福岡県大牟田市内の空き地で大麻草を栽培したとして、大牟田署は27日、みやま市瀬高町下庄の会社員、藤丸竜志容疑者(48)を大麻取締法違反(営利目的栽培)の疑いで再逮捕し、発表した。「自分で吸うために栽培していた」と容疑を否認しているという。 署によると、藤丸容疑者は西鉄天神大牟田線の線路わきの空き地で、大麻草88株を営利目的で栽培した疑いがある。現場は銀水駅から約500メートル南西の住宅などが立ち並ぶ地域で、電気設備の点検中だった西鉄の関連会社の作業員が6月、「大麻のようなものが植えられている」と署に通報。現場にあった肥料や殺虫剤、手袋などの購入元を捜査し、藤丸容疑者が浮上した。 藤丸容疑者は空き地付近のアパートを借り、自宅とアパートから計1キロ以上の大麻を含む乾燥植物片が見つかったという。10月末に同法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されていた。(鈴木優香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
消費者惑わすダークパターン 4割強が「引っかかったことある」
消費者を焦らせたり、惑わせたりして消費者に最善とは言えない選択をさせるウェブデザイン「ダークパターン」に、「ひっかかったことがある」と答えた人が4割強いた――。そんな調査結果が27日、発表された。調査した会社は「そもそもダークパターンだと気づいていない人も一定数いると考えられ、この数値以上の人が不利益を被っている」と推定し、看過できない状況だとしている。 ウェブでの事業開発支援などを行うデザイン会社「コンセント」が今年8月、インターネットを介した商品購入やサービスなどの利用経験がある全国の799人(18~69歳)にインターネット調査した。 「定期購入なのに1回だけの購入であるかのように表示されている」など、ダークパターンの代表的な種類七つを例示し、質問した。 68・8%が、ダークパターンのいずれか一つでも「見たことがある」と回答。46・1%が「ひっかかったことがある」と答えた。 これまでに「ダークパターン」という言葉を聞いた経験と理解を質問したところ、「まったく聞いたことがない」という人が55・2%を占めた。「聞いたことはあるが具体的なことは理解していない」は28・2%。「聞いたことがあり具体的に理解している」は16・6%にとどまった。 具体的に理解しているという… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日大副学長、林真理子理事長をパワハラで提訴 「印象操作された」
日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件への対応をめぐり、辞任を迫られるなどのパワーハラスメントを受けたとして、沢田康広副学長(競技スポーツ担当)が27日、林真理子理事長に1千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。日大広報部は「訴状が届いていないので回答を差し控える」とコメントしている。 訴状によると、第三者委が日大の対応について調査していた8月22日~9月7日、沢田氏は理由を告げられないまま、学内の主要な会議への出席を禁止された。全責任が沢田氏にあるような印象操作をされ、弁明の機会を奪われるなどのパワハラを受けた、と訴えている。 また9月4日、林氏は、沢田氏が捜査の対象になっているなどと虚偽の説明をしたり、日付が空欄となった辞任届を出すよう求めたりした。朝日新聞が入手した林氏と沢田氏の会話を録音した音声データでは、「(沢田)先生が間違ったことをしていないとおっしゃっても、私たちは補助金がほしい」「(執行部は)世間にごめんなさいをして尾っぽを振っていくという結論を出している」などと沢田氏に述べた。沢田氏が「真実に基づいて誰かが処分を受けるということではなくて、世間が納得するために辞めないといけないのか」と問うと、林氏は「そうです」と答えた。こうした林氏の行為も、辞任を強要し、パワハラに当たると主張している。 沢田氏側は提訴の理由につい… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝鮮学校の子どもに「あたりまえの権利」を 裁判闘争、10年の記録
朝鮮学校に通う子どもたちに学ぶ権利を――。大阪府・大阪市による補助金停止と、国による高校授業料無償化制度からの適用除外。この二つに抵抗し、計約10年に及んだ裁判闘争を記録した書籍「『あたりまえの権利』を求めて」が刊行された。 その日、裁判長が判決の主文を読み終えると、傍聴席は歓喜に包まれた。チマ・チョゴリを着た朝鮮学校の女子生徒たちは、涙を流しながら抱き合った。 2017年7月28日。大阪地裁は、大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を高校無償化の対象から除外した国の処分は違法だとして、無償化適用を命じた。 判決は「教育の機会均等の確保とは無関係な政治的意見に基づいており、裁量権を逸脱している」と認定。さらに、民族の言葉や文化、歴史を学ぶ民族教育の意義を認めた内容だった。 「私たちの存在が認められた」 この日の夜。大阪市の東成区民センターで開かれた報告集会で、一人の少女がマイクを取った。 「やっと、やっと私たちの存… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ニシキゴイが中国に輸出できない 1匹2億円の取引例、強化の矢先に
「泳ぐ宝石」とうたわれ、海外の富裕層にも人気のニシキゴイが中国へ輸出できなくなっている。中国当局の許可が10月末で失効し、更新されない状態が続いているからだ。生産者には戸惑いが広がっている。 稚魚から成魚まで、毎年約1万匹のニシキゴイを輸出してきた広島県呉市の「面迫養鯉場(おもさこようりじょう)」。中国向けが約3割だったといい、社長の面迫隆義さん(46)は「嫌な予感があたってしまった」とこぼす。 面迫養鯉場は、中国政府に認められた国内15の養鯉場の一つ。2019年に認可され、直接輸出することができた。 ただ、許可は3年間の期限付きだったため、22年3月の失効が近づくと、農林水産省を通じて更新を申請。しかし、中国側からは音沙汰がなく、そのまま失効した。 新潟県長岡市にある日本唯一の検疫所を経由した輸出に切り替えたが、長岡の認定も今年10月末に失効。中国への輸出の道が断たれた。 「嫌がらせ」の指摘も 中国政府はなぜニシキゴイの輸出を受け入れなくなったのか。 8月24日、東京電力福島第… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
法政大中高校長から受験生へ 「自立」とは…対話重ね、「頼る力」を
校長から受験生へ 近づく受験シーズンに向け、主に首都圏の中学・高校の校長から受験生へのメッセージを順次配信します。 中学から140人、高校から90人が入学します。今は男女の人数が極端に違わないよう少し調整していますが、都立の動向に合わせ、性別に関係なく入試の成績順にすることについて検討を始めています。 法政大学への進学率は例年90%くらいで、昨年は87%でした。大学付属校ですが、慶応大や上智大などの指定校推薦枠もあります。 高2の夏、法政大の付属校3校が集まり、教授や大学生から、大学での学びについて話を聞く行事があります。今夏は、キャリアデザイン学部の先生が「大学はオーシャン、高校はプール」と大学と高校の違いについてお話をされました。 プールで泳ぎ方=大学で学ぶ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
謎の駒、「狛犬」「力士」「金剛」 摩訶大将棋を知っていますか?
「狛犬(こまいぬ)」、「力士」、「金剛」――。見慣れぬ名前の将棋の駒、50種類192枚が19×16マスの盤面に並ぶ。古くから日本に伝わる「摩訶大将棋(まかおおしょうぎ)」だ。 かつては大将棋や中将棋など駒や盤面の大きさが違う将棋があった。大阪電気通信大学の高見友幸教授は10年ほど前から摩訶大将棋の復元に取り組むが、誕生の時期や経緯については謎が多い。勝敗のルールですら確たる記述が無く、残された書物の断片的な記述や遊戯としての面白さの部分も解釈しながら、試験対局を重ねてルールを導き出したのだという。 日本摩訶大将棋連盟も創設した高見教授。19人の会員と共に年に数回の勝ち抜き戦も開催する。藤井聡太八冠誕生で盛り上がる将棋界。一方で今年も別の「名人」タイトルを争う戦いが静かに繰り広げられている。(白井伸洋) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
奈良時代の斎宮跡に「予想外」の遺構 なぜ2度も?建て替えも判明
専門家を驚かせる「予想外」の発掘成果だった。天皇に代わって伊勢神宮に仕えた皇族女性「斎王(さいおう)」の宮殿があった三重県明和町の国史跡「斎宮(さいくう)跡」。県立斎宮歴史博物館が先月発表した奈良時代の「正殿(せいでん)」とみられる遺構は、ほかに例がない建物構造を示す。建物はどう使われたのか、2度の建て替えの意味は――。古代の斎宮の実像をめぐる議論が熱を帯びそうだ。 「非常に珍しく面白い」 現存例なし・発掘遺構も初の「双堂」 「脇殿の遺構が昨年度までの調査で見つかり、今回は東西の脇殿の間から正殿の遺構が出た。初めて見る構造で驚きました」 先月21日の現地説明会。調査責任者を務める同館調査研究課の川部浩司課長代理は、区画の中心建物である正殿の遺構が予想外のものだと強調した。 奈良時代の斎宮跡は、それぞ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「がっかりさせてごめんね」 はりまや橋に現れた不気味でヤバイ妖精
日本三大がっかり名所の一つと揶揄(やゆ)されてきた高知市の「はりまや橋」の名誉挽回(ばんかい)をめざす新キャラクターが誕生した。 その名は「はりま」と「やばし」。不気味な姿で橋の周辺に出没するうちに人気が上昇。最近は高知県内のイベントで引っ張りだこだ。 はりまや橋は高知市街の中心部にある。江戸時代にかけられ、1959年の流行歌「南国土佐を後にして」にうたわれて有名になったが、60年代に川が埋め立てられて「橋」ではなくなった。 98年に市が公園を整備し、幅3メートル、長さ7・5メートルの朱塗りの橋を置いたが、訪れた観光客はいまも「小さい!」と驚く。 記事後半では「はりま」「やばし」誕生の経緯と人気上昇への道のりを紹介します。 「がっかり」返上を 高知市でカフェを営む下尾仁(ひとし)さん(54)は10年前に思った。 「ディズニーランドにはミッ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, une relation particulière avec le judaïsme
LETTRE DE TOKYO Manifestation en faveur des Palestiniens à Gaza le premier jour de la réunion des ministres des affaires étrangères du G7, à Tokyo, au Japon, le 7 novembre 2023. ANDRONIKI CHRISTODOULOU / REUTERS Le gouvernement japonais observe une certaine neutralité dans le conflit entre Israël et le Hamas. Il condamne […]