プラスチック製レジ袋の有料化が1日、すべての小売店に義務づけられた。マイバッグの普及とプラスチックごみの削減につなげるねらいだ。これまで無料配布を続けてきたコンビニ大手3社でも、全国の店で有料販売が始まった。
「6月30日をもちましてレジ袋の無料配布は終了しました」。東京都港区のセブン―イレブンの店では、レジの脇に有料化を伝える貼り紙があった。従業員は買い物客一人ひとりに、「レジ袋は有料になりますが、いかがいたしましょうか」と声をかけていた。
セブンでは、大・中・小・弁当用の袋は1枚3円(税抜き)、特大は5円で販売する。午前9時半ごろから来店した50人をみると、レジ袋を買ったのは22人。5割超にあたる28人はそのまま持ち帰るか、持参した袋に入れていた。
飲み物などを買った近所の男性(73)はマイバッグを持参して自ら詰めていた。「毎日来ており、レジ袋のお金がもったいないので持ってきた」と話した。
弁当とともに袋を買った男性(…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル