河野太郎外相は3日、イランのザリフ外相と電話会談し、同国の低濃縮ウラン貯蔵量が核合意で定められた上限を超えたことについて懸念を伝え、合意順守を強く要請した。
イランは、核合意の一部履行停止について正当性を主張しており、ザリフ氏はこうした立場を説明したとみられる。河野氏は、イランによる米軍無人偵察機の撃墜などを踏まえ、緊張緩和に向けた努力を促したもようだ。外務省によると、会談は35分間だった。
安倍晋三首相は米イランの対立が高まった6月中旬にイランを訪問。ロウハニ大統領との会談で、核合意の順守を求めたばかりだった。
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