10月10日は「1010(千十=せんとお)」で、「銭湯の日」。俳優の葵うたのさん(24)は、上京してから銭湯とサウナにハマり、湯上がりのビールがお決まりのコースだといいます。フジテレビ系列で放送中のドラマ「パリピ孔明」に出演している新進気鋭の俳優に、その銭湯愛を語ってもらいました。 ◇ 高校生だった17歳で上京し、7年になります。せわしない東京暮らしでの心の癒やしは銭湯と、その後のビールです。 芸能界で活動する友達がサウナ好きで、20歳ぐらいから、一緒にサウナつきの銭湯に通うようになりました。私もそこで、ハマりました。「自律神経が整う」感覚が大好きなんです。 銭湯というコミュニティーも好きです。タオルで体を洗っていて手の届かない背中を、近くにいるおばあちゃんが洗ってくれるんですね。私もお礼にやってあげるじゃないですか。そうすると「どこから来たの?」って会話が生まれるんです。 多い時は週3回、銭湯に通うという葵うたのさん。記事後半で、お気に入りの銭湯オススメ3選を紹介します。 お風呂の帰りに・・・ 脱衣所で髪の毛を乾かすとき… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
各地で観測の津波、気象庁「原因不明」 海底火山が関与かとの見方も
9日朝、伊豆諸島や太平洋側の各地で津波が観測された。気象庁は、この津波は同日午前5時25分ごろに伊豆諸島の鳥島近海で起きた「地震」によるものとしつつ、通常とは異なる要因で発生した可能性があるとしている。どういうことなのか。 気象庁によると、午前9時半までに観測された津波は、八丈島八重根で60センチ、神津島神津島港と三宅島坪田で50センチ、高知県土佐清水市と鹿児島県中之島で40センチ、千葉県館山市布良と三宅島阿古、鹿児島県南大隅町で30センチなど。 気象庁は通常、地震が起きると津波が起きる可能性を確認し、20センチ以上の津波が予想される場合は地震発生から3分をめどに津波注意報を出す。 だが今回、津波注意報を出したのは津波が実際に観測されてからだった。 気象庁は同日午前8時40分から開いた記者会見で、地震の規模を示すマグニチュード(M)が特定できなかったことを明らかにした。海域は陸上と比べて観測点が少ないものの、ある程度の規模の大きな地震であればMは求められることから、今回はそれよりも小さい地震と考えられると説明した。 また津波は、地震で海底が上下することによって起こることが一般的だが、「通常とは異なる要因で起きた可能性がある。火山活動や、地震による海底地滑りなどが考えられるが、詳細は不明で原因は分からない」と説明した。 鳥島近海の地震や津波に詳しい東京大地震研究所の三反畑(さんだんばた)修・助教(地球物理)は「かなり珍しい現象で、多くの研究者が注目しているが、何が起きているのかをすぐに特定することは難しい」と前置きしたうえで、「海底の火山活動に関連している可能性が高いのではないか」と言う。 海底火山に伴う津波なら過去に大きな被害も 専門家「避難を心がけて」 今回の地震の震源とみられて… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「急に国元へ。心配…」 加藤清正が池田輝政の「母気遣う書状」発見
豊臣秀吉恩顧の武将ながら、関ケ原の戦いでは石田三成と対立して東軍にくみした熊本城主・加藤清正(1562~1611)が、姫路城主・池田輝政(1564~1613)の母の容体を気遣う書状が見つかった。兵庫県たつの市の民家から寄贈の相談を受けた同市立龍野歴史文化資料館が公表した。 書状は縦36・4センチ、横53・7センチで、関ケ原の戦いがあった1600(慶長5)年の後の03年か04年に書かれたとみられる。宛先の「池吉左様」は輝政の弟で鳥取城主だった池田長吉と考えられる。 書状の冒頭、輝政を通称の「三左衛門殿」と表し、「急に国元へ帰ることになったとのこと。心配でしょう」とねぎらう。母について「容体が悪くなられたとのことで、使者を遣わし見舞いの書状を申し入れます」と気遣っている。 末尾には花押(サイン)、六月廿(にじゅう)九日の日付が記されている。 資料館の新宮義哲館長によると、輝政の母は慶長9(1604)年6月29日に死去しており、その前年か、まさに亡くなった日に記された可能性もある。 書状は参勤交代をする大名らが寄港地にしていた、たつの市御津町室津にある大名が泊まった宿の流れをくむ家から昨秋、寄贈の相談を受けた。この家では江戸時代に姫路城に出仕していた女性がいたとの話が伝わっているが関連は不明という。資料館と熊本県宇土市教育委員会の大浪和弥学芸員が調査した。文面は代筆とみられるが、花押は清正が書いた本物という。 新宮館長は「石田三成と対立して同じ東軍に属した武断派の清正と輝政が親しくしていたことを表す新史料」と話す。大浪さんは、加藤清正は慶長9年前半は京都や大坂などに滞在しており、そこで輝政に会ったか、母親の話を聞いた可能性がある、とみる。「武断派のイメージがある清正ですが、書状は多く几帳面(きちょうめん)な性格だったと思います。池田家宛ての書状はほとんどなかったので、日常的につながりがあったことが分かりました」と語る。 書状は21日から資料館で始まる企画展「街道の風景~宿場町に伝わったもの~」で公開される。(雨宮徹) 【書状の大意】 三左衛門(池田輝政)殿が急に国元へ帰ることになったとのこと。ご心配のことでしょう。お母様の容体が悪くなったとのことで、使者を遣わし見舞いの書状を申し入れます。暑い時期ですので、老足の煩い、油断なき養生が大事でございます。引き続きご養生ください。謹んで申し上げます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「保守的」な地方で性の多様性に連帯 アンミカさんら700人行進
LGBTQなどの当事者や支援者らが街を一緒に歩き、性の多様性への連帯を示す「金沢プライドパレード2023」が9日、金沢市内であった。モデルでタレントのアンミカさんや作家の乙武洋匡さんらが参加し、700人ほどで行進した。 パレードは今年で3回目。エッセイストの小島慶子さん、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんのほか駐日ベルギー大使らも参加した。パレードを前にステージへ登壇した馳浩知事は「北陸は同調圧力が強く、自分と違う人を排除したり認めないような空気もありますが、このよどんだ空気を我々の力で打ち破っていきたい」と意気込みを語り、自身もパレードに参加した。 雨上がりの空の下、参加者は多様性を示すレインボーフラッグやそろいの水色のTシャツを身に着け、沿道に向かって時折「ハッピープライド!!」と声を上げながら手を振った。一行は市中心部の「しいのき迎賓館」(同市広坂2丁目)を発着点に、金沢城公園周辺を約2時間かけて行進した。 パレード後、主催した一般社団法人「金沢レインボープライド」の共同代表の松中権さん(47)は、3年目にしてレインボーフラッグの意味を知る人が増えたことを実感したという。また、両親がコースの一部を一緒に歩いたことや、それを歓迎する周囲の人々の反応に触れ、「こういう温かい環境が北陸にもっと広がっていくと、今日ここに来ることを控えたような当事者も、ほっとした時間を過ごせる街になっていくんじゃないか」と話した。 夫婦で参加したアンミカさん… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トイレから出た男性「試薬の硫酸が…」 新幹線内は異臭、叫び声、煙
JR仙台駅で9日正午ごろ、「(東北新幹線の車内で)薬品のようなものをさわって子どもがけがをした」と119番通報があり、子どもを含む数人が負傷した。3連休の最終日、一時騒然となった車内の様子を乗客たちが明かした。 妻子とともに8号車に乗車していた男性会社員(37)はこの日正午前、仙台駅で降車しようとデッキに向かうと、「駅員さんを呼んでください」と言うスーツ姿の男性を目撃した。トイレから出たばかりで、足元は大きくところどころに穴が開き、足首が見えていたという。 ほかの乗客が乗務員を呼びにいく間、この男性は「試薬の酸が爆発してしまった」と話し、「危ないものではないです。試薬の硫酸なので大丈夫です」「ご迷惑をおかけしてすみません。大丈夫なので」などと繰り返していたという。 別の30代の会社員女性は、帰省先から戻るために新幹線に乗り、座席で寝込んでいるところだった。見知らぬ乗客から急に起こされ、車外に避難するよう言われた。 乗っていたのは、10両編成の6号車。車内に目をやると、床に液体が広がっているのが見えた。 そのすぐ後に、7号車につながる通路のドアを乗務員が封鎖した。ドア向こうの通路では、煙のようなものが充満しているのがガラス越しに見えた。 車内には異臭も漂っていた。「何かが燃えるような、たばこの煙のような臭い。少し刺激があるような感じだった」。車内を行き来する乗務員はせきこんでいる様子だった。 7号車の方からは、「子どもがやけどした」と叫ぶ女性の声が聞こえた。 他の乗客が「トイレで酸性の薬品の入れ物が破裂し、中身が漏れ出したようだ」と話しているのも聞こえ、すぐに車両から避難した。 一方、駅のホームでこの新幹線の到着を待っていた男性によると、新幹線が停車した後、駅員が「7号車から煙!」と叫ぶのが聞こえた。7号車に近づくと、ドア付近に置かれたバッグから白い煙のようなものが出ていたという。 ホームの駅弁店で働く60代の女性も「子どもがやけどをした」との声を聞いた。7号車の方に目を向けたところ、扉から白い煙が出ていた。 その後、女性が子どもを抱きかかえ、階段を下りようとしているのが見えた。周囲の人たちは「煙が出ている」「やばい」などと話していた。 女性は「こんなことが起きるなんて不安だ。これから安心して駅を利用できるようになれば」と話した。(谷瞳児、吉村美耶、小山歩) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
続報は力なり 元新聞記者が始めたローカルメディア、13年目の境地
注目すべきジャーナリズムを市民の視点から選ぶ「ジャーナリズムXアワード」(ジャーナリズム支援市民基金運営)。最高賞に次ぐY賞を昨年、地域ウェブメディア「ニュース『奈良の声』」が受賞した。13年前から記事を書いてきた発行者の浅野善一さん(62)=奈良県大和郡山市=は、「少人数で細々と、でも、確信を持って取り組んできたことが初めて評価されたのかな」と振り返る。 奈良新聞の記者だった。30代後半から、記者を束ねるデスクを任された。責任ある仕事にやりがいを感じつつも、取材現場に戻って自ら書きたいという思いが消えなかった。退社を決意したのは、48歳だった。 ちょうどその頃、米国では新聞社が不況にあえぐ中、非営利組織を母体としたメディアが次々誕生し、調査報道で成果をあげていた。「ささやかでもいいから自分もやってみよう」。2010年5月、手探りでウェブサイトを立ち上げ、記事を配信し始めた。 「新聞記者」でなくなった自分に取材相手は応じてくれるだろうか。最初はそんな不安もあって、「ニュース奈良の声とは……」と少々長い前置きを繰り返した。 だが、杞憂(きゆう)に過ぎ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新幹線で薬品こぼれ5歳児ら4人やけど 地質調査用か、警察が捜査
9日正午ごろ、JR仙台駅で「(東北新幹線の車内で)薬品のようなものに触れ、子どもがけがをした」と119番通報があった。宮城県警仙台中央署によると、東京都内の40代の男性のバッグから薬品が漏れ、この男性や乗客の男児(5)ら計4人が足や手、尻をやけどする軽傷を負った。 署によると、他に30~40代の男児の両親がやけどを負い、発生した気体を吸い込んだ乗客の30代女性とJR職員の20代男性が体調不良を訴えた。 薬品は地質調査で使うものとみられ、ペットボトルのような容器で持ち運ばれており、署は業務上過失致傷容疑も視野に運搬方法が適切だったかどうか調べる。 騒動は新青森発東京行きの東北新幹線はやぶさ52号で起きた。仙台駅に停車する直前、都内の男性は、足元の黒いバッグから薬品が漏れていると他の乗客から指摘され、バッグを持ってデッキに移動。その際、薬品が通路にこぼれ、自身の両足にもかかってやけどを負った。 さらにその後、トイレに行こうとした男児が薬品で足を滑らせて転倒し、尻をやけど。助けようとした両親も足首や手にやけどを負った。 ホームで新幹線を待っていた男性によると、新幹線がホームに停車した後、駅員が「煙!」と叫ぶのが聞こえた。近づくと、ドア付近に置かれたバッグから白い煙のようなものが出ていたという。 JR東日本によると、はやぶさ52号は乗客全員を降ろして運休となった。東北新幹線の上り12本にも最大55分の遅れが生じるなど、約7300人に影響が出たという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
容疑者のトランクルームから練炭数十個を押収 納骨堂殺人で警視庁
東京都足立区の「源証(げんしょう)寺」の地下納骨堂で7月、住職の男性が一酸化炭素中毒で殺害された事件で、墓石販売会社代表の男=殺人容疑などで逮捕=が契約していた千葉県内のトランクルームから、警視庁が練炭を数十個押収したことが捜査関係者への取材でわかった。着火剤も見つかり、警視庁は計画的な犯行とみて調べる。 殺人容疑などで逮捕されたのは「鵠祥(こくしょう)堂」(千葉県鎌ケ谷市)の代表取締役の斎藤竜太(50)=鎌ケ谷市=と、役員の青木淳子(63)=東京都練馬区=の両容疑者。 捜査関係者によると、警視庁は9日、斎藤容疑者の自宅から約2キロ離れた鎌ケ谷市内にあるトランクルームを殺人容疑で家宅捜索した。トランクルーム内から練炭数十個と着火剤が見つかったという。事件では練炭28個が使われており、警視庁は斎藤容疑者らが事件を計画的に起こしたとみて調べる。 事件では、浄土宗の源証寺の霊園が対象とする宗派について、住職の大谷忍昌(しのまさ)さん(70)と斎藤容疑者らの間で意見が対立していたことがわかっている。容疑者らが「宗派不問で販売したい」としたのに対し、大谷さんは浄土宗を含む在来仏教に限定し、寺で法事を営むことを求めたという。 捜査1課などによると、斎藤容疑者と青木容疑者は共謀し、7月22日午後11時~11時半ごろに源証寺に侵入。焼却炉にガソリン入りペットボトル十数本を入れると共に、納骨堂内に練炭28個を置いて着火し、翌23日朝に納骨堂に入った大谷さんを一酸化炭素中毒で殺害した疑いがある。(増山祐史、遠藤美波、長妻昭明) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
住宅の焼け跡やその付近から遺体 30代と60代の3人と連絡取れず
9日午後4時半ごろ、秋田県由利本荘市出戸町の住宅2階から煙が出ていると、付近の人から119番通報があった。市消防本部によると、木造2階建ての住宅のうち、2階の居室と廊下の計約15平方メートルが焼損。焼け跡から1人の遺体が見つかり、現場付近の別の場所で2人の遺体が見つかった。 県警によると、この家で暮らす5人のうち、3人と連絡が取れないという。消防によると、連絡が取れないのは、いずれも男性で、60代1人と30代2人。 現場は市中心部近くの住宅街。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「NHK局内でジャニー氏から性被害」 ニュース7で証言を報道
NHKは9日夜のニュース番組「NHKニュース7」で、20年ほど前に、音楽番組への出演を希望してダンスの練習に参加した現在30代の男性が、東京・渋谷のNHK放送センター内のトイレでジャニー喜多川氏から複数回、性被害に遭ったとする証言を報じた。NHK広報局は朝日新聞の取材に、「放送センター内で深刻な性被害を受けたという男性の証言を重く受け止めている。番組の制作責任を持つNHKとして、看過できない問題であり、今後、出演者の安全や人権を守る取り組みをさらに進めていく」とコメントしている。 男性が出演を希望していた音楽番組は、デビューを目指すジャニーズJr.が出演する「ザ少年倶楽部」(BSプレミアム)。2000年4月に放送が始まり、現在も放送されている。NHK広報局は、取材に「番組の内容やタイトルの変更を含めて抜本的な見直しを検討している」と回答している。 NHKが報じた男性の証言によると、男性は、高校生だった2002年秋、「ザ少年倶楽部」に出演を希望し、NHK放送センター内であったダンスの練習に参加。その際、会場に来ていたジャニー喜多川氏から声をかけられ、男性用トイレの個室で下着を脱がされ、性被害に遭ったという。男性はその後も、事務所から連絡を受け、週末練習に参加。5回ほど局内のトイレの個室で同様の被害に遭い、数カ月後、初めて拒んだところ、事務所から呼ばれなくなったという。 NHKは、この男性が出演するVTRも放送。男性は「ショックも大きかったですし、自分の中で今後、どうしていったらいいんだろうとすごい考えました」「僕の夢どうしてくれるんだという気持ちが強いです」などと語っていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル