「佐野厄よけ大師で新しい年の厄よけ、方位よけを。関東の三大師、佐野厄よけ大師」
年末になると、テレビから流れてくるなじみのCM。このフレーズを耳にすると、年の瀬を感じた。栃木県になじみはなかったが、佐野は何となく身近な存在だった。
拡大する正月三が日に約30万人の初詣客が訪れる佐野厄よけ大師・惣宗寺(2004年3月17日午前9時54分、栃木県佐野市金井上町、佐野市提供)
4月に足利支局に赴任して以来、この寺が気になった。由来を調べてみると、思ってもみなかった長い歴史が浮かび上がってきた。
「佐野厄よけ大師」の正式名称…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル