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【ライブ動画】日大の林理事長が会見 違法薬物事件をめぐり説明
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「現実受け入れられない」 被害感情の立証続く 京アニ第20回公判
36人が死亡した2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪に問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第20回公判が4日午前、京都地裁であった。検察側による被害感情の立証で、遺族らの意見陳述が続けられた。 娘を亡くした親は意見陳述で、事件前日まで帰省していた娘を見送ったことを後悔しているとし、「前日まで枕を並べていたあの子がいない現実を受け入れられない」と述べた。娘は京アニの入社試験に一度失敗した後、専門学校で学んで入社したという。青葉被告に対し、「社員一人ひとりが挫折を克服してきたことを知らずに、京アニの輝かしい部分しか見なかった」と批判した。 被害感情の立証は今後、事件で負傷した京アニ社員らの陳述も行われる予定。その後、検察側が求刑を明らかにする最終論告と、弁護側が反論する最終弁論がある。 公判の最大の争点は刑事責任能力の有無や程度で、検察側は、青葉被告の事件前の行動などから「妄想の影響があったとは到底言えない」とし、完全責任能力があったと訴える。一方、弁護側は「妄想の世界で生き、妄想を前提に考え、物事を認識していた」とし、事件当時は心神喪失だったとして無罪を主張している。(山本逸生、光墨祥吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
市街地で過ごすカラスのふん対策 熊本市の地味な「じわじわ作戦」
ミヤマガラスの群れが今年の冬も熊本市にやって来た。市街地で夜を過ごしふんを落とすため、市は過去4年にわたって対策に取り組んできた。1日夜から始めた追い払いは、その集大成ながら、意外と地味な作戦だった。 ミヤマガラスは10月下旬以降、中国大陸から飛来し越冬する。ふん害が発生したのは2018年、市の中心市街地と田崎市場(西区)の北側だった。市は翌年に佐賀大学の協力で調査に乗り出し、20年から追い払うための実験を始めた。 最大の対策は、カラスが警戒するときに発する鳴き声を人工的に流すこと。だが、音を大きくしても、連続して流しても驚くのは最初だけ。すぐに効果が無くなった。LEDライトで驚かす方法は1年やっただけでやめた。これも、すぐに慣れたためだ。 その間、カラスは増え続けた。ピーク時の飛来数は20年3千羽→21年9千羽→22年1万2千羽。今年は11月中旬時点で9千羽で、さらに増えそうだ。 今年は、市役所から花畑公園… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
カビ毒検出の小麦が給食に 宮城で3人が吐き気、連絡ミスで防げず
根津弥2023年12月4日 12時38分 宮城県気仙沼市教育委員会は2日、市立小中学校12校の給食で、食品衛生法の基準値を超えるカビ毒が検出された小麦を使用していたと発表した。納入した県学校給食会に情報が来ていたが、連絡漏れで給食の提供を防げなかったという。 気仙沼市教委によると、同日正午現在、3人の小中学生が軽い吐き気などで医療機関を受診した。ただ、市教委は「食材との因果関係は明確にできないと診断を受けた」としている。 対象の小麦は岩手県産で、せんべい汁のせんべいの原料に使われていた。県学校給食会が気仙沼中央給食センターに納入し、1日に2282人の児童・生徒、教職員が食べた。 県学校給食会によると、11月28日夕、取引先から原料の小麦でカビ毒が検出されたと連絡があった。使用予定だった県内の給食センターや学校17カ所に伝えたが、気仙沼中央給食センターへの連絡が漏れていた。同センターへの連絡は給食で食べた後の1日午後2時10分だったという。 県学校給食会物資課の担当者は「あってはならないことで、今後は複数の職員で連絡先を確認するなどの改善が必要だ」とした。 カビ毒はデオキシニバレノール。大量に摂取すると嘔吐(おうと)などの症状が出る可能性がある。11月以降、県内5市町ですでにこのせんべいを給食として提供しているが、健康被害は報告されていないという。(根津弥) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 【本日最終日】有料記事が読み放題!プレミアムコースが2カ月間無料!お得なキャンペーン中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海岸で見つけた瓶の正体は… お客様相談室員も泣いた、幸せなメール
キリングループの商品に関する問い合わせ窓口である「お客様相談室」。 電話やメール、手紙、チャットボットなどを通じて1日約200件の質問が寄せられる。 「飲み切れずにあまったビールは捨てるしかないですか?」 そんな質問に対しては「お料理に使えます」「ぬかみその隠し味にしてはいかがでしょう?」といった回答をすることもある。 配属されて4年目の女性Yさんは、対応するメンバー約20人のうちの1人。 主にアルコール飲料についての問い合わせを担当している。 心がけていることは「お客様の質問の背景に思いをはせる」ことだ。 何を不安に思っていて、どうして問い合わせに至ったのか。 聞かれたことに答えるだけでなく、質問の奥にあるものを意識している。 チームの合言葉は「ノールール」。 画一的な回答をそのまま伝えるのではなく、一人ひとりへの最適解を工夫しようというものだ。 茶色い瓶についての問い合わせ 今年2月、「瓶」についての問い合わせを受けた。 初めは清涼飲料の担当に来たが、送られてきた画像からアルコール関係の可能性があるとのことで引き継いだ。 メールにはこんな内容が書かれていた。 「海岸で貴社の昔の商品と思われる瓶を発見しました。販売時期や商品名についてご教授いただきたく、お問い合わせをさせていただきました」 ガラス片が波に削られて丸くなった「シーグラス」を探していて見つけたという小瓶。 特徴についても詳細が書かれていた。 ・ビール瓶のような茶色い瓶 ・高さ約13センチ、飲み口の直径約4センチ、底の直径約5.5センチ ・底にギザギザがある ・飲み口にはアルミと思われる銀色のスクリューキャップがある ・瓶の下から約2センチ上あたりにキリングループのシンボル「聖獣麒麟(きりん)」の立体加工がある 検索しても分からなかったため、メールを出したそうで、文末にはこう書かれていた。 「もし販売時期や商品名が分かれば、記念に大切に保管しようと思っています」 瓶の特徴は詳しく記されていたが、すぐに商品名を特定することはできなかった。 新商品や現行品はほぼ頭に入っているが、当てはまるものがない。 手元の資料を調べても該当する商品はない。 社内データベースを検索してもヒットしない。 一通り調べた後とった行動は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コシヒカリのおかゆ営業の裏に「野村ID野球」 やり手社長は元投手
データ重視の「ID野球」でプロ野球に旋風を起こした故野村克也さん。まな弟子のヤクルト現監督高津臣吾さんらからノムさんの教えの一端を学んだ元投手は、年商1・6億円の会社社長になった。新潟名産のコシヒカリを100%使ったおかゆの営業に、その学びを生かしている。 中山大(たかし)さん(43)は小学4年のときに野球を始めた。新潟県立新潟江南高校の3年生だった1998年、左腕のエースとして春の県大会で優勝し、夏の全国選手権新潟大会は8強に進んだ。新潟大学でも活躍し、卒業後は、新潟市内に硬式野球部がある医薬品卸会社に就職した。 身長178センチと投手では並の体格で、速球は最速142キロどまり。レベルが一段高い社会人の打者を抑えるため、変化球でカウントを稼ぐ投球術を磨いた。 2年目の2004年、長野市のチームの補強選手として都市対抗に出場。のちにオリックスなどで活躍した元投手の金子千尋さんや元中日のエース吉見一起(かずき)さんと互角に投げ合い、プロのスカウトの目に留まるまでになった。しかし06年秋、負荷のかけ過ぎで心臓の疾患が悪化し、野球部を退部。間もなく会社もやめた。 同じころ、プロ野球独立リー… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
養殖の「魚で魚を育てる」を変えたい 昆虫にかける、食料安保の明日
マダイの養殖いけすで、魚粉の代わりに昆虫の粉末を餌に使う実験が愛媛県宇和島市で進んでいる。 地球規模で人口が増え続け、将来的に食料不足が心配される。そんな中、注目されるのが養殖業だ。しかし、餌になる魚粉はペルー沖などで取れるカタクチイワシで、餌の主原料が魚粉では「魚を魚で育てる」状態。人間の食べ物と重なることは、持続可能性の面で課題になる。 愛媛大学大学院農学研究科の三浦猛教授は2008年に養殖の餌の研究を始め、イエバエに注目した。カタクチイワシのように魚と人間が「取り合い」にはならないからだ。 しかし、イエバエは家畜の排泄(はいせつ)物を食べて育つ。「ウジ虫」だけにイメージが悪い。排泄物には抗生物質が含まれる場合があるなど、家畜が食べる餌から管理するのは大きなコストになる。 たんぱく質やビタミン、ミネラルの量は変わらない そこで研究を始めたのがミー… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
再三の質問、否定も肯定もせず 首相と旧統一教会系トップの面会情報
岸田文雄首相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体トップと自民党本部で面会していたと関係者が証言した。朝日新聞は繰り返し首相側に事実関係などをたずねたが、否定も肯定もしないまま明確な説明がない。友好団体トップとはどのような人物なのか。首相は党所属議員に教団側との関係性について点検と説明を求めてきたにもかかわらず、面会の経緯や詳細をなぜ明らかにしないのか。(編集委員・沢伸也、高島曜介、笹山大志) 関係者によると、2019年10月に当時政調会長だった岸田氏と自民党本部で面談したのはニュート・ギングリッチ元米下院議長。教団の友好団体「天宙平和連合(UPF)」と関係が深いとされ、UPFジャパン議長の梶栗正義氏も同席したという。 UPFのホームページによると、UPFは05年、教団創始者の文鮮明(ムンソンミョン)氏と妻で教団総裁の韓鶴子(ハンハクチャ)氏が創設。「強固な家庭基盤を通じた平和への貢献」などを掲げ、日本を含めて約150カ国に支部があるという。韓国や米国などで、宗教者や政治家らを招いたイベントの様子が紹介されている。 21年9月に韓国で開かれたUPF主催のイベントには、安倍晋三元首相がビデオメッセージを寄せていた。過去には、トランプ前米大統領がビデオメッセージを寄せたり、ブラジルの元大統領やインドの元首相ら各国の要人が演説したりしている。 そんなUPFの日本支部のトップが梶栗氏だ。梶栗氏は政治団体「国際勝共連合」や関連団体「世界平和連合」の会長も兼務している。この2団体も文鮮明・韓鶴子夫妻が創設した。 梶栗氏の父の故・玄太郎氏は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
説明責任果たさぬ首相 旧統一教会系トップとの面会情報を追って
「岸田首相は以前、旧統一教会の友好団体トップと会っている」。そんな情報を耳にした昨年11月から約1年、この取材を続けてきた。首相側には計5回、文書を事務所に送ったり職員に手渡したりして梶栗氏との面会について質問しているが、説明はない。 安倍晋三元首相銃撃事件後、高額献金などの問題を抱える教団と政治家の接点が次々と発覚した。首相は教団との関係断絶を宣言し、党所属議員に教団や関連団体との関係について点検と説明を求めた。そして今年10月には、教団の解散命令請求に踏み切った。 党の点検は、会合への出席や… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル