戦後75年となる全国戦没者追悼式が終戦の日の15日、東京都千代田区の日本武道館で開かれる。新型コロナウイルスの流行を理由に20府県の遺族が欠席を決めており、遺族や来賓などの参列者は昭和38年の式典開始以来最少の約530人となる見込み。 厚生労働省によると、14日時点で、遺族や付き添いの計331人が参列予定。天皇、皇后両陛下が臨席されるほか、安倍晋三首相や衆参両院議長ら約200人が参列する。厚労省は、参列できない人向けに動画投稿サイト「ユーチューブ」の同省公式チャンネルを通じ、初めてインターネット中継を実施する。 会場では新型コロナ対策として、参列者にマスクの着用や手指消毒、事前の検温を要請。座席の間隔を確保し、国歌斉唱は行わず、奏楽のみとする。感染症の専門家を配置し、館内の消毒や換気を徹底する。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース