2024年2月25日 19時18分 JR東日本によると、JR山手線は、渋谷駅で25日午後6時41分ごろに起きた人身事故の影響で、内回りと外回りの全線で運転を見合わせた。外回りの電車と人が衝突したといい、午後7時52分ごろまでに全線で運転を再開した。 この事故の影響で埼京線上下線や湘南新宿ラインの一部などで遅れが出た。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京都庁で巨大プロジェクションマッピング 「世界最大」ギネス認定
松田果穂2024年2月25日 20時05分 【動画】東京都庁がプロジェクションマッピングのスクリーンに=関田航撮影 東京の新たな観光スポットにしようと、都庁の壁一面を使ったプロジェクションマッピングが25日に始まった。荒天時以外は毎夜続く。開始イベントのあった同日には、常設展示としては最も大きな建築物へのプロジェクションマッピングとしてギネス世界記録に認定された。 映像は、都内の観光名所をモチーフにしたものなどで1回10~15分程度。高さ243メートルの第1本庁舎の壁面約1万4千平方メートルに投影された。4月末までは午後7時から1日5回映される。その後は日没時刻によって投影時間を変え、内容も平日と土日祝日で違うものになるという。都は、使用電力を再生可能エネルギーで賄うとしている。 小池百合子知事は2日の定例記者会見で「東京ならではの『ナイトタイム』を満喫できる新たな観光スポットとして、国内外の旅行者が訪れる名所に育て上げたい」とアピールした。(松田果穂) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「核の恐怖」後世に伝えたい ビキニ事件70年を前に東京都内で集会
後藤遼太2024年2月25日 21時00分 太平洋のビキニ環礁で米国が水爆実験を行い、島民や日本の漁船員らが被曝(ひばく)した「ビキニ事件」について後世に伝えようと、市民団体が25日、東京都江東区の夢の島マリーナで集会を開いた。ビキニ事件は3月1日、1954年の発生から70年を迎える。 主催したのは「築地にマグロ塚を作る会」。同会は、被曝した静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」の元乗組員・大石又七さんが、2021年に87歳で亡くなるまで代表を務めてきた。 当時、第五福竜丸などのマグロの一部は築地市場に届いて放射性物質が検出され、「原爆マグロ」と呼ばれてパニックを引き起こした。大石さんはこうした事実を伝える石碑「マグロ塚」を築地に設置するよう都に要望してきたが果たせず、碑は現在、第五福竜丸を保存する江東区の展示館前の広場にある。 この日の集会では、詩「大石又七のマグロ塚への想い」が朗読された。大石さんが16年に語ったという言葉が紹介された。 「核を巡る状況は深刻だ。しかしそうした状況を自覚せずに暮らしていることがどんなに恐ろしいことかを若い人に伝えなければといつも考えている。マグロ塚は私たちがいなくなった後も残り、ビキニ事件のことを、放射能の恐ろしさを伝えてくれる」――。 作る会事務局長の及川佐(たすく)さんは碑の設置を求める署名を集め、7月の都知事選と来年の都議選が終わってから都議会に提出する方針を示した。 集会では、三崎港(神奈川県三浦市)とビキニ事件の関わりを取材してきたジャーナリストの森田喜一さん(89)も講演した。ビキニ事件では第五福竜丸の被曝が知られるが、三崎の漁船も150隻以上が被曝し200トン近いマグロが廃棄されたという。森田さんは「三崎の経済を支えたマグロ漁業は大変な渦に巻き込まれた。被害額は当時の金額で約20億円とも言われる」などと紹介した。(後藤遼太) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
輪島塗の伝統「途絶えさせぬ」 工房・ギャラリー…職人たちが再建へ
国の重要無形文化財に指定されている、石川県輪島市の伝統工芸「輪島塗」。市内に百を超える事業所の大半が能登半島地震で被災したが、職人たちは「伝統の技を途絶えさせぬ」と、避難先や輪島市で、再建に向けて動き出している。 2月16日から3日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれた「いしかわ伝統工芸フェア」には、輪島塗の業者9店が参加した。無事だった商品を輪島市から運んで販売した「采色塗なか門(かど)」の中門睦子さん(65)は「手に取ってもらって『いい』と言ってもらえるから、前向きになれます」と話した。 輪島塗は、工程ごとの分業制で成り立っている。中門さんの夫の博さん(66)は、仕上げの漆塗りを担当する「上塗り職人」だ。自宅兼工房は倒壊こそ免れたが、ギャラリーに陳列していた商品は落下して傷ついた。漆が入った缶や器が倒れ、床にぶちまけられていた。最初は何もする気になれなかったという。 それでも、次第に被害を受けた輪島塗製品の修理依頼や、新規の依頼が舞い込むようになった。「分業だから、たまたま工房が無事だったうちが塗らないと生産が止まる。やれることはやろう」と、博さんは1月23日に上塗り作業を再開した。店に勤める職人の一人も金沢市内に避難中だが、2月中旬から週3日は輪島に戻り、中門さん宅に泊まりこんで上塗り作業をしている。睦子さんは「従業員の生活が第一。働く場所がないと、せっかく良い腕の職人さんが辞めてしまうから」と話す。 分業制の職人たちをマネジメントする「塗師屋(ぬしや)」の大藤漆器店は、3月上旬に金沢市内で仮のギャラリーと工房を開く準備をしている。 社長の大藤孝一さん(67)によると、店が抱える約25人の職人の半数以上が輪島を出て、金沢市周辺に避難しているという。大藤さんは仮のギャラリーを、各地に避難した輪島の人たちが集い語らう場所に、工房を蒔絵(まきえ)師や沈金師が自由に出入りし、なりわいを続けられる拠点にしようと考えている。「何年かかっても、必ず輪島に戻って輪島塗を作る。それまでの間、地元の仲間が近くにいる、安心して仕事ができる場所が必要なんです」 別の塗師屋の田谷(たや)漆… この記事は有料記事です。残り744文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 能登半島地震 1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、石川県志賀町で震度7を観測しました。被害状況を伝える最新ニュースや、地震への備えなどの情報をお届けします。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山手線全線が運転見合わせ 渋谷駅で人身事故
2024年2月25日 19時18分 JR東日本によると、JR山手線は、渋谷駅で25日午後6時41分ごろに起きた人身事故の影響で、内回りと外回りの全線で運転を見合わせている。外回りの電車と人が衝突したといい、午後7時50分ごろに運転を再開する見込みという。 この事故の影響でほかにも、埼京線上下線、湘南新宿ライン、相鉄線直通列車の一部で遅れが出ている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
抵抗する容疑者を警察官が警棒で制圧、札幌のセコマ店員3人死傷事件
【動画】コンビニ店で刃物持ち暴れた男を警察官が確保=住民提供 北海道内179市町村のうち175市町村に出店し、道民にとって身近なコンビニ「セイコーマート(セコマ)」。25日早朝、札幌市北区の北31条店で店員の男女3人が刃物で刺され、40代の男性が死亡する事件が起きた。地域で親しまれるセコマで起きた惨劇に、住民たちは、言葉少なに恐怖を語った。 同店から「包丁のようなものを持った男が暴れている」と110番通報があったのは、午前6時47分。5分と経たず警察官が駆け付けたときには、店の外の路上で血を流している60代の男性店員と、包丁を手にした宮西浩隆容疑者(43)=殺人未遂容疑で現行犯逮捕=の姿があった。 道警によると、宮西容疑者は「おれが刺した」などと包丁をちらつかせて声を出していた。路上の店員も「あの男にやられた」という趣旨の説明をしたという。 近くの住民が撮影した動画には、宮西容疑者を警察官がとりおさえる様子が映っていた。包丁を手に抵抗する宮西容疑者を、3~4人の警察官が警棒を使って制圧し、包丁を奪って遠くに投げ飛ばしていた。 道警によると、当時店内には店員5人と客がいた。宮西容疑者はまず、店内で店員を相次いで刺したとみられるという。 このうち、店内で倒れていた40代の男性が死亡した。路上で血を流していた60代の男性は重傷とみられるが命に別条はないという。 レジを狙われた形跡はなく、金銭が目的ではないとみられ、道警は動機を詳しく調べている。 事件が起きた現場ではセコマを囲うように規制線が張り巡らされた。規制線の外からも、店内のレジ前に大きな血痕が見えた。 さらに店外には、約30メートル先のマンションの前まで点々と血痕が続いていた。路肩に積もった雪に、血しぶきのような大きな血痕が残されていた場所も4~5カ所あった。 現行犯逮捕の様子を撮影した50代の男性は、娘から「外で大声を上げる男がいる。近くで人も倒れている」と聞いて事件に気づいたという。「毎日何の気なく使っているコンビニで事件が起きてこわい」 現場を見にきていた女性(72)は「この地域は年寄りも多い。セコマは総菜が多く、よく買いに来る」と話した。女性には「雪降って大変だね」などと言葉を交わした顔なじみの店員もいるといい、「相当、けがしているのかな。心配です」と店員たちの身を案じた。 セイコーマートは公式のX(旧ツイッター)で、死亡したのが社員だったと説明。「亡くなった社員のご冥福をお祈りし、ご遺族の方へお悔やみ申し上げます。また、2名の従業員の早い回復を願っております。現在警察の捜査に協力するため、当該店舗はしばらくの間休業いたします」と投稿した。(新谷千布美、古畑航希、上保晃平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
供え物、立派なタイじゃないけど「神様ほっとけない」震災後初の祭礼
本殿が全壊した石川県珠洲市の柳田(やなぎだ)神社で25日、能登半島地震後初めての祭礼が開かれた。 菅原道真の命日に毎年開く菅原神社祭で、参道に作った祭壇に米や野菜などを供え、装束姿の櫻井重伸宮司(59)が太鼓をたたき祝詞(のりと)をあげた。 普段は一日中にぎわうが、地震後は総代が金沢に避難するなど、氏子らの参列はかなわず、家族だけで静かに行った。お供え物も、普段は魚屋に頼んだ立派なタイが並ぶが、スーパーで買ったアジになった。 倒壊した鳥居の前にある門松やしめ飾りなど、境内には正月の面影が残る。1876年に建てられた本殿から神様は外壁を破って運び出せたが、祭礼に使う大きな太鼓などは取り出せていない。 櫻井宮司は「別の場所に避難中の神様を放っておくわけにもいかず、形だけ祭礼を行った。倒壊した建物の撤去は、住宅が優先されると思うので、本殿はしばらくこのままかも知れない。道具を取り出せるのも、まだ先になりそう」と話した。(林敏行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
死を気軽に語る場に 母の遺言、相続…経験生かし、終活スナック開業
「終活」をテーマにしたスナックが東京都江東区内にオープンした。店主の女性は、母の死をきっかけに海洋散骨を手がける会社を起業し、これまで数多くの死と向き合ってきた。「生や死について気軽に話し合える場になれば」との願いを込める。 16日、オープン翌日のスナック「めめんともり」を訪れた。骸骨があしらわれた調度品がいたる所に置かれ、メキシコの祝祭「死者の日」で用いられるマリーゴールドの花で彩られていた。開店直後から15人ほどの老若男女が集まり、酒を片手に和気あいあい。身内の死や自身の死生観など、生死にまつわる話題で盛り上がる。 「棺おけのふたを閉められたら、なんか温かくて、気持ちよくて。けど、数分したら『まだやり残したことがいっぱいある、生きたい』と思ったんです」 ある女性は、棺おけに入る「納棺体験」に参加したときのことを、この日が初対面という別の女性客らに語っていた。 母の葬儀、遺言、相続…直面した「死」 店名は、ラテン語で「死を想… この記事は有料記事です。残り1183文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「非常時に大事なモニポ、非常時こそ機能していない」京大・谷垣助教
能登半島地震の後、北陸電力志賀原発(石川県)の周辺に設置された、放射線を測定するためのモニタリングポストの一部が、機能しなくなった。いざというとき、避難が必要か判断するのに使う大事な装置で、過去にもやはり巨大地震で欠測が起きている。災害時の放射線モニタリングについて開発・研究をしている、京都大学複合原子力科学研究所の谷垣実助教(55)に、どうしたらいいのか聞いた。 ――モニタリングポストは、原発の事故が起きたときに極めて重要な設備です。 「放射線は目に見えず、においもないので、可視化して初めて被災状況がわかります。放射性物質がどう拡散し、どこが汚染されるかは、気象条件などで刻々と変わる。自治体のつくる防災計画では、それら放射性物質の動向を広域で観測していくことをうたっています。ところが、放射線を監視するモニタリングポストが、福島第一原発事故の時も今回も一時欠測になりました」 「大事な設備であるにもかかわらず、実際は非常時こそ、モニタリングが機能しなくなっているというのが私の認識です」 ――どこに問題点があるのでしょうか。 「2011年の東日本大震災… この記事は有料記事です。残り1763文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 能登半島地震 1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、石川県志賀町で震度7を観測しました。被害状況を伝える最新ニュースや、地震への備えなどの情報をお届けします。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
奈良市の東大寺参道で車にはねられ1人重体 79歳の運転手逮捕
2024年2月25日 12時31分 25日午前9時50分ごろ、奈良市春日野町の東大寺南大門付近で、通行人の女性から「参道に車が突っ込み、負傷者が多数」との119番通報があった。 奈良署などによると、79歳の男が運転する乗用車に、50代の男性2人がはねられた。1人は意識不明の重体、もう1人は両手のしびれを訴えているという。 車は石垣にぶつかってとまった。署は、運転していた男を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。 近くの土産物屋の関係者とみられ、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル