岐阜市のマンションから中学3年の男子生徒が転落死した問題で、担任の教師がいじめを認識しながらも「子供たちの悪ふざけ」と判断し、対応していなかったことがわかりました。
岐阜市の中学3年の男子生徒(14)は7月3日、マンションの駐車場で倒れているのが見つかり、その後死亡しました。飛び降り自殺を図ったとみられます。
市の教育委員会によりますと、担任の男性教師(30代)は、今年5月末に女子生徒からの指摘で、同級生2人が男子生徒をいじめていることを認識していたということです。
その後男性教師は、男子生徒らから聞き取りをしましたが、「子どもたちの悪ふざけで、問題は解決した」と判断し、対応していませんでした。
男子生徒は1年生と2年生時に、「暴言を吐かれた」などと学校のアンケートで被害を訴えていましたが、進級後の担任には引き継がれておらず、学校側の対応の問題点が指摘されています。
東海テレビ
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