57年前の1966年に静岡県のみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(87)の裁判をやり直す再審の第2回公判が10日、静岡地裁(国井恒志裁判長)であった。弁護側が、初公判での検察側の有罪主張に反論する形で、「袴田さんではなく、外部の複数犯による犯行だ」と訴えた。 検察側は10月にあった初公判で、「被害者宅近くのみそ工場2階の従業員寮に住んでいた被告(袴田さん)が、金品目的で被害者宅に侵入し、4人を殺害、放火した」と主張した。 根拠としては、被害者宅から従業員用の雨がっぱが見つかった▽ポケットに凶器とされた「くり小刀」のさやがあった▽工場の油が約5・65リットルなくなっていた、などと指摘し、「犯人はみそ工場関係者と強く推認され、被告は犯人の行動をとれた」と述べていた。 弁護側はこの日、雨がっぱやくり小刀の実物を法廷で示して反論した。 弁護側「凶器は違う可能性も」 雨がっぱについては「雨が降… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小学校のいじめ調査の委員会、被害児童に聞き取らないまま報告書作成
遠山武2023年11月10日 20時10分 福岡県築上郡の町立小学校で登校できなくなった女子児童について、学校が設置した調査委員会がいじめに関して調査した際、女児や保護者に聞き取りをせず、委員の氏名も保護者側に示さないまま報告書を作成していたことが分かった。文部科学省のガイドラインは調査での聞き取りを求めており、学校は対応に不十分な点があったと認めた。 学校と町教育委員会によると、女児は1月下旬、放課後児童クラブで同級生から「死ね」などと言われ、手で足をたたかれた。その後、体調を崩し、2月半ばから3月にかけてほとんど欠席。4月以降は少しずつ登校が増えているという。 学校は4月下旬、いじめ防止対策推進法にもとづく「重大事態」と認定。校長や教頭、町教委担当者のほか、児童心理や福祉、教育に詳しい第三者を加えた計6人の調査委員会を設置。委員長は校長が務めた。 学校側は欠席が続いた当初、女児と保護者、加害側の児童らへの聞き取りを実施。調査委は設置後、女児らに改めて話は聞かず、当初の聞き取り内容を受け入れる形で調査を進め、同級生の発言やたたいた行為をいじめと認めたという。 調査委は町教委に提出する報告書案をまとめ、10月下旬に保護者に提示。保護者は調査委による聞き取りが行われていないことや、委員の氏名が示されていないことなど、文科省のガイドラインに触れる点を指摘したという。校長は「できることをやったつもりだが、十分でない点もあった」と話し、今後の対応を調査委に諮るとしている。(遠山武) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 【紙面ビューアー機能も使える】プレミアムコースが2カ月間無料!お得なキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「頂き女子りりちゃん」追起訴 同じ男性から2年半で1億円超詐取か
恋愛感情につけ込んで男性から約1億1700万円をだまし取ったとして、名古屋地検は10日、住居不定無職渡辺真衣容疑者(25)=公判中=を詐欺罪で追起訴し、発表した。起訴対象の詐取額はこれで計約1億5千万円となった。 渡辺容疑者は「頂き女子りりちゃん」と称してSNSで活動。「パパ活」の相手から金銭的援助を受ける方法をマニュアルにして販売するなどしていた。 追起訴内容は、渡辺容疑者が2023年8月までの約2年半で、東京都内またはその周辺で、50代男性に「家賃を滞納していて退去を免れるために支払いが必要」などとうそを繰り返し、計約1億1700万円をだまし取ったというもの。 渡辺容疑者は問題となったマニュアルを販売し、大学生の女(21)=詐欺罪で公判中=の詐欺行為を手伝ったとされる詐欺幇助(ほうじょ)罪や、別の男性から約3800万円を詐取したとされる詐欺罪でも起訴されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
La mort de Haruo Wako, ancien militant de l’Armée rouge japonaise
Passée quasiment inaperçue dans les grands médias au Japon, la mort, samedi 4 novembre, de Haruo Wako, ancien activiste de l’Armée rouge japonaise (ARJ), a pourtant ravivé chez certains le souvenir d’une organisation proche des mouvements de libération de la Palestine, dont les actes de terreur ont marqué les années 1970. […]
「弁護士の調査ふまえ対応」 宝塚歌劇団、遺族側の会見受けコメント
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(25)が9月末に自殺した問題で、遺族の代理人弁護士が10日、東京都内で記者会見を開いた。 遺族の代理人弁護士の会見を受けて、宝塚歌劇団は10日、「宝塚歌劇団として大変重く受け止めており、ご遺族に対して誠実に対応して参りたい。今後、外部弁護士による調査結果をふまえて真摯(しんし)に対応して参る所存です」とコメントを発表。事業主である阪急電鉄も「阪急電鉄としても、大変重く受け止めております」とコメントした。 歌劇団はこれまで、木場健之(こばけんし)理事長が10月7日に記者会見を開き、外部の弁護士らでつくる調査チームを立ち上げたと発表。劇団員が亡くなるに至った背景について、所属した宙組の関係者を中心に聞き取り調査を進めてきた。調査が終わり次第、調査チームによって報告書が公表されるとしている。 亡くなった劇団員をめぐって… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
目標値1240倍のPFAS検出、住民は健診を要望 岡山・吉備中央
岡山県は10日、同県吉備中央町の沢の水から、健康への影響が懸念される有機フッ素化合物(総称PFAS)が国の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム)の1240倍にあたる濃度で検出されたと発表した。 昨年に同町の円城浄水場で目標値の28倍の濃度のPFASが検出されたが、町が対応していなかったことが今年10月に発覚。町が給水地域の約1千人に水道水を飲まないように告知し、県が取水源となっているダムの上流の沢を調査したところ、6万2千ナノグラムの濃度のPFASが検出されたという。 県によると、近くの資材置き場には、2008年ごろから使用済みの活性炭が入ったフレコンバッグ約300袋が置かれており、一部から最大320ナノグラムのPFASが検出された。県は浄水場の問題との関連を慎重に調べている。 フレコンバッグが野ざらしだった場所は 県は10月、浄水場が取水源… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宝塚の劇団員死亡問題 遺族側弁護士の記者会見での主なやり取り
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(25)が9月末に死亡した問題で、遺族の代理人弁護士が10日、東京都内で記者会見を開いた。会見での、記者との主なやりとりは以下の通り。 ――労働時間はどのように調査したのか 基本的なスケジュールに、物的に残っている物を加味した。 基本的にはだいたい午前9時ごろから下級生の稽古があり、午後1~10時が上級生も含めた全体の稽古。午後10~12時が再び下級生の稽古になる。ずれることもあるが、これが稽古日の基本的なスケジュールになる。 入退館記録が毎日あれば特定できるが、そうしたものはない。ただ(入館時の)体温測定の時間の記録が残っていたりはする。あとは母親への、いまどこにいて帰る途中、などの連絡の記録で、帰宅時間は特定した。そうしたものを総合して調査した。 ――劇団側に出退勤記録の提出を求めたわけではないのか 一般の会社では一人ひとりの労働時間を把握しているが、劇団は少なくとも(フリーランスとして出演の業務委託契約を結んでいる)入団7年目の彼女たちには行っていない。 ――なぜこのタイミングで会見を行ったのか 亡くなられたのが9月30日。その後10月7日に、劇団の理事長などが記者会見をした。そのとき、本件の原因についての劇団側の責任を認める言動は、遺族側からみて全くなかった。そうした状況のなかで弁護士に相談があった。詳しい調査が必要で、時間がかかったが、一区切りついた段階で会見をしたいと考えていた。 ――今回の申し入れは、いつ劇団にしたか。その回答は 書面としては昨日。劇団側の回答としては、(10月に設置を発表した)調査委員会による報告書が出たのちに、それらを踏まえて劇団で話し合い、遺族と話をしたいというのが、私ども代理人に伝えられている内容になる。 ――求めているのは、賠償と謝罪ということか これまで事実関係をかなりの時間かけて調査してきた。残っているメールやLINEもたくさんある。そうした点から、事実関係について劇団に責任があるのは明確だと考えている。 したがって、この問題について、きちんと劇団は現場任せでなく、企業の役員のトップが責任を持って謝罪し、必要な解決を行うと確信している。 訴訟をどうするかという話はしていない。事実を認め、謝罪をしてもらう。それに尽きる。 ――ハラスメントについては、どのように得た情報なのか 2021年8月14日のヘアアイロンの件は本人のLINEが残されている。負傷したことについては、診療室で塗り薬をもらったことも確認できている。 それ以降の経過についても、LINEなどがかなり残っている。ここに書いてある話は家族から聞いた話、もしくは残っている記録に基づいており、間違いないものを記している。 ――パワハラを受けていたということは、生前からご遺族も聞いていたのか 本人からそういう話を聞いているし、その問題に関係する情報も、家族なりに収集している。 ――「遺族の訴え」のなかでは、もともと今年の夏に退団する予定だったとある。なぜか 週刊誌報道以降、ヘアアイロン事件をめぐって本人は事実を伝えたつもりだったが、劇団側は事実無根と発表した。そういう中で追い詰められたということが、一つの原因になっていたと思う。 ――今回の発表のなかで、8月の稽古が始まってから、午前0時半ごろに帰宅後も書面を作成するなどの業務があった、とある。書面とはどんなものか 新人公演のシナリオは演出家が書くが、下級生が手伝うことがある。どの役を誰がやるかなども、演出家が基本的には決めるが、一緒に決めていく。彼女が残しているメモやLINEにも、「何役は誰々」などとある。(田部愛) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Et si vos enfants faisaient les courses tout seuls à 4 ans ?
Ce billet est extrait de la newsletter hebdomadaire « Darons Daronnes » sur la parentalité, envoyée tous les mercredis à 18 heures. Pour la recevoir, vous pouvez vous inscrire gratuitement ici. Vous souvenez-vous de la première fois où, enfant, vous avez eu le droit de sortir de la maison tout seul ? Pour faire une […]
親から850万円詐取容疑、塾経営者を逮捕 1億円超の被害の訴え
学習塾に通う子どもの母親から現金約850万円をだまし取ったとして、大阪府警が9月、大阪市淀川区で塾を経営する男(48)を詐欺容疑で逮捕し、大阪地検が詐欺罪で起訴していたことが府警への取材でわかった。他の保護者や塾職員ら計約20人が1億円以上の被害を訴えており、府警が調べている。 淀川署によると、男は2021年12月ごろ、「塾を法人化するので出資してほしい」などとうそを言い、塾の子どもの母親から11回にわたり計約850万円をだまし取った疑いがある。「うそをついて金を借りた。金はギャンブルに使った」などと供述したという。 母親が昨年5月に被害届を提出した。男は塾と別にサッカースクールも運営し、合わせて約110人の小中学生が所属。他の保護者らにも「税金対策でお金がいる」などと話し、金を集めていたという。(華野優気) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
運行管理の従業員が当直勤務中に飲酒 名鉄観光バス営業所
名鉄観光バス(名古屋市)の豊田営業所で、運行管理に携わる男性従業員が当直勤務中に飲酒していたことが10日、分かった。同社の就業規則では酒気を帯びた状態での勤務は禁じられており、同社は「同様のことが発生しないように努める」とコメントした。 同社によると、飲酒が判明したのは運行管理補助者の男性。1日夕方に出勤、1人での当直勤務を終えた翌2日の早朝に、自身で規則のアルコール検査をしたところ反応があった。その後、再度検査したところ、アルコール反応が無くなっていたため、男性は出勤してきたバスの運転手らの点呼業務をした。バスの運行に影響はなかったという。 同社では、アルコールの反応が出たら営業所長にすぐに通知される仕組みで、その日に発覚した。男性は現在出勤停止となっており、社内の調査に飲酒を認めているという。(高絢実) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル