2024年2月12日 20時29分 沖縄県宜野湾市の国道に知人女性を放置し、車にひかせて殺害したとして、県警は12日、同市の建設作業員、古謝(こじゃ)勝也容疑者(30)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。県警は捜査に支障があるとして、認否は明らかにしていない。 逮捕容疑は、1月27日午前2時5分ごろ、宜野湾市大山1丁目の国道58号で、市内のパート店員玉城まゆみさん(当時58)を引きずって道路中央付近に放置し、走ってきたタクシーにひかせて殺害したというもの。 県警によると、古謝容疑者は市内の飲食店で玉城さんと酒を飲んだ後、タクシーで移動し、現場付近で降車。自力で動けない状態の玉城さんの両手をつかんで引きずり、道路に仰向けに放置したという。 県警には今年1月、玉城さんから計4回、古謝容疑者に関して通報があった。暴力を受けたほか金銭トラブルがあったと訴えていたといい、県警は古謝容疑者に口頭で警告していた。 古謝容疑者は2月1日、別件の脅迫容疑で逮捕されていた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
JR北鯖江駅そばで火災 特急サンダーバード、しらさぎ計36本運休
12日午前11時15分ごろ、福井県鯖江市下河端町の住宅兼作業所から「火が燃え広がった」と119番通報があった。鯖江・丹生消防組合によると、木造一部2階建ての建物が全焼し、約2時間半後に鎮火した。鯖江署によると、80代の男性1人がやけどをして病院に搬送された。意識はあるという。 現場はJR北陸線の北鯖江駅のすぐ北隣。JRの送電線の一部が熱で溶けたとみられるという。 火災の影響で、JR西日本は敦賀―福井間の上下線で運転を見合わせ、午後4時35分現在、上下線で大阪―金沢・七尾間の「サンダーバード」と名古屋・米原―金沢間の「しらさぎ」の特急計36本をほぼ全区間で休止、普通列車計22本も休止。約1万600人に影響が出た。午後5時半に運転を再開した。 現場周辺には焼け焦げた臭いと白い煙が立ち込めた。警察が周囲に規制線を張り、消防隊がホースをのばして消火活動にあたっていた。 近くに住む会社員の男性(25)は外出中に煙が上がっているのを見つけ、午前11時20分ごろに現場を訪れたという。「建物北側から炎が上がり、パチパチという破裂音のような音や、ガラスの割れるような音がしていた。においはしなかった」 男性は十数年前の学生時代に通学で北鯖江駅を使っていたという。平日は通勤・通学で多くの乗客が使うが、週末や祝日の利用客はあまりいないといい、出火元とみられる建物については「人が出入りしているのは見たことがない」と話した。 金沢駅では、運転見合わせを受けて改札前に長い列ができた。 櫛田哲平さん(34)は観光で富山県を訪れ、大阪へ帰る途中だった。明日は仕事のため、「大阪までバスで迂回(うかい)するか、いったん東京まで出て、新幹線で大阪に行くか、どうしようと思っている」と話した。 愛媛県から友人と金沢に観光で訪れていた女性(28)はSNSで火災を知り、駅に来ていた。やはり明日の朝から仕事のため、今日中に帰るために迂回路を探していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
知られざる札幌の地下ツアーに同行 出会ったのは「大きなお風呂」
【動画】知られざる札幌の地下ツアー=日浦統撮影 「知られざる札幌の地下ツアー」 雪まつりの観光客でにぎわう札幌市で、一般公開されていない地下空間を巡る珍しいツアーが催された。197万人が暮らす北の都の地下には、いったい何が潜んでいるのか。「人気ツアー」に同行した。 10日に開かれたツアーで、まず訪れたのはJR札幌駅北口広場の地下。 薄暗い空間に「大きなお風呂」が広がっていた。 深さ6メートル、奥行き33メートル、幅23メートル。正式名称は「都心北融雪槽」で、「風呂」の中は常に40度に保たれている。近くの冷暖房プラントの夜間の熱を利用して、循環水を攪拌(かくはん)させている。 雪の搬入口(投雪口)は四つで、北口広場のバスターミナルにある。バスが運行しない22時から6時にダンプトラックが都心の雪を運んできて、槽内に投げ込む。一晩でトラック280台分(約4千立方メートル)の雪を溶かす能力がある。 札幌市は年間降雪量が5メー… この記事は有料記事です。残り800文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「KYOTOではない京都に出会えた」14カ国230人、交流の船旅
日本を含む14カ国の若者約230人が乗った「世界青年の船」が、京都府舞鶴市に2月1~3日に寄港した。30回以上の歴史で府内に寄港したのは初めて。18~31歳の参加者たちは府北部の各地を訪ねて地域の人たちと交流し、文化や歴史に触れる体験を楽しんだ。 内閣府の青年国際交流事業の一つで、船で共同生活をしながら各地に寄港するのはコロナ禍を経て4年ぶり。かつては主に海外の港に行っていたが、今年度は大型客船「にっぽん丸」で国内各地を巡る旅だ。 日程は1月24日~2月21日で、東京港を発着し、舞鶴市▽兵庫県▽高知県に寄港。日本人約95人と、アジアやアフリカ、中東などの計約135人が参加した。日本人は大学生が多く、外国人は学生のほかに政府系機関の職員らもいた。 船で「京都」を訪れた一行。外国人の参加者がイメージしていた「KYOTO」とは違ったようです。3日間の寄港中、青年たちに同行取材しました。 ■「様々な価値観学びたい」… この記事は有料記事です。残り1161文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Une Miss Japon d’origine ukrainienne ravive les débats sur l’identité nippone
Karolina Shiino (au centre) après avoir remporté le concours de Miss Japon, le 22 janvier 2024, à Tokyo. KAZUYA FURAKU / AP Le renoncement, mercredi 7 février, de Karolina Shiino à son titre de Miss Japon met fin à une polémique lancée sur ses origines étrangères. Critiquée à la suite des […]
木造平屋が全焼、1人の遺体発見、大阪府守口市
2024年2月12日 16時00分 12日午前5時15分ごろ、大阪府守口市八雲西町1丁目の木造平屋建て長屋付近から出火し、計約105平方メートルが全焼した。府警守口署によると、長屋の一室から性別不明の遺体が見つかった。この部屋で1人で暮らす60代の男性と連絡が取れなくなっているといい、署が遺体の身元や出火原因を調べている。 近隣住民から「火の手が上がっている」と110番通報があった。火はこの約2時間半後に消し止められた。現場は大阪メトロ守口駅から北に約1キロ離れた住宅街。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子どもだけが入れる「世界一小さな本屋」 つくった社長の思いとは
前橋市の電気工事会社「ソウワ・ディライト」の敷地には「森」がある。地域に開放されているその空間では、ロバやヤギが暮らし、木々では小鳥が羽を休め、トランポリンがある「空き地」には地域の子どもたちが遊びに来る。 森の片隅には小屋がある。横1メートル、奥行き1・5メートルの「子どもしか入れない」サイズで、微生物や宇宙の絵本など300冊が並ぶ。「子どもが自分で手にとって興味の世界を広げて欲しい」と願いを込めた。名称は「tiny tiny bookstore」。昨年末、「世界一小さな本屋」としてギネス世界記録認定を受けた。 社長の渡辺辰吾さん(47)は「電気の会社だけど、扱うのは照明だけではない。未来や地域を『照らす』ことにも取り組みたい」 前橋市出身。大学卒業まで野… この記事は有料記事です。残り939文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
涙が止まらなかった救命処置 珠洲の消防士が振り返る「苦渋の決断」
能登半島地震から1カ月が経った2月1日、消防士の真脇(まわき)龍さん(30)は倒壊した家屋の前で一人、静かに手を合わせた。救命活動にあたったが、助けられなかった住民の家だった。 石川県珠洲市で生まれ育った。「地元の人を助けたい」と、18歳で消防士になった。3年前に救急救命士の資格も取得した。 2016年に同級生の妻と結婚し、長男(7)、長女(5)、次男(4)と3人の子宝に恵まれた。2023年に、海岸沿いに建てたばかりの家に住んでいた。 1月1日は珠洲消防署に出勤していた。 午後4時すぎ。訓練棟近くで車両を出そうとしていたところ、強い揺れに襲われその場にしゃがみ込んだ。足元のアスファルトが割れ、隆起するのが見えた。 自宅には妻と子どもたちがいた。揺れが続く中、とっさに妻に電話した。 「逃げろ!」 一言だけ伝え、すぐに切った。 「海の色が変だな」。同僚の言葉で、高台にある署から海に目を向けると、普段の深い青色の水面が白く見えた。 庁舎へ戻ると電話がひっきりなしに鳴っていた。「家族が倒壊建物の下敷きになっている」。住民からの救助要請を受け、救急車で急行した。 出動した真脇さんは、翌朝まで休みなく救助や消火活動にあたります。その壮絶な1日で見たものとは。地震から1カ月経ち、葛藤する思いも語ってくれました。 消防士はどんな状況でも「助けたい」 到着した住宅は1階が押しつぶされ、男性が下敷きになっていた。工具を使い、男性をがれきから救い出したが、心肺停止の状態だった。 男性に薬剤を投与すると脈が… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トヨタの豊田章男会長がデモラン披露 「新城ラリー」への応援に感謝
戸村登2024年2月12日 12時59分 愛知県新城市で20年間開催され、昨春閉幕した国内最大級の「新城ラリー」への応援に感謝する催しが11日、同市の桜淵公園で開かれた。2012~17年に6回出場したトヨタ自動車の豊田章男会長らが「デモラン」を披露した。 市と新城ラリー支援委員会が企画した「新城ラリー大感謝祭」。新城ラリーを開催し、3月からは蒲郡市で「JAF全日本ラリー選手権ラリー三河湾」を開くモンテカルロオートスポーツクラブ(MASC)も協力した。(戸村登) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「最後の蘇民祭、楽しんで」 60年、祭り撮り続けた老写真家の執念
岩手県奥州市の黒石寺で17日、最後の「黒石寺蘇民祭」が開かれる。千年以上の歴史があるとされる「奇祭」を約60年間、撮り続けた同市の写真家佐々木稔さん(88)は「寂しい気持ちはあるが、時代が変わったんだ。仕方がない」と話す。 黒石寺蘇民祭は五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願し、これまでは旧暦正月7日の晩から8日の早朝にかけて行われてきた。下帯姿の男たちによる蘇民袋の争奪戦などに、全国から参加者が押し寄せる。 今年は17日午後6~11時に行われ、来年以降は、関係者の高齢化と担い手不足などを理由に、実施されない見通しだ。 佐々木さんは奥州市出身。高校卒業後、写真家として風景や地域の暮らしなどを撮り続け、県内外で受賞歴がある。蘇民祭は1955年ごろから、知人に誘われて撮り始めた。 「当時はまだ地域の祭りで… この記事は有料記事です。残り344文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル