CBCテレビ
東海地方は14日にかけて雷を伴い、非常に激しい雨の降る所がある見込みで、気象台が土砂災害に警戒を呼び掛けています。 岐阜県下呂市萩原では、今月に入ってからの雨量が、1000ミリを超え、7月の平年雨量の2・5倍になるなど東海地方は各地で大雨になり、川の氾濫や土砂崩れなどが相次ぎました。 この雨で、浸水被害にあった下呂市小坂町では、13日も住民らが水に浸かった畳などを片付ける姿が見られ、広場には「災害廃棄物」がうずたかく積まれていました。 また、高山市滝町では土砂が川を越えて反対側の住宅3棟に流入。古田知事が13日、復旧に向けた取り組みを確認しました。完全復旧は来年末だということです。 前線や低気圧の影響で、14日にかけても東海地方は大気の状態が非常に不安定になり局地的に雷を伴い、非常に激しい雨が降る恐れがあります。 14日夕方までに降る雨の量はいずれも多い所で、愛知県で180ミリ、岐阜県で250ミリ、三重県で120ミリの見込みです。 これまでの雨で、地盤が緩んでいる所があり、すでに愛知県尾張東部と、西三河北西部、岐阜県中濃と、飛騨北部に大雨警報が発表されています。気象台は土砂災害などに警戒を呼び掛けています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース