愛知県岩倉市の五条川には多くの橋がかかっている。名古屋市の伊藤正子さん(78)は、60年以上前に父が設計に携わった朱色の橋が目に焼き付いている。 小学6年のとき、桜並木を観賞する橋の設計を役所勤めだった父が任された。設計図に記された字は、活字のように端正だった。自宅の6畳間は、家族でおしゃべりしたり、お菓子を食べたりする憩いの場だった。そこで設計図を机に広げ、はしゃぐ子どもたちに嫌な顔をせず、いつまでも熟考していたのを覚えている。 橋は1年ほどで完成した。しかし、父がその橋から桜を見ることはなかった。 桜の季節を待っていた195… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
遮断機ない踏切、女児が列車にはねられ死亡 犬を追いかけて? 群馬
6日午前9時ごろ、群馬県高崎市吉井町の上信電鉄の踏切で、近くに住む小学4年生渋沢姫星愛(きらら)さん(9)が、下仁田発高崎行きの普通列車(2両編成)にはねられ、全身を強く打って死亡した。 県警高崎署によると、現場は遮断機や警報機がない小規模の踏切で、渋沢さんが踏切内に進入した後、走ってきた列車にはねられたという。列車の乗員や乗客にけがはなかった。 上信電鉄によると、運転士が気づいて警笛を鳴らし、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。運転士は「(女児が)犬を追いかけているようにみえた」とも話しているという。署が事故の原因などを調べている。(杉浦達朗、高橋淳) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ベトナムの戦時下とその後を記録 東京で桑原史成さん写真展
小林正明2024年4月6日 18時30分 「ベトナム戦争の終結から半世紀」と題した写真展が30日まで、東京都千代田区丸の内3丁目の丸の内フォトギャラリーで開かれている。報道写真家の桑原史成さん(87)が撮影した57点を展示。桑原さんは「若い人たちに、こういう戦争があったことを伝えたい」と話す。 水俣病患者や軍事政権下の韓国での民主化運動などを記録し続けた桑原さんが、ベトナム戦争の写真を撮るきっかけは韓国での取材中だった。1965年から韓国はベトナムへ本格的な派兵を始めた。次々にベトナムに渡っていく兵士たちを見て、「避けて通れない道」という思いで自らもベトナムへ取材に行く決意をしたという。 費用を工面してようやく実現した67年以降何度もベトナムに渡り、南ベトナムの首都だったサイゴン(現ホーチミン)を中心に活動した。 桑原さんは戦時下の都市や農村の人たちに目を向けた。戦闘で負傷した市民や、米軍や南ベトナム政府軍と戦う解放戦線の兵士や協力者らも撮影。取材を続ける中で、南ベトナムの支配地域でも郊外の農村では解放戦線をほとんど悪く言わないと気づいた。貧富の差が広がり、役人が腐敗した南ベトナムの現実が、解放戦線への支持につながっている印象を受けたという。 75年にサイゴンが陥落し、南ベトナムは敗北。資本主義から社会主義に体制が変わり、困惑する若者たちの姿もフィルムに収めた。 今回の写真展では、そうした様子を記録した未発表写真も展示している。 写真展は、月~金曜日が午前8時~午後8時、土曜日は午後5時まで。日曜日と祝日は午後5時まで、警備員に声をかければ見ることができる。問い合わせは快晴堂フォトサロン(090・1035・3382)へ。(小林正明) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, la pression s’accentue sur le premier ministre, Fumio Kishida, après scandale financier au sein de son parti
Le premier ministre japonais, Fumio Kishida, lors d’une conférence de presse, à Tokyo, le 28 mars 2024. EUGENE HOSHIKO / VIA REUTERS A la suite de l’annonce, le 4 avril, par la commission éthique du Parti libéral-démocrat (PLD) des mesures disciplinaires visant 39 de ses membres (allant de la suspension au […]
台湾支援へ楽天が募金 善意に宋家豪「助けていただき、ありがとう」
最大震度6強の強い地震に襲われた台湾を支援するため、東北楽天ゴールデンイーグルスは6日、仙台市の楽天モバイルパーク宮城であったソフトバンク戦の試合前に募金活動を行った。今江敏晃監督のほか、台湾出身の宋家豪ら9選手が参加し、約1050人から募金額は51万6618円に上った。 宋選手は募金箱を抱え、募金をしてくれた一人ひとりに感謝の思いを伝えた。「台湾が地震で苦しい時に日本の人々に助けていただいて、本当にありがとうございます」 15分ほどで多くの善意が寄せられ、宋選手はこらえていたものを抑えられなかった。「自分1人ではできないことなので、皆さんの助け合いで台湾のために募金していただいて本当に感動しました。自分ができることを精いっぱいして、早く台湾が回復できるように祈っています」と話した。 チームは東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県を本拠とする。今江監督は「震災に関して、我々イーグルスは先頭に立ってやっていかないといけないと思うし、少しでも力になれるならと、(試合前でも募金活動に)参加しようと思っています」と語った。(笠井正基) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女児が上信電鉄にはねられて死亡 群馬県高崎市の遮断機のない踏切
6日午前9時ごろ、群馬県高崎市吉井町の上信電気鉄道の踏切で、「列車と歩行者の人身事故があった。歩行者は9歳ぐらいの女の子」と、上信電鉄から119番通報があった。女児は踏切内で下仁田発―高崎行きの普通列車(2両編成)にはねられたとみられ、現場で死亡が確認された。 県警高崎署によると、現場は遮断機や警報機がない小規模の踏切で、女児ははねられる直前、踏切内に立っていたという。列車の乗員や乗客にけがはなかった。署が女児の身元や事故の原因などを調べている。(杉浦達朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
珠洲の湯宿、再開に込めた思い 気づいた「あたり前のことじゃない」
能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市。避難者やボランティアらを受け入れてきた湯宿が、6日から営業を再開した。周りは被災した人たちばかり。宿のあり方もこれまで通りとはいかない。その中で、「リスタート」に込めた思いとは――。 能登半島を北上し、珠洲市上戸町の集落を抜けると、木々の合間から瓦屋根の建物が現れる。 「湯宿 さか本」。客室には、テレビも電話も、冷暖房もない。「いたらない、つくせない宿」と称す。 吹きさらしの洗面所の先は、もみじ林。鳥のさえずりや虫の音、水がわき出る音が聞こえてくる。 坂本菜の花さん(24)は、両親と共にこの宿を営んでいる。もともと祖父母が湯治場を開いていた場所。父の新一郎さんが1989年から始めた宿を引き継いだ。 菜の花さんは珠洲市の小学校に通い、小学6年で和歌山県へ転居。中学の修学旅行で沖縄を訪れたことをきっかけに、15歳から3年間、沖縄のフリースクールに通った。卒業後、地元に戻ってきた。 年末年始は、宿で常連客や友人と過ごすのが恒例行事。今年は東京や九州などから20人近くが宿に集まった。夕食の準備をしていたとき、地震が起きた。 最初の震度5強の揺れでは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Les Philippines, les Etats-Unis, le Japon et l’Australie s’apprêtent à lancer des exercices navals conjoints en mer de Chine méridionale
Des appareils américains V-22 Osprey survolent le navire australien « HMAS Canberra » lors d’un exercice conjoint entre les troupes australiennes et philippines sur une base navale dans la province de Zambales (Philippines), le 25 août 2023. TED ALJIBE / AFP Les Philippines vont organiser, dimanche 7 avril, des exercices navals conjoints avec les Etats-Unis, […]
義務教育は無償なのに?制服、ワーク…膨大な金額の「隠れ教育費」
4月に新学期を迎え、制服やランドセル、ノートなどを買いそろえた保護者も多いのではないでしょうか。子どもが小中学校に入学すると、必要なものは多岐にわたります。 でも、本当に納得して購入しましたか。他の学校と比べて、負担が大きいと感じていませんか。 そうした学校にまつわる保護者負担を「隠れ教育費」と呼び、見直しの必要性を訴える活動をする人たちがいます。 埼玉県の小中学校に勤めてきた柳澤靖明さん(42)は、事務職員として働き始めて間もない20代のころ、1人の小学生に年間で給食費4万円、教材費で1万~2万円の保護者負担があることに、「こんなにお金がかかるんだ」と驚いた。 ある家庭では、夫婦で年収が計100万円に届かず子どもを2人育てていた。所得が一定水準に満たない家庭には就学援助制度もあるが、厳しいなと感じたという。 給食費の滞納が続く家庭に就学援助を勧めたら、年収が援助を受けられる基準を2万~3万円上回っていて援助を受けられなかったことも。 憲法26条には「義務教育は、これを無償とする」とある。家庭の経済状況に左右されず、全ての子どもが教育を受けられるようにするためだ。にもかかわらず、文部科学省の「子供の学習費調査」を元にした試算では、公立小6年間では約63万円、公立中3年間では約51万円の保護者負担が発生する。 買った教材が本当に役に立ったのか。別の教材でも代替できたのではないか。方法や使う頻度を教員らと振り返り、見直すようになった。その結果、ある中学校では、年間1万5千円の保護者負担を減らせた。 柳澤さんは「学校のお金の管理を担うのは主に事務職員。変えるきっかけを与えられる、大事な役割があると思う」と話す。 そうした経験をもとに全国で講演や研修をしていたところ、10年ほど前に千葉工業大准教授で教育行政学が専門の福嶋尚子さん(42)と出会った。 仕事や研究を通じて得られた知見や、互いにそれぞれの家庭で子育てをする親として日々感じてきたことを共有するようになった。 2019年に、初の共著「隠れ教育費」(太郎次郎社エディタス)を出版。22年には、沖縄県の公立小中学校で事務職員をしている上間啓史(うえまひろふみ)さん(38)が加わり、「『隠れ教育費』研究室」という公式サイトもオープンさせた。 「研究室」という場所があるわけではなく、個人での活動が多いが、サイトのコラムや連載を目にした全国各地の人から、講演や取材の依頼がひっきりなしに届く。 上間さんは事務職員として、今年度、小学校のカスタネットを公費で買って音楽室に置くことにした。上間さん自身も子どものときは個人で買ったが、授業で使う期間は短い。学校で共有すれば次の学年の子も使えるため、教員らと相談して決めたという。 教員の教材を選ぶ裁量を生かし、教育内容の画一化を防ぐためにも、「無償化や安価なものを買うことが全てではない」と3人は話す。 ただ、「疑問や違和感を、教職員や保護者らで対話してみてほしい」。「研究室」の活動が、「経済的な理由で授業に必要なものがそろえられない、好きな部活動に入れない子どもたちの希望になれば」と話している。(大坪実佳子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
唐沢寿明、山口智子夫妻も駆け抜ける 熊本でクラシックカーラリー
全国から集まったクラシックカーが熊本市から阿蘇をめぐる「GO!GO!ラリーin熊本」が6日、初開催された。 震災の被災地を励まそうと俳優の唐沢寿明さんが発起人となって企画した。これまで東北で3回開催されている。 熊本市中央区の花畑広場には6日朝、50年以上前に製造された106台がずらりと並んだ。唐沢さんにクラシックカーの魅力を教えた堺正章さんも参加した。 開会式で唐沢さんは「熊本の方々に勇気と笑顔を届けましょう」とあいさつ。その後、集まったクルマは阿蘇に向けて出発していった。唐沢さんの愛車・ポルシェ356スピードスターの助手席に乗った妻の山口智子さんは道中の風景を動画撮影しユーチューブで公開する。(森北喜久馬) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル