国人・民族的マイノリティの人権保障法・人種差別撤廃法の実現を」。連絡会共同代表の丹羽雅雄弁護士が「植民地支配という歴史構造がつくった民族的偏見や、ヘイトスピーチやヘイトクライム(憎悪犯罪)が多発しているのが今の社会の現状だ」とし、「ヘイトを生み出す根本原因に取り組み、人権法制度を構築する必要がある」と訴えた。 連絡会事務局長の師岡康子弁護士も登壇。2016年に施行されたヘイトスピーチ解消法に触れ、「反差別が社会の基盤になり、ヘイトスピーチは悪という社会の共通認識ができたことは意義がある」と話した。 一方、同法には差別禁止条項… この記事は有料記事です。残り255文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
火山造った裏磐梯の景観、4LDKで月2万円 村が移住者に貸し出し
使われなくなった空き家を10年間借り上げ、ほかの地域から来た人に格安で貸し出す――。そんな取り組みを、福島県の小さな村が始めた。「一石二鳥」「三方よし」だという取り組みは、過疎化が進む村の救世主になるか。 「住まいのバトンタッチ」事業を始めたのは、会津地方の農業と観光の村、北塩原村だ。村内にある空き家を村が最長で10年間借り上げて村営住宅とし、村外から来た人に月2万~4万円で貸し出すしくみだ。 空き家の所有者にとっては、村が家の管理を代わりに行ってくれるのがメリット。空き家でなくなれば防犯や景観の保持にもなり、公益につながるとして、所有者はこの間の固定資産税を免除される。 借りる人のメリットは、村が即入居できるよう改修した家に安い家賃で住むことができることだ。最長10年借りることができるため、村に定住するかどうかをじっくり考える時間もある。 大小300の湖沼群とスキーリゾートで有名 でも今は…… 空き家の扱いに困っている村民、村への移住に関心を持っている人。双方にメリットがあるこの制度を導入するのは、村によると、県内では北塩原が初めてという。 村は会津の名峰・磐梯山の北… この記事は有料記事です。残り940文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
授業が変わった 取り組む内容、子どもが決める GIGA構想3年目
愛知県春日井市の市立藤山台小学校では、一斉授業が減りつつある。昨年度から高学年の多くの教科で、児童が主体となって個々に学ぶ形の授業をしている。(編集委員・宮坂麻子、城真弓) 6年生の教室。社会科の授業が始まると、子どもたちはこの時間に自分が学ぶことを手元の端末に入力していく。内容はほかの子の画面にも表示される。「仏教を意識して、現在の日本の宗教や行事と比べながら、聖武天皇はどのように世の中を治めようとしたのか天皇の視点で調べる」「中大兄皇子の国を治める方法と比較して、聖武天皇の治め方を調べる」……。友達が入力した内容を見て修正する子も。いい内容には、担任の久川慶貴教諭が自身の端末で「いいね」マークをつける。学ぶ単元は学級内で同じだが、何に焦点を当ててどう学ぶかは、毎時間、子どもが決める。 教科書などからキーワードを画面上の付箋(ふせん)に入力し、並べ替え、色分けし、画面上で自身の思考を整理。疑問点を教育用動画やネット検索などで調べ、友達と議論し、端末上でまとめる。 教科書に掲載されている国分寺の全国の分布図を見て、ある子が「なぜこんなに建てられたの?」とつぶやいた。すると近くにいた子が「北の方は少ない」という。「お金なかったのかな」「お金ってこの時代あったの?」「(天皇がいた所から)遠いからじゃない」……。数人で教科書と端末を囲み、議論が始まった。教室を回っていた久川教諭は「印象じゃなく根拠は? 調べてみよう」と声をかける。 学校の通信環境を整え、全国の小中学生に1台ずつパソコンやタブレットなどの情報端末を配る国の「GIGAスクール構想」が、本格的にスタートして3年目を迎えました。授業はどう変わったのでしょうか。現場を取材しました。 社会も算数も自分で決める学習 思わぬ力発揮も 隣の6年生の教室では、算数… この記事は有料記事です。残り3072文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「死角に入る」電動キックボード 小型で動きが読めず…車側も注意を
原付きバイクと同じ扱いだった電動キックボードのルールが今月1日から緩和され、16歳以上が免許なしで運転できるようになった。身近な乗り物になる一方で、乗用車などのドライバー側にとっても思わぬ事故につながりかねず、警察は注意を呼びかける。 神戸市交通局の西神営業所(神戸市西区)で7日、県警が開いたバス運転士向けの講習会。運転士らが、バスの左側に置いた電動キックボードの見え方を運転席からミラーで確認した。 バスの運転席の斜め後方に置かれると、サイドミラーから電動キックボードの姿が消えた。 「死角に入っとるな」「真横につけられると見えへん」 困った表情を浮かべる運転士たち。サイドミラーの上部に付けられたサイドアンダーミラーでは姿が確認できた。 市営バスの運転士塩岡謙二さん(53)は「見え方は自転車と同じような感じだけど、電動なので動き方が読めないし、恐怖や」と不安を口にし、「死角にいて左折時に巻き込まないよう気をつけて運転したい」。 電動キックボードは、充電したバッテリーでモーターを駆動させて走行し、板の上に立って乗車する。 制限速度は20キロ。ナンバープレートやウィンカー、最高速度で点灯する緑色のランプが必要で、運転者は自賠責保険への加入が義務づけられる。 道路交通法の一部が改正され、運転免許が不要になり、ヘルメットが義務から努力義務へと変わった。 試乗会で響いた「きゃあ」 車道左側や自転車道の走行が… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
土佐市の移住者カフェ問題、地元NPOが三者協議の「離脱」伝える
蜷川大介2023年7月23日 7時18分 【高知】土佐市立の観光交流施設(愛称・南風〈まぜ〉)で営業していたカフェと、指定管理者である地元NPOが対立し、カフェ側が発信した主張がSNSで拡散し波紋が広がった問題で、NPOは22日までに市、カフェとの三者協議から離脱する考えを市に伝えた。 NPO側によると、11日に非公開で開かれた三者協議の初会合にNPO理事長が出席し、「国や県と協定を結んだ市の振興策に基づいて施設運営をしており、振興策に関係ないカフェを交えた協議はありえない」という趣旨の発言をした。その後、文書でも「離脱」を市に伝えたという。 板原啓文市長は取材に対し、「NPOから市に質問が出ており、それに回答したうえで三者協議の継続を求めていく」と話した。(蜷川大介) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル