福岡市西区の能古島にある「のこのしまアイランドパーク」で、コスモスが見頃を迎えた。訪れた人たちは、青い空と海を背景に広がるコスモス畑で、散策をしたり、写真を撮影したりしていた。 園内では早咲きのコスモス約50万株が咲きそろい、ピンクや薄紫、白色の花が穏やかな秋の風に揺られていた。別の花畑には遅咲きのコスモス約30万株も植えられ、10月下旬から11月中旬まで楽しめるという。 入園料は、高校生以上の大人1200円、小中学生600円、3歳以上の幼児400円。問い合わせは同パーク(092・881・2494)。(日吉健吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
記憶つなぎ、防災リーダーに 土砂災害10年、行動する高校生たち
39人の死者行方不明者を出した伊豆大島の土砂災害から10年を迎えた=中山由美撮影 伊豆諸島の大島(東京都大島町)で39人の死者・行方不明者が出た土砂災害から、16日で10年。節目の年となる今年の春、当時最大の避難所になった都立大島高校に「防災活動支援隊」が発足した。まだ幼かった10年前の惨状を断片的に覚えている高校生たちが、「経験を引き継ぎ、島の防災リーダーになろう」と立ちあがった。 「家は全壊、孫2歳……」 今月5日、支援隊と生徒会のメンバーが教室に集まった。1人がカードを手に、「被害状況」や「家族構成」を読み上げる。避難所運営を想定した図上訓練だ。 机に広げた紙には、体育館をいくつかの区画に分け、番号をふった図が描かれている。「この家族はどこに配置する?」。隊長の吉岡武佑(たける)さん(3年)が問いかける。生徒たちは受付係や物資係などの役割を分担し、意見を出し合った。 支援隊は3学年で15人。大… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
伊豆大島・土砂災害から10年 死者・不明39人「復興終わらない」
39人の死者行方不明者を出した伊豆大島の土砂災害から10年を迎えた=中山由美撮影 36人が亡くなり、3人が行方不明となった伊豆諸島・大島(東京都大島町)の土砂災害から、16日で10年になる。崩れ落ちた山肌には緑が戻り、10年にわたる復興計画は一区切りとなる。 2013年10月、台風26号は大島に記録的大雨をもたらし、16日未明に各所で土石流が発生した。 人々と家屋を巻き込んで大量の土砂が流れ落ちた三原山の斜面は、復旧工事が施され、被害が最も大きかった元町神達地区には2年前、災害の記憶を伝えるメモリアル公園が完成した。 だが、行方不明者の捜索は今もほぼ毎月行われ、遺児への就学資金支援も続いている。 今月は地震が続き、津波注意報も相次いだ。島は、火山噴火、台風、豪雨など、自然災害と常に隣り合わせだ。坂上長一町長は「復興は終わらない。地域の助け合いや、国や都との連携を強めて、安心して暮らせる島になるよう努めたい」と話す。(中山由美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
かつての拠点いま倉庫に 解散命令出た明覚寺とオウム真理教のその後
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し、政府が解散命令を請求した。宗教法人が解散させられるとどうなるのか。かつて法令違反を理由に解散命令が出た明覚寺とオウム真理教のその後をたずねた。 和歌山県の高野山。森林を切り開いた場所に、ある寺院施設があった。外壁ははがれ落ち、室内は段ボールが山積みになっている。1995~96年に「霊視商法」詐欺事件で幹部らが逮捕された明覚寺が拠点にしていた施設だ。 解散命令は2002年。被害対策弁護団の事務局長を務めた瀬戸和宏弁護士によると、1998年に高野山真言宗の総本山金剛峯寺が被害救済のため明覚寺の寺院施設を約16億円で買い取った。損害賠償を訴えていた全国325人に対し、明覚寺側が売却資金を元手に約11億円払うことで裁判外で一括和解。幹部の逮捕や施設の売却で宗教法人としての基盤は失われており、瀬戸弁護士は「解散命令の効果は限定的だった」と話す。 逮捕・起訴後に無罪判決を受… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】天皇、皇后両陛下、予定通り石川・国民文化祭に出席
天皇、皇后両陛下は15日、石川県を訪問し、いしかわ総合スポーツセンターで行われた第38回国民文化祭と第23回全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席しました。 羽田空港では、両陛下が搭乗した航空機に不具合があり、予備機で小松空港へ向かうことになりました。 出発の遅れに伴い行程の一部が変更されましたが、同センターへは予定通り到着しました。 16日は、県立音楽堂や県立図書館でアート作品、朗読劇などの鑑賞が予定されています。 15日にあった開会式の様子を中心に、写真でお伝えします。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「感情を素直に出せる絵本を」 石川えりこさん原画展、荒川区で開催
東京都荒川区の「ゆいの森あらかわ」で「石川えりこ絵本原画展」が開かれている。区で「豊かな心を育む読書のまちづくり条例」が制定されたのを記念したイベントで、18日まで。 絵本作家の石川えりこさんの「ほんやねこ」(講談社)、「庭にくるとり」(ポプラ社)など5作29点の原画が展示されている。 15日は石川さんの講演会もあった。自身の絵本「こくん」「またおこられてん」「庭にくるとり」などを読み聞かせした上で、「自分の小さいころが映画のように記憶されていて、頭に浮かんだことを描いていく」と作品誕生のエピソードを紹介。「子どもたちが喜んだり怒ったりする感情を素直に出せるような絵本を描いていきたい」と話した。 区は、同条例を今春制定し、読書に親しめる環境の整備や施策を進めていくという。 石川さんは、デザイナーを経て絵本作家になった。昨年、同施設で開催した「世界のバリアフリー児童図書展」で、作品が紹介されたのが縁で、今回の原画展が実現した。 原画展は観覧無料。午前9時~午後8時半。(中山由美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海中に沈んだ車から5人の遺体を発見、父親と小学生4人 三重
15日午前10時55分ごろ、三重県南伊勢町で、海中に車が沈んでいるのを三重県警の警察官が見つけた。車内から5人が見つかり、全員の死亡が確認された。県警によると父親とその子ども4人という。 伊勢署によると、沈んでいた普通乗用車から見つかったのは、自営業の羽根正樹さん(37)=同県伊勢市朝熊町=と、いずれもその子どもで小学6年の聖夏(せな)さん(12)、小学5年の怜皇(れお)さん(10)、小学3年の蘭琉(らる)さん(9)、小学1年の芽杏(めあ)さん(7)。13日午後2時ごろ、羽根さんの妻から「11日早朝に夫と子どもが車で釣りに出かけた可能性があり、まだ帰宅しない」と伊勢署に届け出があったという。 5人にいずれも目立った外傷はなく、県警は事件と事故の両面で調べている。(井上昇) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
みこし壊れれば神も喜ぶ 勇壮な「灘のけんか祭り」 兵庫・姫路で
「灘のけんか祭り」として知られる松原八幡神社(兵庫県姫路市)の秋季例大祭が15日、本宮を迎えた。 神社から約1キロ離れた御旅山の「練り場」では、締め込み姿の男たちが「ヨーイヤサー」のかけ声でみこしを持ち上げ、激しくぶつけ合った。 「みこしが激しく壊れるほど神様の意にかなう」と伝えられている祭りで、みこしがぶつかる音が練り場に響き渡ると、観客らで埋まった会場からは大きな歓声と拍手が上がった。(白井伸洋) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
両陛下、国民文化祭などの開会式に出席 障害者らと交流も
天皇、皇后両陛下は15日、金沢市で開かれた第38回国民文化祭と第23回全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席した。天皇陛下は、県内各地域での取り組みについて「地域に息づく伝統や文化の良さを再認識する機会となり、文化芸術活動の裾野を広げ、新たな文化の創造につながっていくことを期待しています」とあいさつをした。 両陛下は、歌舞伎やダンスなどのオープニングステージを観覧。その後、出演者と交流し、「左手のピアニスト」の黒崎菜保子さん(61)に、皇后さまは「いいステージでした」と声を掛けた。茶道家の奈良宗久(そうきゅう)さん(54)には、かつて茶道を習っていたことを伝えたという。 天皇陛下は、御陣乗(ごじんじょ)太鼓を披露した大宮正晴さん(19)に「体力を使いますよね」とねぎらった。 両陛下はこの日、羽田空港を特別機で離陸前、フラップ(高揚力装置)のセンサーにトラブルが発生したため、予備機に乗り換えて石川県入りした。出発の遅れで、行程に一部変更が生じた。 16日は、障害者が手がけた絵画や陶磁器、特別支援学校の生徒によるミニ和傘づくりのワークショップを観覧する。また県内の高校生らによる文学朗読劇の練習を観覧し、特別機で帰京する。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
レトロ×コスプレ=映え 重要文化財「旧下関英国領事館」で撮影会
国の重要文化財「旧下関英国領事館」(山口県下関市唐戸町)で15日、漫画やアニメ、ゲームの登場人物などに扮するコスプレイヤーの撮影イベントがあった。参加者たちは写真映えのする重厚な洋館の雰囲気を楽しみながら、思い思いのポーズを撮影していた。 「赤間ケ関レトロ賑(にぎ)わい倶楽部」の主催。同領事館と、旧秋田商会ビル、田中絹代ぶんか館など6カ所が撮影会場となった。同領事館は1901年に下関に設置され、現在の建物は1906年に造られた。領事館として使うことを目的にした現存する建物としては、国内最古とされる由緒ある建物だ。 千葉県から来た女性は友人2… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル