宮崎港(宮崎市)で捨て猫が絶えない。病気や事故で死ぬ例も相次ぎ、宮崎市に拠点を置く市民団体「宮崎ねこの会」が「もう捨てないで」と呼びかけている。不定期に餌を与える人もいて、周辺にはゴミや糞(ふん)が散乱。同会は初めての一斉清掃に取り組んだ。
宮崎港の東地区埠頭(ふとう)に広がる緑地帯(広さ15・8ヘクタール)。人が近づくと、林の中から野良猫たちがニャーニャーと鳴きながら姿を見せる。「餌をもらえると思ってるんです」と会代表の山本清美さん(52)。
山本さんたちは昨年2月、緑地帯に暮らす猫たちを「地域猫」として登録し、これまでに201匹の不妊・去勢手術を済ませた。
だが、手術をしていない猫が後…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル