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河野防衛大臣は、海上自衛隊の南鳥島基地を初めて視察しました。海洋進出を強める中国を念頭に、島しょ防衛の重要性について強調しました。 南鳥島は周囲約6キロの小さなサンゴ礁の島で、東京から1900キロ以上離れた日本の最東端です。最高気温の一年間の平均が31度もある亜熱帯気候です。島には海上自衛隊員12人と気象庁、国土交通省の職員合わせて約20人が生活しています。
河野防衛大臣:「中国の艦艇、飛行機が太平洋に活発に進出してくるなかで、やはり太平洋の防衛安全保障というのを真剣に考えていかなければいけないと思っています」
さらに河野大臣は南鳥島について「周辺にはレアアースなどの資源がある可能性もあり、日本の権益を守るための重要な拠点だ」と強調しました。河野大臣はこの島で太平洋戦争の空襲などに巻き込まれ亡くなった民間人19人と旧日本軍の兵士191人の慰霊碑を訪れ、花束を捧げました。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース