漫才日本一を決める「M―1グランプリ」に初挑戦していた熊本県のPRキャラクターくまモンが17日、大阪市であった2回戦で敗退した。 くまモンは「くまモン隊」の女性隊員を相方に、先月あった1回戦を突破。この日、2回戦に挑んだが、148組のうち通過した30組には入れなかった。 くまモンは「ばっ! 敗退してしもたモン……。お笑いの道はきびしかモン。みなさん、応援してくまさって、ありがとうございましただモン! でも、ボクのチャレンジはおわらんモン!」とコメントした。(杉浦奈実) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
校舎外壁からモルタル落下 埼玉・久喜市立小学校 けが人なし
17日午前10時ごろ、埼玉県久喜市久喜東4丁目の市立久喜東小学校から、「外壁のモルタルがはがれて落下した」と市教育委員会に連絡があった。市教委によると、校舎3階部分の外壁からはがれ、真下にある1階の屋根を壊して地上に落ちた。学童保育を利用する子どもが通る場所だが、けが人はなかった。 市教委によると、モルタルは高さ約9メートルの3階部分の外壁から、横2メートル、縦85センチ、厚さ4センチにわたってはがれ落ちた。重さは確認できていない。 真下の1階には、学童保育の部屋の出入り口がある。モルタルは、出入り口付近を覆う屋根を壊して地上に落ちた。発見当時、地上には多数のモルタル片が散乱していたという。 ひとかたまりになって落ちたのか、いくつかに分かれてはがれたのかはわからないという。同校は子どもが近づかないよう付近に柵を設置した。 校舎は1983年に完成した… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
つづら折りの道、色あざやかに染まる 北アルプス「立山」の紅葉
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国内最大級の潜水艦「らいげい」進水式 防衛省へ2025年引き渡し
川崎重工業の神戸工場(神戸市中央区)で17日、国内最大級で新型エンジンを採用した、防衛省向けの潜水艦「らいげい(雷鯨)」(基準排水量約3千トン)の命名・進水式があり、関係者ら約1400人が集まった。同社が戦後に建造した潜水艦は、これで計31隻となった。 防衛省や同社によると、らいげいは全長約84メートル、幅約9メートル、高さ約10メートル。乗員は約70人で、建造費は約702億円。艦名は力の象徴の「雷」と、鯨を組み合わせたという。 魚雷発射装置や潜望鏡などを備え、水中速度は時速40キロ近く。同社製の新型エンジンを初めて搭載したため、発電などに使うリチウムイオン電池の充電時間が短縮できる。高性能ソナーで捜索能力も上がり、敵に探知されにくいステルス性能の向上なども図られている。最大6人の女性自衛官が乗れるように、女性用寝室なども整備した。 式典では三宅伸吾・防衛大臣政務官がおので綱を切ると、巨大な艦体が港へ滑り出し、出席者から大きな拍手が起こった。今後は内装工事などを経て、2025年3月ごろに防衛省に引き渡される予定で、配備場所は未定という。(森直由) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海底に眠る元寇の歴史 750年前にモンゴルの襲来を受けた小さな島
佐賀県と長崎県の県境にある伊万里湾から、壱岐水道や東シナ海へつながる湾口部に浮かぶ鷹島(長崎県松浦市)。人口1800人ほどの小さな島は約750年前、2度にわたってモンゴル帝国の襲来を受けた、「元寇(げんこう)」の終焉(しゅうえん)の地として知られる。穏やかな海の底に、今も元軍の沈没船が眠っている。 「元寇の歴史とロマンを語る ようこそ鷹島へ」。佐賀県唐津市から斜張橋「鷹島肥前大橋」を渡ると、大きな看板が目に入ってきた。 田畑を越え、くねった道を進むと、青々とした海が広がる。この沖合に約750年前、約14万人のモンゴル兵を乗せた約4400隻もの船が襲来した。湾を埋め尽くす船には、色鮮やかな旗がはためいていたかもしれない。「なかなかイメージが湧きづらいですよね」。松浦市教委文化財課の内野義(ただし)課長は言う。 2回目の襲来となる1281… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「障害者が安心できる対応を」食材費過大徴収巡り愛知3団体が要望書
障害者施設などを全国展開する福祉事業会社「恵」(東京)が利用者から食材費を過大徴収していた問題で、愛知県内の障害者団体が17日、行政に責任ある対応を求める要望書を県と名古屋市に提出した。 要望書を出したのは、県障害者(児)の生活と権利を守る連絡協議会、全国福祉保育労働組合東海地方本部、障害者が働く作業所などでつくる「きょうされん愛知支部」の3団体。恵が運営する全事業所の利用者と家族への面接調査や相談窓口の開設、第三者委員会の設置などを求めた。 きょうされん愛知支部の今治信一郎事務局長は「事業所が突然閉鎖される恐れもあり、利用者や家族は大きな不安を抱えている。障害者が安心して生活できるような対応をお願いしたい」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人口18人の島、250人が来た祭り 神輿を担ぐ「よそから来た人」
黒潮の流れに浮かぶ「絶海の孤島」。ここで4年ぶりとなる秋の例大祭が14日、開かれた。 子どもや若者がいなくなり、15年前に小・中学校が廃校となった人口18人の島に、この日だけは約250人が集まった。 高知県宿毛(すくも)市の片島港から定期船で50分。「鵜来島(うぐるしま)」と名付けられた周囲7キロほどの小さな島が、その舞台だ。 江戸時代から続く大漁と豊作に感謝する秋の例大祭。ここ3年は新型コロナウイルスの影響で中止や縮小開催となっていた。 14日昼過ぎ。島の高台に立つ春日神社の境内から40人ほどに担がれた櫓(やぐら)が降りてきた。祭りの始まりを告げる「おさがり」だ。 櫓に乗った4人の小学生がたたく太鼓の音と、低くくぐもった男らの「よいせー、はりせー」というかけ声が、集落に響く。 島には車道がない。櫓を担ぎ、家々の間を縫うように続く細い石段を20分ほどかけて下ろしていく。 例大祭のクライマックスは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「しんちゃんがしたやん」 弟が始めた「カミ活」、姉は車内で泣いた
8月初めの朝。関西地方の大学に通う男性(21)が実家に帰省していたところ、二つ上の姉が興奮して話しかけてきた。 「しんちゃん、ゲイやったんて!」 しんちゃんとは、日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞したこともある男女混合グループ「AAA(トリプルエー)」のメンバー、與真司郎(あたえしんじろう)さん(34)のことだ。 2人は、小学生のころからAAAのファンで、姉は特にしんちゃんを推していた。 その日、姉は、しんちゃんが7月26日のファンミーティングでカミングアウトしたというネットの記事を見せてくれた。 衝撃を受けている姉の横で、男性はうれしさを抑えきれなくなった。 その前夜のことだった。 家族で囲んだ食卓。姉が、弟の恋人について話題をふった。 「もし男やったらどうする?」 間髪入れず、父はこう答えた。 「それやったら、終わりやわ」 男性は、「今は言えない」と思ったという。 テレビ番組を見るときの様子などから、姉がゲイに偏見を抱いていることは分かっていた。だが、姉の大好きな、かっこいいしんちゃんも自分と同じゲイだったんじゃないか……。 夜、自室でしんちゃんがカミングアウトしたときの動画を見ながら、「自分もカミングアウトしたいという気持ちに火がついた」。 「人に見えるように発信したら、やりやすいのでは」と考え、カミングアウトについて報告する匿名アカウントをSNSに作った。 重く受け止めてもらいたくなかったから、カミングアウト活動を「カミ活」と名付けた。 「8月17日 カミ活1 最近よく遊ぶようになった大学の友達にカミングアウトしました」 その友人は、日ごろから人の話を否定しない優しい人だった。たまたま恋愛の話になったとき、「実は彼氏おんねん」と言ってみた。すると、「え? うらやましい」と返ってきた。その後は普通の恋愛話になった。 その10日後のカミ活2は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
保護犬「タロー」誰を待った? 駅に朝夕通った17年、実話を映画化
1960年代から80年代にかけての茨城県石岡市を舞台に、市内の小学校で保護された犬「タロー」の17年間の生涯を描いた映画「石岡タロー」が、20日から公開される。実話に基づいた脚本で、撮影はすべて県内で行った。出演者の大半も茨城在住だといい、監督を務めた映像作家・石坂アツシさん(61)は「昭和の茨城にあった心温まる話を多くの人に知ってもらいたい」と意気込んでいる。 タローは64年、石岡市立東小学校(同市旭台)で保護された雑種犬。登校する児童の出迎えや教室を回る姿から一躍人気者になり、あるときから約2キロ離れた石岡駅に通い始めた。 朝夕の1日2回、駅の待合室で座ったまま改札口を見つめ、しばらくすると学校に戻る。そんな日々を、81年に死ぬまで17年間続けていた。駅や商店街で多くの人にかわいがられたが、タローが駅で誰を待っていたのか、わからなかったという。 映画化されるきっかけは約5年前。東京を拠点に活動する石坂さんが、愛犬家のスタッフから「石岡に感動的な犬の物語がある」という話を聞いた。実際に現地でタローを知る人たちに話を聞くうちに、「タローの一途な生き様はきっと映画になる」と考えた。 映画では、タローには飼い主の女の子がいて、石岡駅ではぐれた後に小学校に迷い込んだというストーリーになっている。 一昨年の2月に撮影を始めた。コロナ禍でロケが何度も延期になるなど制約があるなか、10カ月後の12月にクランクアップした。タローを演じた犬3頭のうち2頭は実際の保護犬が登場するほか、当時の風景を再現するため、20台以上のクラシックカーを県内の支援者から持ち寄ってもらうなど細部にもこだわった。 映画には、NHKの大河ドラマ「どうする家康」など数多くのテレビ番組に出演している土浦市出身の寺田藍月(あづき)さん(7)がタローの飼い主役を演じる。 映画の公開を前に、石坂さんと寺田さんが10月11日に土浦市役所を訪れた。市内の小学校に通いながら芸能活動をしているという寺田さんは「(撮影で)ワンちゃんをなでたりご飯をあげたりするのが楽しかった。動物を好きな人に見てもらいたいな」と笑顔で話した。 石坂さんは「現地を取材して、タローがいる駅が街の景色の一つだったんだと実感した。その姿を丁寧に描くことを使命にした作品なので、注目して見てくれたらうれしい」と語った。 映画は20日にシネマサンシャイン土浦(土浦市)、イオンシネマ守谷(守谷市)、シネプレックスつくば(つくば市)で、27日にユナイテッド・シネマ水戸(水戸市)で公開される。その後も順次、全国で公開される予定。(原田悠自) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
音楽プロデューサー、女子中学生盗撮未遂の疑い ももクロに楽曲提供
JR赤羽駅(東京都北区)のホームで女子中学生のスカート内を盗撮しようとしたとして、警視庁は16日、音楽プロデューサーの斎藤悠弥容疑者(44)を性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで現行犯逮捕した。斎藤容疑者は「ももいろクローバーZ」のほか、ゲームやアニメ向けに楽曲を提供している。 赤羽署によると、斎藤容疑者は16日午前8時半ごろ、JR赤羽駅のホームで、モバイルバッテリー内に搭載された小型カメラをトートバッグのポケットに仕込み、女子中学生のスカート内を盗撮しようとした疑いがある。 斎藤容疑者は「ストレスを発散したかった。盗撮するために電車に乗った」と容疑を認めているという。巡回していた鉄道警察隊が不審な動きに気づき、現行犯逮捕したという。(比嘉展玖) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル