第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)にアマチュア代表として出場した東京大2年、天野倉(あまのくら)優臣(ゆうと)さん(19)が30日、東京都渋谷区で行われた1次予選3回戦で佐藤秀司八段(53)に89手で勝った。1回戦からプロに3連勝したが、その後の1次予選決勝で阿部健治郎七段(31)に116手で敗れ、2次予選進出はならなかった。
東大将棋部の部長を務めている天野倉さんは、昨年、学生の全国大会で優勝した実績を評価されてアマチュア代表に選ばれた。「全体的に自分らしい将棋が指せたのが良かった。一局一局楽しもうと思って指したのが良かった」と話した。
朝日杯では、過去2人のアマチュアが2次予選に進出している。(村瀬信也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル