東京都内の精神科病院で制圧を受けた後に死亡した男性の両親が起こした裁判で、東京地裁は8日、両親の請求を棄却した。一方で日本の精神科病院をめぐっては、身体拘束が他国より突出して多い実態を示す国際共同研究論文が1月、英ケンブリッジ大学出版局の国際精神医学雑誌「ビー ジェイ サイク オープン」に掲載された。 研究には、日本の長谷川利夫・杏林大学教授(精神医療)や、米、英、ニュージーランド、豪などの大学の研究者9人が参加。昨春、結果をまとめた。 日、米、独、豪、ニュージーランドなど9カ国の2013~20年の公的データや論文などを使い、各国で身体拘束や保護室への隔離の件数や時間を計算し、比較した。日本のデータは毎年公表される「精神保健福祉資料」などをもとにした。 平均時間、ニュージーランドの「663倍」 論文によると、患者の手足や… この記事は有料記事です。残り680文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Une fuite d’eau radioactive découverte à la centrale nucléaire de Fukushima
Une fuite d’eau radioactive a été découverte mercredi à la centrale nucléaire de Fukushima-Daiichi, dans le nord-est du Japon, mais aucune trace de contamination n’a été détectée en dehors du site, a déclaré l’opérateur Tepco à l’Agence France-Presse (AFP), jeudi 8 février. Cette fuite de 5,5 mètres cubes d’eau – soit environ […]
伊集院静さんも亡くなる前に…文豪に愛された「山の上ホテル」休業へ
池波正太郎、三島由紀夫、山口瞳、田辺聖子……。多くの文豪が「カンヅメ」になり、名作を生み出したホテルが13日から休業する。予約が殺到し、宿泊は連日満室。ホテル内のカフェやレストランなどには、別れを惜しむ人たちが訪れている。 東京都千代田区の「山の上ホテル」。JR御茶ノ水駅から近く、築86年を過ぎた建物は区の「景観まちづくり重要物件」に指定されている。老朽化が進んだことから、昨年10月に休業が公表された。 昨年11月24日に亡くなった直木賞作家の伊集院静さんは、亡くなる少し前まで、山の上ホテルに泊まっていたという。 在りし日の伊集院静さん、三島由紀夫が送った直筆の手紙、池波正太郎が愛した特製天丼。元総支配人をはじめ、ホテル関係者がとっておきの思い出を語っています。 「20年前から都内にいらっ… この記事は有料記事です。残り1356文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府が洋式・水洗の災害用トイレ2300基を導入へ 避難所向けに
吉川喬2024年2月8日 13時00分 能登半島地震を受け、大阪府は7日、避難所向けの組み立て式災害用トイレについて、洋式・水洗タイプを2300基導入すると発表した。現在は非水洗タイプを備蓄しているが、衛生的な水洗タイプへの切り替えを進める。 府は、幕などで仕切って個室スペースを作り、スペース内に便座を備えた災害用トイレを現在1500基備蓄している。だが、非水洗タイプは衛生面を心配する被災者の利用控えにつながりかねず、石川県内の被災地では普段から使い慣れている水洗タイプを求める声が多くあがっているという。 そこで府は、府内の一般避難所2300カ所などで活用するため、水洗タイプの導入方針を決定。まず2024年度に500基を調達する。また、洋式・水洗タイプのトイレを複数備えた「トイレトレーラー」も1台購入する。被災地支援や防災訓練などで使う。府は関連予算計1億8千万円などを盛り込んだ24年度当初予算案を府議会2月定例会に提出する。(吉川喬) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
園のトイレで女児にわいせつ容疑、保育士再逮捕 画像や動画500点
増山祐史2024年2月8日 13時06分 勤務先の認可保育園の園児にわいせつな行為をしたなどとして、警視庁は8日、保育士の長田凪巧(なぐみ)容疑者(27)=東京都足立区保木間1丁目=を不同意性交や児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)などの疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 捜査1課によると、長田容疑者は昨年10月6日午後2時半ごろ、勤務していた東京都墨田区内の認可保育園のトイレ内で女児にわいせつな行為をし、その様子をスマートフォンで撮影した疑いがある。 長田容疑者は別の女児に押し入れ内でわいせつな行為をした疑いで今年1月に逮捕され、1月25日に園を懲戒解雇されていた。長田容疑者のパソコンやスマートフォンからは、幼女らにわいせつな行為をする画像や動画計500点以上が見つかったという。複数の保護者から園児への性被害の相談があり、同課が調べている。(増山祐史) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
敦賀原発1号機の建屋から煙、放射能漏れなし 17年から廃炉作業中
2024年2月8日 9時45分 日本原子力発電は8日、敦賀原発1号機(福井県)のタービン建屋で煙と火花が出たと明らかにした。午前6時すぎに火災報知機が作動し、建屋内の排気ファンから煙が出ているのを従業員が確認した。すでに煙も火花も収まっており、消防が状況を調べている。放射能漏れはなく、けが人もいないという。敦賀原発1号機は2017年から廃炉作業が進められている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
収入安定まで家賃免除も 就労目指す人へ家具付き住居、NPOが提供
生活困窮者を支援する大阪市西成区の認定NPO法人「釜ケ崎支援機構」が、就労をめざす人のために家具付きの住居を割安で提供している。利用者の多くが若者で、安定的に収入を得られるようになるまでの間、物心両面で支える。 支援機構は2020年12月から、布団、テーブル、冷蔵庫、電子レンジ、調理器具などを備えたワンルームタイプの部屋の提供を始めた。西成区内で計22室を支援機構が借り上げ、月3万5千~4万5千円(共益費込み)で利用者に貸し出している。 一般的な賃貸物件のような敷金、礼金といった初期費用や審査は不要で、安定した収入を得られるようになるまでは支援機構が家賃を肩代わりする。 現在の利用者の約6割が20代~30代。自立を目標に、支援機構のスタッフが一緒に就職先を探したり、定期的な面談で生活が乱れないように支えたりする。当初は、コロナ禍で家や仕事を失った人を支えるために全国で募った寄付金などで部屋を借り上げて運営していたが、今は支援機構の財源で運営しているという。22年12月には若者向けのシェアハウスも開設した。 事務局長の小林大悟さん(37)は「単身高齢者向けの住居支援はあっても、若者が利用可能な住居支援は全国的に少ない。持ち出しも多いが、利用者のニーズに合わせて自立をサポートしたい」と話す。(小若理恵) 「支えがなかったら…」 大阪市内の保育所で保育士の… この記事は有料記事です。残り502文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
刑法犯認知件数17%増、2年連続増加 コロナ禍前の水準に近づく
板倉大地2024年2月8日 10時19分 昨年の刑法犯の認知件数は70万3351件となり、前年から17・0%増えた。認知件数が前年を上回るのは、20年ぶりに増加に転じた2022年から2年連続。コロナ禍前の水準に戻りつつあるが、警察庁は「犯罪情勢が悪化に転じたかについては、今後の動向を注視したい」としている。 警察庁が8日、発表した。増加が目立つのは街頭犯罪で、前年比21・0%増の24万3987件になった。内訳では、自転車盗(前年比27・4%増)やオートバイ盗(同25・7%増)が増えた。住居侵入などの侵入犯罪も19・1%増加。特に空き家を狙った窃盗が倍増した。 殺人などの重要犯罪は前年から29・8%増加。不同意性交(同63・8%増)や不同意わいせつ(同29・5%増)、略取誘拐・人身売買(同34・9%増)が目立った。 不同意性交も大幅増 警察庁「相談しやすい環境」 昨年7月、強制性交などの構成要件を改めた改正刑法が施行され、不同意性交などとなった。不同意性交は、昨年7月以降の認知件数が月平均で295件。6月までの平均157件から大幅に増えた。警察庁は「相談しやすい環境整備などが背景にある」と分析する。 略取誘拐・人身売買では、2割が通話・通信アプリを利用した手口だった。こうしたアプリの利用は前年から1・6倍になった。 認知件数とは別に、窃盗などの財産犯による被害額を初めてまとめた。前年比で56・7%増の約2519億円。このうち6割強の約1626億円が詐欺による被害で、前年から85・4%増えた。インターネットを利用した詐欺が増え、1件当たりの被害額が増えたという。(板倉大地) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
前田敦子さんと三島有紀子監督 2人で語り合ったそれぞれの「再生」
東京・八丈島などを舞台にした映画「一月の声に歓(よろこ)びを刻め」が9日から全国公開される。幼少期に受けた性暴力をモチーフに脚本を書いた三島有紀子監督と主人公を演じた俳優の前田敦子さん(32)が「再生」をテーマに語り合った。 性暴力受けた過去からの「再生」 ――三島監督と前田さんにとって、この作品とは。 三島 6歳のときに性暴力を受けていますが、なぜか、自分の肉体が汚れたと感じました。そのとき私は、映画館に通うことで救われました。映画は、人間は誰もが美しい存在で、誰も汚すことはできないんだと教えてくれ、そこから新しい人生が始まりました。 別作品の下見で故郷に行ったとき、性暴力を受けた場所をたまたま見てしまったんです。そのとき、プロデューサーに「ここで性暴力を受けた」と淡々と話せました。あの忌まわしい出来事をモチーフにした作品をつくる時期が、タイミングがついに来たんだと感じました。映画に登場する「(性暴力を受けた経験を持つ)れいこ」が再生してほしいという気持ちでつくりました。 前田 こうした題材の作品に参加することは人生でも一度あるかないか。深い部分で向き合えないと失礼に当たるなと感じ、出演依頼を受けてから1カ月、悩みました。それでも三島監督のパーソナルな部分を描いた作品にかかわれる、これを一生の縁にしたいと思って参加しました。 14歳で止まった自分に追いつくため… ――前田さんはAKB48を「卒業」して、まもなく12年。人生で生まれ変わったという実感は。 前田 アイドルとして過ごした7年で、普通の人が通る過程を経ないまま20歳を過ぎていました。金銭感覚も一瞬ずれて、水道代の払い方もわからず、恋愛もしないまま大人になってしまいました。 だからAKB48を卒業する… この記事は有料記事です。残り1127文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
倒壊ビルに押し潰された家 妻からの誕生日プレゼント見つかる
能登半島地震で、倒壊した7階建てのビルに押し潰された石川県輪島市の自宅兼店舗のがれきの中から7日、腕時計が見つかった。ここで居酒屋を営んでいた男性が、がれきの下で亡くなった妻からもらった誕生日プレゼントで、ずっと捜していた。 「あったよ! 時計!」。7日昼、楠健二さん(55)は、腕時計をがれきの中から見つけると、声を上げ、笑顔を浮かべた。 1月1日の地震発生当時、3階建ての自宅兼店舗に家族5人でいた。妻の由香利さん(当時48)と長女の珠蘭(じゅら)さん(当時19)を失った。 腕時計は、昨年4月の誕生日に由香利さんからサプライズでプレゼントされた。「大人として、ちゃんと時間を守ってね」という言葉とともに。楠さんは「時間を守れなくて、妻に怒られてばかり。それを楽しんでたのかもしれないけど」と懐かしむ。いつもテレビの上に飾り、特別なときだけ身につけていた。 地震後は、前に住んでいた川… この記事は有料記事です。残り448文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 能登半島地震 1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、石川県志賀町で震度7を観測しました。被害状況を伝える最新ニュースや、地震への備えなどの情報をお届けします。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル