JR神田駅(東京都千代田区)のホームや出入り口にある駅名標に2日、近くに本社を構えるアース製薬の企業ロゴと「本社前」の表記が加わった。2025年の同社設立100周年に向けた企画の一環という。 山手線ホームに流れる発車メロディーは、「お口クチュクチュ」でおなじみの洗口液「モンダミン」のCMソングに変更。さらに、東西南北4カ所ある駅出入り口には、「東口(サラテクト口)」、「西口(バスロマン口)」、「南口(アースジェット口)」、「北口(モンダミン口)」と、商品名がそれぞれ加わった。いずれも、28年9月末まで5年間続けられる予定という。 JR東日本によると、山手線の駅名標に企業名が追記されるのは珍しいという。アース製薬は「神田に本社を移して30年を超えるが、今後もこの街と歩んでいこうと企画した」としている。(細沢礼輝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
くまモン、ぐんまちゃん ご当地キャラが群馬に集結、3万1千人訪問
「ご当地キャラカーニバル」が9月30日と10月1日、群馬県庁前の県民広場であった。全国各地の92のキャラクターが勢ぞろいし、2日間で計3万1千人(主催者発表)が訪れた。お気に入りのキャラと撮影する輪ができたり、各キャラがステージでパフォーマンスしたりして、大人も子どもも楽しんだ。 群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」生誕30周年を来年に控えた記念イベント。熊本県の「くまモン」、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」ら、ゆるキャラ界のスターも集結し、キャラ同士が交流する場面もあった。 ぐんまちゃんに会いに来たと… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
任命拒否撤回求める方針「変わらず」 学術会議の光石衛・新会長
日本学術会議が2日に開いた総会で、新会長に選出された光石衛(まもる)・東京大名誉教授(67)=機械工学=が同日、記者団の取材に応じた。3年前に起きた会員候補6人の任命拒否問題や、政府内で議論が進む学術会議のあり方に関する議論について、「基本的に前期の梶田隆章前会長の方向性と変わらない」と述べた。 主なやり取りは以下の通り。 ――今、学術会議が抱えている課題に対してどう臨むか。 基本的には、前期の梶田会長の方向性とはあまり変わらないと思う。だが、情報発信も学術会議には求められている。そのことも進めていきたいと思っている。 ――任命拒否問題についての考えは。 これも前期から引き継いでい… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
廃止間近のバス乗って遠回り…小津安二郎の「矢ノ川峠」越えに潜む謎
小津は廃止間近のバスで熊野を行った――。三重県立熊野古道センター(尾鷲市)の元センター長、川端守さん(82)が、映画監督小津安二郎(1903~63)の日記から、64年前に小津が熊野と尾鷲を訪れたときに通った道について考察した。東紀州の道の歴史に詳しい川端さんが注目するのは、小津が国鉄バスで通った「矢ノ川(やのこ)峠」だ。 9月3日に熊野古道センターで開かれた小津の生誕120周年記念「ぐるっと三重上映キャラバン2023in三重県立熊野古道センター」の座談会で、川端さんが解説した。 小津が手帳にきちょうめんに書き記した記録(33~63年、欠落している年もある)をまとめた「全日記 小津安二郎」(フィルムアート社刊)。59(昭和34)年6月10日の日付にこんな短い記述がある。 あれ模様の雨となる… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「偏った指導で同性愛に誘導」と発言の台東区議 撤回要求に発言拒否
台東区の松村智成区議(自民党)が「偏向した教材や偏った指導があれば(子どもを)同性愛に誘導しかねない」と発言した問題をめぐり、2日、松村区議が副委員長を務める区民文教委員会があった。一部の委員が謝罪や撤回を求めたが、松村区議はいっさい発言をしなかった。 松村区議の発言は、LGBT理解増進法が6月に成立したことを受け、教育現場での取り組みについて尋ねた9月20日の区議会一般質問であった。発言後、「科学的根拠がない、差別的発言だ」などの批判が上がったが、「間違った内容ではなく、訂正するつもりはない」と述べていた。 2日の委員会では、共産党や立憲民主党、国民民主党の複数の区議が発言に抗議し、繰り返し認識を尋ねたが、松村区議は謝罪や撤回を含め、発言をしなかった。取材に対しても、「答えないものは答えない」とだけ回答した。 共産党会派と立憲・れいわの会派は、松村区議と所属する自民党会派に、発言の撤回を求める申入書を提出している。(宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ゴミ焼却場で昼食を」 コース料理で伝えたいメッセージ
【動画】廃棄されやすい食材を使った「フードロスレストラン」が1日限定で営業=上田潤撮影 廃棄されやすい食材を使い、廃棄された食材が最後に行き着く清掃工場で料理を提供する「フードロスレストランひろしま」が1日、広島市中区の市環境局中工場に1日限定でオープンした。 抽選で選ばれ広島県内外から参加した29人が、映画「ドライブ・マイ・カー」のロケ地にも使われたゴミの焼却装置などがガラス越しに見える吹き抜け通路で、料理を楽しんだ。 食品ロス削減月間の今月に合わせて地元スーパーなど7団体が企画。秋になると収穫量が増えることで売れ残りやすい野菜や果物のほか、家庭で廃棄されがちな野菜の端や魚のあらなどの食材を使い、お好み焼きや魚介だしのスープ、鶏肉を蒸し焼きにしたメインなど5品の創作料理に仕上げた。 親子で参加した同県廿日市市の山下裕子さん(60)は「全ての料理がおいしく、食品ロスに関心があったので参考になった。家でも魚のあらを使ったスープに挑戦したい」。提供された料理のレシピは、後日、同プロジェクトの専用サイトでも公開される。(上田潤) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
病気休養の教員78%が精神疾患 「ストレス抱え込んでいる」 岐阜
保坂知晃2023年10月2日 13時52分 岐阜県内の公立校で2022年度に病気休職した教員のうち、78%が精神疾患による休職だったことがわかった。資料を公表した県教職員組合連絡会議(組合連)は「長時間労働で教員らが支え合うことができず、ストレスを一人で抱え込んでしまうのではないか」と指摘している。 組合連が県教育委員会の資料に基づき発表した。22年度の病気休職者は計126人。内訳は小学校61人、中学校31人、高校24人、特別支援学校10人だった。このうち精神疾患による休職者は計98人に上った。 精神疾患による病気休職者の割合は過去3年間、高い水準で推移している。20年度は病気休職者110人のうち68%の75人、21年度は116人のうち73%の85人が精神疾患だった。 定数より教員が少ない「未配置」の状態だった学校は今年5月1日現在で計50校に上った。内訳は小学校18校(21人)、中学校6校(6人)、高校22校(26人)、特別支援学校4校(5人)だった。 一方で、組合連の独自の計算によると、22年度末の非正規の臨時教職員の割合は小学校は12・3%、中学校は10・1%、高校は6・7%、特別支援学校は22・0%だったという。 組合連は「正規教員が少なく、非正規の臨時教職員の割合が高いことも長時間勤務の原因。非正規教員は担当業務が少なく、正規職員にしわ寄せがいく構造だ」と指摘した。(保坂知晃) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ジャニーズ、新会社設立へ 現事務所は「SMILE-UP.」に
故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所は2日、東京都内で記者会見を開き、タレントのマネジメントなどを行う新会社を設立すると発表した。また、現事務所は「SMILE-UP.」と名を変え、被害者への補償を担うことになるという。 ジャニーズ事務所の社名をめぐっては、先月7日に開かれた会見で東山紀之新社長が「ジャニーズというのは、創業者の名前であり、初代グループの名前でもあるが、タレントが培ってきたエネルギー、プライドだと思っています」などと語り、当面継続の方針を示した。しかし加害者であるジャニー喜多川氏に由来していることから、その姿勢に批判が相次いでいた。 ジャニーズ事務所の歩みと性加害問題 1962年 故ジャニー喜多川氏がコーチをしていた少年野球チーム「ジャニーズ」のメンバーで結成した同名のグループを売り出すため、事務所を創業 65年ごろ 元所属先の芸能学校側がジャニー氏側を相手取り提訴。訴訟で性加害は認定されず 72年 郷ひろみがデビュー 75年 事務所が法人化 80年代 少年隊やシブがき隊、光GENJIなどが次々とデビュー 88年 元フォーリーブスの北公次氏(故人)がジャニー氏の性加害の告発本を出版 91年 SMAPがデビュー 99年 嵐がデビュー/週刊文春がジャニー氏の性加害疑惑などのキャンペーン報道を始める 2003年 事務所側が文春記事を名誉毀損だと訴えた訴訟で、東京高裁が記事を「真実」と認める 04年 東京高裁判決が最高裁で確定 16年 SMAPが解散を表明。のちにメンバーの一部が事務所を退所 18年 King & Princeがデビュー 19年 嵐が翌20年末をもって活動休止と発表/ジャニー氏が死去(享年87) 21年 ジャニー氏の姉で事務所の経営面を担ったメリー喜多川氏が死去(享年93) 22年 事務所副社長だった滝沢秀明氏が退任 23年 英BBCが3月にジャニー氏の性加害問題を報道/事務所が9月に性加害を認め謝罪 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
交通安全運動期間中、大阪府警交通部の警視が盗撮の疑い 任意で捜査
大阪府警は2日、本部交通指導課の男性警視(48)が女性のスカート内を盗撮したとして、性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで任意で事情聴取をしていると発表した。府警によると、警視は容疑を認めており、容疑が固まり次第、書類送検し、処分する。 発表では、警視は9月21日昼、大阪市中央区の南海電鉄なんば駅のエスカレーター上で前にいた20代女性のスカート内をスマホで動画撮影した疑いがある。近くにいた男性が不審に思い、駅員に知らせ、駅員が取り押さえて110番通報した。 府警によると、警視のスマホにはこの女性のほか、別の女性のスカート内を撮影したような動画もあった。府警はこの動画についても盗撮の疑いで調べている。 警視は交通違反を取り締まる交通指導課に所属。当日は秋の全国交通安全運動の初日で、午後から休暇を取っていたという。 熱田好司監察室長は「警察官としてあるまじき行為で、捜査の結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。(三浦淳) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「楽しみにしている」別の元講師逮捕 異例の法人立件 四谷大塚盗撮
大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師が教え子の女子児童への強制わいせつ容疑などで逮捕された事件で、警視庁は別の教え子を盗撮したとしてこの元講師の森崇翔(そうしょう)容疑者(24)=東京都日野市=を性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで再逮捕し、2日発表した。森容疑者と共謀した疑いで元同僚で元講師の中村成美容疑者(26)=東京都あきる野市=も逮捕した。 森容疑者は塾の女子児童の個人情報をSNSのグループチャットに投稿して参加者が見られる状態にしており、警視庁は2日、個人情報保護法違反容疑で書類送検した。同法の両罰規定で法人としての四谷大塚(東京都中野区)も同容疑で書類送検した。同法違反による塾の立件は異例。 少年育成課によると森、中村両容疑者は共謀し、講師だった8月上旬、四谷大塚の都内の教室で、教え子の女子児童(当時7)を椅子の上に立たせ、森容疑者が女児と2人の状況で、携帯電話でスカート内の下着を盗撮した疑いがある。 2人とも容疑を認め、森容疑者は「可愛い女子生徒で以前から下着を盗撮してみたいと思っていた」、中村容疑者は「以前から森が盗撮していたのを知っていた。提供してもらおうと思い森を教室に呼び入れた」とそれぞれ供述しているという。中村容疑者は、被害児童に限定して盗撮することを森容疑者と事前に合意。SNSで「楽しみにしてます」とメッセージを送っていたという。 容疑者「よりリアルに感じてもらいたい」 森容疑者は盗撮した画像など… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル