阪神タイガースの試合がおわって2~3時間ほどすると、ユーチューブで「虎おじさんの戯言(ざれごと)チャンネル」が始まります。試合経過を示しながら戦評をする、しゃべくり、顔は出しません。そもそも、正体を明かしません。ボロくそに言うときの対象は、采配やチーム全体のこと。あくまでも、選手の気持ちになって、しゃべります。チャンネル登録者はもうすぐ6千人。「正体を明かせ、ひきょうもん」という声もあるそうですが……、「もう少し、謎の人物でいさせて下さい」。 虎おじさん、出身は大阪である。 幼いころ、まわりが阪神ファンばかりだったので、ひねくれていたのか巨人ファンになった。アニメ「巨人の星」の影響もあった。大金持ちのボンボンでタイガースに入団した花形満より、長屋暮らしで巨人に入った星飛雄馬だ。 ところが……… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
9階建てマンションで火災 1人搬送2人けが 名古屋市
18日午後2時45分ごろ、名古屋市東区砂田橋1丁目の9階建てマンション「サンコート砂田橋3棟」で火災が起きていると119番通報があった。同市消防局や愛知県警によると、7階の一室が火元とみられ、住民とみられる80代男性が救助され、病院に搬送された。隣の部屋の住民2人が軽いけが。県警などは逃げ遅れた人がいないかを調べている。 現場はバンテリンドームナゴヤから東へ約1キロで、周辺にはマンションや学校などが集まる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「人出不足で産業が衰退する」地方は危機感 技能実習に代わる新制度
「技能実習制度」の見直しを進める有識者会議に示された最終報告書の「たたき台」では、転籍制限を緩和する方針を盛り込んだ。外国人は歓迎する一方、人手不足にあえぐ地方では人材流出に不安の声があがる。実効性ある運用ができるのかも不透明だ。 北海道東部の標津町にある建設会社、上田組で特定技能として働くグエン・フー・タインさん(31)は「低賃金で長時間労働は当たり前なんていう企業に3年もいたら損するだけ」と、転籍制限の緩和を歓迎する。 4年前に技能実習生としてベトナムから来日、昨春に特定技能に移った。自身は同じ会社で働き続けるが、SNSで企業から不当な扱いを受けた実習生の動画をみる機会が増えた。「ひどい会社だったら一刻も早く転籍させて欲しい」 いまの技能実習制度は原則、転籍できない。18日に示された「たたき台」には1年を超えて働くと転籍できる新しい制度が盛り込まれた。過酷な労働環境に我慢してきた実習生の人権を守り、日本で働きたいと思う外国人を増やすことも狙いにある。 「ヨソに取られるなら残ってほしい」 ただ、地方からより賃金が高い都市部へ人の流れが加速しかねない。 出入国在留管理庁の調査では… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
極楽浄土のお迎えを表現 370年ぶり修復の掛け軸で 京都の二尊院
京都・嵯峨の二尊院で、室町時代に描かれた掛け軸17幅が初めて公開されることになった。阿弥陀如来と釈迦如来をまつる本堂に掛け軸を並べ、亡くなった人が極楽浄土へ行く様子をインスタレーションのように表現する。 二尊院によると、この掛け軸は「二十五菩薩来迎(ぼさつらいごう)図」で、15世紀前半に画家の土佐行広によって描かれた。1949年に重要美術品に認定されたが、公開されることはなく京都国立博物館(京都市)で保管されてきた。 掛け軸は約370年ぶりに修復された。これを機に、「博物館のガラス越しよりも実際に見て拝んでいただきたい」と、掛け軸が掛けられた時代と同じように、ふだんは入れない本堂内陣のふすまに並べて掛けることにした。 掛け軸には、死者を極楽浄土… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
近大剣道部員を傷害容疑で逮捕 被害部員は意識不明、11日後に死亡
近畿大学の剣道部の男子大学生(21)が今月上旬、同じ剣道部の男子部員(21)に暴行を加えてけがをさせたとして、傷害の疑いで現行犯逮捕されていたことが大阪府警への取材でわかった。被害者の部員は救急搬送されたが、意識不明になり、今月16日に死亡した。府警は暴行と関連がないか調べている。 布施署によると、男子大学生は5日、大阪府東大阪市で、同じ剣道部の男性部員を押し倒すなどして意識不明にさせた疑いがある。2人は直前まで他の部員も含め飲酒しており、店を出た直後だったという。署は認否は明らかにしていない。 近畿大は18日午後、記者会見を開く。経緯などについて説明するとみられる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本生命の元営業部長に実刑判決、顧客ら6人から1.8億円を詐取
架空の保険商品などで顧客や同僚ら6人から約1億8千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた日本生命元営業部長で住所不定の林泰之被告(37)に対する判決公判が18日、神戸地裁尼崎支部であった。佐川真也裁判官は、懲役5年(求刑懲役8年)の実刑判決を言い渡した。 林被告は昨年3月に日本生命を退職するまで、新宿(東京)、柏常総(千葉)、阪神(兵庫)の各支社で営業部長を務めていた。 判決によると、林被告は日本生命の営業部長としての地位や信用を悪用し、21年までに顧客1人からウソの保険商品を紹介するなどして約1億3975万円をだまし取った。ほかに元同僚ら5人から計3900万円をだまし取ったとされる。(谷辺晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
モコモコ真っ赤な「ほうき草」 大阪・万博記念公園でコキア見頃
大阪府吹田市の万博記念公園で、真っ赤に色づいたコキアが見頃を迎え、訪れた人たちの目を楽しませている。 コキアは、モコモコとした形が特徴で「ほうき草」とも呼ばれるヒユ科の一年草。園内の「自然文化園・花の丘」の約1700平方メートルの斜面に、約4千株が植えられている。 同園によると、赤色の見頃は11月10日ごろまで続き、その後は黄金色に変わっていく。今年は気温が高かった影響で、平年より10日間ほど見頃が遅れたという。 入園料は大人260円、小・中学生80円。(小宮路勝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
0歳で逝った「ようすけ」 被爆した母のつらい記憶、刻んだ絵本再び
長崎で被爆した女性の体験をもとに、15年前に出版された1冊の絵本がある。題名は「ようすけ君の夢」。女性の長男で、生後5カ月で亡くなった男の子にちなみ、かつて佛教大学(京都市北区)の学生たちが制作した。核の脅威が高まる今、この絵本を再版しようと、女性らが協力を呼びかけている。 「ようすけ君の夢」は、京都に住む小学5年の「ぼく」が主人公だ。 夏休みのある日、「ぼく」はナガサキから来たという「ようすけ君」と出会う。彼は「ぼく」に自分が見た怖い夢のことを話す。ものすごい光と音がして、街が火の海になった、と。 話の内容は後日、学校で聞いた長崎で被爆した女性の体験談とそっくりだった。 その後、「ようすけ君」は姿を消す。「ぼく」は原爆や戦争、そして平和について考え始める――。 この絵本は、京都府城陽市の真柳タケ子さん(79)の体験を元にしたものだ。 真柳さんは1歳半のとき、爆… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アフリカにナプキン工場設立 日本の28歳が10代の母たちと挑む夢
「世間や家族よりも、まず自分の心の声をよく聴いてください。自分を深掘りして出てきた『本当の気持ち』を大切にしてください」――。 アフリカ・タンザニアで、若年のシングルマザーが働ける場づくりに奔走し、注目を集める社会起業家の菊池モアナさん(28)がこのほど一時帰国し、母校の神奈川県立鶴嶺高校(茅ケ崎市)で講演した。 後輩たちを前にユニークなキャリアについて語り、「自分の好きを突き詰めれば、みんな何にでもなれる」とエールを送った。 レイプされ妊娠… 強制退学に 菊池さんは藤沢市出身。中学時代の平和学習を通じて国際協力に興味を持ち、高校では東日本大震災のボランティア活動を経験した。 国際関係学部に進んだ大学3年生のとき、今なお就学率の低いアフリカの現状を知ろうと、官民協働の留学支援制度に応募。そこで調査に向かったのがタンザニアだった。 学校に行けない子どもに聞き取りを進める中で、出会ったのが16歳のアナさん。父を早く亡くした後に母も家を去り、祖母と2人で暮らすなか、知人男性にレイプされ妊娠していた。 成績はトップクラスだったが、タンザニアの公立学校では妊娠すると退学させられ、復学も許されない。中絶も禁止されており、失意のなか、社会や家族からもさげすまれたアナさんは、菊池さんと会う直前に自殺を図っていた。 背中押した「運命的なできごと」 調べると、アナさんだけでなく、年間約6千人が若年妊娠で退学を余儀なくされていることがわかった。背景に貧困があり、手伝いに行かされた親戚や知人の家で被害にあったり、断れなかったりしたケースが多かった。 社会構造の被害者でありながら、「恥さらし」と冷遇され、教育の機会も奪われ、幼子を抱えてさらに貧困に陥っていく10代の女の子たち。 「こんな理不尽があっていいのか」。怒りに震えたが、予定した滞在期間の5カ月が終わり、帰国せざるを得なかった。 無力感を抱えて日本に戻ると、運命的な出来事があった。自身も、後に夫となるタンザニア人パートナーとの子を妊娠していることがわかったのだ。 まだ結婚前で、1人での子育… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Le charme de Tokyo gommé à coups de réaménagements
LETTRE DE TOKYO La Meiji Jingu Gaien Avenue, bordée de chaque côté d’une double rangée de ginkgos centenaires, le 2 décembre 2020. TAKETO OISHI / THE YOMIURI SHIMBUN VIA AFP Saisie d’un appétit insatiable à vivre avec son temps, Tokyo a fait preuve au cours de son histoire moderne d’une très […]