実業家の堀江貴文さんらが起業した北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ(IST)」は、自社のロケットを使って、紙飛行機を宇宙空間で飛ばすミッションに再び挑戦すると発表した。宇宙空間での放出だけでなく、紙飛行機への超小型カメラの搭載や遠隔操縦にも挑むという。
宇宙空間から紙飛行機を飛ばすミッションは昨年7月、同社の小型ロケット「MOMO4号機」で挑戦したが、通信機器の異常のため高度13キロ付近でロケットが緊急停止し、未達成となっていた。
拡大する昨年7月に打ち上げられた「MOMO4号機」に搭載されたのと同じタイプの紙飛行機=2019年7月4日、北海道大樹町
プロジェクトの発案者は、紙飛行機の室内滞空時間の世界記録保持者で、折り紙ヒコーキ協会会長の戸田拓夫さん(64)。今回も戸田さんが社長を務める広島県の精密鋳造部品製造会社「キャステム」との共同事業として行う。
計画によると、2021~22…
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル