田渕紫織2023年9月23日 21時30分 秋分の日の23日、約35万株の真っ赤なヒガンバナが、東京都の府中市郷土の森博物館の敷地内で見頃を迎えた。同館は2週間前から、ヒガンバナの別名を冠した「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)まつり」を始めていたが、「猛暑でなかなか咲かず、しのびなかった」と担当者。気温が下がった22日から一気に開花したといい、月末までは見頃が続く見通し。 訪れた調布市の自営業金子伊佐子さん(64)は「丸い姿もユリのような花びらも、きれい」。今夏について「40度近い気温にもゲリラ豪雨にも驚かなくなり、『特別』が『特別』でなくなった夏でした」と振り返った。 気象庁によると、23日の府中市の最低気温は20度まで下がった。(田渕紫織) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
駅弁で21都県270人が食中毒 青森・八戸の製造会社が営業禁止に
青森県八戸市の総菜製造会社「吉田屋」で製造された弁当を食べた人が体調不良を訴えている問題で、市保健所は23日、弁当が原因の食中毒だと断定し、吉田屋を営業禁止の処分とした。 市保健所によると、吉田屋で15、16日に製造・納品された弁当は、全国各地のスーパーや駅弁フェアなどで販売された。食べた人のうち、21日までに市保健所に、静岡県の81人、福島県の34人、埼玉県の32人など21都県の計270人が嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒の症状を訴えたと報告があったという。 発症者の便や未開封の弁当から黄色ブドウ球菌やセレウス菌が検出されたことや、発症者に共通する食事が吉田屋製造の弁当に限られることなどから、市保健所は弁当を原因とする食中毒と断定した、としている。 営業禁止としたのは、食品衛… この記事は有料記事です。残り458文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Japon-Jusqu'à 10 ans d'avantages fiscaux pour la production de puces et de batteries-Nikkei
… économie, rapporte samedi le Nikkei. Selon le journal nippon, le gouvernement prépare des mesures pour renforcer la chaîne d'approvisionnement … Pour en savoir plus : Source
F1: retour aux affaires pour Verstappen, en pole du GP du Japon – La Croix
… Japon dimanche, où son écuire Red Bull à une chance d'être sacrée au … Économie française · Économie internationale · Social · Entreprises · Média … Pour en savoir plus : Source
1年間で地球8周走った「かもめ」 ピカピカにしてお化粧してお祝い
有料記事 天野光一 寿柳聡2023年9月23日 19時56分 西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の開業から1年を迎えた23日、沿線5駅で記念の催しがあり、地域の交通網に新風を吹き込んだ新幹線の節目を祝った。大村市の大村車両基地(長崎県大村市)でも、1年間走り続けてきた車両を感謝を込めて清掃する催しを開催。関係者らは今後に向けて、「県内全域に新幹線の熱の波及を」などと誓った。 かもめを水鉄砲で「丸洗い」 大村車両基地であったのは、1年間走ってきたN700Sかもめの車体を洗ってねぎらうイベント「GO MARU(まる)―ARAI(あらい)」。約58倍の競争率となった公募で当選した親子連れら約150人が参加した。 イベントでは基地の工場内の車両にモップで洗剤を塗りつけた後、水鉄砲などで水をかけて車体をピカピカにした。JR九州によると、掃除の対象になった編成は、この1年間でほぼ地球8周にあたる31万8千キロを走行したという。 憧れの新幹線を間近で見ることができるとあって、家族連れらからは「すごいなー」「かっこいい」などの声が上がった。 佐賀県有田町から家族で来た中原幸志さん(5)は「モップから新幹線のつるつるした感じが伝わってきた。水鉄砲で水をかけるのが楽しかった」とうれしそうに話した。 1周年を記念した特別新幹線「GO WEST号」のメイクアップ塗装も披露された。先頭のライト周辺にはアイラインとまつげ、車両先端下部に口紅を塗った口のデザイン。JR九州の列車を数多くデザインしてきた水戸岡鋭治さんが手がけた。 「どうやって九州らしい、楽… この記事は有料記事です。残り935文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
文化祭でびっくり 生徒の巨大なモザイクアート、ギネス世界記録に
私立大成高校(東京都三鷹市)の校舎の壁面に23日、12メートル四方の巨大なモザイクアートが現れた。全校生徒が紙片で作った作品で、その大きさは「ギネス世界記録」に認定された。 同校では17年前から文化祭でモザイクアートを制作。今年も生徒有志の文化祭実行委員26人を中心に、4月から準備した。 1・5センチの色紙を64万枚作り、B4ほどの大きさの台紙300枚に貼り付け、これをさらにブルーシートに貼り付けて完成させた。水しぶきを立てて走り出す男子生徒の後ろ姿を描いた作品だ。 生徒の驚き、認定に歓喜 外部の測量士に依頼し、8月… この記事は有料記事です。残り164文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京アニ遺族側へ「逆にお聞きしますが」 青葉被告の沈黙といらだち
有料記事 光墨祥吾 西崎啓太郎 山本逸生2023年9月23日 20時00分 被告人質問 約18時間のやりとりから 「池田晶子(しょうこ)はターゲットでしたか」 アニメーターの池田(本名・寺脇)晶子さん(当時44)を失った夫(50)が、数メートル先の車いすに座った青葉真司被告(45)をまっすぐ見つめ、問いかけた。 36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件。20日の第8回公判では、遺族が初めて、直接質問する機会が設けられた。青葉被告は「京アニ全体を狙う認識で、誰か個人を狙う認識はなかった」と答えた。 「青葉さん」と呼びかけ、時折声を詰まらせて尋ねた夫。「放火殺人の対象者に家族、子どもがいることは知っていますか」と問うと、それまでよどみなく答えてきた被告は数秒間、戸惑った様子で沈黙し、言った。 「申し訳ございません。そこまで考えませんでした」 初公判で起訴内容を認め、第3回公判からの被告人質問も淡々と自身の半生を振り返ってきた。ただこの日、遺族らの代理人弁護士の質問に気色ばむ場面があった。 「被害者の立場を考えなかったのか」と聞かれた時だ。「逆にお聞きしますが、(京アニは小説を)パクった時に何か考えたか」と逆質問した。 裁判長に「いま、あなたは質… この記事は有料記事です。残り2288文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夏の終わりに雪を見た 雪の結晶3千枚集めた「雪博士」が残した名言
夏の終わりに、雪を見たくなった。訪ねたのは、石川県加賀市の「中谷(なかや)宇吉郎 雪の科学館」。世界で初めて人工の雪をつくり、「雪は天から送られた手紙である」の名言で知られる。そんな「雪博士」の業績と素顔を紹介している。 中谷博士は1900年、市内片山津の呉服・雑貨店の長男として生まれた。金沢の第四高等学校を卒業し、東京帝国大学理学部、理化学研究所で寺田寅彦に師事し、実験物理学の道に進んだ。北海道帝国大学に赴任し、32年に教授になると雪の研究に没頭。3千枚もの雪の結晶の写真を撮り、どんな気象条件で生まれるのか、実験を続けた。 雪が「天から送られた手紙」とは何か。雪の結晶の形は上空の気象条件(気温と水蒸気量)によって決まる。だから地上に降った雪の結晶を観察すれば、上空の気象条件がわかる。そのことを「手紙」という言葉で詩的に表現した。 そして36年3月、博士は北大の実験室で人工雪の生成に成功した。米シカゴで氷の特性も研究し、アラスカやハワイなどでの調査にも赴いた。62年に61歳で亡くなった。「人には良くしてあげるんだよ」が最期の言葉だった。 科学館は94年11月に開館… この記事は有料記事です。残り1354文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「すべて失った」が「命救われた」に 甚大被害の台風15号から1年
有料記事 小山裕一 田中美保2023年9月23日 17時00分 昨年9月の台風15号で、静岡県内に甚大な被害が出てから23日で1年。土砂などが建物内に流れ込んで休業を余儀なくされた油山(ゆやま)温泉(静岡市葵区)の二つの旅館はクラウドファンディング(CF)などで資金を集め、営業再開に向けて準備を進めている。 葵区の中心部から北へ約10キロ。旅館「油山苑」では床上浸水した厨房(ちゅうぼう)の改修工事が進む。11月ごろから飲食の営業を、年明けにも宿泊客の受け入れを再開する予定だ。「以前のように、家庭的なおもてなしをしたい」。経営者の大塚祐史さん(62)はほっとした表情を見せた。 被災当時、水泳大会に参加する高校生ら26人が宿泊していた。旅館前を流れる油山川が氾濫(はんらん)し、1階の床上まで浸水し、建物内に土砂が20センチほど積もった。 土砂の撤去などが済んだ5月… この記事は有料記事です。残り2013文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
企業もハマる学生自動車レース EV化、技術者不足…業界の今も映す
静岡県袋井市と掛川市にまたがる県小笠山総合運動公園(エコパ)で今月2日まで、国内外の学生たちがレーシングカーを走らせる「学生フォーミュラ日本大会」があった。競うのは走行性能だけでなく、設計や製造などを含む「クルマづくり」。大会は、自動車産業の今も映している。(大平要) 大会最終日の今月2日。エコパの駐車場に設けられた周回コースを、大勢の観客が取り囲んでいた。電光板にラップタイムが表示されるたび会場は歓声に包まれ、マシンの不具合でリタイアしたドライバーにも、温かい拍手が送られた。一般の観戦が認められたのは、コロナ禍前の2019年以来だ。 走るのは「一瞬」 「レースを走るのは、ほんの一瞬。走らせるまで、ここに至るまでが長いんです」。主催する自動車技術会で実行委員長を務める日産自動車のエンジニア、大和田優さんは目を細めた。約10年前にボランティアで大会を手伝って以来、その魅力に「のめり込んだ」ひとりだ。 マシンづくりには約1年かか… この記事は有料記事です。残り1642文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル