温泉好きのあいだで有名な夫婦が群馬にいる。「田島夫妻」。時にはサインも求められるほどのこの夫婦は、一体何者なのか――。 温泉大国を名乗る群馬に転勤し、温泉に入ることが増えた。そのたびに脱衣所などに張り出されている「温泉分析書」が目につくようになった。ナトリウムオンや塩化物イオンなど、温泉にどんな成分があるかが書いてあるが、決まって最後にあるのは「群馬県薬剤師会」の文字。 温泉は10年に1回、成分分析を受けることが温泉法で定められている。各都道府県の知事が認可した登録分析機関が分析をする。昨年10月時点で全国に168機関があるが、県内には、県衛生環境研究所と県薬剤師会環境衛生試験センターの2カ所だけ。県研究所は県有の源泉8カ所のみが対象で、県内のほとんどの温泉はセンターで検査している。 そのセンターで、すべての温… この記事は有料記事です。残り1196文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
タワマンとオフィスの街、かつては造船工場 経済成長支えた692隻
タワーマンションやオフィスビルが立ち並ぶ街を、オフィスワーカーや子連れの自転車が行き交う。東京湾岸・豊洲の近代的な街並みから、かつてここが工場地帯だったことを想起するのは難しい。しかし、ここでは692隻もの船が建造され、日本の経済成長を支えていた。 工場を構えていたのはIHI(旧・石川島播磨重工業)。「石川島」(現在の東京都中央区佃)で江戸末期につくられた造船所がルーツで、造船所は1939年、近隣の豊洲に移転。戦後の造船ブームを経て事業を拡大していった。 【撮影ワンポイント】夜空に浮かび上がるモニュメントクレーン 日没直後の地平線に太陽のオレンジ色が残る夜空に、イルミネーションで浮かび上がるクレーンを撮影しようと考えた。様々な色に変わるが、青黒い空に映える緑色を選んだ。背景となる対岸も見えるように絞り値を大きくした。雲ひとつない快晴だったので、きれいな夜空のグラデーションを背景にできた。(小林正明) IHIの資料によると、豊洲は大正期から埋め立てられ、37年、「豊かに栄える土地となるように」との願いから「豊洲」と命名された。38ヘクタールに及ぶ工場敷地に造船ドックなどがひしめいていた。 現在の姿に変わるきっかけが… この記事は有料記事です。残り615文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡に「日本初」木造ビル 構造支えるのは木の壁、耐火性もばっちり
福岡市の繁華街・大名地区からほど近い中央区警固2丁目の一画。木の板の壁面が5階までそびえるビルがある。見過ごしそうになるほど街並みに溶けこんでいるが、実は「全国初」の建築物だという。 このビルは、老朽化した事務所を建て替えて昨年2月に完成した大手ゼネコン竹中工務店の単身寮。同社によると、床と屋根は鉄筋コンクリートだが、床を貫く柱はなく、厚さ40~50センチの「分厚い木の壁」が建物を支えている。 「木の壁」の中心部は、木の繊維方向が直交するように板を接着して強度を高めた「直交集成板(CLT)」というパネル。その周りに石膏(せっこう)などでできた「燃え止まり層」を設け、一番外側は燃えても炭化して遮熱する「燃え代(しろ)層」として木の板で覆う。 こうして、都市部のビルに求められる耐火性と、荷重に耐える力を確保している。「CLT耐力壁」と呼ばれる。 建設はまるで「積み木」 建て方も独特だ。コンクリー… この記事は有料記事です。残り855文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
サンリオピューロランド臨時休館「危険物置いた」メール 警視庁捜査
遠藤美波2024年2月24日 11時31分 サンリオピューロランド(東京都多摩市)は24日、同園にテロ予告メールが届いたとして、「24日は臨時休館する」とホームページで発表した。危険物を置いたという趣旨のメールが届いたといい、警視庁は威力業務妨害容疑も視野に調べている。 多摩中央署によると、同日午前9時ごろ、「『敷地内に危険物を置いた』という趣旨のメールが届いた」と園の関係者から署に通報があった。同署が園内を調べているが、これまでに危険物は見つかっていないという。(遠藤美波) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
極限の甘み、地域の魅力 この一粒で 大阪発高級イチゴ「ちはや姫」
大阪府の南河内地域で栽培されている「ちはや姫」。完熟出荷と、産地に来て味わってもらうことにこだわった高級ブランドイチゴだ。初出荷から7年目を迎え、認知度は浸透してきている。だがブランドイチゴは全国にあり、競争力を高めていくことも求められている。(吉川喬) 千早赤阪村のビニールハウス内で、太陽光を反射して輝く大粒のイチゴ。8個入りは1パック2450円、一回り大きな粒が入った6個入りは2900円などで販売されている「ちはや姫」だ。 農家の大田洋子さん(53)は「このイチゴのため、膨大な手間と時間をかけてきた」と胸を張る。 魚粉などを含んだ栄養豊かな土で栽培。農薬の使用量が通常より少なく、安心で環境にも配慮しているとして府の認証を受けている。その分、害虫がつきやすいため、こまめに畑を回って手で取り除く。つぼみの一定数を取り、残った果実にうまみやコクを集中させる。 大粒に育っても、「甘みの最高到達点」まで待つ。ヘタの間際まで赤く色づくと、ようやく「一番甘さを蓄える」という早朝に収穫する。この時がまさに食べ頃のため、賞味期限はもって収穫後の翌々日までだ。 ちはや姫の認定基準は、千早赤阪村と河南町で栽培された品種「紅ほっぺ」のうち、「一粒40グラム以上」で「糖度15度以上」のもの。 大田さんによると、スーパーに並ぶイチゴは1粒20、30グラム程度が多く、糖度も13度で高い方だ。 大田さんは「ちはや姫になれるのは全体の数%程度。『一番おいしいイチゴを出荷したい』という私たちの思いがつまっている」と話した。 担い手不足などに悩む農業。でも暗い話ばかりではありません。前向きに、変革に取り組む現場があります。動きを追い、伝えます(随時掲載)。 ちはや姫が誕生したのは、過… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
声掛けで特殊詐欺を阻止 「ゴールド・マイスター」の仕事ぶりに密着
声かけで特殊詐欺を食い止める「名人」が、栃木県矢板市のコンビニエンスストアにいる。店を訪ね、間近でその仕事ぶりを見せてもらった。 緑地にオレンジや赤の線が入ったおなじみの制服。セブン―イレブン矢板富田店の笹沼恵津子さんは、陳列棚にてきぱきとお菓子を並べていた。客が会計に動くのを察知すると、すぐレジに向かう。 レジ打ちを終えると、調理器に揚げ物をセットし、陳列作業に戻る。すかさず女性客が声をかける。「宅配便の箱はどこですか」。迷わず案内し、再び作業に。出勤してから1時間、息つく間もない。 お忙しいですね、と声をかけると、「それを楽しいって思っちゃうんです」と笑顔をみせた。 笹沼さんは、県内のコンビニ店員でただ一人の「声掛けゴールドマイスター(名人)」(県警認定)だ。ATMがあり、電子マネーカードも取り扱うコンビニは、いまや金融機関と並び特殊詐欺を食い止める最後の関門とされる。笹沼さんは1年間に3度、被害を防いだ実績を持つ。 最初は一昨年のクリスマスイブだった。5万円分のマネーカードを購入しようとした70代の女性に、売り場を尋ねられた。 「こういうのを買い慣れていらっしゃらないんだな。お孫さんのプレゼントかな」。女性を案内し、レジで女性の手元をふとみると、携帯が通話状態だった。警察に通報し、詐欺とわかった。 翌年2月には、やはりカードを購入しようとした高齢の女性に「著作権を買うと配当がもらえる」と話しかけられ、「そんなことってあるの?」と疑問を持った。「詐欺じゃない!」と訴える女性を説得できないまま警察に連絡した。 「もし詐欺じゃなかったら、『よかった』と喜んで、謝ればいいって思ったんです」 子育てが一段落した20年前、パート先に選んだのがセブン―イレブンだった。最初は1日4時間の勤務から始めた。 接客の仕事は性に合っていた… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
灯台前にできた丸形ポストにラブレターを あなたの思いを3行で
伊勢湾に臨む野間埼灯台(愛知県美浜町)。その前に白い丸形ポストが1月に、設置された。手がけた地元の人たちは「想(おも)いを照らす灯台ポスト」と名付け、カードを置いた。「3行ラブレター」をつづって投函(とうかん)するよう呼びかけている。いま、あなたが思いを寄せる人へ――。 ポストを立てたのは、まちおこしに取り組んでいる一般社団法人「美浜まちラボ」や町、観光協会などでつくる団体「野間埼灯台ポータル化実行委員会」。 町立布土(ふっと)小学校の教諭でもある実行委の林達之委員長(55)によると、ポストは、郵便局から寄贈されて布土小の敷地内に置かれたままになっていた。1960年製造の刻印がある。 だが小学校には今後統廃合される計画があり、碑のような形でポストを残せないかと教諭らは考えていた。一方、野間埼灯台に置いて、新たなモニュメントとして使いたいとの実行委側の意向もあり、関係先の許可を得て、今回、灯台前の広場に置かれることに。郵便機能がないことを示すため、布土小の児童の手で白く塗られた。 設置の記念として企画されたのが、灯台を訪れた人から「ラブレター」を募り、ポストに投函してもらうアイデアだった。児童による提案の一つだった。 野間埼灯台には、恋人たちが「永遠の愛」を誓って南京錠を掛けるモニュメントもある。実行委では今回の企画を通じ、改めて「恋人たちの聖地」として広くアピールをしたい考えだ。 ポストの脇に置いた専用のカードには、自分と相手の名前(仮名も可)を書く欄と、自分の思いを込めたメッセージを記す横8センチの3行分の余白がある。投函の期間は3月17日まで。 実行委は寄せられたラブレターの一部を選考して公開する。さらに感動的な作品数点には、「灯台半日貸し切りサービス」「プロカメラマンによる撮影」といった特典を用意している。詳しくは、実行委のウェブサイト(https://nomasakitoudaimori.com/archive/cpt_event/620/)へ。 野間埼灯台を巡っては、ポータル化実行委員会が結成されて以来、灯台内部を公開する日を増やすなど、まちおこしの場として「活用」が進む。 1921年にでき、80年代末に無人化された野間埼灯台。ポータル化実行委員会に加わる美浜まちラボが、10年ほど前から内部を公開するよう関係機関に働きかけを続けてきた。その中心、林さんは「名古屋から近く、場所も申し分がないのに『空き家』の状態。過疎化が進む地元の盛り上げにつなげたかった」。 2021年、灯台の管理を海上保安庁が指定した民間の協力団体に委託する「航路標識法」の改正が追い風になった。美浜まちラボが委託先の一つとなったことで、町や地元も巻き込んで一昨年、実行委を結成。管理者として灯台内部の公開ができるようになった。かつては年1、2回だった公開は、昨年4~11月で15回に増えた。多くの人が訪れ、灯台の上からの眺望を楽しんだ。 実行委は、灯台を管理する「現代版の灯台守」として2人を雇っている。その一人、仙敷裕也さん(35)は昨年12月に美浜町に移住してきた。カメラマンの仕事をしながら、春から地元の人たちと一緒にさまざまなイベントを仕掛けていく。 「住んでみて灯台のあるこの地域の良さが改めて分かった」と話す。 灯台では昨年以上に内部公開を増やす方針だ。今年は3月17日に最初の「灯台ホリデー」を開く。 林さんはいま、周辺の店を訪れる人が増えるなど「波及効果」を実感しているという。 「船を導く灯台が、今は人をつなぐ役割も果たしつつある。知多半島を象徴する観光地になって欲しい」(臼井昭仁) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
過酷!凍った海の上を走るマラソン大会 優勝した「猛者」たちの横顔
【動画】凍った海の上の走るマラソン大会。走り心地を記者がリポート=原知恵子撮影 日本で唯一、陸地を一切走らない。走るのは、極寒の凍った海の上――。そんなクレージーなマラソン大会が、オホーツク海に面する北海道・別海町であった。過酷なレースを制したのはどんな「猛者」なのか。 今年で2回目となる「別海アイスマラソン」の舞台は野付湾。水深の浅い内海で、厳冬期になると全面が凍る。 42kmの部は新聞配達するプロアスリート 42キロの部を制したのは、山梨県から参加したエース栗原さん。3時間48分21秒で、前年の優勝タイム(5時間34分15秒)を大幅に上回った。 「見渡す限り雪、氷。いろんなレースがありますけど、ここでしかできない体験ができました。タイム的にはすごいのかすごくないのかわからないですけど、ベストを尽くしました」 ふだん、新聞配達をしている。午前3時半に起き、山梨県北杜市の標高1200メートルエリアまで車で移動。集落内を走りながら配達をしているという。 「それが練習であり、お給料もいただける。すばらしい仕事だと思っています。いろんな新聞を配りながら鍛えています」 仕事柄、寒さ対策はできていた。先日の関東甲信での積雪の際には雪上でも練習した。ただ、大自然のレースには過酷さもあった。 当日の氷の厚さは約50センチで、その上に雪が積もっていた。好天だった一方、日が昇るにつれ雪がゆるみ、足元は砂浜のような状態に。さすがに「軟らかくなった雪対策」までは万全ではなかった。 「足をとられるところもありました。脚力に加え、体のバランスをとりながら走るのはかなり大変でした」 栗原さんは、「地域密着型プロアスリート」でもある。地元企業のスポンサーを獲得しながら、トライアスロンやデュアスロンなどに励み、SNSで競技や地域の情報を発信している。 16キロの部はホタテ漁師 16キロの部の優勝者は、上林亨さん。別海町・尾岱沼のホタテ漁師で、連覇を果たした。タイムは1時間28分51秒で、前年より約10分速かった。 「昨年に比べると雪がしまっていて、すごく走りやすかったです」 続けて、人口減少が進む別海町への思いを語った。 「別海町は冬の観光が弱く、目玉になるようなイベントがあまりないという状況でした。地元の特性を生かしたアイスマラソンが始まり、人が集まってくれてうれしく思います」 「この大会は景観がすばらしく、非日常を感じられます。走る以外でも地元の魚介などを楽しめます。ぜひ野付湾にきてください」 大会は42キロ、16キロ、4・2キロの3部門があり、海外からを含む約80人が参加した。(原知恵子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「民意は何だったのか」辺野古の県民投票5年、元山仁士郎さんの思い
米軍普天間飛行場の移設計画が進む沖縄県名護市辺野古の埋め立てをめぐり、反対が7割超を占めた県民投票から24日で5年。政府は前例のない「代執行」を経て、今年1月から新たな区域での工事に踏み切った。「投票で示された多数の民意は何だったのか」。県民投票に向けた運動の中心だった一橋大大学院生の元山仁士郎(じんしろう)さん(32)=東京都=は危機感を募らせる。 普天間飛行場がある宜野湾市で生まれ育った。政府が強硬姿勢を崩さないなか、旧知の法科大学院教授から「住民投票という方法もある」と聞いた。2018年に「『辺野古』県民投票の会」を立ち上げて代表になり、実施のため署名を集めた。 19年2月24日に行われた投票(投票率52・48%)では、「反対」が43万4273票で72・15%に達した。「賛成」は19・10%、「どちらでもない」は8・75%だった。それでも政府は、翌日も土砂投入を続けた。玉城デニー知事の工事中止の要請に、安倍晋三首相(当時)は「普天間の危険な状況を先送りできない」として応じなかった。「これだけの声があっても『反対は沖縄だけ』と政府は無視できてしまう」と悔しさがこみ上げた。 本土の人たちに自分ごととして考えてもらいたいと、19年に自身が住む東京都国立市で市議会に陳情。移設計画反対の意見書が採択された。この5年間に全国各地で約200回講演した。 「基地問題を考えるきっかけ… この記事は有料記事です。残り734文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
琵琶湖のアユ、1月の漁獲量が激減 漁師「ここ半世紀にない事態」
琵琶湖の湖魚を代表するアユの1月の漁獲量が平年の約3%にとどまり、記録が残る2009年以降で最も少なかったことが、滋賀県の調査でわかった。昨夏の猛暑により産卵が少なかったことなどが原因とみられるという。県内の漁業関係者は「ここ半世紀にない事態」と危機感を募らせる。県は追加調査をして原因を調べている。 アユは琵琶湖全体の漁獲量の約半数を占める。毎年12月からアユの稚魚「氷魚(ひうお)」の漁が解禁され、この時期は伝統漁法のエリ漁で氷魚を取っている。 県によると、各漁協が設置するエリの約半数にあたる14カ所で氷魚の漁獲量を調べたところ、1月は1カ所あたり平均4・3キロ。14年から10年間の平均漁獲量149キロの2・9%にとどまった。産卵が多すぎたことによる成長不良で、記録的な不漁だった17年の6・5キロを下回った。 県によると、昨年は9月まで猛暑が続いた。アユの産卵期となる9~10月、琵琶湖に流れ込む河川の水温は、平年より2度高い24度だった。 高温や少雨で川の水量が減り、昨年8~10月に確認された産卵数が平年の2割程度にとどまったことが、漁獲量の激減につながったとみている。 ただ、今年1月に水産試験場が調べた魚群数は、平年の2割程度だった。漁獲量がそれを下回っていることから、追加調査で原因を調べているという。 また、琵琶湖では昨秋から水位低下が続き、今年1月、18年ぶりに県渇水対策本部が設置された。県は渇水と不漁の因果関係は現時点で不明としている。 三日月大造知事は20日の定例会見で「漁業者から、水位低下でエリ周辺の水の流れが変わり、アユがこないと聞いている。極端な不漁で動向を注視している」と話した。 県によると、不漁のため各漁協はアユ養殖業者からの注文量を満たせず、小売店や飲食店への出荷も滞っているという。 県内最多の12カ所のエリを設置する志賀町漁業協同組合(大津市)の漁師は「四十数年やっているが、これまでにない経験。需要に応えられずに申し訳ない。採算が合わず、休漁する漁師もいる。今後も続けば生活は非常に厳しい」と話している。(林利香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル