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mercredi 15 mai 2024

Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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lundi février 26, 2024

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Mois : février 2024

ニュース 社会
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空自千歳の操縦士が水温2度の川で訓練 厳寒の海上への不時着を想定

26 février 2024
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松本英仁2024年2月26日 19時45分 【動画】 荒天の海に不時着、漂流しても命を守れ 航空自衛隊第2航空団が訓練を公開=松本英仁撮影  航空自衛隊第2航空団(北海道千歳市)は26日、戦闘機などが真冬の海に不時着し、操縦士が漂流したという想定の訓練を公開した。空自千歳基地の同航空団と千歳救難隊から約30人が参加した。  荒れた海に放り出されても、救命胴衣姿で波や寒さから身を守りながら救命ボートで20分間、救助を待つとの想定。訓練は市中心部に近い千歳川で行われた。この日の気温は零下5度、水温は2度だった。救難隊員は、荒天の海を再現しようと、荒波に見立てて川の水をかけたり、ボートを揺すってわざと転覆させたりした。航空団に着任したばかりの若手操縦士に課せられる伝統の訓練という。  訓練に参加した小野聡・3等空尉(26)は「実際に近い環境下の厳しい訓練に対し、絶対に生きて帰ると強い気持ちで臨めた。体力向上に努めていることが生かされた」と話した。(松本英仁) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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共に歩み成長した30年 「究極の演奏空間」に響いた、さよならの音

26 février 2024
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 名古屋・伏見のオフィス街の中心で、多くの音楽家らが演奏してきたクラシック音楽専用ホールの「三井住友海上しらかわホール」が29日、30年の歴史に幕を下ろす。音響のすばらしさから国内外のプロ、アマの演奏家やオーケストラ、合唱団、市民らに愛された。閉館後はホールが入るビルごと売却される見込みだ。  しらかわホールは1994年、住友海上(現三井住友海上火災保険)の創業100年記念事業で、社会貢献活動を担う文化施設として設立された。2013年度までは自主公演も行い、14年度からは貸しホールのみになった。  アマチュアの合唱コンクールから、ピアニストの辻井伸行さんら国内外の一流の演奏家、名古屋フィルハーモニー交響楽団など地元オーケストラまで様々な演奏会を開催。これまで計4397公演を届けてきた。一方、コロナ禍などで公演数が減り、同社は、「経営状況や維持費などを勘案した」として閉館することを22年1月に発表した。  クラシックコンサートの主催やチケット取り扱いを行う音楽事務所「クラシック名古屋」の岩崎幸弘代表は「舞台にオーケストラがのることができ、プロ奏者を招聘(しょうへい)する時にも座席の規模がよい。しらかわホールに代わるものはなく、地域にとって大損失だ」と話す。 目指したのは「究極の音楽演奏空間」  1、2階、サイドバルコニー… この記事は有料記事です。残り765文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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国道で時速94キロ 「ぼっち」を恐れた女子高生が見失ったブレーキ

26 février 2024
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 「やばい! いつか捕まる、ほんとに!」  昨年11月、千葉地裁の裁判員裁判の法廷に、猛スピードで走る車内の映像と音声が流された。大音量の音楽に合わせるようにスピードは上がり、速度計の針は「142」の目盛りに達していた。  被告は、運転をしていた少女(19)。このドライブから2カ月後、千葉県富津市の国道で深夜、時速50キロの制限速度を上回る時速94キロで車を走行させ、ガードレールに衝突。同乗していた10代の男女3人を死亡させたとして、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死)の罪で起訴された。  事故後、現場付近には「速度落せ」の路面標示や複数の矢印標示、カーブを曲がった先の道路の制限速度が時速30キロだと周知する標識などが新設された。だが、失われた命は戻らない。  運転免許証を取ってから、3カ月もたっていなかった。交通違反を重ね、親の車を2台、廃車にしてもなお、ハンドルを握り続けた。  いったい何が、被告を無謀運転に駆り立てたのか――。検察側と弁護側の冒頭陳述、被告人質問のやり取りなどからたどる。 SNSでメッセージ「遊べるなら車を出す」  事件当時、被告は私立高校の3年生だった。勉強についていけず、部活動にも所属していなかった。徐々に学校を休みがちになっていった。 … この記事は有料記事です。残り1852文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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日大アメフト部、新たに6人書類送検 薬物所持疑い、立件は計10人

26 février 2024
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三井新2024年2月26日 17時10分  日本大学アメリカンフットボール部(1月に廃部)の違法薬物事件で、警視庁は26日、いずれも同部の元部員で20代の男性6人を、麻薬特例法違反容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。同部での立件は計10人になった。  捜査関係者によると、6人の内訳は日大の現役学生4人と卒業生2人。6人の送検容疑は昨年2~6月、東京都内で大麻と認識しながら違法薬物を所持したというもの。  日大アメフト部では昨年7月、東京都中野区の寮から乾燥大麻などが見つかった。昨年8月下旬の学内会議では、部員計11人の大麻使用の疑いが報告された。  警視庁が捜査し、3年生部員の男性(21)が麻薬取締法違反罪で昨年8月に起訴され、懲役1年4カ月執行猶予3年の判決を受けた。昨年10月には4年生部員の男性(22)が、昨年11月には3年生部員の男性(21)がそれぞれ麻薬特例法違反容疑で逮捕され、その後に略式命令を受けた。昨年11月にはさらに3年生部員の男性(21)が麻薬特例法違反容疑で書類送検され、その後に不起訴処分になっていた。  薬物問題では大学のガバナンスも問われ、日大現学長の酒井健夫氏は年度末で辞任することが決まった。今年度の経常費補助金(私学助成)は全額が不交付と決まった。(三井新) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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東名あおり4人死傷、東京高裁が懲役18年を支持 被告の控訴棄却

26 février 2024
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 神奈川県大井町の東名高速で2017年、あおり運転でワゴン車を停止させ、大型トラックによる追突で一家4人を死傷させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われた石橋和歩(かずほ)被告(32)=福岡県中間市=に対する差し戻し後の控訴審判決が26日、東京高裁(安東章裁判長)であった。高裁は、懲役18年とした差し戻し後の一審・横浜地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。  この裁判では危険運転致死傷罪の成立の有無が争点となったが、最初の裁判員裁判の公判前整理手続きで裁判官が「成立しない」という見解を示した点が問題視され、高裁の判断で一審がやり直された。被告に対する判決は4度目となる。  判決によると、石橋被告は17年6月5日夜、東名高速パーキングエリアで駐車方法を非難されたことに立腹し、萩山嘉久さん(当時45)、妻の友香さん(当時39)ら家族4人が乗る車を追跡。急加速や減速、車線変更によって萩山さんの車に接近する妨害運転を4回繰り返し、停車を余儀なくさせた。そこに別の大型トラックが追突し、萩山さん夫婦は死亡し、同乗する娘2人がけがをした。 被告側、妨害運転と事故に「因果関係なし」  弁護側は今回の控訴審でも… この記事は有料記事です。残り704文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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災害時のおんぶや抱っこ 抱っこひもなくても、身近なもので安全に

26 février 2024
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東孝司2024年2月26日 12時13分  南海トラフ巨大地震などの大災害時に乳幼児を抱えた親や家族がスムーズに避難できるようにしようと、徳島市は25日、身近なもので、おんぶや抱っこを安定させる方法を学ぶ研修会を市役所で開いた。  地震の後は道路が壊れ、がれきも散乱するため、乳幼児をベビーカーに乗せての避難はしづらくなる。かといって、素手で抱っこやおんぶをするとそれだけで両手がふさがり、非常用の持ち出し品を手にしたり、手で障害物を動かしたりすることが難しくなる。  研修のテーマは「手をふさがず、安全に抱っこやおんぶをする方法」で、地域防災のリーダーとなる防災士ら16人が参加。徳島市の抱っこひも教室「抱っこの木」の中川智子代表(37)から、市販の抱っこひもがない場合に、さらしやストール、リュックやトートバッグなどを使って安全に避難する方法を学んだ。  参加者は「普段からやっておかないと難しい」と言いながら、実際に人形を用いて、抱っこやおんぶを実践。中川さんは「おんぶだと前方や足元が見やすく、両手も使え、いざというときには走れるので、安全に避難できる。低月齢の赤ちゃんや普段おんぶに慣れていない親子には抱っこがお勧め。親と密着していることで、子どもの安心感にもつながる」と話した。(東孝司) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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大谷山で「おおたにさん、グラブありがとう」 四国の中央で愛を叫ぶ

26 février 2024
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堀江泰史2024年2月26日 12時17分  愛媛県四国中央市と香川県観音寺市の県境にある大谷山(標高507メートル)で、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手から贈られたグラブのお礼を言おうという登山が25日、催された。親子連れの小学生ら約40人が参加。四国の中央で「大谷愛」を叫んだ。  参加者は午前9時に登山口近くに集合。雨と山あいに見える霧の中を約40分かけて、初心者向けのコースを歩いた。頂上では大谷選手の顔やグラブの写真を貼ったうちわを手に「おおたにさん、ありがとう。今年も頑張ってー」と米国の方向に向かって声を張り上げた。大谷山は、もともと「おおたにやま」と読むが、大谷選手の活躍を受けて昨年ごろから地元でも「おおたにさん」と呼ばれるようになった。  母と参加した四国中央市立中曽根小1年の宮崎瑞葉さん(7)は「大谷選手のグラブは、野球をしているお父さんのと同じで大きくて重かったです。今日は頑張りました」。同市立松柏小1年の岩井雄靖君(7)は「学校でグラブを使ってキャッチボールした。今日はアメリカに届くように大声を出しました」と話した。  この日の催しは、登山愛好家グループ「四国中央登山ムーブメント」が企画。代表の村上智子さん(47)は大谷山近くにある切山地区で婚活イベントを開いたり、朝市に参加したりして町おこしに関わってきた。催しが地域の活性化になればと思いつき、登山に持って行くリュックは、そのまま防災グッズにもなり、防災意識の高まりにつながればと考えたという。  切山自治会会長の参鍋(さんなべ)修一さん(74)によると、切山地区には約20世帯計約50人が住む。高齢化が進み、参鍋さんは「こうやって若い人たちが応援して来てくれることは、ほんとにありがたいことです」と話す。養鶏場を営み、この日は「大谷サンド」と名付けた手作りの卵サンドを販売し、自らも登山に参加した。(堀江泰史) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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珠洲市の「二重被災」、3千棟超か 全壊相次ぎのしかかる経済的負担

26 février 2024
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 能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市では、昨年5月にも震度6強の地震があり、今回と合わせて「二重被災」となった家屋は3千棟を超えるとみられることが市への取材でわかった。家屋の修理に取り組む中で再び被災したケースもあり、被災者の心理的、経済的な負担は大きい。資金不足から住宅再建をあきらめる人が多ければ、街の復興は遠のく。 昨年5月、市内家屋の半数以上が損壊  珠洲市には約6千世帯、約1万2千人が生活。市によると、昨年5月5日の地震による住宅の被害は、全壊40棟、大規模・中規模半壊・半壊313棟、準半壊と一部損壊3027棟に上り、市内の住宅家屋の半数以上だった。震度6強を観測したのは珠洲市だけで、周辺の市町よりも際立って被害が多かった。  災害救助法に基づく「応急修理制度」の補助を求める申請は574件あり、468件の工事が完了していたという。仮設住宅にいったん移り、自宅の再建をめざす人もいた。  建物にダメージがあったうえに、今年1月1日以降、最大震度5強の大きな地震に繰り返し襲われた。市は、昨年の地震で被害を受けていた建物のほぼすべてが再び打撃を受け、全6千世帯のうち、4割ほどの住宅が全壊したとみている。 再建を考えた矢先に再び  珠洲市正院町川尻の道心象一(どうしんぞういち)さん(89)は、今回の地震で倒壊した自宅を前に、「住み慣れたここに居続けるのが一番いい。でも先のことは何も考えられん」と肩を落とす。  三男、孫との3人暮らし。父親が建てた築約60年の2階建て家屋は、昨年5月の地震で大規模半壊と判定され、自身は仮設住宅に入った。母屋は大きく壊れ、建て直す計画を立てていた。  そんな中、再び大地震に襲わ… この記事は有料記事です。残り1010文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません 能登半島地震 1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、石川県志賀町で震度7を観測しました。被害状況を伝える最新ニュースや、地震への備えなどの情報をお届けします。[もっと見る] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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宝の海が牙をむいた 「船を守る」津波に向かった漁師が見た光景は

26 février 2024
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 豊かな漁業資源で知られる能登半島の漁業がいま、地震の影響で岐路に立たされている。漁師たちは再び漁に出られる日を心待ちにしているが、若い世代が復興後の漁業を担ってくれるのか、不安はつきない。  「今日は少しだけ潮が満ちてきたな」  石川県輪島市の輪島港。漁師の冨島勉さん(55)は、港で少しだけ揺れる底引き網漁船「舷洋丸」を見ながらつぶやいた。 隆起した海底に乗った船  港には約200隻が並ぶ。不自然に傾いている船もあれば、船体が傷だらけになっているものもある。  能登半島地震で海底が隆起し、港の水深が足りなくなった。その影響で漁師たちは、漁に出られない日々が続いている。  「おらの船もぼろぼろだ。船底も(海底に)当たってるし、穴が開いてないといいんだけど」  地震後、舷洋丸は綱が切れて港の反対側まで流れ着いていた。船体は隆起した海底に乗った状態で、傾いていた。  数日後に潮が満ち、仲間の漁師に引っ張ってもらって岸壁につけることができた。以来、朝と夜に船の様子を見るために港に足を運ぶのが日課になった。  輪島港は水揚げが県内随一の港だ。底引き網漁と刺し網漁が中心で、冬場はタラやブリ、ズワイガニなどが水揚げされる。3月中旬ごろまではカニの最盛期で、年間で最も稼げる時期だ。  でも、いつ船を出せるかわからない。夕日が照らす港を見つめながら、冨島さんが言う。  「どうしようもできん。また漁できる日を待つしかない」  宝の海――。70代のベテラン漁師がこう表現する能登の豊かな海が元日、津波となって牙をむいた。 「船を守らないと」無我夢中で沖へ  1度目の揺れで、漁師の米谷崇さん(43)はとっさに輪島港に停泊している漁船のもとへと走った。ここ数年の群発地震で、「揺れたら船のもとへ行く」という習慣がついていた。  「たいしたことない、大丈夫だ」。安心して自宅に戻ろうとしたら、今度は突き上げるような激しい揺れに襲われた。港のコンクリートブロックが浮き上がった。  脳裏をよぎったのは、東日本大震災の津波で多くの漁船が海へ流されていた映像だった。  「船を守らないと」  無我夢中で船に乗り込んだ。だが、船を前へ進めようとしても進まない。港では海水が泥を巻き込んで渦巻いていた。  津波だ。とにかく沖へ、沖へ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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ルッキズムで着なくなったピンク 私の価値を決めるのは 桃果愛さん

26 février 2024
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ルッキズムの向こうへ① プラスサイズモデル・桃果愛さん  外見で人を判断するのは偏見や差別につながる「よくないこと」……のはずなのに、やせていたり、顔が整っていたりという特定の「美」が評価を受ける傾向はなくなりません。平均より大きなサイズを着こなす「プラスサイズモデル」として脚光を浴びる桃果愛さん(37)も、かつて太っているとみられることに苦しみ、自分を押し殺した時期がありました。「ルッキズム」を乗り越えるために見いだした「自分の価値」とは。  ――モデルとしての活動だけでなく、昨年9月にはミラノ・ファッションウィークでショーをプロデュースしました。  パリ・ファッションウィークで出会った方からご縁をいただき、日本のブランドとともにミラノで出展しました。国内の老舗レッグウェアメーカーやランジェリーの製造販売会社と協力してチーム「MOMOKA TOKYO」として多様性を表現するショーを実現しました。  私がプロデュースするショーで、多様性を訴えない手はない。そう考え、日本と現地でプラスサイズモデルのオーディションを開催して、肌の色も国籍も体形もさまざまなモデルを起用しました。スレンダーなモデルもいれば、私より体の大きなモデルもいました。  「みんな美しいから、自信をもって歩いてほしい」  ショーが始まる前、モデルたちにそう伝えて送り出しました。私も「自分をみてほしい」という思いで歩きました。 太っているのは悪いこと?  ――プラスサイズモデルへの視線をどう思いますか。  面と向かって言われたことはありませんが、ネットでは「デブを増産させるな」「不健康な人たちを集めてどうするんだ」など、尊厳を傷つけられるような発言を目にしてきました。  さまざまな体形の人がいるけれど、大きいことはことさら悪く言われます。健康面への懸念もよく言われますが、体形は生まれつきの性質でもあり、薬の副作用で太りやすくなる人もいます。私の事務所にも心を病んだり、病気の治療中だったりといった理由で太っている人もいます。一人ひとりの状況があるのに、「太っている=不健康」「だらけている」などとみられます。それぞれが輝いていいはずなのに、マイナスなイメージは悲しいです。  ――桃果さんは外見にコンプレックスを感じていましたか。 陰で聞こえた声  大学3年の時、うつ病になって1年間休学したことがあります。  看護学科に在籍し、授業や看護実習が多忙だったストレスで、外に出られなくなりました。さらに、うつの薬の副作用で30キロ太ってしまいました。  休んだ後大学に戻れましたが、「あの人、太ってる」「体が大きいね」と影で言われているのが聞こえてきました。周りの人がみなそういう目でみていると思うようになり、人がいるところに行くのが嫌になりました。単位をとるために何とか大学には通いました。でも、好きだったピンクやカラフルな服はやめ、目立たないよう、少しでも引き締まってみえるよう、黒ばかり着ていました。  ――それが変わったのでしょうか。  ふと、自分のクローゼットが… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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