寺沢知海2023年9月5日 19時00分 自宅で出た家庭ごみを不法投棄したとして名古屋市は5日、ごみ収集を担当する環境局の男性職員(51)を減給10分の1(4日)の懲戒処分にし、発表した。 市によると、男性職員は5月9日、同市中川区内のマンションの敷地内に、紙などが入った段ボール1箱とプラスチック製の容器などが入ったポリ袋9個の計約4・5キログラムのごみを不法投棄したという。 市の調査に対する男性職員の説明では、家庭内にたまったごみを職場で捨てようと自転車に積んで運んでいたところ、バランスを崩しそうになったため、マンションの敷地内に捨てたという。「浅はかだった。市民の信頼を傷つけてしまった」と話しているという。 マンションの関係者が警察に通報し、ごみの中にあった郵便物などから男性職員が特定された。名古屋区検が6月に廃棄物処理法違反罪で略式起訴し、7月に名古屋簡裁が罰金10万円の略式命令を出した。(寺沢知海) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東農大ボクシング部員、大麻所持容疑 部員18人で逮捕は4人目
福冨旅史2023年9月5日 19時01分 寮の自室で大麻を所持したとして、警視庁は5日、東京農業大ボクシング部員の少年(19)を大麻取締法違反(単純所持)容疑で逮捕した。認否は明らかにしていない。大麻をめぐる同部員の逮捕は4人目。 捜査関係者によると、少年は7月上旬、東京都世田谷区にある同大の寮の自室で、大麻リキッド(液状大麻)を所持した疑いがある。 東農大ボクシング部は全日本大学王座を8度制した強豪で、部員は18人。7月以降、乾燥大麻などを営利目的で所持したとして、部員3人が逮捕されていた。(福冨旅史) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「やっと始まってくれた」 京アニ初公判、遺族が会見に応じる
2023年9月5日 19時07分 2019年7月、京都アニメーションの第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され36人が亡くなった事件で、裁判員裁判の初公判が5日、京都地裁であった。閉廷後、亡くなった池田(本名・寺脇)晶子さんの夫(50)が京都市内で取材に応じ、「やっと始まってくれた。これで判決が出れば、子どもにも、昌子にも報告ができる」と話した。 一番言いたいことについて、「量刑だけに注目するのではなく、(被告が)どうしてこんな事件を起こしてしまったのかを考えてほしい」と述べた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「35年でこれほど凄惨な現場初めて」救助の消防職員 京アニ初公判
2023年9月5日 15時45分 2019年7月、京都アニメーションの第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され36人が亡くなった事件で、裁判員裁判が5日、京都地裁で始まった。検察側が証拠調べで、亡くなった被害者の名前を法廷で読み上げた。36人中17人が実名で、匿名とされた19人は資料上の番号で呼ばれた。 検察側は亡くなった人の年齢や死因、負傷者34人(全員が匿名)の負傷程度などを読み上げた。 また、事件当時、救助に当たった京都市消防局職員の調書を読み上げ、「35年間、消防士をしていて、これほど凄惨(せいさん)な現場は初めてだった」とする証言を取り上げた。 その後、重傷を負った従業員の調書を読み上げた。この従業員はアニメ制作者のメンタルケアなどを担当するマネジャーだったが、事件から約2カ月間も意識が戻らず、20回を超える手術を受けたという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】「これほど凄惨な現場初めて」救助の消防職員 京アニ公判
死者36人、負傷者32人。2019年7月18日、京都アニメーションの第1スタジオが放火され、人気アニメ作品の監督や若手アニメーターらが命を落としました。 殺人事件として戦後最悪とみられる犠牲者となった事件の初公判が5日午前、京都地裁で始まった。事件から4年。殺人や現住建造物等放火などの罪で起訴された青葉真司被告(45)は、どんな表情で、何を語るのか。そして検察側、弁護側双方の主張とは。 143日間に及ぶ裁判の初日を詳報します。 16:00 初日の審理終わる 午後4時ごろ、初日の審理が終わり、閉廷した。 6日も引き続き、検察側の証拠調べが行われる予定。 15:00 「ボンという音、らせん階段から煙」 検察側が証拠調べで、発生当時スタジオ2階にいた女性従業員の証言を読み上げ、「ボンという音が聞こえて、らせん階段からきのこ雲のような煙が上がってきた」との証言を取り上げた。 検察側によると、女性従業員は窓から避難しようとしたが、なかなか窓が開かず、熱で割れたとみられる隙間からベランダへ出たという。窓を開けようとしていた際に後ろから聞こえていた他の従業員らの声が、ベランダに出たころには聞こえなくなっていたという。 14:00 2カ月意識戻らず、手術20回超 検察側が証拠調べで、亡くなった被害者の名前を法廷で読み上げた。36人中17人が実名で、匿名とされた19人は資料上の番号で呼ばれた。 検察側は亡くなった人の年齢や死因、負傷者34人(全員が匿名)の負傷程度などを読み上げた。 また、事件当時、救助に当たった京都市消防局職員の調書を読み上げ、「35年間、消防士をしていて、これほど凄惨(せいさん)な現場は初めてだった」とする証言を取り上げた。 その後、重傷を負った従業員の調書を読み上げた。この従業員はアニメ制作者のメンタルケアなどを担当するマネジャーだったが、事件から約2カ月間も意識が戻らず、20回を超える手術を受けたという。 13:45 被害者の倒れていた場所、図面で示す 検察側が証拠調べで、放火された当時の第1スタジオの図面や写真を、法廷で示した。 検察側によると、事件当時… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
知床捜索ボランティア隊に感謝状 桜井隊長を突き動かした7行の言葉
北海道の知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故をめぐり、国土交通省は4日、被害者の身元特定につながる遺骨や様々な遺留品を発見した捜索ボランティア隊に対し、感謝状を贈った。隊長を務める羅臼町の漁師、桜井憲二さん(60)は「(被害者を)1人でも家族のもとに帰してあげたい、という思いが一番でした」と、捜索を繰り返してきた動機を語った。 感謝状の贈呈は、知床半島の事故現場とは反対側にある羅臼町の漁協で行われた。国交省北海道運輸局の井上健二局長が、捜索ボランティア隊を代表して出席した桜井さんに手渡した。 桜井さんによると、昨年5月から今年8月までに、知床半島先端付近で9回の捜索を行った。参加した隊員はのべ61人にのぼり、消防隊員や登山の熟練者などで構成する。札幌市などの知床から遠い人もいるが、全員が装備や知床半島までの交通費などを自費で出している。 桜井さんは「表彰の名前が自分個人であったなら受ける気はなかった。捜索隊みんなに対する表彰だったので、みんな一緒にがんばってくれたので、(表彰を)受けたいと思った」と語った。 桜井さんが、行方不明者の捜索に乗りだそうと考えたのは昨年4月28日。事故発生から5日後のこの日、羅臼沖で3人の行方不明者が見つかったからだ。 「羅臼側の海岸にも漂着しているかもしれない」 「道路が途切れた先にある知床岬周辺は、捜索の空白地帯になっていないか」 そう考えた桜井さんは、登山仲間に呼びかけ、ボランティア隊を編成した。 昨年5月3日に1回目の捜索を実施。2回目となる昨年6月26日の捜索では男性もののネックレス、女性用のダウンベストなど、遺留品の可能性があるものを次々に発見した。 そして、昨年8月13日から2泊3日で行った3回目の捜索で頭蓋骨(ずがいこつ)を発見。5回目の捜索となった昨年9月17日には豊田徳幸船長の遺体を見つけた。昨年中の捜索は計6回に及んだ。 事故から1年後の今年5月4日に実施した7回目の捜索後、桜井さんはマスコミ各社を前に「これ以上探しても無理。どこかで家族にも踏ん切りをつけてもらわないといけないな、という気持ちでいました。まさにそういう日でした」と語り、最後の捜索であることを宣言していた。 しかし、状況を変える想定外の事態が起こる。 「洞窟の奥、捜索の空白になってないか」 被害者の家族から「捜索の費… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
酒に酔って診察した大阪入管の常勤医 「暴言や誤処方」複数の証言
浅倉拓也2023年9月5日 12時30分 大阪出入国在留管理局の常勤医が酒に酔った状態で診察をしたとして懲戒処分された問題で、大阪の弁護士有志が4日、「調査が不十分」などとして大阪入管に質問状を送り、公表した。酒酔い状態で診断した期間や患者数など詳細が分からないことや、酒酔い以外にも問題が指摘されていることについてただした。 大阪入管は8月31日、常勤医の50代女性について、今年1月20日に酒に酔った状態で勤務し、収容者1人を診察したなどとして、停職1カ月にしたと発表した。医師は退職した。 一方、収容者の支援者らによると、この医師については、複数の収容者が不適切な診療や暴言などを訴えていたという。誤った薬を処方され症状が悪化したと訴える収容者もいる。 しかし、大阪入管は処分の発表で「そうした問題は確認できなかった」としている。 中井雅人弁護士らは記者会見し「暴言や不適切な投薬などは、当事者や支援者らへの聞き取りもなく、調査をした形跡がないのが問題だ」と話した。より詳しい調査や再発防止策を文書で求め、大阪入管や出入国在留管理庁に回答を求めた。(浅倉拓也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「被告にとって起こすしかない事件」と弁護側 京アニ事件の初公判
2023年9月5日 12時52分 2019年7月、京都アニメーションの第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され36人が亡くなった事件で、裁判員裁判が5日、京都地裁で始まり、午前11時35分ごろから弁護側が冒頭陳述を始めた。 弁護側は「青葉被告にとって起こすしかない事件だった。人生をもてあそぶ人物への対抗手段であり、反撃だった」などと述べた。その上で、心神喪失で無罪だと主張し、無罪でなくても、著しい心神耗弱で減刑すべきだと訴えた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】青葉真司被告「こんなにたくさんの人が亡くなるとは…」
死者36人、負傷者32人。2019年7月18日、京都アニメーションの第1スタジオが放火され、人気アニメ作品の監督や若手アニメーターらが命を落としました。 殺人事件として戦後最悪とみられる犠牲者となった事件の初公判が5日午前、京都地裁で始まった。事件から4年。殺人や現住建造物等放火などの罪で起訴された青葉真司被告(45)は、どんな表情で、何を語るのか。そして検察側、弁護側双方の主張とは。 143日間に及ぶ裁判の初日を詳報します。 11:35 ■弁護側「起こすしかない事件だった」 午前11時35分ごろから弁護側が冒頭陳述を始めた。 弁護側は「青葉被告にとって起こすしかない事件だった。人生をもてあそぶ人物への対抗手段であり、反撃だった」などと述べた。その上で、心神喪失で無罪だと主張し、無罪でなくても、著しい心神耗弱で減刑すべきだと訴えた。 10:50 ■検察側「筋違いの恨みによる復讐」 午前10時50分ごろから検察側が冒頭陳述を行った。 検察側は青葉被告の起訴内容について、「筋違いの恨みによる復讐(ふくしゅう)だ」と批判した。 検察側の席の後ろには、パイプいすが25脚置かれており、傍聴席の一部と合わせて事件の被害者の関係者が着席しているとみられる。 10:34 ■初公判始まる 被告は起訴内容認める 裁判員裁判が5日午前10時34分、京都地裁で始まった。 起訴状の朗読後、裁判官から認否を問われた青葉真司被告は「私がしたことに間違いありません。事件当時はこうするしかないと思っていた。こんなにたくさんの人が亡くなると思っていなかった」と述べ、起訴内容を認めた。 弁護側は、責任能力の有無について争うとし、「精神の障害により、良いことと悪いことを区別する能力が欠けていた」として心神喪失で無罪だと主張。無罪でなくても、著しい心神耗弱で減刑すべきだと訴えた。 10:33 ■被告が入廷、顔にやけどの跡 青葉真司被告(45)は午前… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Ouverture du procès de l’incendie de KyoAni, qui a tué 36 employés du populaire studio japonais
Après l’incendie du studio 1 de Kyoto Animation (ou KyoAni), qui a fait 36 morts et 32 blessés, à Kyoto (Japon), le 18 juillet 2019. JIJI PRESS / AFP Le studio 1 de Kyoto Animation (KyoAni) n’est plus. Ravagé en 2019 par un incendie qui a fait 36 morts et 32 blessés, le bâtiment jaune du quartier de […]