多田晃子2023年12月9日 4時00分 宮内庁東宮侍従長を務めた小林秀明さん(77)は2002年12月、皇太子ご夫妻時代の天皇、皇后両陛下のニュージーランドとオーストラリアの公式訪問に随行した。 皇后さまの現地での様子について「生き生きとご交流される姿が強く印象に残っている。関係者や現地の人々との触れ合いを心から楽しんでおられ、通訳を介さずやりとりをされるなど、外交官のキャリアを感じさせる自然なお振る舞いでした」と振り返る。 両陛下の長女愛子さまの成長も楽しみだった。成年皇族になった愛子さまの初めての記者会見をニュースで見た時は感激したといい「両陛下が大事にお育てになってこられた結果が、今の愛子さまに結実されている」と話す。 「このたびお元気に60歳をお迎えになられたことを率直にうれしく思います。皇后さまは、必要な資質は全ておそなえになっているので、今のままで自然になさって頂いたらいいのでは」と話す。(多田晃子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍派幹部6人に裏金か 塩谷・松野・高木・世耕・萩生田・西村氏
裏金のキックバックを受けた疑いがある安倍派幹部6人 [PR] 自民党最大派閥の「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとみられる問題で、同派の中枢幹部6人のうち、松野博一官房長官のほかの5人も、直近5年間でそれぞれ1千万円超~約100万円の裏金のキックバック(還流)を派閥から受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが、関係者への取材でわかった。 1千万円超~100万円 全6人の安倍派の中枢幹部は、事実上トップの「座長」を務める塩谷立・元文部科学相と、派閥の有力者で「5人衆」とされる松野氏、高木毅・党国会対策委員長、世耕弘成・党参院幹事長、萩生田光一・党政調会長、西村康稔経済産業相。裏金問題は、松野氏に加えて、岸田文雄首相を支える党幹部や重要閣僚に幅広く波及した。 それぞれの受領金額は 関係者によると、安倍派のパ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
皇后になった「オワ」 苦しい時もそばにいた中学時代の友が語る素顔
今年、久しぶりに顔を合わせた皇后雅子さまの表情は明るかった。 「充実されているオーラが伝わってきてうれしかったです」 田園調布雙葉学園中学校時代からの友人で、天皇ご一家と家族ぐるみの交流がある土川純代さん(60)はこう振り返る。コロナ禍もあり、代替わり後、初めてとなる対面だった。 子ども好きでチャーミングな性格 お互いの旧姓から「オワ」「オク」と呼び合う仲。雅子さまは優秀で運動神経も抜群。優しくチャーミングな性格で周りをいつも楽しませてくれた。 大学時代には北陸や九州を一緒に旅行した。「社会に貢献出来るように頑張ろうね」と誓い合ったこともある。 雅子さまが外務省に勤務して… この記事は有料記事です。残り1405文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡発羽田行きJAL便、離陸時にカモと衝突か 滑走路を一時閉鎖
太田悠斗2023年12月8日 22時25分 8日午後8時35分ごろ、福岡発羽田行きの日本航空330便が離陸する際、機体に鳥の衝突(バードストライク)があった、と同機のパイロットから報告があった。 福岡空港事務所によると、同便はそのまま離陸し羽田に向かった。滑走路上を確認したところ、カモ3羽の死骸が見つかった。 バードストライクの影響で、福岡空港の滑走路が約15分間閉鎖され、空港発着の約16便に最大26分の遅れが出た。福岡空港の離着陸は「原則午後10時まで」となっているが、離着陸できない飛行機は出ない見込みという。 同空港では10月、11月にもバードストライクで滑走路が閉鎖され、発着に遅れが出ている。(太田悠斗) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
皇后さま、60歳 還暦「信じられない」「新たな気持ちで一歩を」
多田晃子2023年12月9日 0時00分 皇后さまは9日、60歳を迎えた。これに先立ち、宮内庁を通じて文書で感想を公表した。還暦を迎えるのは「信じられないような気持ち」とし、お世話になった全ての人への深い感謝や、国民からの温かい気持ちに心からのお礼を述べ、「これからまた新たな気持ちで一歩を踏み出し、努力を重ねながら、この先の人生を歩んでいくことができれば」とした。 新型コロナウイルスにより世界中で多くの人々が重い病に倒れ、亡くなっていくという「日々の報道を見るのが辛(つら)い毎日」だったとした。世界の戦争や紛争で多くの命が失われていることに大変心が痛み「分断と対立が深まってきているのでは」と懸念。対話を通して理解しようと努め、尊重し合いながら協力する大切さを改めて感じるとした。同時に、若い人々を含め、より良い世の中のために様々な活動を続ける多くの人に言及し、頼もしく思うとともに善意や創意工夫に感心し、「励まされることが度々あります」とした。 東日本大震災は阪神・淡路大震災とともに「大きな衝撃と深い悲しみを持って受け止めなくてはならない現実」と表現。被災地を訪れ、「今後、真の復興を心から願うとともに、引き続き心を寄せていきたい」との思いを新たにしたという。 久々の外国親善訪問となったインドネシア訪問は、当初は不安もあったと明かしつつも、両国間で長年にわたって培われてきた友好の輪の広がりを実感できたとした。 今年、結婚30年を迎えたことに心から感謝し、大学4年の長女愛子さまについては「いろいろな時に私たちを助けてくれるようにもなってきた」とした。 適応障害の治療を担当する医師団も「見解」を文書で公表。工夫を重ね、体調を整えながら努力して活動を続けている一方、快復の途上にあり、依然として体調には波があるとし、「ご散策などのご運動や気分転換のためのお時間を含め、十分なご休息をおとりいただきたい」とした。(多田晃子) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米軍のドローン1機が行方不明 強風で制御できず演習場外に? 静岡
菅尾保2023年12月9日 0時48分 静岡県御殿場市は8日、東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で米軍が飛ばしていたドローン(全長1・4メートル、幅2・8メートル、重さ7キロ)1機が行方不明になったとの報告が防衛省南関東防衛局からあったと発表した。 南関東防衛局によると、行方不明になったのは7日午前10時ごろで、米軍が訓練で飛ばしていた。当時は風が強く、制御できずに同演習場外に飛び出したのではないかとみている。8日夕までに事故や被害などの連絡は入っていないという。 御殿場市は「米空軍オスプレイの墜落事故を受け、航空機の飛行に際して改めて安全管理を徹底することを申し入れたにもかかわらず、このような事故が発生したことは誠に遺憾」として、原因究明と安全管理の徹底を防衛省に申し入れた。(菅尾保) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】皇后雅子さま、あす60歳に 国内外へ行幸啓の1年
2023年12月8日 20時00分 皇后雅子さまが9日、60歳の誕生日を迎えます。この1年では、6月に天皇陛下とインドネシアを訪問。国内では、両陛下の定例地方訪問「四大行幸啓」で岩手、北海道、鹿児島、石川の各道県を訪れました。 11月、両陛下は来日したキルギスのジャパロフ大統領夫妻、ベトナムのトゥオン国家主席夫妻と皇居・宮殿で会見し、昼食会を開きました。外国賓客を招いた宮殿での昼食会は、同月17日のキルギスの大統領夫妻の時点で、コロナ禍前の2019年12月以来でした。昼食会後の見送りで両陛下は、両夫妻が乗った車が見えなくなるまで、手を振り続けていました。 この1年の皇后さまを写真で振り返ります。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
共同通信、ソウル元支局長ら2人を懲戒解雇 計6千万円を私的流用
2023年12月8日 20時16分 共同通信社は8日、ソウル支局長を務めた外信部次長2人が不正な会計報告をして、計約6千万円を私的に流用していたとして、2人を懲戒解雇し、発表した。 同社によると、処分を受けたのは、2012年4月~18年2月に支局長を務めた50代男性と、18年2月~22年8月に後任を務めた40代男性。日本円で送金される支局の運営資金をウォンに両替する際、実際より低いレートで会計報告し、差額をためこんで私的流用していた。流用額は、前者が約3230万円、後者が約2780万円。すでに返還を済ませており、警察に被害届は出さないという。 現在の支局の会計には問題がなかった。12年以前については、会計資料が残っていないことなどから、調査はしないという。 当時の外信部長ら4人も戒告の懲戒処分にするほか、水谷亨社長ら役員と元役員5人は報酬を一部返上する。江頭建彦総務局長は「着服額も極めて多く、重い処分が相当と判断した。社のガバナンス強化に努める」としている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
外務省出て「議員個人として」 上川外相、政治資金問題に初めて言及
自民党派閥の政治資金パーティーに関する疑惑をめぐり、上川陽子外相(自民党岸田派)は8日午後、外務省の建物の外に出たうえで記者団の取材に応じ、「私の政治団体については、法令に従い適正に処理をされていると報告を受けている」と語った。 上川氏はこれまでの国会審議で、パーティー券収入のキックバックの有無について「政府としての立場でお答えすることは差し控えたい」と繰り返していた。8日午前の閣議後会見でも回答を避け、「議員個人としての対応は別途検討する」としていた。 上川氏側から同日夕に急きょ… この記事は有料記事です。残り163文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ミッキーの写真、市広報誌でもNG ディズニーキャラ登場のパレード
千葉県館山市で11月12日にあった東京ディズニーリゾート(TDR)のスペシャルパレードについて、市が撮影した写真を12月末に発行する広報誌の表紙に採用しようとしたところ、ウォルト・ディズニー側から掲載しないよう求められたことがわかった。 ディズニーのキャラクターの使用は厳しいことで知られる。県が主催する公道上のイベントの写真を非営利の自治体広報誌で使用するハードルは高いことが明らかになった。 「館山チアアップ・県誕生150周年記念パレード」は館山市の人口の約4万5千人を上回る約5万7千人(県発表)が集まった。ミッキーマウスら人気キャラクターが登場すると、沿道から歓声が上がった。市はその様子を伝える写真を広報誌「だん暖たてやま」の1月号で表紙にする予定だった。 秘書広報課の担当者は「これ… この記事は有料記事です。残り555文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル