L’Allemagne monte sur le podium mais c’est une victoire en demi-teinte. Le Japon a perdu en 2023 son titre symbolique de troisième puissance économique mondiale au profit de l’Allemagne, sous l’effet notamment de la chute du yen, selon des données préliminaires du produit intérieur brut (PIB) nippon publiées jeudi 15 février. Lire […]
過疎化進む山あい 「駐在さん」の腕時計は蛍光イエロー、そのわけは
「どうも島田ですー」 明るい声で民家の引き戸を開けたのは、制服姿の警察官だ。制帽に銀縁の眼鏡。その中で、蛍光イエローの腕時計がひときわ目立っていた。 顔なじみの高齢男性が玄関先に現れると、「どうですか、最近?」と目尻を下げて笑いかけた。男性から「どうぞ」と誘われると、「ありがとうございます」と言いながら居間へと進み、しばらく雑談する。何げなく「最近、近くで特殊詐欺の被害が多くてですね。注意してほしいんですよ」と切り出した。 日本最北の警察・北海道警の警察官と警察職員は計1万2千人。365日任務にあたる人たちの仕事を追いました。記事後半では、元営業マンの「駐在さん」が見た過疎地の姿に迫ります。 島田幸範(48)=敬称略=は2020年4月から、北海道東北部の山あい、遠軽町にある生田原駐在所の所長を務めている。 05年に遠軽町と合併した生田原町は戦前、金と銅を産出する鉱山の町として栄えた。しかし、過疎化が進み、現在の人口は1500人を下回る。中心部を南北に国道が走るが、道路脇には廃屋が目立つ。 その国道沿いにある生田原駐… この記事は有料記事です。残り1242文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「サッカー王国」に挑む 新規参入のプロ野球チーム、その手法は
「サッカー王国」と呼ばれて久しい静岡県で近年、野球や卓球、バスケットボールなどの人気スポーツでもプロチームの誕生が相次ぎ、ファン層拡大に懸命になっている。地域密着や地域貢献を前面に打ち出し、地元住民と交流する機会も多い。 「どうぞ楽しんでください」。先月28日。プロ野球の2軍戦に参入する「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の選手がちゅ~るスタジアム清水(清水庵原球場、静岡市清水区)の駐車場で開かれた「清水いはらフェス」に登場。壇上にあがった赤堀元之監督がファンら来場者に呼びかけると、歓声がわきあがった。 焼きそばを買い求める選手も チームにとっては初のファン… この記事は有料記事です。残り1953文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ブギウギ」に出演 田中麗奈さんが語った「ラクチョウ」のリアル
終戦まもない時期、東京・有楽町のガード下は「ラクチョウ」と呼ばれ、「夜の女」が集まっていた。その様子が現在放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」にも描かれている。「ラクチョウのおミネ」として出演する俳優の田中麗奈さんに、話を聞いた。 終戦後、家族や家を失い、生きるすべがなくなり、「夜の女」となった女性は、東京都内で推定3万人いたとされる。そんな女性たちが多く集まっていたのが、GHQ本部があった旧日本生命ビルに近い「ラクチョウ」だった。 「ブギウギ」の主人公スズ子は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる笠置シヅ子がモチーフだ。田中さんは、スズ子を熱烈に応援する「ラクチョウ」の女性たちのリーダー格「おミネ」を演じる。 「ドラマに出てくる女性は何人か実在し、当時のインタビュー映像や記事などを事前に調べました」と田中さん。参考にしたのは、笠置と交流があった「ラクチョウのお米」と呼ばれ、実在した佐藤米子をはじめ、当時夜の街で働いていた女性たち。 田中麗奈さんが参考にしたメディアに登場した「ラクチョウの女」たち 終戦直後、有楽町に多く実在した「ラクチョウの女」の肉声が当時のメディアに残されています。田中麗奈さんが朝ドラで描かれる彼女たちの実像を解説します。 評伝「ブギの女王・笠置シズ… この記事は有料記事です。残り931文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
仙台高裁「人災ではないかとの思い、捨てがたい」 東電への賠償増額
東京電力福島第一原発事故で故郷を失い、精神的苦痛を強いられたとして、福島県川俣町山木屋地区の82世帯323人が東電に損害賠償を求めた集団訴訟の判決が14日、仙台高裁であった。瀬戸口壮夫裁判長は、一審・福島地裁いわき支部判決より約5億円増額し、原告299人に計約10億9891万円の支払いを命じた。 瀬戸口裁判長は「対策を講じないまま漫然と原発を運営していたのであれば、事故は人災ではないかという思いが捨てがたいものとなり、被災者らに重大な精神的苦痛を発生させた」と述べた。 判決によると、東電は2002年に公表された国の地震予測「長期評価」に基づいた津波試算の着手を先送りし、08年に原発敷地を15・7メートル上回るとする試算が出されても具体的な対策を講じてこなかったと認定。瀬戸口裁判長は「08年試算を受けて、水密化などの対策を講じていれば事故の発生自体は防げなかったとしても、規模はかなり異なるものになっていた可能性は否定しがたい」とした。 賠償額について判決は、山木… この記事は有料記事です。残り367文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋篠宮さま、金沢市の病院訪問 被災者や看護師らの話に耳を傾ける
野間あり葉2024年2月15日 5時00分 秋篠宮さまは14日、恩賜(おんし)財団済生会の石川県済生会金沢病院(金沢市)を訪問し、能登半島地震の支援状況などを聞いた。秋篠宮さまは済生会の総裁を務めている。 秋篠宮さまは約3時間半にわたり、病院内を見て回るなどした。荒木勉院長らによると、秋篠宮さまは被災者や看護師らと約1時間かけて面会し、それぞれの被災状況に耳を傾けた。 倒壊した家の下敷きになったという車いすの女性は涙を流した。秋篠宮さまはひざをついて女性の手を取り「大変でしたね」と言葉をかけたという。病院の職員には「健康に気をつけて、患者さんのために頑張ってください」とねぎらったという。 同院では同県輪島市や珠洲市から延べ計78人の入院患者と計約550人の外来患者を受け入れている。14日時点で35人の被災者が入院しているという。(野間あり葉) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
男5人が被害者宅侵入し暴行、連れ去り ベトナム人男性遺体遺棄
有料記事 宮坂奈津 マハール有仁州2024年2月15日 5時00分 千葉県大多喜町の林道で7日、全焼した車の中からベトナム国籍で男性のブィ・クォン・トゥンさん(29)が遺体で見つかった事件で、八千代市にあるブィさんの自宅に5日、5人の男が侵入し、ブィさんは暴行を受けて連れ去られた。捜査関係者への取材で分かった。八千代署は住居侵入と逮捕監禁事件として捜査を進めていた。県警は5人が事情を知っているとみて、今回の死体遺棄事件との関連を調べている。 捜査関係者によると、5人の… この記事は有料記事です。残り428文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
元校長バスケコーチに懲役7年求刑 女児らへのわいせつ罪、無罪主張
黒田早織2024年2月14日 21時12分 兵庫県伊丹市の小学生女子バスケットボールクラブに所属する女子児童3人への強制わいせつ罪に問われた、元小学校長で同クラブコーチの男(71)の公判が14日、神戸地裁伊丹支部で結審した。検察側は「小学生を相手にゆがんだ性的欲望を満たす常習的犯行」だとして懲役7年を求刑。弁護側は「客観証拠はなく児童らの供述は信用できない」と無罪を主張した。判決は3月13日の予定。 起訴状などによると、被告は2021~22年、コーチをしていたバスケクラブの練習中、所属する女子児童3人をミーティングルームや体育館の舞台袖へ個別に連れ出し、胸や下腹部を触るなどしたとされる。 検察側は論告で、児童らは指導だと信じたり逆らえば試合に出られないと思ったりして抵抗できず、「指導者の立場を利用した極めて悪質な行為」だと指摘。被告と他にトラブルのなかった児童らが虚偽の供述をする理由もなく、児童らは今も男性に恐怖感を抱き学校に行けなくなるなど、影響は深刻だと主張した。 弁護側は、被害児童らを個別に連れ出すのを見た目撃者がいないことや、体育館の舞台袖は人目につくなどと指摘。「こうした場所でわいせつ行為に及ぶとは考えられない」などと主張した。 児童らが訴えた行為の多くは「指導における身体接触」で、下腹部を触るなどの明らかに指導と関係のない行為については「捜査機関や憤慨する母親に迎合して証言した」などとした。(黒田早織) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
一時保護や自宅訪問…児相など約7年関与 台東4歳児死亡に至るまで
有料記事 宮野拓也 中村英一郎2024年2月14日 21時27分 東京都台東区で当時4歳だった次女に薬品を摂取させて殺害したとして、両親が逮捕された事件。この家庭をめぐっては、兄姉とともに次女を一時保護したり、家庭訪問をしたりと都などが7年近く関わっていた。「精神的に不安定」だったという母親や、保育施設の転園を繰り返し、亡くなる直前に増えた次女のけが。いったい何があったのか。 逮捕されたのは父親の細谷健一(43)と母親の志保(37)の両容疑者。自宅マンションで昨年3月、次女の美輝(よしき)ちゃんを殺した疑いがある。 両親を指導・支援してきた都児童相談センターと台東区子ども家庭支援センターが14日、報道陣の取材に応じた。「支援を切れ目なく行っていたにもかかわらず、このような結果になり重く受け止めている」と話した。亡くなる半年ほど前から頻発していた美輝ちゃんの傷やあざについては、「ネグレクトや心理的虐待があるという判断はしていたが、暴力によるものという認識はなかった」と繰り返した。 都児相と区子ども家庭支援センターの主な説明は次の通り。 ■2019年の一時保護につい… この記事は有料記事です。残り1560文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「マグネターの地獄の釜が開いた」 謎の天体現象、瞬間の観測に成功
謎の天体現象「高速電波バースト」を放った際、星が不可思議な動きをしていることを京都大や台湾国立彰化師範大などの研究チームが突き止めた。宇宙遠方から届く強力な電波パルスのメカニズムの解明につながる可能性がある。 論文が15日、英科学誌ネイチャー(https://doi.org/10.1038/s41586-023-07012-5)に発表される。 高速電波バーストは、1千分の1秒ほどの間に起きる電波フラッシュのこと。遠方銀河から届くが、一瞬だけ光ってすぐ消えるため観測が難しく、発見が初報告されたのは2007年。全天で1日1千回以上起きているとされるが、正体やメカニズムは謎に包まれている。 回転が急に変化、高速電波バーストのきっかけか 京大の榎戸輝揚准教授(宇宙物理学)らは2022年10月、約2万光年先にある中性子星の一種「マグネター」に注目。マグネターは、強力な磁場を放つ「宇宙最強の磁石天体」と言われ、数日前から活動が活発になっていた。 X線望遠鏡と天文衛星で集中観測を始めたころ、2日後に高速電波バーストが発生。その前後の星の変化がX線解析で判明した。 マグネターはまず、回転(自転)が急に速くなった。その後、回転が遅くなりながら高速電波バーストを放出。そしてまた回転が速まり、元の自転の速さに戻った。 その間は9時間。マグネターの中心部からのエネルギーが表面に伝わり、宇宙へ放出された様子を捉えたとみられる。計算によると、太陽が5年で放つエネルギーを短時間に放出していた。 榎戸さんは「膨大なエネルギーを放出するマグネターの『地獄の釜』が開くような貴重なタイミングを垣間見た」と話す。最初の自転の変化が、高速電波バーストを引き起こすきっかけになった可能性が高いとみている。 ■初めての「スクープ」 なぜ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル