梅雨前線は、木曜日には日本の南へ離れる見込み。ただ、金曜日から週末にかけては次第に北上。西日本・東日本は、再び雨の強まる所がありそう。
あす 雨の降り方は落ち着く それでも災害に警戒を
あす15日(水)、低気圧が日本海をゆっくりと東進。この影響で、「山陰、北陸、東北日本海側」は断続的に雨が降りそうです。また「東北太平洋側」は、海から湿った空気が流れ込み、沿岸部を中心に雨が続くでしょう。
九州や四国、山陽、近畿、東海、関東にかけても雲が多く、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。
あすは、これまでに比べると雨の範囲は狭く、滝のような降り方になる所もない見込みです。ただ、度重なる大雨の爪痕は大きく、今後、たとえ少しの雨でも新たに災害が発生する危険性があります。引き続き、身の安全を第一に考え、慎重な行動を心がけてください。
あさって以降の天気
あさって16日(木)は梅雨前線がいったん南へ。日中は、雨がほとんどやんで、日の差す所が多くなるでしょう。17日(金)になると梅雨前線がやや北上。九州から関東にかけて、太平洋側の沿岸部を中心に雨となり、雨脚の強まる所もあるでしょう。18日(土)から19日(日)にかけて、梅雨前線はさらに北上することが予想されています。この前線に向かうように、南から暖かく湿った空気が流れ込み、九州から関東周辺にかけて、あちらこちらで雨雲が発達するでしょう。なお、前線の位置によって、特に雨の降りやすい地域や、雨の降り方が変わってきますので、今度も最新の情報に注意が必要です。tenki.jpでもこまめに情報を更新していきますので、参考になさってください。
日本気象協会 本社 戸田 よしか
Source : 国内 – Yahoo!ニュース