気象庁は2日(木)、向こう1か月(7/4~8/3)の天候の見通しを発表した。全国的に暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は高い見込み。一方で、前線や湿った空気の影響を受けやすい北日本は、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。
1週目(7/4~7/10)
北・東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨が多い見込み。沖縄・奄美は平年と同様に、晴れの日が多くなりそうだ。 気温は、全国的に高温傾向が見込まれる。中でも、北日本、北陸、関東甲信、沖縄は8日(水)頃から、東海と奄美は10日(金)頃から5日間ほどは、気温がかなり高くなるとして、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。また、急激な気温上昇の際は熱中症にかかりやすくなるため、健康管理に十分注意するよう心がけたい。
2週目(7/11~7/17)
全国的に気温の高い状態が続く見通し。北日本は前線や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。一方、東日本の太平洋側や西日本は、前線や湿った空気の影響を受けにくい予想で、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見通し。地方によっては、平年より早い梅雨明けとなる可能性がある。
3~4週目(7/18~7/31)
西日本、沖縄・奄美を中心に太平洋高気圧の張り出しが強まるため、全国的に気温の高い状態が続く見通し。また、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。 【参考:平年の梅雨明け】
奄美 6月29日ごろ
九州南部 7月14日ごろ
九州北部 7月19日ごろ
四国 7月18日ごろ
中国、近畿、東海、関東甲信 7月21日ごろ
北陸 7月24日ごろ
東北南部 7月25日ごろ
東北北部 7月28日ごろ
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース