きょう(水)午前6時30分過ぎに長野県、岐阜県の一部に大雨特別警報が発表されました。
九州に甚大な被害をもたらした梅雨前線による活発な雨雲は、きょう近畿や東海へと広がっています。今夜にはまた九州でも雨が降りだすため、きょうは九州から東北にかけて広い範囲で大雨に厳重な警戒が必要です。 午前7時30分現在、九州や中国、四国地方では雨の止んでいる所も多く日中は小康状態となりそうです。一方で、この後は近畿や北陸、東海、甲信地方を中心に活発な雨雲が流れ込み続ける予想となっています。雷をともなった非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
また、九州などこれまでに記録的な大雨となっている地域では引き続き土砂災害や洪水の危険度が高く、昼過ぎからは所々で雨も振りだしてきそうです。既に地盤が緩んでいたり、増水している河川がありますので、少しの雨でも大きな災害につながるおそれがあります。
まだ大雨特別警報の発表されていない地域でも特別警報が発表されてからでは避難が難しい場合があります。自治体などからの情報も確認しながら、可能な限り早いタイミングでの避難が必要です。 あす(木)にかけてもこの雨は続く予想で、あすは再び九州南部で非常に激しい雨となるおそれがあります。これまでの経験にとらわれず、命を守る最善の行動をお願いします。 (気象予報士・池田沙耶香)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース