遠藤美波2023年7月30日 10時09分 東京都東村山市秋津町5丁目の住宅で29日午後5時45分ごろ、介護事業所の職員から「ベッドの上で高齢夫婦が倒れている」と110番通報があった。警視庁によると、寝室で住民とみられる80~90代の男女2人の死亡が確認された。室内はエアコンが動いていない状態だったといい、同庁は熱中症の可能性も視野に調べている。 東村山署によると、29日朝にデイサービスの職員が住宅に2人を迎えに行ったが応答がなく、夕方に職員が再訪した。2人は寝室のベッドの上で、布団をかけない状態で死亡していた。エアコンはあったが、稼働していなかったという。 寝室の窓は閉め切られ、警察が現場に着いたとき室内はかなり暑い状態だったという。気象庁によると、東京・練馬の29日の最高気温は36・7度だった。(遠藤美波) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「かき氷よりアイス」が逆転する気温は? 気象情報会社の調査で判明
7月の猛暑日(日中の最高気温35度以上)が東京都心で過去最多を更新するなど、暑い日が続いている。うだるような暑さを和らげてくれるのが、かき氷やアイスクリームだ。気象情報会社ウェザーニューズの調査によると、アイスクリームよりかき氷の方が食べたくなる気温があるのだという。 同社が昨年8月、47都道府県の7・9万人を対象にスマホアプリで調べた。まず、かき氷派とアイス派はどれくらいいるのか。普段好きなのはどちらかを聞いたところ、アイス派が75%、かき氷派は25%だった。 また、「今食べるなら?」という問いで、どちらかを選んでもらった。解答者の所在地と回答時間帯の気温との関係を分析したところ、気温が上がるにつれてかき氷派が増えることがわかったという。 例えば、気温25度だとかき… この記事は有料記事です。残り411文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
L’une des dernières plages du Japon sans béton menacée par la construction d’une digue
Le cimetière du village de Katoku, sur l’île d’Amami-Oshima, département de Kagoshima (Japon), le 10 juin 2023. ERIC RECHSTEINER / PANOS PICTURES Le grondement des vagues sourd au loin, résonnant jusque sur les hauteurs enserrant la plage de sable gris et sa dune couverte de pandanus et de belles-de-jour. Au large […]
下北半島、所有めぐって「宙に浮く」ヒバ林 最高裁判決後も残る火種
管理が大変なわりに林業はもうかりにくいため、山林は利用価値が低い「負動産」の代表例のように言われる。ところが、青森・下北半島に、地図で示されている場所と実際の場所が異なるため、所有や利用をめぐって争いが続く山林があるという。高級木材として知られる「ヒバ」の産地で、現地を取材すると、日本の土地制度の「ひずみ」に突き当たった。 東北新幹線の七戸十和田駅からレンタカーで約3時間。マグロで有名な本州最北端に位置する大間町にほど近い、佐井村の「牛滝」という集落に着いた。 このあたりは山が海まで迫っている。国道から森に降りて、沢づたいに山に入ると、斜面のあちこちに大きな木が立っている。一帯は、国有林として管理されているため、事前に届け出をして入山した。 針葉樹だが、スギに比べて葉の先が丸みを帯びている。ヒバの葉だ。太い木は、記者が手を回そうとしても半分も抱えることができない。直径1メートルは超えている。 ヒバは文化財の寺社の建て替えにも使われる高級木材だ。林野庁東北森林管理局が1本1本入札にかけているヒバの中には、直径58センチ、長さ6メートルの丸太に約56万円の値がついたものもある。目の前にある巨木を売りに出したら、いくらの値がつくのだろう、と想像をめぐらせた。 6割がヒバで「平均樹齢185年」 山の上まで行くとさらに大き… この記事は有料記事です。残り1883文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本国籍を剝奪された2人の孫 元最高裁判事も知らなかった非寛容さ
日本と外国、二つ以上の国籍を持てるよう望む人たちがいる。国際結婚をして海外で家庭を持ったり、外国から日本に来て永住を希望したりする当事者にとっては切実な問題だ。原則として二重国籍を認めない日本の制度をどう考えたらいいのだろうか。弁護士で元最高裁判事の山浦善樹さん(77)に話を聞いた。 ◇ 私の孫2人に起きたことを話します。私の娘と米国籍の夫は、英国の大学で研究者として働いています。娘夫妻には英国生まれの子が2人いますが、日本国籍の選択を成人まで留保する手続きを生後すぐにしたので、米国籍のほかに日本国籍もありました。2019年、父親が英国の国籍を取得したので、孫2人も英国籍の登録をしました。 ■英国に住む研究者の娘から「… この記事は有料記事です。残り1233文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「あと3年、結婚60年までは……」 妻の介護にかける熱い思い
前田芳乃さん 今回ご紹介するのは、王丸桂子さん(84)です。ご主人(86)が主介護者で、きっちり面倒をみられています。 このご夫婦とのつきあいは、外来からで、もう20年になります。奥さんのパーキンソン病発症から、ご主人の一人介護が始まりました。奥さんにはレビー小体型認知症もありました。 以前はなんでも奥さん任せで甘えん坊だったご主人。奥さんは子供の世話をするようにご主人に接しました。ほほえましく、素敵なご夫婦でした。 ご主人は奥さんの食事の用意… この記事は有料記事です。残り976文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大型台風6号が31日にも沖縄接近へ 暴風や高波に厳重警戒
宮野拓也2023年7月29日 17時00分 大型の台風6号は29日、フィリピンの東を北上している。31日から8月1日にかけて沖縄に接近する恐れがあり、気象庁が暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけている。 気象庁によると、台風6号は29日正午時点で、時速約20キロで北に進んでいる。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。沖縄沿岸の海域は31日から1日にかけ猛烈にしける見通し。30日に予想される最大風速は大東島20メートル、沖縄本島15メートル。(宮野拓也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
専門学校卒の外国人留学生、就職先拡大へ 在留資格の基準を見直し
出入国在留管理庁は、専門学校を卒業した外国人留学生の就職先を拡大する。文部科学省が認定した専門学校の卒業生の場合、大学卒並みに改める。優秀な留学生に国内で定着して働いてもらう狙い。来春に卒業する留学生の進路選択に間に合うよう、年内にもガイドラインを見直す方針だ。 大学や専門学校を卒業した留学生らが日本で就職する場合、「技術・人文知識・国際業務」という在留資格を得ることが多い。この在留資格を認めるかどうかの判断では、専攻していた科目と、就職先の業務との関連性がポイントになる。 入管庁はガイドラインで、広い分野の知識を得ることを目的とした大学の卒業者については、専攻科目と就職先の業務との関連性を「柔軟に判断」すると規定。一方、職業や実生活に必要な能力の育成を目的とした専門学校の卒業生については原則、「相当程度」の関連性を必要とし、大卒より厳格に運用してきた。 今回、このガイドラインを改… この記事は有料記事です。残り270文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
色鮮やかなラッピング電車、その愛称は… 延伸先の箕面の魅力をPR
瀬戸口和秀2023年7月30日 6時00分 北大阪急行電鉄(北急)が2023年度末に大阪府箕面市方面へ延伸するのを前に、市の魅力をPRし、8月から順次運行を始めるラッピング電車が報道公開された。市が市民らから募った愛称も発表された。 北急の延伸に伴って新たに製造する電車3編成(1編成あたり10両)にラッピングが施されることになり、このうち2編成が、吹田市にある桃山台車庫で7月29日に報道公開された。 1編成は箕面大滝など紅葉を基調に箕面の四季の移ろいを表現したデザイン。愛称は応募579件の中から、市在住の松岡珠恵さん(57)が考えた「箕面四季彩もみじ号」に決まった。 もう1編成は、市のキャラクター「滝ノ道ゆずる」と「モミジーヌ」が描かれている。愛称は566件の応募から、市在住の寺内あかりさん(3)の「ゆずるとモミジーヌ仲良しトレイン号」が選ばれた。 報道公開に合わせて愛称表彰式が同車庫であり、命名者2人に上島一彦市長から表彰状などが贈られた。 ゆずるとモミジーヌが描かれた電車は8月1日から運行を始める。箕面大滝などがデザインされた電車は1編成が10月、もう1編成が11月からそれぞれ運行する予定。運行区間は開業前までは千里中央―なかもず間で、開業後は箕面萱野―なかもず間となり、25年3月末まで運行する予定。(瀬戸口和秀) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校生の祭典「かごしま総文」開幕 秋篠宮さまと悠仁さまも出席
宮田富士男2023年7月29日 18時30分 第47回全国高校総合文化祭「2023かごしま総文」(文化庁、公益社団法人全国高校文化連盟など主催)が29日、鹿児島県で始まった。「文化部のインターハイ」とも呼ばれる総文祭は1977年に始まり、今回の鹿児島開催で全47都道府県を一巡する。 大会には全国から約2万人の高校生が参加する。合唱や演劇、自然科学など19の規定部門と、特別支援学校や茶道など三つの協賛部門が8月4日まで県内8市町で開催される。 29日は鹿児島市で総合開会式があり、秋篠宮さまと長男悠仁さまも出席した。47都道府県の代表が、総文祭の開催順にそれぞれの大会テーマを紹介。鹿児島代表は「47の結晶 桜島の気噴(いぶき)にのせ 紬(つむ)げ文化の1ページ」と力強く発表した。 企画・運営にあたる生徒実行委員会の三森芽依委員長は「私たちの青春をぶつける夢舞台が始まる。一生の宝物になる出会いがあることを願います」とあいさつした。(宮田富士男) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル