考古学って、どんな学問? 遺跡は全国にいくつあるの? そんな子どもたちの質問に答えてくれるWEBサイト「全国子ども考古学教室」(https://kids-kouko.com/)ができた。ありそうでなかった入門ガイドに、子どもたちはもちろん、大人の歴史ファンからも歓迎の声が聞こえてきそうだ。
拡大する「全国子ども考古学教室」のサイトトップページの一部。「遺跡学び隊」のメンバーも紹介している
製作・運営は、弥生集落跡として有名な妻木晩田(むきばんだ)遺跡(鳥取県)の普及活動に取り組んできたNPO法人「むきばんた応援団」。発足20周年事業として全国の専門家の協力を仰ぎ、3年がかりで立ち上げた。
歴史を学び始める小学6年生を主な対象に、考古学の基礎知識に加え、47都道府県を代表する遺跡670カ所や特徴的な出土品を紹介する。執筆はみなプロの考古学者で、小学校の先生がわかりやすい文章に仕上げた。
「遺跡は46万カ所あるという…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル